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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2013年 01月 30日 ( 1 )

e0033570_1991527.jpg幾つもの古代遺跡に共通する壁画を発見した考古学者のエリザベスは、これを宇宙からの招待状だと捉える。ウェイランド・コーポレーションはこの”人類の起源を探る旅”に出資、エリザベスを含む科学者を集めた調査チームを編成し、宇宙船プロメテウスを発進させる。
長旅の末に未知の惑星に辿り着いた一行は、その星で人工建造物を発見。そこには人類の”創造主”とも呼べる存在の遺体が残されていたが、更に予想を遥かに超える物も残されていた・・・。

『エイリアン』のプリークエルとして企画がスタートし、途中で「別物」と発表されながらも、結局は『エイリアン』の前日譚だったというリドリー・スコット監督のSF超大作。
出演はノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン、イドリス・エルバ、ガイ・ピアース、ローガン・マーシャル=グリーンら。
映像はかなーり綺麗でしたけど、何が何やらサッパリな映画でした。ちょっと迷ったけど、映画館にわざわざ足を運ばなくて正解だったかな。

まずアンドロイドのデヴィッドの行動が謎。ウェイランド社のピーター社長直々の密命を帯びているんでしょうが、エリザベスの恋人チャーリーに怪しげなものを飲ませてクリーチャー化させるのは何のため? 単に正体を知りたかっただけ?

次に船のオーナーであるヴィッカーズ。会社の重役で実は社長の娘というキャラで、意図的に「彼女もアンドロイドなのでは?」と匂わせる描写がありますが、結局はわからずじまい。あ、船長であるジャネクとは寝たのかな? ならば人間確定なのかも知れませんが、彼女の部屋にある全自動の手術装置が、どういう訳か男性専用なのが謎のままです。実は男だった、というのもないでしょうしね。

随所に『エイリアン』を彷彿とさせる場面が登場し、音楽も一部引用しているんだと思いますが、アンドロイドが乗組員にいて最後はヒロインだけが脱出に成功する、というのもまんま『エイリアン』。当時出来なかったことを最新技術でやろうとした、ある意味でセルフ・リメイクなんでしょうね。謎も全て持ち越しで、どうやら続編は決まってるみたいだけど、どうするんだろ?

e0033570_199447.jpgせっかくの(?)Blu-rayなので、今回は「日本語字幕+日本語吹替」という組み合わせで鑑賞。
吹替版を選んだ場合、深見梨加、楠大典、宮本充、納谷六朗、てらそままさき、藤原啓治、・・・といったヴォイスキャストは安心して聴いてられますが、やっぱり”主演女優”の剛力彩芽は酷過ぎるなあ。まあ彼女が悪いんじゃなくてキャスティングした方が悪いんですが、きちんと声だけで芝居が出来、そしてキャラクターに相応しいことが最低条件の筈なのに、どっちもクリア出来ていないのは論外です。
では字幕版を選ぶとすると、これまた担当が戸田奈津子だという逃げ場ナシの究極の二者択一を迫られてしまいます。
映画ソフトファンにとっては正に嫌がらせとしか思えない仕様ですが、掛け合わせてみるとどっちも気にならなくなります・・・。
by odin2099 | 2013-01-30 19:11 |  映画感想<ハ行> | Trackback(26) | Comments(8)
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