【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2018年 04月 02日 ( 1 )

e0033570_19274805.jpg怪我でバレリーナになる夢を失ったドミニカは、ロシア情報庁の幹部である叔父により、病気の母親の治療費を工面する代わりにスパイとなることを承知させられる。
彼女の任務は、ロシア情報庁の上層部にいるアメリカへの内通者を突き止めること。早速CIA捜査官ネイトと接触し、内通者の名前を聞き出そうとするドミニカだったが、二人は互いに惹かれ合うようになる。
ネイトはドミニカを自分の側へ引き込もうとし、危険な駆け引きが続く中、米露双方から追われるようになったドミニカが下した決断とは――?

ちょっとエロティックなスパイアクション物程度の認識でいたら、想像以上に重たいストーリーだった。
アクションらしいアクションシーンは殆どなく、ハニートラップを仕掛け、仕掛けられ、後は尋問や拷問のシーンばかりという印象で、直接的な描写こそ控えめながら凄惨なシーンが続く。
主演のジェニファー・ローレンスはしっかりと脱いではいるが、その時間はごく僅かなので、もし彼女のヌードだけを期待して見に行くと、かなり辛い時間を過ごす羽目になるだろう。

誰が自分を偽り、誰が本音をさらけ出しているか。特にドミニカの心の動きが読み辛いので、最後まで緊張感を維持したまま愉しむことが出来た。
権謀術数渦巻く海を、今回は辛うじて泳ぎ切った彼女だが、この先にどんなドラマが待ち受けているのか。元CIAという経歴を持つジェイソン・マシューズが物した原作小説は三部作だそうなので、シリーズ化も望みたい。






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by odin2099 | 2018-04-02 19:35 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)

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