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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2006年 04月 14日 ( 1 )

『聖闘士星矢』が男の子の集団アクション・ドラマならば、女の子版はもちろん『セーラームーン』。
長期にわたって人気が持続していることや、数々の亜流作品を生み出したことなど、この二つの作品には共通点が多いと思う。
一見異なっていそうだけれど、実は付いたファンの質にも共通項がありそうだけれども(苦笑)。

  × × × × e0033570_11414811.jpg
うさぎ達セーラー戦士の前に現れた異星人のフィオレ。彼は幼い頃の衛の友人で、約束の花を届けに来たという。しかし彼は、弱い心の持ち主に寄生するという悪魔の花キセニアンに操られていた。衛を孤独にした地球人類に憎悪を抱き、滅ぼそうとするフィオレには、衛の説得も届かない。また衛を騙しているとして、うさぎに対して激しい敵意を燃やすのだった。そんなうさぎを庇って倒れた衛はフィオレに連れ去られてしまう。その頃キセニアンの本体である小惑星は、地球人のエナジーを奪い尽くそうと刻一刻と地球へと向かっていた。セーラームーンたちは、衛を無事に助け出し、地球を救うことが出来るのか?!

タイトルは第2シリーズの『R』になっているが、『美少女戦士セーラームーン』の映画化第一弾。僕はこの作品で初めて『セーラームーン』を見たのだが、初心者の目から見ても各キャラクターが立っていたので、すんなりと物語世界へ入り込むことが出来た。
孤独の中で唯一心を通わせた存在だった衛を己がものにしようとするフィオレは、衛とうさぎの結びつきに喪失感を覚え、且つセーラー戦士達の友情に嫉妬する。しかし彼女達も実はそれぞれ孤独な過去を持ち、それがうさぎと出会うことによって孤立感、疎外感から救われたことを知った彼もまたうさぎに救われるという物語は<東映まんがまつり>の枠内としてはハイ・レベル。
それも、決して理屈ドラマにはなっておらず丁寧な演出でじっくり描く一方で、スピーディーに展開される妖魔との戦い、クライマックスの小惑星突入の緊迫感等々、アクション・ドラマとしても見応え充分の快作で、最近久々に見なおしてみたのだが、未だに色褪せない立派な映画作品として完成していた。
  × × × ×

というのが2年前に見た時の感想(「しねま宝島」より)。
その後も『セーラームーン』という作品に対する知識はさして増えていないのだけれども、何度も見ているせいか、前よりも面白く感じられるようになった。クライマックスでは思わず涙ぐむ・・・とまでは行かないけれど、それでもジーンときたのは確か。
リアルタイムで見ていたら、『セーラームーン』にハマっちゃったのかも知れないなぁ。
by odin2099 | 2006-04-14 23:08 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(4)
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