【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2018年 03月 09日 ( 1 )

1969年12月に始まった<東宝チャンピオンまつり>、翌年3月の第二回興行の柱となったのはこの作品。
年三回興行全てに新作をアタッチするのは不可能。新作は年一本で、残り二回はリバイバルで乗り切る。
その第一弾に選ばれたのが「キングコング対ゴジラ」でした。

e0033570_19411116.jpgタイトル前にいきなりクライマックスのゴジラとコングの激突シーンを持ってきて本編スタート。掴みはOK、というワケですね。
そして物語はハイテンポでサクサク進みます。
流石オリジナル公開版から20分以上もカットした短縮版、トータル上映時間は74分とタイトですから当たり前といえば当たり前。枝葉を削っちゃってるのでキャラクターの相関関係やらお話やらは多少わかりにくくはなってますが、その分二大怪獣の対決ムードは高まっているかも。

再三書いてますけど、この映画って世間で絶賛されてるほど面白いとは思ってないのは、人間側のドラマが濃すぎてかつコメディ色が強すぎるからというのも理由ですが、本編を容赦なくバサバサ切ってるからこちらの要素も薄められ、ある意味ではオリジナル版よりも愉しめたりして。

ところでこの作品ではパシフィック製薬とセントラル製薬(ネーミングはプロ野球のリーグのもじりだそうで)の企業対決というものが裏で描かれてますけど、なまじっか「キングコングのスポンサーです」なんて名乗ってしまっただけに、パシフィック製薬への風当たりは強く、またコングの被害者から訴えられそうですね。
で、セントラル製薬が漁夫の利を得てライバルに圧勝する…かどうかはさておき、作品世界で一番得したのは佐原健二が務める会社でしょう。
「鋼より頑丈で絹糸よりしなやか」、この効果は絶大でしたからねえ。

来年にはレジェンダリー版「ゴジラVSコング」が見られそうですが、この作品とは似ても似つかぬものになるでしょうけど、それはそれで期待したいところです。

【ひとこと】
そういや熱海城ってきちんと訪れたこと、なかったなあ。
ちっちゃい頃に前を通りがかっただけだったかな?
中に入ったという記憶はないんだけどなあ。今度覗いて見ようかな。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/3276982/
https://odin2099.exblog.jp/8958172/
https://odin2099.exblog.jp/25169558/




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by odin2099 | 2018-03-09 19:44 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

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