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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2015年 12月 15日 ( 1 )

スヌーピーをCGアニメにして面白いんだろうか?と最初に企画を知った時は思ったものだったけれど、なかなかどうして可愛らしい作品に仕上がっていた。

e0033570_20443874.jpg90分ほどのお話は至ってシンプル。
何やってもダメダメなチャーリー・ブラウンが、転校生の美少女に一目ぼれ。
何とか彼女と仲良くなりたいチャーリーだったが、なかなか一歩を踏み出せないチャーリーを、スヌーピーや仲間たちが後押ししたり、見守ったり、バカにしたり(?)。
そんな中で自他ともにダメダメだと思われていたチャーリーの良さが、観客にも当の女の子にも少しずつ伝わって行く、という仕組みになっている。

原作を読んだことがない人だと、ルーシーがカウンセラーみたいなことをやってるのが「?」だったり、スヌーピーが唐突に小説をタイプし始めて妄想の世界?へ入り込んでしまう描写に「???」だったりするのかもしれないけれど、逆に言うとそこまで原作に忠実に作られているのにも好感が持てる。
キャラクターデザインも極力チャールズ・M・シュルツに似せようとしているし。

e0033570_20444788.jpgただ原作の「ピーナッツ」は哲学的だったり、皮肉っぽかったり、割と淡々とした描写が味わい深いと思うのだけれども、結局のところチャーリーを中心にしたドタバタコメディに終始している点に違和感が。
映画としてまとめる上では仕方なかったのかなあ。これじゃあちょっと「ドラえもん」っぽいぞ。

吹替版で観たけれど(時間が合わずに3D版はパス)、鈴木福、芦田愛菜、小林星蘭、谷花音と当代の人気子役をズラリと並べた配役はお見事。こういう吹替はアリだな。

最後は、やっと女の子と仲良くなれたものの再び転校して行っちゃう、みたいな展開を想像していたのだけれども、意外や意外のハッピーエンドというか、この先に希望を持たせるハッピーエンド。それもイイネ。

【ひとこと】
エンドロールでは原作の絵が使われているけれど、こうしてみるとアニメ版の絵って結構違うんもんだなあ。
というワケで前言撤回。


by odin2099 | 2015-12-15 20:06 |  映画感想<ア行> | Trackback(5) | Comments(0)
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