【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2007年 05月 07日 ( 1 )

e0033570_2341227.jpg『ピンクの豹』、『暗闇でドッキリ』、『ピンク・パンサー2』、『ピンク・パンサー3』、『ピンク・パンサー4』・・・
ピーター・セラーズが迷警部クルーゾーに扮して大ヒットしたシリーズを、スタッフ・キャストを総入れ替えし、設定をリセットして復活させた最新版。
通算何作目になるんだろうか?

セラーズ亡き後に某大物スターがカメオ出演した『ピンク・パンサー5/クルーゾーは二度死ぬ』や、アラン・アーキンがクルーゾーを演じた番外編的な『クルーゾー警部』なんて作品も観ているけど、総集編的な『ピンク・パンサーX(トレイル・オブ・ピンク・パンサー)』や完全新作の『ピンク・パンサーの息子』、それにアニメ版なんかは観ていないものの、それでも結構シリーズには付き合っているんだなぁと改めて感じた次第。でも自分の感覚には合わない部分も多々あって、大好きなシリーズというワケでもないんだけどね。

そうはいっても新作が出来るとなれば、やっぱり気にはなる。
これまでセラーズ没後に作られた作品では、いずれもクルーゾー本人は登場させていない。ところが今回は堂々とクルーゾー警部が復活、スティーヴ・マーティンが演じている。
ハーバート・ロムが怪演していたドレフェス主任警部にはケヴィン・クライン、バート・クウォークが演じたケイトーが出ない代わりにクルーゾーとコンビを組むのがジャン・レノで、ヒロインはビヨンセ・ノウルズという布陣なのだが、うーん、スティーヴ・マーティンにはちょっと荷が勝ち過ぎたかなぁ。
ちなみに日本語吹替版では羽佐間道夫が演じており、スティーヴ・マーティンの吹き替えではなく完全にクルーゾー警部として演じてしまっているので、声だけ聴いていると違和感ゼロ。でも画面に目を転じるとギャップがありすぎという、ファンにとっては嬉しいんだか嬉しくないんだかわからない状態になっている。
ケヴィン・クラインもいまいちピンとこなかったなぁ・・・。
実はスティーヴ・マーティンに決まる前クルーゾー役にはケヴィン・スペイシーやマイク・マイヤーズの名前も挙がっていたけど、密かに期待していたのがケヴィン・スペイシーで、これはちょっと観てみたかったかも。

e0033570_23411899.jpgお話は例によって例の如くなので、シリーズのファンは安心していいかも知れない。個人的には主演俳優もお話そのものもノレない部分はあったものの、シリーズのクリエイターであるブレイク・エドワーズ、そしてピーター・セラーズ不在でも、雰囲気はしっかりと<ピンク・パンサー>である。
音楽担当はデヴィッド・ニューマンだけど、勿論ヘンリー・マンシーニの御馴染みのテーマ曲はしっかりと流れるし、やっぱりこれがなきゃ<ピンク・パンサー>じゃないだろう。

個人的に一番面白かったというか驚いたのは、6代目ジェームズ・ボンド候補として取り沙汰されていた某スターが、そのパロディともいうべき006役でカメオ出演していたこと。
これがなかなか格好良く、ダニエル・クレイグの起用で完全リニューアルを図った<007>シリーズだったが、従来路線を継承するならば、この某スターの起用もありだったなぁと思わせてくれたことだ。
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by odin2099 | 2007-05-07 23:53 |  映画感想<ハ行> | Trackback(15) | Comments(3)

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