【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2006年 06月 19日 ( 1 )

『サイレント・メビウス』と2本立てで公開された、”角川書店の長いCM”の一本。「これ観て気に入ったら、本を買ってくれよ」という訳だ。
・・・と当時は思っていたのですがね(苦笑)。15年も経ってから観直すと、なかなか新鮮であります。
(他にも色々ありましたね、『宇宙皇子』とか『風の大陸』とか『ファイブスター物語』とか、中途半端な映画化=”長いCM”が)
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元々作画は綺麗だし、音楽も良く、原作にも忠実で非常に良く出来た作品ではあるなぁと思っていたのですが、如何せん原作小説の一巻目だけを切り取って「ハイ、おしまい」では、あまりに失礼だと感じていたのですよ、原作ファンとしては。面白いお話だし見応えも充分ですが、それはあくまで原作の良さだろうと。

結果的にヒットして続編が作られたから良かったようなものの、普通ならOVA用の企画でしょう。最初からシリーズ全部の映像化を目指し、そのプロモーションの一環として映画を作ったという、同じ田中芳樹原作の『銀河英雄伝説』とは立ち位置が違うのです。

e0033570_11163082.jpgでもシリーズが長いお休みに入っているうちに、出版社は変わっちゃうわ、映画のパート2の後でOVAで続きが作られたものの、クオリティがドンドン低下して行ってるわ、とあっては、この一作目がとてつもない傑作として懐かしく思い起こされるワケです。
原作は再開されましたが、もうアニメとしての続編も望めないでしょうなぁ。他にカセットブック(CD化もされていたっけ)も出てましたが、あれも結局途中で終っちゃったし。
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by odin2099 | 2006-06-19 06:04 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(4)
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