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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2009年 11月 30日 ( 2 )

いよいよ『復活篇』公開が近付いてきたので、これが最後のお浚い。敢えて残しておいた(?)「ファイナルヤマト」の再編集版です。

「ヤマト」の劇場用作品は全てリアルタイムで、しかも映画館で観てきましたが、この作品だけは別。
なんせ11月の頭に一週間だけの限定公開。春や夏の長期の休み期間ならいざ知らず、学生しかも受験生とあってはおいそれと観に行くことが出来ません。
ようやく観ることが出来たのは公開から5年近く経った頃で、レンタル店に置いてあるのを発見した時でした。

e0033570_23245933.jpg観終わって最初に思ったのは、「これってわざわざ作る必要があったのかな」ということ。
最初の劇場公開版の時にカットされた島大介と弟の次郎のシーンが復活し、島というキャラの幅が広がったことや、古代やデスラーの台詞の一部で気になっていたところが再アフレコで差し替えられていたり等々、改善されている箇所も多々あってそれはそれで嬉しかったのですが、古代と雪のラブシーンはカットされちゃうし、エンドクレジットが出た後で延々と15分近くもドラマ部分が続くのはどうかと思うし、期待していたほどクオリティが上がっているようには感じられなかったんですよね。

ただそれから時間をおいて観直してみると、シーンの追加やショットのリテイク、再アフレコ、BGMの差し替え、再編集はやはりそれなりの効果をもたらしていることにも気付き、こちらのヴァージョンの存在意義も理解出来るようになりました。もっとも両ヴァージョンを共存させてくれれば、一番良かったのですが。

ところでこの「ファイナルヤマト」、当時から色々と違和感を覚えてました。
撃墜されたはずのヤマトが自動操縦で地球に帰還出来るはずがないとか、トリチウムを搭載したヤマトがワープして大丈夫なのかとか、宇宙空間に海が出来るのは変だとか、そういうツッコミどころはとりあえずおいておいて、またヘルメットを着用していなかった古代が助かったことが、宇宙放射線病を克服した沖田艦長復活の伏線になってないのは勿体ないなー、ということでもなく、もうちょっと違う、過去作品との連続性といったところです。

ぶっちゃけ、コスモタイガーのカラーリングや、雪のコスチュームの色が急に変わったのも気に入らなかったりするのですが(それに申し訳ないけれど、島の声が仲村秀生から ささきいさお に交代しているのも理由の一つ。ご病気では仕方ないのですが、最後だけに残念。そういえば後になって仲村秀生は追加で録音してるそうなんですが、どの場面だったのでしょう?)、一番大きいのは音楽面。
この作品では従来の宮川泰に加えて羽田健太郎が参加し、二人が素晴らしい作品を作り上げているのですが、なんかそのコラボレーションが上手く行ってないように思うのです。
相乗効果ではなく相殺しちゃってるように思えてならないのは気のせいでしょうか。

単純に曲数が多すぎてめまぐるしすぎるということもあるのですが、例えば同じ西崎プロデューサーの作品『宇宙空母ブルーノア』では平尾昌晃が地球側の音楽を作曲し、船山基紀がそれをアレンジし、宮川泰は敵方のゴドムの音楽を作・編曲し、ブルーノアとゴドムが入り乱れる戦闘シーンなどの音楽も宮川泰がアレンジするという(一応の)棲み分けが図られ効果を上げていたと思います。
また後の『オーディーン/光子帆船スターライト』も宮川・羽田コンビですが、こちらも上手くパートが割り振られ、成功でした。

ところがこの作品ではヤマト側の音楽も、ディンギル帝国側の音楽も、そしてアクエリアスにまつわるテーマも二人で(何曲も)作曲し、その中で画面にあった曲を選曲しているので、要するに統一感がないのです。
また要のシーンでは羽田メロディーが前面に出ている部分も多く、結果的に独特の宮川節がない、「ヤマト」らしくないなぁと感じてしまっているのですが、これは考えすぎでしょうかね。

ともあれ待望の新作公開まであと僅か。
願わくば作品を観た後でも、「ヤマト」ファンでいられる作品になっていますように。
by odin2099 | 2009-11-30 23:25 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(11)
e0033570_6351989.jpg<収録曲>
「歌劇≪ロメオとジュリエット≫~私は夢に生きたい」(グノー)
「歌劇≪ラクメ≫~若いインドの娘はどこへ(鐘の歌)」(ドリーブ)
「歌劇≪ホフマン物語≫~森の小鳥はあこがれを歌う」(オッフェンバック)
「歌劇≪リゴレット≫~慕わしい人の名は」(ヴェルディ)
「歌劇≪清教徒≫~あなたの優しい声が(狂乱の場)」(ベッリーニ)
「歌劇≪ランメルモールのルチア≫~あの方の声の優しい響きが~香炉がくゆり(狂乱の場)」(ドノゼッティ)
「歌劇≪ジャンニ・スキッキ≫~私の愛しいお父さま」(プッチーニ)




オペラに留まらず、ミュージカルに出演したり、ラジオ番組のパーソナリティを務めたりと多彩な活動をしている幸田浩子のサード・アルバム。
・・・なのですが、不勉強なもので今回の収録曲って殆ど知らんのです・・・・・・。

なもので、このアルバムを聴いても、相変わらず綺麗な、そしてタイトル通りの”優しい声”だなぁ、というくらいの感想しかないのですが、これを機に少しずつ聴きこんでいこうと思っております。

このアルバムは前作同様、CDとDVDのセット商品。
DVDには流石に自分でも知ってる「私の愛しいお父さま」ともう一曲、「私は夢に生きたい」のビデオ・クリップが収められています。
美しい風景の中、動く彼女の姿を観ているだけで癒されますね。
by odin2099 | 2009-11-30 06:36 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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