【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2006年 05月 29日 ( 2 )

ゴヤの描いた「裸のマハ」のモデルは一体誰なのか? 
そしてモデルとされていたアルバ公爵夫人の不可解な死は、はたして自殺か、それとも他殺なのか?
19世紀のスペインを舞台にしたミステリー仕立ての作品で、脚本・監督はビガス・ルナ。日本では2002年になってから公開された。

e0033570_11253534.jpgスペインの宮廷画家のゴヤ、ゴヤと愛人関係にあった社交界の華アルバ公爵夫人、公爵夫人のもう一人の愛人ゴドイ宰相、そのゴドイ宰相が政略結婚した相手であるチンチョン伯爵夫人、それにゴドイのもう一人の愛人ペピータ、そしてゴドイは更に公爵夫人と対立する王妃とも関係を持ち・・・という具合に複雑な人間関係が描く色模様は、多少なりとも世界史や美術史の知識がないと辛い面もあるが、何となく見ているだけでも画面の美しさには惹き込まれてしまう。
ミステリーとして見るならば、謎解きの部分が曖昧にぼかされすぎているが、観客一人一人の中にはその人なりの答えが用意されているものと思われる。

なお、日本ではペピータを演じたペネロペ・クルスの主演扱いだが、実際の主演はアルバ公爵夫人を演じたアイタナ・サンチェス=ギヨン
またペネロペ・クルスのヌード・シーンに期待している向きもあるかと思うが、露出はかなり抑え気味なのでエロティックさは殆ど感じられない。そうはいっても、本作のペネロペ・クルスはかなり妖艶ではあるのだが。
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by odin2099 | 2006-05-29 23:45 |  映画感想<ハ行> | Trackback(3) | Comments(0)
e0033570_2374811.jpg<東映まんがまつり>で上映された『聖闘士星矢』劇場版の第2弾です。
たまたま前作を観て『星矢』に興味を持った、ということは以前にも書きましたけれども、実際にTVシリーズを観だし、原作コミックも揃えて読んで、となったのはこの作品以降のことです。
その割にシリーズが完結してからは、自分の中では「過去の作品」という扱いになりつつあったのですが、昨今の再ブームの兆しを受けて、またまた関心が戻ってきました(笑)。

以下、「しねま宝島」から公開当時の思い出を含めて抜粋で転載しますが、あの頃のファン層は凄まじいものがありましたね、『キャプテン翼』然り。
この『星矢』の亜流作品(ですよね、ハッキリ言って)の『鎧伝サムライトルーパーズ』や『天空戦記シュラト』も含めて、キャラクターのみならず演じた声優さんへのミーハーな熱狂振りは色々話題になりましたけれど、今のファンは当時に比べるとどうなんでしょうか? やはり少なからず排他的なファンは存在するんでしょうかね。

   ×  ×  ×  ×
『聖闘士星矢』はギリシャ神話をモチーフとしているが、この番外編では北欧神話をとりあげ、サンクチュアリのアテナの<聖闘士>(セイント)に対抗する、アスガルドの<神闘士>(ゴッドウォーリアー)を登場させている。ファンからの評判が良かったのか、或いはスタッフがこの設定を気に入ったのか、後にテレビシリーズが原作に追いついてしまった時に、つなぎとしてこれを再構成したオリジナルの<アスガルド編>を生み出すことにもなった。

e0033570_225093.jpg瞬のピンチに現れる一輝、皆の友情の小宇宙(コスモ)によって黄金聖衣をまとう星矢、という展開は劇場作品全てにパターン化されて用いられているが、各キャラクターに見せ場が用意され、ファンには堪えられないものとなっている。女子中高校生の歓声で包まれた<東映まんがまつり>上映館は異様な光景ではあるが、内容的には原作やテレビを知らなくてもそれなりに楽しめる作りではある。

アバン・タイトルから流れる混声合唱を用いた横山菁児の重厚な音楽も、劇場作品ならではの荘厳さを醸し出している。

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by odin2099 | 2006-05-29 06:15 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(2)

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