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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2012年 06月 23日 ( 1 )

今年は「グリム童話誕生200周年」なんだそうですが、これまでのイメージとはかなり違った「白雪姫」物語となったのがこの作品です。王子様に助けられる受身のヒロインではなく、自らの運命を自ら切り開くという新しい「白雪姫」像を作り上げています。

e0033570_212117.jpgヒロインのスノーホワイト役にクリスティン・スチュワート、継母ラヴェンナ女王にはシャーリーズ・セロン、売り出し中のアイドル女優と実力派美人女優との共演になりました。
姫を護ることになるハンターのエリックにクリス・ヘムズワース、姫に仕える公爵の息子ウィリアムにサム・クラフリン、他にサム・スプリエル、イアン・マクシェーン、ボブ・ホスキンス、レイ・ウィンストン、ニック・フロスト、エディ・マーサン、トビー・ジョーンズ、ジョニー・ハリス、ブライアン・グリーンソンらが出演し、監督はルパート・サンダース。

『アリス・イン・ワンダーランド』のスタッフが製作、などという宣伝文句がありましたが、これってセールスポイントになるんですか? 共通するのは、どちらもアクションには無縁と思われているお話をバトル・ヒロイン物に仕立て上げたという点だと思いますが、ヒロイズムに酔える分、こちらの方が楽しめましたけれど。

面白いのは、スノーホワイトを死の淵から呼び戻したのが、貴族で幼馴染みという本来なら王子様的ポジションのウィリアムではなく、荒くれ者のエリックなところでしょうか。出番の多さから言ってもエリックの方が扱い大きいですし、物語の流れからすれば自然でもありますが、ウィリアムがちょっと可哀想になったりして。作品自体はどうやら三部作構想らしいのですが、こうなると続編では三角関係が勃発するのかも?

また違った意味で驚いたのが、劇中に『もののけ姫』ソックリのシーンが登場したこと。確かに「影響大だ」なんて監督のコメントありましたが、これはちょっとまずくはないのかなあ。それとも前以て「オマージュです」って言っておけばOKなのかしらん。

e0033570_2122573.jpgヒロインのクリステン・スチュワートは、衣装や髪形、それに映し出される角度によって顔立ちが結構変わって見えるのですが、流石にブレイク中の若手だけあって総じて可愛らしい印象です。ただ、単なる悪女ではない女王様の存在感は圧倒的。もうちょっとエロティックなシーンがあっても良かったかなと思わないでもないですが、シャーリーズ・セロンの美貌の説得力はありすぎです。
「一番美しいのは誰?」「それは勿論女王様です

ところで今回も、最近の例に漏れず吹替版をチョイスしたのですが、スノーホワイト役として「坂本真綾」の名前が一枚でクレジットされるなんて、これは極めて珍しいこと。
他にも浪川大輔、咲野俊介、大塚芳忠、西凛太朗、大塚明夫、勝生真沙子、園崎未恵、山路和弘、大塚周夫、菅生隆之、茶風林、山野井仁、高木渉ら錚々たる名前が並ぶのですが、いわゆる「タレント枠」が2名。これがねえ・・・。
特に某キャラクターは一声聴いた瞬間に映画館から出て行きたくなりました。お願いですからオリジナルを貶める様な吹替版は作らないで頂きたいものです。冒涜ですよ

そういえば上映前に今秋公開予定の『白雪姫と鏡の女王』の予告編が流れました。ジュリア・ロバーツが女王様で、リリー・コリンズがお姫様、そして監督がターセム・シン。こちらもバトルがあるようですが、全体的にはコメディ仕立てのようで、さてどちらが面白いのやら。競作ってなんかワクワクします。
by odin2099 | 2012-06-23 21:06 |  映画感想<サ行> | Trackback(35) | Comments(13)
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