【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2018年 10月 07日 ( 3 )

「指輪物語」を「ロード・オブ・ザ・リング」、「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」の三本の映画にまとめて大ヒット。
となるとその前日譚である「ホビットの冒険」の映画化にも期待が高まるのは当然ですが、権利関係のゴタゴタから実現するまで10年以上かかりました。

e0033570_21295615.jpg小説は「ホビットの冒険」が先に書かれ、その続編として「指輪物語」が誕生した訳ですが、映画は逆に<ロード・オブ・ザ・リング>三部作に寄せるように作られています。
この映画の発端部分は1作目の「ロード・オブ・ザ・リング(旅の仲間)」とリンクしており、どちらもビルボの誕生日から始まります。回想シーンを除けば、時系列上はこの「思いがけない冒険」の冒頭シーンの後に「旅の仲間」の冒頭部分が繋がるのです。

新作でありながら過去の話、というと<スター・ウォーズ・サーガ>を思い浮かべますが、あちらは一本一本が独立した作品として割り切って作られており、こちらはどちらから入っても大丈夫なように出来ている、といえば良いでしょうか。
冒頭部分には老ビルボとフロドが新規撮影で出てきますが、10年前のイメージを保っているのは流石です。まあ両作品を見比べてしまえば差は歴然ですが。

原作は翻訳の文体のせいもありますが、如何にも児童書というか牧歌的な雰囲気に包まれたものでしたが、この映画版は<ロード・オブ・ザ・リング>に寄せているので一大スペクタクル巨編といった趣き。映画オンリーの人は気にならないかもしれませんが、原作ファンには違和感多いかもしれません。
そのせいか<ロード・オブ・ザ・リング>ほどこの<ホビット>は絶賛の声が聞こえてきません。

エルロンド、ガラドリエルの奥方、サルマンらが登場し、原作にはないサウロン復活への伏線が張られるなど、自分もどちらかというと違和感を覚えたクチですが、逆に原作のトーンに忠実に作られれば映画版としての整合性が取りにくくなるでしょうから、これはアリだなと思っています。

それにしてもガンダルフの強引なやり口、これは何度見ても(というより原作小説読んだ時から)納得いかないのですが、それでいいんですかね。
勝手にビルボを巻き込んで何の説明も無しにドワーフを大挙して押しかけさせ、なし崩し的に冒険の旅へ誘う。納得いかないどころか、憤りさえ感じます。
自分がビルボの立場だったらブチ切れるだろうなあ。

そして白のサルマン。
権威を振りかざす目の曇った保守的な頑固者なのか、それともこの時既にサウロンの走狗になり果てていたのか、はたしてどちらだったのでしょう?

【ひとこと】
二人一役でビルボを演じるイアン・ホルムとマーティン・フリーマン。
顔立ちが全然違うので同一人物としては無理があるんですけれど。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-10-07 21:38 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
<東映まんがまつり>で上映された一本で、TV第1話「なぜだ?!ザビタンの反逆!」のブローアップ版。
本当はTV版をそのまんま見たいところだけれど、気軽に視聴できる環境にないので、とりあえず劇場版を。

e0033570_18533898.jpgこの番組がスタートしたのは昭和50年の10月7日(今日だ!)。
「ウルトラマンレオ」は既に放送を終了し「仮面ライダーストロンガー」も年内で終了予定と、ブームの牽引役となった二大ヒーロー番組シリーズが終焉を迎え、変身ヒーローブームも落ち着きを見せていた頃だ。

「秘密戦隊ゴレンジャー」に始まるグループヒーロー物の要素を取り入れ、”変身”の要素を排した仮面劇という新機軸を打ち出し、そして終末ブームやオカルトブームを取り入れるなど、数あるヒーロー番組に埋没しない意欲を見せた作品でもある。
アクマ族の設定や”地底空洞説”の導入は、それらブームの影響だろう。

その一方で着ぐるみで感情表現をさせる手法は「がんばれ!!ロボコン」で培われたものだし、悪魔の紋章の前で苦しむザビタンの姿は、プロフェッサー・ギルの笛で苦しむジロー=キカイダーの焼き直しだし、組織の裏切り者がヒーローになるのは仮面ライダー以来の伝統。かつ悪魔の裏切り者となると「デビルマン」を連想させるなど、決して新しいものばかりではない。
それらをミックスしてかつ新ヒーローに仕立てたのだから、やはり石ノ森章太郎と東映のプランニング力は只者ではない。

<過去記事>




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by odin2099 | 2018-10-07 19:01 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_06200400.jpg誰かさんに「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と叱られそうですが、ボーっと見てました。
そしたらお話見失いました。

この映画、見るの二度目か三度目だし、原作となっているルイス・キャロルの小説も正続二篇とも読んでるんですけどねえ、お話ちっとも覚えてなかったです。
しかしながら、イカレたキャラクターばかりが出てくるのは、当然ながら原作同様。
つまり、観ていてイライラさせられっぱなし、ということ。
75分の上映時間は結構苦痛で、やっぱり自分にはこの物語、合わないのだろうなあ…。
って前回書いてるんですが、ホントにその通り。

言葉遊びも愉しいんでしょうけれど、自分にはウザいとしか感じられません。
やっぱり相性ってありますね。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-10-07 06:24 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
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