人気ブログランキング |

【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2007年 07月 19日 ( 1 )

元アメリカ副大統領アル・ゴアによる地球温暖化への警鐘。
どんなに言葉を尽くしても一枚の絵が持つ力には叶わない面があり、沢山の本を読むのも良いが、この映画を観ることによって如何に深刻な状態なのかがハッキリとわかるだろう。
ただそのことを頭では何となく理解出来、「まだ間に合う」と言われても、はたして自分に何が出来るのか、現状の生活を変えたくない、という気持ちもあり難しい。色々と考えさせられる作品である。

この作品は、観客に語りかける講演会形式で構成されたドキュメンタリーだが(講演会の記録に手を加えて構成したものかと思っていたのだが、きちんとスタジオにセットを組んで映画用に収録したものだった)、似たような講演を世界各地で千回以上は実施しているとのこと。その姿勢には誠に頭が下がるが、それにしてもブッシュではなく、この人が大統領になっていたら、今のアメリカは、今の世界は随分と違うものになっていたのだろうか?

e0033570_981498.jpgところでDVDには、映画完成後に新たに発覚した事実・事例をアル・ゴア自身が解説した<特典映像>が収められているが、その中で気になる点を一つ。
といってもこれは”字幕”の問題なのだが、ハリケーンについて語る際にサイクロンとタイフーンを引き合いに出して、これらは本質的に同じもので、ただ発生場所が違うだけだと語る件がある。
ここで字幕は「タイフーン」に「台風」という字を当て、それに「タイフーン」とルビを振っているのだが、厳密に言えば「タイフーン」と「台風」は同じものではない。基準となる風速が違うためで、簡単に言えば「タイフーン」の方が「台風」より強いということになる。通常なら大した違いではないが、作品の内容が内容だけに記述には正確を記した方が良かったのではないか、と思う次第。
by odin2099 | 2007-07-19 21:50 |  映画感想<ハ行> | Trackback(17) | Comments(0)
ブログトップ