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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2013年 07月 10日 ( 1 )

e0033570_20462229.jpg『容疑者xの献身』を見終わった後、また映画で<ガリレオ>見たいなあと思っていましたが、5年経ってそれがようやく実現しました。ただ個人的には第三長編の本作(『真夏の方程式』)ではなく、第二長編である『聖女の救済』を見たかったのですが……。

順番としては小説→TVドラマ→映画として楽しんだ<ガリレオ>シリーズですが、実際は短期間で集中的に「読んで」「見て」だったもので、湯川学というと福山雅治が演じた映像版のイメージが強く、今回の作品もすんなりと入り込めました。

映画公開前にはTVの第2シリーズも放送されていましたので、本当はTVを見てからこの作品をと考えていたのですが、その前に原作小説を完全読破しようと目論んで手間取っているうちに時間切れ。
まあ時系列的にはTV第2シリーズ→本作ではありますが、撮影(製作)の順番は逆で映画が先に撮られていますし、更に原作小説の順番ともまるで違いますから、そちらは後で楽しむこととします。

ともあれ、この作品も前作『容疑者xの献身』に劣らず良く出来ているなと思いました。ストーリーも原作に沿ったもので、所々で改変部分が多々ありはするのですが、これが決して改悪とはなっていません。

成実と同じ玻璃ヶ浦開発反対派のメンバーや、成実の高校の同級生だった警察官など、周囲を取り巻く人々は出番が少なめもしくは割愛されてしまっていますが、その分成実をはじめとする川畑家の面々、それに恭平の描写に費やされていますのでかえって密度は濃くなっている印象です。湯川をサポートする草薙や岸谷でさえ、その存在感は薄められています。

また映像化されたことで事件のトリックもわかり易くなっていますし、何よりも海の綺麗さが際立っています。撮影は昨年の秋から冬にかけて行われたそうですが、タイトルにある”真夏”の海として立派に描かれていました。

【ひとりごと】
ヒロインの成実を好演していた杏。
ですが、その彼女を好サポートしていたのは青木珠菜という子役の子でしょう。
回想シーンで15年前の成実を演じているのですが、その面差しがどことなく杏にソックリ。作品に大きな説得力をもたらしてくれました。
by odin2099 | 2013-07-10 20:47 |  映画感想<マ行> | Trackback(33) | Comments(2)
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