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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2006年 07月 08日 ( 2 )

e0033570_192671.jpg宮部みゆきのベストセラー小説を、ワーナー・ブラザースとフジテレビが組んで映画化した作品で、今日から公開です。
アニメ製作はGONZO。初日に観るつもりなんか更々なかったんですが(笑)、たまたま時間が空いたのと、この機会を逃すと当分観に行けそうもなかったので行ってきました。

原作については既に色々書いてますけれど、あれだけ長大な原作をどうやって2時間弱でまとめてるのかが見物だなぁと思っていたら、本当にあっさりとまとめてありました。
ということは小説の方もこれぐらいで、とは言いませんが、今の半分くらいでもまとめられそうですね(苦笑)。原作を読んでいると、「あのシーンがない」「このキャラクターが出てこない」「なんだ、設定全然違うじゃん」・・・と気になる部分も多々ありますが、お話は一応この映画だけで完結してますので、むしろ原作小説を読んでいない人の方が楽しめるんじゃないかと思います。

e0033570_112564.jpgただ自分はキャラクターの絵柄が今ひとつ好きになれないのと、やはり出演陣に不満があるので、どうしても評価は低くなりますね。
むしろこのキャストなら、実写でやるくらいの思い切りがあっても良かったのでは? 例えばカッツという女性キャラクター。演じているのは常盤貴子ですが、彼女に対しては「○」か「×」かなら「○」なんですけれど、彼女の”声優”としての評価は「×」とまでいかないまでもせいぜい「△」。しかし実写で彼女が演じたならば結構様になったと思うのです。
まぁ今の邦画界では(ひょっとすると未来永劫?)難しいでしょうけれどもね。
by odin2099 | 2006-07-08 16:07 |  映画感想<ハ行> | Trackback(11) | Comments(20)
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無難、という線は出ない。
雨宮慶太の演出も幾分暴走気味だが、それもこれも上映時間のせいである。48分は短すぎる。せめて90分は欲しい。新しい仮面ライダーを紹介するだけで手一杯のはずなのに、物語にも決着をつけようというのだから。
<20周年記念作品>ということから新ライダーを誕生させたのは、営業戦略的には理解できるつもりだが、こと作劇上では大きなマイナス

企画当初は、ビデオ作品『真仮面ライダー/序章』の続編(第一章?第二章?)にするとか、『仮面ライダーBLACK RX』を題材にした劇場用新作だとか、はたまた1号ライダー=本郷猛のリニューアル(リメイクではなく、デザイン変更)といったアイディアも検討されたようだが、これら既成のキャラクターを用いたストーリーであったならば、キャラクター紹介の手間も省け、もっとドラマ中心に構成出来ていたかも知れない。

e0033570_002481.jpgまた、ファンサービスなのだろうが無駄に豪華なキャスティングは、本当に無駄に終わってしまった。
森永奈緒美(『宇宙刑事シャイダー』、『時空戦士スピルバン』)、大葉健二(『バトルフィーバーJ』、『電子戦隊デンジマン』、『宇宙刑事ギャバン』)、山下優(『特警ウインスペクター』、『特救指令ソルブレイン』)、榊原伊織(『特捜エクシードラフト』)というメンバーは確かに嬉しいのだが、これが全くと言っていいほど生かされていない。
脇を固める犬塚弘もだ。佐々木功(マッドサイエンティストの役!)だけでも十分だろう。これも上映時間の短さに起因している。
主演の土門廣は今後どれだけ<仮面ライダー>として認知されていくのかは不明だが、存在感のある大型新人といったところ。後に『ブルースワット』にも3人組の一人として主演し、子供たちよりも主に主婦層から絶大な支持を得たが、近年芸能界を引退した模様。
――てなことを「しねま宝島」に以前書いたけれど、CGあり、モデルアニメあり、と新技術を注ぎ込んでの画面作りは確かに評価出来るのだが、本当に勿体無いなぁという内容になっている。
『五星戦隊ダイレンジャー』、『特捜ロボ ジャンパーソン』との3本立ての<スーパーヒーローフェア>という興行形態が、作品にとってプラスだったかは微妙なところだ。
by odin2099 | 2006-07-08 08:56 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(2)
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