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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2018年 07月 23日 ( 2 )

e0033570_20302865.jpg自然災害の多い日本では景色や建物も失われてしまう。
その前に映像として記録し、「日本を目に見える、耳で聞こえる形で後世に遺す」ということで、東日本大震災以降に「ピース・ニッポン・プロジェクト」が立ち上げられた。

この作品は北は北海道から南は沖縄までの200カ所以上で、8年の歳月をかけて空撮を中心に日本の様々な”瞬間”を捉え、「日本人にもっと日本を知って欲しい」というコンセプトでまとめられたとのこと。

富士山は勿論のこと、阿寒湖、釧路湿原、白神山地、蔵王、中禅寺湖、小笠原諸島、白馬村、上高地、白川郷、比叡山、高野山、鳥取砂丘、鞆の浦、阿蘇山、屋久島…といった自然から、出雲大社、伊勢神宮、二条城、姫路城、日光東照宮、伏見稲荷神社、東大寺、松本城、竹田城、鶴岡八幡宮、金沢城、東京タワー、レインボーブリッジ、東京スカイツリーといった建造物、はたまた隅田川や諏訪湖、いたばしなどの花火大会etc、多岐に亘る”日本の風景”がカメラに収められている。

監督は中野裕之、出演は渡辺大と及川さきの、ナビゲーターは小泉今日子と東出昌大。

全編通して美しい映像のオンパレードで、かつ個人的には多くのお城が収められているのが嬉しい限り(震災前の熊本城も)。ただ美しすぎるが故に何度か記憶をなくす瞬間があった。
また毎度思うことだが、この手の作品の”語り”はやはり本職を使うべきだし、その”語り”が入る場面のBGMとして歌モノを流すのもいただけない。
気持ちの良い映像には、気持ちの良い”音”を是非お願いしたいところだ。


by odin2099 | 2018-07-23 20:34 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
今夏公開の映画で実は一番楽しみなのが「インクレディブル・ファミリー」
しかもどうやら前作直結の続編らしいので、やっぱり前作見ておかないと。

しかし前作が2004年で、直結の続編が2018年って何気にハードル高いよね。
新作公開に合わせての前作のテレビ放送はあるみたいだけど、公開が始まるとやっぱりみんなレンタル店に走るのかなあ。

e0033570_23410900.jpg見直すのは劇場公開以来。
当時は吹替版での鑑賞なんか考えられなかったけれど、その後はコロッと宗旨替え。
今回はせっかくだからと吹替版を選んだけれど、Mr. インクレディブルに三浦友和、イラスティガールに黒木瞳、シンドロームは宮迫博之、そしてヴァイオレットには綾瀬はるかと見事にタレント吹替で、正直言ってこれはキツイなあ。中には上手い人もいるけれど。

それはさておき、映画そのものは十二分に愉しめた。
上映時間2時間弱はちょっと長いので、ホントは90分から100分位に刈り込んだ方が、と思わないでもないけれど、何気ない日常描写も結構気に入ってるのでこれくらいで丁度良いのかな。

そしてこれは何度も書いてるけど、一家のお母さんのヘレン=イラスティガールがとってもチャーミング。
なんといっても彼女が正ヒロインだし、娘のヴァイオレットが見た目も性格もアレなんで、どうしたってヘレン推し。
人妻萌え~なのはマズいと思うけど、こればっかりは仕方ない。

ブラッド・バード監督の前作「アイアン・ジャイアント」でも、主人公ホーガース少年の母親アニーが一番魅力的だったんだよなあ(この作品には他にメイン格の女性キャラは出てこないが)。
あちらは人妻じゃなくてシングルマザーというか若き未亡人(という設定らしい)だけど、ともに母親キャラが中心なのは偶然ではなさそう。

ところでワーナーで「アイアン・ジャイアント」を作ったブラッド・バード監督が、なんで2作目をピクサーに移って作ったのかなと思っていたら、実はワーナーのアニメ部門が凍結され製作が宙ぶらりんになってしまったところを旧友のジョン・ラセターに拾われた、という経緯があるそうな。
そのままワーナーで作っていたら、DCコミックのヒーローたちのパロディ要素が増えたのか、それとも逆に一切なくなっていたりしたのかな。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-07-23 00:04 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
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