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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2018年 02月 10日 ( 1 )

再放送、映画化、そして新作TVシリーズ開始、と盛り上がりを見せた、第三期と呼ばれる「ウルトラマン」のブームも思いの外短期間で収束。
しかしその火は完全に消えたわけではなく、燻っていたところに突如公開された新作映画。
第一期ウルトラブームの中心層が仕掛けたような形で沸き起こった第三期ブームだったが、そこで一気に再燃した自分を含めた第二期世代が、そのモヤモヤの捌け口を求めていたタイミングだった、と言えるかも知れない。

e0033570_21154461.jpg第三期の時に作られた映画はいずれも「ウルトラマン」の再編集モノ。今度もまた「ウルトラマン」なのか、それとも「ウルトラセブン」や他のシリーズ物を取り上げるのかと思っていたら、「ウルトラQ」から「ウルトラマン80」までのシリーズからセレクトした内容に。

前半は「ウルトラマン」が中心、後半はウルトラ6兄弟中心ということで、「ウルトラマンレオ」や「80」の扱いには多少の不満は残るが(全く無視の「ザ・ウルトラマン」や「アンドロメロス」は言わずもがな)、「ウルトラQ」が「ウルトラマン」前史と位置付けられ、シリーズを俯瞰する内容になっていたのは高評価。
新作がコンスタントに放映・上映され、旧作も手軽にソフト等で見られる現在だと、かえってこういった総集編的カタログムービーが懐かしい。

ただBGMやSE、解説的ナレーションにもっとオリジナル作品への配慮が欲しいところで、こちらを先に見た子供たちがオリジナルに触れた際、混乱したり違和感を覚えたりするのでは?と余計な心配もしたくなるが、そこは「ウルトラマンへの入門書」と割り切って周囲の大人たちが正しく導いてあげる必要があるのだろう。

シリーズが誕生して早50年あまり。そろそろまたこれをアップデートしたようなシリーズを俯瞰するカタログムービーを作っても良い頃ではないかと思うが、それとは別に作品を生み出したスタッフ、キャストらを取材したドキュメンタリー的な作品が作られても良いと思うのだが、誰か手を挙げる者はいないだろうか。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/7430878/
http://odin2099.exblog.jp/22788070/




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by odin2099 | 2018-02-10 21:22 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

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