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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2016年 01月 07日 ( 2 )

e0033570_21134269.jpg幼い頃からの親友同士のロズとリル。それぞれの息子トムとイアンも仲が良く、二組の親子は美しい海辺の街で、あたかも一つの大きな家族のような生活を満喫していた。だがある夏、イアンはロズへの秘めた想いをぶつけてくる。
息子同然のイアンからの告白に戸惑いながらも、ロズはイアンとの関係を持ってしまう。またそれを知ったトムもリルと一線を越えてしまう。
甘美な幸せに酔いしれる四人だったが、その禁断の愛は当人たちだけでなく、その周囲を取り巻く人々の運命も狂わせていく……。

主演がロビン・ライトとナオミ・ワッツだから成立する映画。
40代半ばで堂々と官能的な水着姿を、しかも過度に下品にならずに披露できる二人だからこそ、このリアリティが欠如した物語にも説得力をもたらしている。

ロズとリルは劇中の台詞では互いに否定していたものの、精神的なレズビアンとも言える。
ロズの夫の仕事の関係でこの土地を離れることになったときには頑強に抵抗し、結局二人は別れることになる。夫よりも親友を選んだ訳だ。
それぞれの息子と関係を持つのも、単に息子たちが若く美しいからではなく、おそらく母子という血を分けた存在=分身だから、互いの代用品としての意味合いもあったのではないだろうか。

また息子たちの普段の生活についての描写は殆どないが、幼い頃から絶えず四人で過ごしてきたことから、おそらく友人は多くないだろうし、異性に対しても接する機会が少なかったのではないかと思う。
そういう育ち方をしたが故に身近な異性として若く美しい母を意識し、近親相姦的願望を少なからず持っていたのかもしれない。実の母ではないとはいえ(だからこそ禁忌の意識は薄れる)、母親同然の存在に恋情を抱くのは当たり前のこととは言えないだろう。

邦題とは裏腹に、ラストシーンは「美しい絵の完成」に見えた。
そして四人にとって刹那的な幸せに身を任せ、並んで寝転ぶ姿はあたかも墓地のようでもあった。


by odin2099 | 2016-01-07 21:16 |  映画感想<ア行> | Trackback(9) | Comments(2)
e0033570_22241514.jpg母艦シャトルベースはチェンジマンの5人だけで操縦しているワケではなく、中には地球守備隊の隊員たちも乗り組んでいる。
じゃあその内部はどうなっているの? 
という興味にある程度応えてくれる一篇。

といってもあくまでも「ある程度」で、マニア心は満たしてくれはしない。
今だったらもっとじっくりと拘った演出を施すかもしれないネタではあるが、この頃はこれが限界だったということ。

実際の出番はそれほどでもないけれど、宣材での扱いが大きかった乗組員の一人を演じた美津井祐子は、この作品の前に『巨獣特捜ジャスピオン』にゲスト出演し、後に『超人機メタルダー』に美人秘書Kとしてレギュラー出演した人。
スタイルも良いセクシー美女だけど、どちらかというと悪女タイプ?
スチール写真だけ見た時は、てっきり大星団ゴズマのスパイか何かの役なのかな、と思ってしまった。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/8247333/
by odin2099 | 2016-01-07 19:55 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
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