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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2009年 01月 01日 ( 2 )

e0033570_22541338.jpg女流作家・重松時子が謎の死を遂げてから4年。その日その場に居合わせた縁の者たちは、それ以来毎年「うぐいす館」と呼ぶ彼女の家へと集まるのだった。
編集者のえい子、ノンフィクションライターの絵里子、売れっ子のサスペンス作家である尚美、純文学作家のつかさ、小さな出版プロダクションを経営している静子の5人は、今年も時子を偲ぶ会を開いていたのだが、そこに謎のメッセージを添えた花束が届けられたことから、彼女たちに緊張が走る。宛先は「重松時子さんの家に集う皆様に」、そしてメッセージの内容とは「皆様の罪を忘れないために、今日この場所に死者のための花を捧げます」。
遺書が見つかったことから時子の死は自殺と断定されたのだが、はたしてそれは他殺だったのか? 時子を殺害した犯人はこの中にいるのか?!
いつしか彼女たち一人一人は、思いかけない告白と告発を行っていくのだった・・・。

一軒の家に集まった5人の女性の、三日間の物語。しかもディスカッションだけで展開されるという心理サスペンスである。
登場人物たちと故人との関係も微妙で、静子は時子の異母妹、静子の母の妹の娘が絵里子、時子の弟の娘が尚美、その尚美の異母姉妹がつかさ、そしてえい子は時子を”発見”し、以後は二人三脚で作品作りをしてきた、という間柄。単なる仲良しの集まりではなく、各人夫々が時子に対しての様々な思いを秘め、また時子自身も各人には複雑な思いを抱いていたらしいことが徐々に明かされていく。
そしてその日、時子に何があったのか――?
劇的な展開ではないものの、じっくりと読ませ、じわじわと来る面白さがある一篇。映画にもなっているので是非観てみたいと思うが、この面白さを伝えるならば舞台劇の方が相応しいかも知れない。
ただ個人的にはこの結末、何となく肩透かしを食らったような気分なのだが、それは自分の読み込みが足りないせいだろうか。
by odin2099 | 2009-01-01 22:54 | | Trackback(4) | Comments(4)
e0033570_915938.jpg
昨年もお世話になりました。
本年も引き続き、宜しくお願い致します。

昨日からようやく休みになりました。
この年末年始の休暇は5日間。
例年なら4日間、最大でも6日間しか取れませんので、今回は長い方に入ると思います。
といってもあっという間ですが。

年々「年末年始」を実感出来なくなっているんですが、今回もそう。
まず、「年越し」前に寝ちゃいました・・・。
実は先月半ばくらいから風邪っぴきで、それもようやく直りかけてきてるんですけど、そのせいかなんかだるかったですよね。
ちょっとウトウトしていて、気がついたら「日付変更線」を超えてました・・・・・・。
後で録画しておいた「ジルベスター・コンサート」を見なくちゃ。

「年末気分」を味わったのは、せいぜい「年越し蕎麦」くらい。
これは池袋のお気に入りのお蕎麦屋さんで「重ねそば」を食してきました。
・・・と書くと、どの店か分る人もいるでしょうね、多分。
「大晦日」の池袋は思ったほどの混雑じゃなく、結構ゆったりと買い物が出来たんですが、世間一般は26日、もしくは29日が仕事納めだったからでしょうかね。

それにしても昨年は――と振り返ると、グチばかりになっちゃいそうです、特に仕事面。
去年の今頃は「仕事がつまらない」を通り越して「毎日が虚しい」と感じていたんですけれど、その後環境が変わったにも関わらず相変わらず。
「どうしてこんなことするの?」「どうしてこういう風にやらないの?」と日々頭の中には「?」マークが浮かんでます。
自分ももう「若手」と呼ばれる年齢ではなく、「ベテラン」とは誰も呼んでくれないけれど「中堅」にはなってるワケで、それなりに見聞きし、経験してきたこともあるのですが、そういうのが殆ど理由らしい理由もなく(少なくても納得行く理由は提示されず)否定されたりすると、自分が凄くバカに思えてきますね。実際バカなんでしょうけれど。

ま、そんなことに関係なく、今年もマイペースでやって行きます。

さて、先ほど「うるう秒」が挿入されました。
気付いた人、いるかな。
昔は天体の動きに合せて「時間」が決められていたんですけれど、今は「セシウム原子」の電磁波を用いた「原子時計」が基準。
しかし天体の動きは不規則なので、段々と誤差が生じてくるのです。
すると、”不確かな”天体の動きの方に、”規則正しい”原子時計を合わせるんですね。
こうしてみると「時間」という概念が、如何にあやふやなものかわかりますね。

ということで先ほど、「8時59分59秒」と「9時00分00秒」の間に、「8時59分60秒」が加えられました。
せっかくだから「117」の時報を聞いていたんですけど、間の「ピッピッピッ」は9回ではなく10回、つまり「11秒」ありました。
電波時計などは自動で補正してくれるようですが、目覚まし時計や家電商品などは自分で直さなきゃいけません。
皆さんも身の回りの時刻表示を確認してみましょう。

写真は去年同様、ベランダから写した「初日の出」です。
東京の日の出は6時51分ということだったので、目が覚めた6時半ぐらいから待ってたんですけど、我が家のあたりではなかなか顔を出さず。
結局これは7時半過ぎに撮ったものです。
寒い中でずっと粘ってるのもバカバカしいなぁと思いつつ、こうなると意地でも撮りたくなるのでスタンバイ。
あんまり良い写真にはならなかったんですが、自己満足ということでお許しを。
by odin2099 | 2009-01-01 09:16 | 雑感 | Trackback(5) | Comments(20)
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