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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2018年 11月 26日 ( 2 )

「走れメロス」を原案にし、イラクで長期ロケを敢行した東宝と三船プロ合作の冒険活劇。
この3年前に公開された「大盗賊」の続編的内容で、監督の谷口千吉、主演の三船敏郎をはじめとして主要なスタッフ、キャストはそのまま続投している。
音楽は佐藤勝から伊福部昭にバトンタッチ。「大盗賊」のような大掛かりな特撮シーンはないので、「特技監督:円谷英二」のクレジットはない。

e0033570_22332782.jpg安土桃山時代のお話だった「大盗賊」と違いこちらは時代を遡って奈良時代のシルクロードが舞台だが、有島一郎(仙人)、天本英世(魔法使いの老婆)、佐藤允(海賊ではなく今回は盗賊)はほぼ同じ役どころ。
「大盗賊」では悪役だった中丸忠雄や田崎潤が善人で、若林映子が悪女だったりと立場が逆転しているのも見比べると面白い点で、特に若林映子は前回同様にお色気担当だが、出番も増え衣装の露出度も高くなっている。

ただ残念ながら映画としては「大盗賊」ほど面白くはない。
魔術VS妖術のぶつかり合いもなければ、終盤を除けば世界のミフネも大暴れというほどでもないし、そもそも「奇巌城」ってどこなんだ?というくらいお城のセットに魅力もない。
全体を通して「冒険」とも程遠いし、これでは題名に偽りあり、である。

ところでTVシリーズ「ウルトラマン」の第7話「バラージの青い石」は、この作品のオープンセットを借りて撮影されているのは有名な話だが、出演者として黒部進と桜井浩子が仲良くクレジットされてるのは偶然?



by odin2099 | 2018-11-26 22:36 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
”新訳版”「機動戦士Zガンダム」の第二章。

e0033570_20252446.jpg今回は2クール目から3クール目にかけてのエピソードを大胆に取捨選択して構成。
結果としてカミーユがロザミア、フォウ、サラといった強化人間に翻弄されてばかり、”カミーユ女難”編といった按配になってしまった。
情緒不安定な女性キャラばかりが出てくるので、全体的に似たようなトーンのシーンが占めているのは一本の映画として見るとマイナス要素で、ボーっと見ているとロザミアとフォウが同一キャラに見えてしまうんじゃなかろうか。

またアムロの出番があまり削られていないこともあって、時にはカミーユ以上にアムロが主人公っぽく見える。ブライトやハヤト、ミライの出番も残されているのは「ファーストガンダム」ファンには嬉しいところ。

その一方、サラを通じてだがレコアとシロッコの間に何とかフラグを立てようとしているが、あまり上手い伏線の張り方とは思えない。というより全体として削られたり絞り込まれたり丸ごと割愛されたストーリー、シチュエーション、シーンが多過ぎるので、前作に比べて「一見さんお断り」ムードが高まってしまったのは以前指摘した通り。

ラストにハマーン率いるアクシズ勢力が割って参入。物語はいよいよ完結編へと向かう。
それにしてもジェリドって、この映画版じゃ一つも良いところがないな。大言壮語してるがカミーユにやられてばっかりだ。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-11-26 20:27 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
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