【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2012年 10月 21日 ( 1 )

幼くして孤児となったジェーンは伯母に引き取られるが、そこでのいじめに耐えかねて反抗的な態度をとり、厳格な寄宿学校へと送られる。成長した彼女は富豪の館へ家庭教師として赴任するが、そこで館の主人ロチェスターと運命的な出会いをする。やがて二人は身分の違いを乗り越え結ばれるが、その時隠されていた過去が暴かれる・・・。

シャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』を、ジョン・ケアード(脚本・作詞・演出)とポール・ゴードン(作曲・作詞)がミュージカル化し、ブロードウェイでロングラン上演された作品の日本再演を、日生劇場にて鑑賞。
出演は松たか子、橋本さとし、寿ひずる、旺なつき、阿知波悟美、山崎直子、辛島小恵、小西遼生、福井貴一、壌晴彦ら。

e0033570_11405566.jpg2009年の初演キャストには幸田浩子の名前があり、その時に「見たいな」と思いながら果たせなかった作品でした。しかしこういうお話だったのかあ・・・
実は原作を読んだことがなく、「逆境に育ったヒロインが自立して幸せを掴む」ぐらいの大まかな粗筋しか知らなかったのですが、ちょっとしたミステリー物っぽい味付けもあって面白いですね。

最初のうちは陰湿ないじめや無理解な大人たちが沢山出てくるので、もっと陰惨でドロドロしたお話になるのかと身構えてしまったのですが、中盤からはユーモアのあるシーンも増えて楽しく見ていられました。
早口な台詞回しはちょっと気になるのですが、松たか子は存在感ありますね。橋本さとしの軽薄すぎない軽妙さも良いバランスです。しかしこの二人をキャスティングしておいて「美人じゃない」「ハンサムじゃない」とやってるのは説得力がないというか・・・。

原作を読むのはちと辛いかなと思っているのですが、何本か映像化作品があるので今度はそちらを見て行こうかなと思っています。
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by odin2099 | 2012-10-21 11:41 | 演劇 | Trackback | Comments(2)

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