【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2018年 05月 04日 ( 3 )

e0033570_21353355.jpg2050年、地球はキルギス星人の侵略を受け、人類は絶滅の危機に瀕していた。春日兄妹の次男・光二、次女・はるか、三男・光三の三人は長男・光一、長女・ひとみによって過去へと送られる。
2018年、ボクサーの紅健は突如現れたチグリス星人に殺されそうになるが、春日兄妹に助けられる。彼らは2013年の世界へとタイムスリップし、ロボット工学の権威である紅健一郎と接触。地球侵略を食い止めるべく巨大ロボットの建造を依頼していたのだ。その健一郎が巨大ロボット”レッドバロン”の操縦者に選んだのが弟・健だったのである。
だがそこへも侵略者の魔の手が。光二はシルバースーツを身に纏い時間を稼ぎ、健ははるか、光三と共にレッドバロンで脱出するが、健一郎は敵の手に落ちてしまう…。

二、三年前から宣弘社製作のヒーロー「シルバー仮面」「アイアンキング」「レッドバロン」をまとめたリメイク作品の企画があるとの情報が流れていたが、結局「アイアンキング」はオミットし「シルバー仮面」と「レッドバロン」に絞って組み立てられたのがこの作品。
脚本・監督・プロデューサーは岡部淳也、出演は大東駿介(春日光二)、渡部秀(紅健)、山本千尋(春日はるか)、タモト清嵐(春日光三)、春日光一(春日光一)、壇蜜(春日ひとみ)、松崎悠希(ボーグ)、藤田富(シュウ)、泉谷しげる(トレーナー)、寺脇康文(静弦太郎)、吉沢悠(紅健一郎)ら。

「パシフィック・リム」や「トランスフォーマー」に比べれば明らかに低予算ではあるが、ヒーローロボットと敵ロボットのバトルにおける巨大感や外連味の表現は、やはり日本に一日の長あり。ハリウッド製のロボット物にはなかなか満足出来なかったものがこの作品にはある。

勿論ストーリーの組み立てやキャラクターの設計、あるいは「オリジナルに十分にリスペクトした」と言いながらも魅力を損ねている新デザインなど、トータルで満足したとはお世辞にも言えないが、ともあれこういった作品が作られ続ける環境の整備が急務。そういった意味では是非とも劇場で見たかったのだが、4DXという自分にとって望ましからざる上映形態だったり、上映スケジュールが合わなかったりで見逃してしまったのは残念だった。

ラストに突然光一とひとみの元に現れ、「シラヌイが攻めてきた」と語る静弦太郎。外に出た三人が見たのは赤い巨大ヒーローの後ろ姿。そして「To Be Continued」の文字。これは続編を期待するなと言っても無理だろう。現時点では何も決まってはいないようだが。
勿論この赤いヒーロー、脚本には「アイアンキング」と明記されているのだ。



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by odin2099 | 2018-05-04 21:40 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(2)
第二部の<ルウム編>に突入。
一年戦争が開戦し、「ファーストガンダム」冒頭で描かれる”前章”の部分がじっくりと描かれることに。
我々の知る「ガンダム」本編開始まであと僅か、というところまで来ている。

e0033570_19470760.jpgしかしこの作品が公開された頃には、第七弾以降の製作、つまり外伝が終わりいよいよ本伝、実質的な「ファーストガンダム」のリメイクにも踏み込むという話が伝えられていたが、あれから半年以上経った現在では今回公開される第六弾でもって「ガンダム THE ORIGIN」は完結とのこと。思ったような支持が得られなかったのか、スケジュール面などでフォローし切れなかったのか、期待させただけに残念である。

上映時間は63分、58分、68分、68分ときて本作は84分と、既にOVAのイベント上映の枠を越え、作画も音響も堂々とした劇場作品のクオリティ。これを維持しながら本伝も製作して行くというのは至難の業故の勇気ある撤退ということなのかもしれない。
実際に作るとしたら何本ぐらいでまとめ、それを何年かけて作るのかというのが大きな問題になるだろうし。

さて今回のお浚いは、どうせならと「オーディオコメンタリー」付きで見ていたのだが、そのメンバーというのが
 I:田中真弓・池田秀一・潘めぐみ(前半) 安彦良和・西村博之・鈴木卓也・谷口理(後半)
 II:安彦良和・池田秀一・潘めぐみ・関俊彦
 III:池田秀一・柿原徹也・潘めぐみ(前半) 安彦良和・藤野貞義・西村睦弘(後半)
 IV:安彦良和・隈沢克之・池田秀一・早見沙織
   喜山茂雄・一条和矢・松田健一郎・土屋トシヒデ・谷口理
 V:安彦良和・藤野貞義・古谷徹・銀河万丈・古川登志夫
   三宅健太・喜山茂雄・一条和矢・松田健一郎・土屋トシヒデ・谷口理
という面々。
「I」と「III」は前半と後半でメンバーが入れ替わり、「IV」と「V」は2種類が収められている。

安彦総監督の裏話ネタは興味深く、またランバ・ラルや黒い三連星ら濃いメンツの時や、古谷・古川・銀河らレジェンド勢揃いの時は非常に盛り上がるのだが、その反面で池田秀一や田中真弓らはオーディオコメンタリー向きではなく、何れも潘めぐみが孤軍奮闘しているのが気の毒だな、という印象しかない。
また前後半でメンバーが入れ替わるのは消化不良と欲求不満が溜まるので望ましい形式とは思えない。
さて、最後の「VI」は誰が登板するのやら。向き不向きがあるので人選は慎重に。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/26021109/




「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は完結だが、今度は思いがけず「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の続編が製作決定。福井晴敏もガンダム→ヤマト→ガンダムと忙しいことだ。間にキャプテンハーロックも手掛けていることを考えると節操がないというか。
更に「閃光のハサウェイ」のアニメ化も企画されてるのは嬉しい。この勢いで「クロスボーン・ガンダム」「ガイア・ギア」も是非。それにそろそろ「Gセイバー」も正史に加えたら如何なものか。




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by odin2099 | 2018-05-04 19:57 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「スター・ウォーズ」フォロワーの代表格と言える作品の一つだろう。
個人的には格別「スター・ウォーズ」に似てるとは思わないが、ルーカスフィルムと20世紀FOXはこの作品を作ったユニバーサル映画を、剽窃作品だとして訴える騒ぎにも発展。といってもその裏にはルーカスフィルムとユニバーサルの関係が悪化していたり、「スター・ウォーズ」の特撮監督でもあるジョン・ダイクストラがスタッフをそのまま引き連れ「ギャラクティカ」に参加していたり、と複雑な事情も絡んでいるらしい。

e0033570_18484023.jpgTVシリーズとしては破格の予算をかけ、その出来栄えはこのパイロット版を手直しして劇場公開出来るほどだったものの、結局はこの訴訟問題が尾を引いたのか、爆発的人気は得られなかった模様。しかし小規模ながら続編シリーズが製作されたり、後にリメイク版TVシリーズがヒットしたりと根強い人気は持っている。
「レディ・プレイヤー1」にはリメイク版の方ではなく、このオリジナル版のギャラクティカや、搭載されている宇宙戦闘機などが登場。やはりわかる人にはわかるのだな。

今回は吹替版で鑑賞。
「ギャラクティカ」(というか「ギャラクチカ」だな)の吹替と言えば、ささきいさお+富山敬コンビ、なのだけれども、Blu-rayに搭載されているのは井上和彦+松本保典の新録版。まあ悪くはないけれど、なんか雰囲気が違うのは仕方ない。

それに改めて見直すと、人類が絶滅寸前という最悪の状況なのに、登場人物たちは至って呑気。
ギャラクティカは難民を収容しているので、乗組員は軍人だけじゃなく政治家や民間人も多いということもあるのだろうが、危機感がないというか自分のことしか考えてないというか。サイロンに何度騙されりゃ学ぶんだろうか。戦闘シーンも意外に少なく、その分ディスカッションやら陰謀劇やらの比重が大きい。

そういや主人公と恋仲になるヒロインがシングルマザー(バツイチではなく多分未亡人なんだろう)というのは、最初に見た当時は???だったけれども、今となってはさほど珍しい設定でもないか。
その子供を演じていたノア・ハザウェイって…そうか、アトレイユの彼か!

ところでこの世界ってアルファベットが普通に使われてるんだな。
当初は宇宙の難民となった彼らギャラクティカの乗組員たちが、我々地球人類の先祖という設定があったから不自然だとは誰も考えなかったのかもしれないが…。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/2898871/




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by odin2099 | 2018-05-04 18:53 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

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