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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2018年 10月 05日 ( 1 )

♪青い空を~乱す者は誰だ~

最近でもリブート版が作られたりと根強い人気を持つ作品ですが、その最初の劇場版を久しぶりに鑑賞。
しかーし、やっぱりこの映画、贔屓目に見てもお話がイマイチ。
メカニック好きならばかなり萌えられる作品なんだろうと思いますが、こちとらさほどメカに思い入れがないもので、「それだけ」を見せられてもだれてしまいます。

ちなみにサンダーバードは2号派、ではなく1号派。プールの中から飛び出すシチュエーションが好きでした。後年のマジンガーZがこれを再現してましたね。
そしてサンダーバードのメカニックよりも、トレーシー・アイランドそのものの方が夢があって憧れでした。閑話休題。

e0033570_22133756.jpgその肝心のお話なんですが、これが何だか細切れ。
最初は有人火星探査ロケットZERO-X号を巡ってのスパイアクション物。これが解決すると浮かれた国際救助隊のメンバーの日常描写?があり、今度は火星に到達したZERO-X号の乗務員たちが未知の怪獣に襲われ、這う這うの体で逃げ出すと地球着陸を目前にして機体が損傷、そこで国際救助隊メンバー二度目の出動、という具合です。

色々詰め込み過ぎて散漫、おまけに国際救助隊があまり活躍しない、というのも問題ですし、ここから30分物のエピソードが3~4本くらい作れそうな気がします。
TVシリーズは大人気でも、この劇場版は本国でもコケたらしいですが。

今回は初めてDVD収録の吹替版を見ました。
劇場公開時にはTVシリーズのキャストによる吹替版が作られ上映されたそうですが、後に音源を紛失。TVで放送される際には別キャストによる新たな吹替版が作られています。
ところがこちらは欠落部分があったため、ビデオやLDを発売する際には第三の吹替版が作られました。以前僕が見たのはこのヴァージョンです。

DVDに収録されているのもこれと同じソフト版かと思いきや、今度は2003年にNHKで放送する時に、オリジナルキャストを可能な限り集めたものという触れ込みの新録版でした。
実現したのはジェフ・トレーシー/小沢重雄、スコット・トレーシー/中田浩二、バージル・トレーシー/宗近晴見、ミンミン/里見京子、そしてペネロープ・クレイトン・ワード/黒柳徹子。実に36年ぶり?の再集結です。

しかしまあこれは、ノスタルジイに浸るには良いかも知れませんが、一箇の吹替作品として見ると決して褒められたものではありませんでした。
辛うじてイメージを保っているのはスコット役の中田浩二くらいで、後は加齢が目立って哀しくなるような出来栄え。現役作品としての「サンダーバード」をアピールするためにも、ここはソフト版も搭載すべきでしょう。

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by odin2099 | 2018-10-05 22:25 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

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