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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2018年 09月 05日 ( 2 )

ペルーの童話を元に、ウォルト・ディズニーが構想27年、製作5年の歳月をかけて完成させた長編アニメーション映画。

e0033570_21345721.jpg父亡き後、継母や異父姉にいじめられている幼気な少女が、最後には王子と結ばれて幸せを掴む、というお馴染みのストーリーなのだが、本作のシンデレラはかなりポジティブ。動物たちと仲良く毎日を過ごし、辛いなかでも元気に暮らしている。
舞踏会へ行けるとワクワクしているところを、継母たちの妨害で台無しにされた時は流石に落ち込んでいたものの、そこへフェアリー・ゴッドマザーが現れるとすぐに気持ちを切り替えられる。

クライマックスでも、舞踏会の謎の美女の正体がシンデレラであることに気付いた継母の策略により手掛かりとなるガラスの靴は粉々に砕かれてしまうのだが、実はもう片方はシンデレラ自身が持っていて、それで証明して見せるという強かさ。
この都合よく表れたもう片方の靴が、偽物の可能性に誰も思い至らなかったのだろうか。

シンデレラが薄幸の美女というよりも、どちらかというと小悪魔に見えてしまうのは、口元の色っぽさもあるかもしれない。真赤なぷっくりとした唇は、少女という設定の筈なのに妖艶さを感じさせる。
着替えのシーンでは後ろ向きとはいえセミヌードを披露しているし、流石に露骨に肌を見せてはいないものの、せっかく作ったドレスをビリビリに裂かれるシーンは思わずドキドキさせられるし、ディズニーは子供向けというより自分が楽しむためにこの作品を作ったんじゃなかろうか。生前「一番好きな作品」と公言していたようだし。

ところでラストは慌ただしくお城のシーンで終るのだが、継母と異父姉たちはその後どうなったのだろうか。

【ひとこと】
プリンス・チャーミング、見事に影が薄い。



by odin2099 | 2018-09-05 21:41 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
雄大な富士山を舞台に描く、劇場用新作「仮面ライダー」第2弾!

e0033570_20513014.jpgダブルライダー対再生怪人軍団を描いた前作「仮面ライダー対ショッカー」は、キャラクター面では充実していたものの、その背景はいつもの住宅街や宅地造成地が中心で代わり映えしないものだった。
対するこちらは舞台装置を変えることでいつものTVとは違うスケール感を打ち出すことに成功。本郷猛と滝和也のコンビネーションも良く、アクション面でも単調にならないように変化をつけるなど、厳しいスケジュールを縫って「まんが」の「まつり」に相応しい娯楽作品に仕上げている。

ストーリーは前作の「秘密兵器の設計図の争奪戦」のような柱となるものがなく、色々な要素を詰め込んだ挙句にあっちこっちへ飛んで行ってしまった印象を受けるものの、まずは子供たちには満足いくものだったのではなかろうか。
ただそうなると欲も出て、タイトルに謳われているほど前面に出てこない地獄大使に不満というか物足りなさは残るし、やはり「まんが」の「まつり」ならではのダブルライダー再共演といったイベントがあっても良かったかなあと思わないでもない。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-09-05 20:53 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
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