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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2006年 04月 15日 ( 1 )

カラーワイド画面で描かれる初めての東宝怪獣映画。
これまでよりお金を掛けてるなぁと言うことが如実に窺われる華やかな作品で、小泉博、志村喬と並んでフランキー堺や上原謙、それにザ・ピーナッツがメインというキャスティングにも現れている。なにせ佐原健二や平田昭彦らがホンのチョイ役なのだから。
憎々しさの中に、どこか愛嬌のある悪役を演じたジェリー伊藤が出色。

『空の大怪獣ラドン』以上に緻密なミニチュアワークも見所で、渋谷駅周辺や東京タワーなどの描写も緻密である。
難を言えば、ニューヨークを模したニューカークという大都会に舞台が移ると、ロケーションが出来ない等の理由から全てミニチュア処理になってしまった為に、せっかくのクライマックスがチャチに感じられてしまうことか。
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ただし、何度か見ているけれども自分にはどうしても好きになれない作品でもある。
人間側に明確な悪人を設定しているが故に、怪獣側へ感情移入出来ないこともあるし、この作品をファンタジーとして捉えることはどうしても出来なかった。キャラクター描写も含めて、作品のテンポ、タッチその全てが自分には合わないようで、怪獣映画ファンとしては非常に残念でもある。
by odin2099 | 2006-04-15 21:41 |  映画感想<マ行> | Trackback(3) | Comments(2)
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