【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2018年 03月 08日 ( 1 )

<マーベル・シネマティック・ユニバース>の18作目。
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でデビューした、若きワカンダの国王にしてヒーローのブラックパンサー、ティ・チャラを主人公に据えた作品。

e0033570_20503098.jpg前半は武器商人ユリシーズ・クロウを追っての「007」の如きスパイ・アクション物のテイスト、そして後半はその背後に見え隠れしていた存在――かつてティ・チャラの父である先王ティ・チャカによって裏切り者として殺された、その実弟ウンジョブの息子エリック・キルモンガー(ティ・チャラにとっては従兄弟にあたる)――による「ライオンキング」のような王位簒奪劇、と作風がガラッと変わる贅沢な作品。

ただ、昨今の国際情勢を反映していると評された作品ではあるものの、今日のアフリカや現在のアメリカの社会について不勉強、不案内故に全てファンタジーに思えてしまい、ピンと響くものがなかった。
また出演者の殆どが黒人俳優ということも、身近に捉えるにあたってバイアスがかかってしまった遠因であろう。勿論小難しいこと抜きに、単純に愉しめる娯楽作としては一級品ではあるのだが。

e0033570_20504283.jpg<MCU>的に注目したいのはCIA捜査官のエヴェレット・ロス。
「シビル・ウォー」に続いての登場となるが、その時はどちらかというと悪役ポジション、嫌味な官僚といったキャラクターだったが、今回は義理堅く頼りがいのある存在として描かれ大きく復権。今後の再登場が楽しみになってきた。
といっても次回も今回のような「いい人」として出て来るかは不透明で、その振幅の大きさが彼の魅力となりそうではあるが。

次回作はいよいよ「アベンジャーズ/インフォニティ・ウォー」。
この10年の集大成となる作品、期待するなという方が間違っている。



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by odin2099 | 2018-03-08 20:55 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(2)

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