【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2015年 07月 05日 ( 4 )

発売してすぐにチケットの売り切れ続出で、こりゃ来年になるまで観るのはお預けかなあと思っていましたが、どうにかこうにか入手できまして、ようやっと四季劇場「海」へ行ってまいりました。
ここへ来るのは八カ月ぶりですかね。


e0033570_23091043.jpgディズニーミュージカルと劇団四季のコラボレーションはこれで5作目。
最初が『美女と野獣』で次が『ライオンキング』、それからアニメ原作を持たない舞台オリジナルの『アイーダ』を挟んで『リトル・マーメイド』が続き、満を持してという感じで『アラジン』が登場しました。


お話は基本はアニメ版と一緒。しかし細部はかなり異なってます。
アラジンは最愛の母を最近亡くしたばかり。その「自慢の息子」でありたいと願いつつ、現実は足を洗うと宣言しながらも泥棒稼業。正直にありたいと思いながらも、ジャスミンをはじめ周囲には嘘に嘘を重ねるという葛藤を抱えた若者になっています。


また動物キャラが一切出てこないところも特徴です。
アラジンのペットの猿アブーが出てこない代わりに悪友が3人が出てきたり、ジャファーのペット、オウムのイアーゴは人間になっていたり、魔法の絨毯にキャラクターはなくて単なる便利な道具扱いだったり…。


まあ最大の違いは、今までの作品が(『アイーダ』を除いて)アニメを如何に舞台に置き換えるかに腐心していたのに対し、この『アラジン』では徹底的に舞台版として解体し再構築してることでしょうね。
途中で数々のマジックが出てきたり、ミュージカルというよりはサーカスなどのアトラクションの如し。正に「これぞエンターテインメント!」と言いたいくらいのバラエティショーになっておりました。


その中心となるのはアラジンでもジャスミンでもなく、やっぱりジーニー。このキャラに負うところ大です。
ミュージカルとしては些か違和感覚えたもののショーとしては十二分に愉しみましたが、このキャラを違う役者さんが演じると作品全体の雰囲気が一気に変わって見えるかも知れません。
今はまだ初演キャストが務めていますが、しばらく経ってキャストの交代があった時にどれだけ作品が違って見えるか、あるいは見えないかには非常に興味がありますね。


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【ひとりごと】
満員の客席の盛り上がりは凄かったなあ。開幕と同時に大拍手。ナンバー毎に大拍手!
もちろんアンコールだってスタンディングオベーションこそしませんでしたが(というか、自分二階席だったもので。一階席はやってたっぽいですが)、場内割れんばかりの大歓声!
客席の一体感、半端じゃなかったですねえ。


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by odin2099 | 2015-07-05 23:18 | 演劇 | Trackback | Comments(0)

e0033570_23084369.jpg船乗りに憧れる少年シンドバッドは、悪人たちに追われているお姫様を偶然助けたことから大冒険へと乗り出していくという<日本アニメーション40周年記念作品>

「シリーズ構成」という肩書の人がいるのでどういうことかと思ったら三部作の第一弾だったり、特別料金興行になってるからアレ?と感じたら上映時間が50分だったり、鑑賞前から色々と驚かせてくれます。


それにしてもよくこんな古臭いお話を作ったもんです。
往年の「世界名作劇場」を彷彿とさせてくれますが、キャラクターデザインのオーソドックスさ(大塚康生や宮崎駿というよりは小田部羊一テイストという感じです)や、美術や演出含めて奇を衒わない作りといい、30年ぐらい前に作ったものを引っ張り出してきました、といってもそのまんま通用しそう。
それに良くも悪くも「長い第一話」という感じで、三部作を50分×3本でやるんじゃなくて端から2時間か2時間半くらいで一本にまとめて欲しいものです。


e0033570_23085542.jpgしかしこの古臭さがかえって今は新鮮に映るかもしれませんし、うまくアピールすれば思わぬ好結果に繋がるかもしれないという淡い期待も懐いています。それに個人的にはスタジオジブリ作品に期待してたのはこういう部分だったんですけれどねえ。

第二部の公開予定は本年の12月。完結編は来春か、それとも来夏になるんでしょうか。


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by odin2099 | 2015-07-05 23:14 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

『ひつじのショーン』って「テレビ点けてやってると見る」程度の認識しかないんですが、長編映画化となると俄然興味が湧いてきて劇場へと足を運びました。


e0033570_23080954.jpgショーンは仲間の羊たちや牧場主、牧羊犬のビッツァーと一緒に毎日暮らしてますが、ある時いたずらを思いついて、寝ている牧場主をトレーラーに閉じ込めて起きないように細工をし、のんびり過ごそうと計画を立てます。
まんまと成功して自由を謳歌しようとした矢先、トレーラーが動き出してしまいビッツァーはそれを追いかけて都会へと彷徨いこみます。
最初はのびのびしていたショーンたちも次第に淋しくなり、牧場主を探して大都会へとやってきますが、ビッツァーは動物収容センターのハンターに捕まり、牧場主はあろうことか記憶喪失にかかっていたのでした。
はたしてショーンたちは無事にみんなで一緒に牧場へと帰ることが出来るでしょうか?


e0033570_23081767.jpg「ウォレスとグルミット」シリーズを引き合いに出すまでもなく、アードマン作品は動きがダイナミックです。
クレイアニメで良くもそこまで、というくらいのスピード感、これはもう職人技なんでしょうね。
そしてお話も決して「お涙ちょうだい」ではないのですが、ちょいホロっとさせられる部分もあったりで、子供向けだとバカにしたもんじゃありません。
全編通じて台詞が一つもありませんが(厳密に言えば喋ったり歌ったりはしてるんですが、何を言ってるのかはわからないようになっています)、それでもきちんと伝わるのも凄いことです。


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by odin2099 | 2015-07-05 23:11 |  映画感想<ハ行> | Trackback(8) | Comments(2)

e0033570_20012839.jpgこの作品に関しては”『アベンジャーズ』の続編”というだけでは不足だろう。
アイアンマン』、『インクレディブル・ハルク』、『アイアンマン2』、『マイティ・ソー』、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『アベンジャーズ』、『アイアンマン3』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編、と紹介すべきかな。


お話はヒドラ残党の基地を、アベンジャーズが総攻撃するところからスタート。いきなりヒーロー大集合から始めるなんて贅沢な映画である。メンバーについては今更説明しなくても皆さんご存知でしょ?ということだろう。
その基地には強化人間の双子がいて、これが後にアベンジャーズの新メンバーとなるスカーレット・ウィッチとクイックシルバー。この二人のお披露目があり、基地でロキの杖を見つけたことからトニー・スタークとブルース・バナーが共同で人工知能の研究をはじめ、それが今回の最大の敵であるウルトロン誕生に繋がるワケで…とアバン部分で状況説明を完了。ただのサービスシーンではないのだから恐れ入る。


それ以後の展開に付いてはネタバレなしでは書けないので今は伏せておくとして、前作には登場しなかったジェームズ・ローズ(ウォーマシン)も今回は参加。
ファルコンことサム・ウィルソンやセルヴィグ博士も出てくるし、ペッパー・ボッツやジェーン・フォスターも名前だけなら出てくるし、ニック・フューリーもマリア・ヒルも当然姿を見せるので、ヒーロー集結のお祭り映画に相応しいメンバーが揃っている。


前作はヒーロー同士の対立から共闘へという流れがスッキリしていたが、今回は表面上は和やかながら個々に秘めた想いには相当の隔たりがあることが垣間見られ、今後の展開が波乱含みであることを窺わせる。
<フェイズ2>の締めくくりは本作品ではなく、まもなく公開される次回作『アントマン』ということのようだが、<フェイズ3>の幕開けとなる『キャプテン・アメリカ/シビルウォー(仮)』ではヒーロー同士の対立が描かれるようで続きが非常に気になる。もう2~3回くらい観に行ってしまいそう。その時にはネタバレ全開でもう少し掘り下げて書こうっと。


ところでこの作品、「初心者でも楽しめます」みたいな宣伝記事が出ているけれど、それは無理がありすぎ。
表面上はシリーズ物と堂々と謳ってはいないものの、実質的にはシリーズ11本目にあたるのだから、ある程度の予備知識はないと辛い。
逆にシリーズ全作を観ているならば(更に言えばTVシリーズ『エージェント・オブ・シールド』も)、より深い楽しみ方が出来るのは間違いない。この作品が切っ掛けでもいいから<マーベル・シネマティック・ユニバース>にどっぷりと浸って欲しいもんである。

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【ひとりごと】
バナー博士ってば、ベティのこと、忘れちゃったの?


【ひとこと】
チョ博士、可愛かったな。


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by odin2099 | 2015-07-05 20:10 |  映画感想<ア行> | Trackback(26) | Comments(2)

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