【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2018年 07月 18日 ( 3 )

突然の嵐のために洞窟に避難した探検家たちは、そこで出会った考古学者から壁画に描かれた物語を聞かされる、という導入部で始まる。
その辺りの予備知識なしで見ていたので最初は混乱したが、ここで物語は一気に過去の世界へと飛ぶ。
原始時代は台詞なし。
いや、実際に登場人物たちは単語のみで何事か語り合っているが、それに字幕が付くでもなく、観客は身振り手振りから内容を察するしかない。もっともそれで不都合があるわけではない。

e0033570_22355700.jpgロック族は力が全ての狩猟民族。長の息子トゥマクは父と対立し、更にマンモスに襲われ怪我を負ってしまう。
彼を助けたのはシェル族の娘ロアナ。シェル族は平等や助け合いの精神を持っているが、トゥマクにそれは理解できない。ただシェル族の槍が自分たちのものより優れていることは理解できた。
ロアナの献身もあって回復し、少しずつ仲間として受け入れられていくトゥマクだったが、ある時槍を自分の物にしようして争い、追放されてしまう。ロアナは彼について行くことにする。
トゥマクは故郷へ戻り、実力で長となる。その陰でロアナはシェル族の教えを少しずつロック族へもたらそうとしていた。
そんな時に火山が噴火、そして恐竜が襲い掛ってくる。トゥマクはなんとかロック族とシェル族をまとめ、見事に恐竜を撃退し、ようやく平和が訪れる。

”恐竜映画”の範疇に入るものの、恐竜らしい恐竜は殆ど出てこない。出てくるのはトカゲやワニを強引に恐竜と呼んだものや、象に装飾を施したマンモスなどなど。
それでも結構迫力ある”怪獣映画”には仕上がってるので、まんざらバカにしたもんじゃない。当時はこれで観客には驚異の特殊映像だったのだろう。

それよりもいくら原始人とはいえ、出てくる人物がトゥマクをはじめバカばっかり。嫌な奴だらけなので、見ていてイライラしてくる。精神的に未発達で子供のような存在だったのだろうと製作側は考えていたのだろう。

その嫌な奴の筆頭、主人公のトゥマクを演じるのはヴィクター・マチュア、ヒロインのロアナはキャロル・ランディス。
”恐竜映画”のヒロインといえば革ビキニの半裸美女というイメージが強いが、この作品ではまだそこまで露出は多くないが、なかなかチャーミングだ。

後に「恐竜100万年」としてリメイクされた。



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by odin2099 | 2018-07-18 22:40 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
子供を3人持つシングルマザーがポルターガイストによってレイプされるという、実話に基づくオカルトホラー映画。

カーラは就寝中、何者かによって強姦されかかり目を覚ますが、周囲には誰もいない。その後も度々怪異現象に見舞われ精神科医を頼るが、性的欲求不満や幼少期のトラウマに起因する幻覚、妄想だと片付けられてしまう。
友人宅へ非難したもののそこでも襲われてしまうが、偶然知り合った大学の心理学者たちは何らかの霊的な存在の仕業だと判断。それを突き止めるための大掛りな実験を提案する。

e0033570_06300704.jpgバーバラ・ハーシーがカーラ役を熱演。入浴中に襲われたり、就寝中に胸を肌蹴られ見えない存在に乳房を揉まれたり、遂には全裸に剥かれエクスタシーを感じてる瞬間を恋人(と息子)に見られるなど、かなり難易度の高いシーンをこなしている。
特に見えない存在が彼女の身体を弄るショットは、CGなどない時代に一体どうやって撮影したのか興味深い(特殊メイク?)。

同じ年に「ポルターガイスト」が作られているが、あちらは早い段階で霊能者が登場し事件解決へ向けてお話が転がっていくが、こちらはメインキャラの精神科医(演:ロン・シルバー)が徹頭徹尾カーラを「病気」と決めつける。
彼は一見「頼れる味方」として出てくるのだが、患者の言うことに耳を傾けずに一方的に自説を押し付け、最後まで彼女にとっての障壁となる物語上の悪役ポジション。そしておそらく実験の結果を見た上でも、なお自説を曲げないのだろう。そこが実話とフィクションの違いか。

最後はハッピーエンドと思いきや、頻度は減ったものの今でも彼女はポルターガイストに悩まされている、とのテロップが流れて終わる。事件は1976年10月に起きたものをベースにしているそうだが、この映画の製作時点で6年近くが過ぎているのだから恐ろしい。その後この家族に平安は訪れたのだろうか。

ちなみに公開はこちらが「ポルターガイスト」より後のようだが、同じ時期に同じネタの映画が作られたのは偶然だったのか、それともあちらのヒットを当て込んでのことだったのだろうか。

この作品は30年以上前にテレビ放送されたのを見ただけだったが、今回DVDで全長版を鑑賞。
カーラは16歳で長男を妊娠するが最初の夫は事故死。その後は年の離れた男と事実婚となり娘二人を設けるが離別し、現在は別居中の恋人がいるなどかなり複雑な環境に置かれている。
またバーバラ・ハーシーのヘアもバッチリ映っていたりで、想像以上にアダルティでハードな作品だった。


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by odin2099 | 2018-07-18 06:33 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
現役作品「仮面ライダーフォーゼ」と、その前番組「仮面ライダーオーズ」、両方のライダーが共演する<MOVIE大戦>シリーズの第3弾。
これまでの<MOVIE大戦>は、先行番組のパートと現行番組のパート、そして共演編となるパートの三つに分かれていたが、坂本監督に交代したからなのかパート分けが変更になっている。

e0033570_06235346.jpgDVDのパッケージによると、第一章「幕開け/戦え!伝説の七人ライダー」から始まり、第二章「仮面ライダーオーズ/アンク復活と未来のメダルとつながる希望」、第三章「風都 暗躍する陰謀/颯爽!仮面ライダージョーカー」、第四章「仮面ライダーフォーゼ/撫・子・降・臨」、そして第五章「MOVIE大戦 MEGA MAX/集結せよ!栄光の戦士たち」の五部構成。
オーズとフォーゼの共演だけでなく、その前番組である「仮面ライダーW」、それに栄光の7人ライダーまで登場するという贅沢な娯楽編だ。

物語も、各パートが独立していて最後にドッキングする従来のパターンと違い、財団Xの大規模な計画、それを追ってライダーたちが絡んでくるという流れになっているので、一本芯が通っていて見やすい。

最初に7人ライダーが財団Xと接触し、オーズとフォーゼはそれぞれ別の事件に遭遇するが、その裏では財団Xが暗躍し、独自に調査を進めていたWによってオーズとフォーゼが結び付けられ、クライマックスでは7人ライダーも参戦、という具合に飽きさせない。<平成仮面ライダー>シリーズの劇場版の中でも上位に来る傑作だ。

坂本監督らしく、男性陣はかなり派手に動かされ、女性陣は可愛く格好良く撮られ、というのはこの作品以降顕著になっていく毎度のお約束。中でもメイン格ではないものの有末麻祐子はフィーチャーされており、今回の出演者の中では寵愛されている印象を受ける。近年は彼女、あまり目立った活躍がないようだが…。

それにしても渡部秀、福士蒼汰、吉沢亮、桐山漣、菅田将暉…と並ぶライダー俳優陣、今となっては錚々たるメンバーだ。再集結のハードルは高そう。

【ひとこと】
美咲撫子の”美咲(みさき)”って、「岬ユリ子」の”岬(みさき)”だったのね。タックル…。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/17041574/
https://odin2099.exblog.jp/17199169/
https://odin2099.exblog.jp/17990740/
https://odin2099.exblog.jp/18942897/
https://odin2099.exblog.jp/22381485/
https://odin2099.exblog.jp/25357541/


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by odin2099 | 2018-07-18 06:27 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

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