【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2012年 10月 13日 ( 1 )

今年は既に『スノーホワイト』という、「白雪姫」の新解釈版の映画が公開されているが、それと競作になったのがこちら。原題は”Mirror Mirror”、「鏡よ、鏡」というワケで、悪の女王さまが大きくフューチャーされている。

e0033570_17484529.jpgどうしても先行して公開された『スノーホワイト』と比較してしまうが、幾つか共通点があるのも確か。
ひとつは白雪姫が、王子様の助けを待っている受け身な女の子ではなく、自分の運命は自分で切り拓くというアクティブなキャラクターになっていること。そしてもう一つが主人公が白雪姫というより、むしろ悪の女王である点があげられると思う。どちらも時代の変化と言ってしまえばそれまでだが、その結果従来とは違った斬新な「白雪姫」映画になったことは間違いないだろう。

一方大きく違うのは、『スノーホワイト』が戦う女の子を中心とした冒険活劇、アクションアドベンチャーの側面がクローズアップされ、ダークなファンタジーになっているのに対し、こちらは対照的にポップで明るいコミカルな映画になっていること。エンドクレジットではお姫さまが自ら歌い踊ってしまうのだ。
なので観客としては好みに合わせてどちらかをチョイス出来るし、両方の作品を違った楽しみ方で味わうことも出来る。同じような作品を続けて見せられてらたまったもんじゃないが、これぐらい違えばいいだろう。

悪の女王を、シャーリーズ・セロンのような”絶世の美女”(?)とはちょっと呼べなさそうなジュリア・ロバーツが演じている時点で、まあコメディだろうなという見当は付くけれど、白雪姫を演じているのがぶっとい眉毛のリリー・コリンズ。もうギャグなメイクかと思ったら、本当に太眉の持ち主みたい。でもこれが段々と可愛らしく見えてくるから不思議。そしてアホ王子役が様になってるアーミー・ハマーは、厭味のない二枚目ぶりがGood!
もうちょいはっちゃけた映画かなと思ってはいたけれど、これはこれで悪くないね。先の展開が読みやす過ぎるのが難かなあという気がしないでもないけど。



【追伸】
復活した王様がショーン・ビーンでビックリ。
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by odin2099 | 2012-10-13 17:50 |  映画感想<サ行> | Trackback(25) | Comments(4)

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