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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2015年 12月 16日 ( 1 )

『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』(2015)

ディケイドとWの共演から始まった「MOVIE大戦」も今回が7作目。
この形式、一回限りかと思いきや、こんなに続くとは思いませんでした。ただ今回は従来のパターンを崩してきてます。

e0033570_20474460.jpg今までの作品だと基本的には「旧ライダーのパート」「新ライダーのパート」「新旧ライダー共演のパート」の3つに分かれていましたが、今回はこの垣根を撤廃。最初からライダー同士が共演してます。
「仮面ライダードライブ」は結局1話も見ないで終わってますし、「仮面ライダーゴースト」も今のところ見るつもりはないので、さてこの共演がTVシリーズ視聴者にも納得のものになっているのかどうかは不明ですが、イイところでブツ切り、次のパート、とはならずに一本の作品としては見やすくなってます。
ただそうなると春映画との差別化があまり図れず、「MOVIE大戦」でやる意味あるの?という疑問も生じてきてしまいますが。

お話は「ドライブ」の夏映画と同じくタイムトラベル物で、夏映画では未来から現在へ干渉してきてましたが、今度は現在から過去へと飛びます。ただ何故か電話で二つの時代が繋がり、両方の時代で同時並行で物語が進行していくというかなーりご都合主義的なものになってしまっています。
また過去へ飛ばされた主人公二人は「あっちの世界」でガッツリ絡みますが、居残り組となった「こっちの世界」とはクライマックスまで繋がらないので、オールスターの共闘モノとしては不満を覚えるファンもいるでしょうね。アイツとコイツは出会わないまま終わっちゃった、というような。あちらを立てればこちらが立たず…難しいところではありますが。

ただ「ドライブ」も「ゴースト」もロクに知らない自分でも(だからこそ?)、この映画にはすんなり入り込めました。
それぞれのキャラクターに思い入れがないからでしょうかね。
アクションシーンが些かどころかかなり長く、しつこく感じられましたが、父子の情愛とかアレレと思うくらい良く描かれていてなかなか感動的でした。西村和彦の押さえた演技、それにゴーストハンターとしての立ち回りにも説得力がありました。
それでも今後「ゴースト」を見よう!
…という気にはなかなかなれないんですけどね。複数のライダーが出てきて、対立したり共闘したりというややこしい展開がどうにもこうにも面倒で。

それにしても今回の映画、本筋に絡まないところで妙なサービス精神を発揮しております。
両作品のレギュラーである片岡鶴太郎と竹中直人の濃すぎる競演シーン。
聞けば殆どアドリブの一発勝負だったみたいですが、モノマネ合戦とか笑いながら怒る芸とか一体誰得?
子どもはキョトーンだろうし、その子どもたちを連れて来てるお父さんにしたって直撃世代じゃあないでしょうしねえ、もう。
まあちょっとした、いやかなり強烈なアクセントにはなっていましたが。

【ひとこと】
今回もだーりお見るための映画でした。
彼女が実にいじらしく、またエンディングの花嫁姿は実に美しい。このまま幸せになって欲しいものです。
…でも次の春映画にまたドライブは駆り出されるかも知れないし、その時に進ノ介と霧子はどうなっているんでしょうかねぇ。


by odin2099 | 2015-12-16 20:29 |  映画感想<カ行> | Trackback(6) | Comments(0)
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