【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2007年 05月 05日 ( 1 )

原題が”GEORGE AND THE DRAGON”なので、てっきり聖ゲオルギウス(聖ジョージ)の竜退治のお話なのかと思いきや、舞台は古代ローマ期ではなく12世紀のヨーロッパ。
十字軍の遠征から祖国イングランドへ戻り平穏な生活を求めていた騎士ジョージは、行方不明となったルナ姫の捜索を、父の戦友でもあった国王に頼まれ、姫の婚約者であるガース卿らと共に旅立つことに。やがて無事に姫を見つけ出したジョージだったが、ルナ姫は最後の一匹となった竜の卵を守ろうとしており、成り行きで彼は姫に協力する羽目に陥る。
一方、姫と結婚することで王国を手中に収めようとする野心家のガースには、次第にジョージが邪魔な存在となり・・・。

回教徒の戦士と友人になったジョージが海へ乗り出そうとするオープニング部分は、ケビン・コスナー版の『ロビン・フッド』にソックリ。まぁあちらも十字軍帰りという設定だったけれど、だからって真似していいもんじゃないと思うが、全体的には低予算のBムービーながら頑張っている。
・・・と思ったのだけれども、実は総製作費が35億円!
騎士ジョージにジェームズ・ピュアフォイ、ルナ姫にパイパー・ペラーボ、そして脇をパトリック・スウェイジ、マイケル・クラーク・ダンカン、ポール・フリーマン、それにヴァル・キルマーらが固めるなど何気に豪華なキャスト(何故か元F1レーサーのジャン・アレジまで出ている)も頷ける話だ。

e0033570_9361181.jpg表題にもあるドラゴンも、イマドキの作品らしくしっかりとCGで描写。
もっともお話は人間側のチャンバラがメインなので、出番は最初と最後だけ。 ドラゴンと騎士との壮絶な戦いを描いたアクション・アドベンチャー映画を期待するとガッカリするだろう。
それでもキャラクターは意外にしっかりと描けているし、適度なコメディも盛り込まれ、90分間は退屈しない。これで主役がもう少しハンサムで、お姫様が可愛かったら文句のないところだけど、それもまた味だろう。

ただエンドクレジットのNG集、あれは如何なものか。
せっかくファンタジー世界に浸っているのに、一気に現実に引き戻された感じでガッカリ。NGシーンそのものは面白いので、特典映像か何かで別途収録してくれれば良かったのに。
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by odin2099 | 2007-05-05 05:36 |  映画感想<タ行> | Trackback(3) | Comments(6)

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