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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2015年 03月 22日 ( 4 )

これも<坂本浩一監督まつり>の一環、ってことではないけど、気に入ったので早速2回目を観に行ってきた(前回の感想はこちら)。
先週より小さいスクリーンに回されちゃったのは悲しいけど、迫力は堪能してきたぜ~。


e0033570_21142083.jpg基本は一人芝居だけど、「受け」の演技が続く小宮有紗は本当に上手くなった。メイクだけじゃない表情の切り替えだとか、これは将来愉しみ。
それに改めて観ると小宮有紗だけじゃなく、小池里奈もお芝居上手いなあと感心。
『美少女戦士セーラームーン』のセーラールナ時代から知ってるけど、まさかここまで成長するとは思わなかったな。


いや、他が主役の二人を含めUPGメンバー全員がイマイチなので、余計際立って見えるってこともあるんだろう、多分。せめて一人か二人、キチっと芝居の出来る人を置いた方が画面が引き締まるし、本来ならそれは隊長の役処なんだろうけど、これがあんまりピリっとしない。
まあキャラクター性だとか役者の持ち味だとか色々あるんだろうけどね。


エタルガーについてはもっと掘り下げて欲しかったし、細かい部分では思いっきり端折ってる大胆さも気になったけど(予算の関係か上映時間の都合か、そのどっちもか)、魅せ方は心得てる監督なだけに十分に楽しめる。


そして音楽の使い方。
主題歌をかけるのが大好きな監督なだけに、ここぞという時に流れるのは織り込み済みだったけど、歴代ウルトラマンのBGMをアレンジして使ってくれるとは思わなかった。
最初に「ウルトラマンゼロのテーマ」が流れただけでゾクゾクしてきて、終盤は「ティガ」や「ダイナ」「ガイア」「メビウス」…とつるべ打ちされると興奮もMAXに。


これが『仮面ライダー3号』に欠けてる要素だよなあ。
あの映画でも「レッツゴー!ライダーキック」は流したけど、あれだけメインフューチャーしてるんだから、BLACKやRXのアクションシーンには主題歌や挿入歌、オリジナルBGMを流すくらいしてくれないと。
今は流用BGM使うだけでも権利料が発生してその金額がバカにできないとかいう話だけど、やれば出来るんだから金をかけるべきところには使うべき。


さて坂本監督の次回作はシリーズ第2弾『白魔女学園/オワリトハジマリ』
今回は出番控えめだった最上もがちゃんが思いっきり活躍してくれることを願うとともに、こっちにも出る小池里奈や、山谷花純、市道真央、戸松遥、西平風香らにも期待!



by odin2099 | 2015-03-22 21:17 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

先日観た『幕が上がる』をすっかり気に入ってしまったので、小規模ながら上映されているメイキング作品も観に行ってきた。
いやー、もしかすると本編以上に面白いかもしれないな、これ。


映画の撮影は昨年の8月下旬から10月の上旬にかけて行われているけれど、彼女たちはまず6月に原作者でもある平田オリザが主宰する劇団のワークショップに数回参加。この時からカメラは密着取材している。
そしてこのワークショップの模様が実に面白い。
演技ってこうやって磨き上げるのか、演出家はこういうところに着目しているのかという、観ている我々に対して視点の変化が要求されるのだ。
次にその中に放り込まれた彼女たちの化学反応を見せ、最終的に彼女たちがどこまで成長していったのかをこの映画の観客自身に判断させようというのだろう。


クランクイン。
本来の場面は終わっても監督はカメラを止めず、彼女たちは役になり切ってカットがかかるまで芝居を続けていく長回しの洗礼。
カメラは当然オンとオフの姿を映し出していくのだが、徐々にその境界線が曖昧になって行く。
役と本人とがどんどんシンクロしていき、観ているこちらも映画の撮影風景を観ているのか、それとも現に行われていることを観ているのかが曖昧になって行く。


そして撮影終了。
夢とも現ともつかない世界はこれで終わり?
いや、正にこれから始まるのだ。
『幕が上がる』――。


このメイキングを観ると、また本編が観たくなってくる。製作発表記者会見や、各種イベント、舞台挨拶の類が一切ないのも好ましい。
出来得れば何かの機会に二本立てで上映して欲しい。そうすれば相互補完の関係が成り立ち、三倍も四倍も楽しめることだろう。

e0033570_21043151.jpg
【ひとこと】
こちらを観てしまうと本編がやや饒舌すぎる気がしてならない。
もっと言葉や科白に頼らず、素の彼女たちの姿を掬い取るだけで十分だったのでは?と思わされてしまう。


【もうひとこと】
このドキュメンタリーも、ももクロの主演映画と化してるので、映画全体のメイキングとしては少々物足りない。
もう少し共演者やスタッフを映し、第三者視点も入れるべきだったかと。


by odin2099 | 2015-03-22 21:07 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)

『仮面ライダードライブ』も『手裏剣戦隊ニンニンジャー』も観てませんが、映画は初日に行ってきたよ~。
『仮面ライダー4号』のDVDも貰ってきたぜ。


e0033570_20513568.jpg仮面ライダー1号2号によってショッカー首領は倒され、平和が訪れたはずだった……のだが、その直後に謎の仮面ライダー3号が出現、あっさりとダブルライダーを葬り去ったことから歴史が狂い始める、というこの映画、なんか前にも聞いたことがあるお話ですなあ。『レッツゴー仮面ライダー』もそうだったし。


でも幻の「仮面ライダー3号」を登場させたのが今回のハイライト。
及川光博が3号に変身する黒井響一郎を演じたことで、敵か味方か正体不明の胡散臭さと同時に、ヒーローらしい外連味溢れるキャラクターになっていた。こういう現実離れした作品には合うよね、ミッチーって。


e0033570_20514539.jpg3号がいるのに何故かV3以降も仮面ライダーは誕生し、ある者はショッカーに敗れてその尖兵であるショッカーライダーに成り下がり、またある者は人類の自由のために戦い続け…という中で「正義の味方」仮面ライダーの代表として出てくるのが南光太郎。序盤は仮面ライダーBLACK、終盤ではパワーアップしてRXとして出てきます。


前作『仮面ライダー大戦』では藤岡弘、演じる本郷猛が作品全体の象徴となる存在になってたけど、今回はその役回りが倉田てつをに。まだまだ動けるところを見せてくれるし、変身後のスーツアクターも岡元次郎だそうなので、中身も外身もオリジナルキャストという豪華さ。変身シーンや必殺技を繰り出すシーンも当時の雰囲気を見事に再現。
ただBLACKもRXもかなり恰幅良くなってますよ…次郎さん。


e0033570_20515274.jpg他に出てくるオリジナルキャストは仮面ライダーゼロノス/桜井侑斗の中村優一と仮面ライダーギャレン/橘朔也役の天野浩成、それに『仮面ライダー大戦』に引き続きの仮面ライダーファイズ/乾巧こと半田健人。また声だけだけど仮面ライダーブレイド、レンゲル、カリスはそれぞれオリジナルキャストの椿隆之北条隆博森本亮治が演じとります。
この中では作品全体のキーとなるのが桜井侑斗で、ある意味でオイシイのはタチバナさん。『フォーゼ』での熱演を思い出すなあ、校長先生。ま、乾巧は顔見せに近いかな。


原作版というか石ノ森章太郎のコミック版から幾つかの要素を引っ張ってきてるのはコアなファン向けだろうけど(立花藤兵衛!)、相変わらず芸のないライダー同士の潰し合いには辟易。空を飛んでるだけのスカイライダー、巨大化要員のJとか使い方もワンパターン。もっと見せ方を工夫して欲しい。あ、それに無理してニンニンジャーだす必要はないでしょ


また仮面ライダー3号のデザインも1号2号を踏襲していて格好良いんだけど、現代的にアレンジされ過ぎで並ぶと浮く。
これが『仮面ライダー THE FIRST』『仮面ライダー THE NEXT』の1号2号なら違和感少ないんだけど、ちょっと世界観にそぐわないよね。


それでもクライマックスシーンに「レッツゴー!!ライダーキック」がかかると燃えるし、思ってたより遥かに楽しめたのは確か。内田理央は可愛いし、関智一のショッカー首領の声はそっくりだし、レースのシーンもサッカーよりは必然性あったし、話があんまりあっちこっち行かない分見やすかった。そういや「敵を騙すには先ず味方から」の八百長じゃなく、洗脳されたライダーとガチで戦うっていうのは平成ライダーの映画じゃ初のパターンだったな。


e0033570_21010964.jpgところであのラスト、「続きは映画で」ならぬ「続きは配信で」ってこと?
テレビシリーズとはパラレル設定なのかいな。


by odin2099 | 2015-03-22 21:01 |  映画感想<カ行> | Trackback(8) | Comments(0)

e0033570_10105721.jpg石板の魔法が消えかけている?その秘密を知るのはアクメンラーの父であるエジプト王のみ!ということでラリーはじめお馴染みの一行は、エジプト王の眠る大英博物館へ!――というシリーズ第3弾で、今回が完結編という触れ込み。

1作目から2作目が3年だったのに対し、2作目から3作目までが5年かかったのは何かあったのかな。
ただ1作目からは8年経ち、ラリーの息子役が交代(子役を引退?)した以外は、主要メンバー一人も欠けることなく続投なのは嬉しい限り。


既に3本目なので、魔法によって展示物が動き出すという要素よりも、セオドア・ルーズベルト(テディ)、アクメンラー、ジェデダイア、オクタヴィウス、サカジャウィア、アッティラ、そして猿のデクスター(他にもレクシーやモアイ像、はてはマクフィー館長など挙げだすとキリがないが)らレギュラーメンバーの掛け合いに重点が置かれるようになっているが、これもまた旧友との再会の如くで楽しい。


アクメンラーの両親、円卓の騎士ランスロット、大英博物館の女性警備員デイリーら新顔たちもそれぞれ個性的でキャラ立ちしているし、限定された空間(今回は街中へと繰り出すが)を舞台にしたオモチャ箱をひっくり返したような面白さは健在。


e0033570_10110576.jpg結局魔法は消えることなく、また石板が壊れたりすることもないので続編はいくらでも作れるだろうが(デイリーを主人公にしたスピンオフ企画、なんていうのもあるらしい…?)、なんだかんだでシリーズの柱となっているのがラリーとニックの親子関係の確立。この二人に関しては、もうそっとしておいてあげても良いんじゃないかなとは思う。


主要メンバーが一人も欠けることなく…と書いたけれど、撮影後に1作目に続いて老警備員の一人ガスを演じていたミッキー・ルーニー、それにテディ役のロビン・ウィリアムズの二人が鬼籍に。
最後に二人への献辞が出るが、これが完結編を一段と強めてしまっているようで非常に寂しい。


また今回は吹替版で鑑賞したが、そちらでも1作目でミッキー・ルーニーを吹き替えた永井一郎、そして前2作で主演のベン・スティラーをアテた檀臣幸は既に亡く、余計淋しさが募る。
なお今回はタレント吹替枠があるが、及第点を上げても良いだろう。


【ひとりごと】
ヒュー・ジャックマンのカメオ出演にはビックリ(一応は事前に知ってたけど)。
しかもウルヴァリンのマネまで披露してくれるのは20世紀フォックス・プレゼンツだから?


by odin2099 | 2015-03-22 10:15 |  映画感想<ナ行> | Trackback(13) | Comments(0)
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