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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2019年 10月 28日 ( 2 )

松坂桃李の最新作「蜜蜂と雷鳴」を見た後は、デビュー作である「侍戦隊シンケンジャー」の劇場版を。

e0033570_19434224.jpg今年は十年目の節目の年ということで何がしらの動きを期待してはみたものの、どうやら何もないまま終わりそうだ。

「忍風戦隊ハリケンジャー」、「特装戦隊デカレンジャー」、「炎神戦隊ゴーオンジャー」は10年後に続編が作られたが、「シンケンジャー」キャストは多忙を極めている者も多くスケジュール調整が難しいこと、それにこれらの続編は基本的にキャスト側から製作サイドにアプローチした結果実現したものだったので、キャストたちにそこまでの復活の機運がなかったのかもしれない。
松坂桃李自身は放送開始日に十年前を振り返ったTweetをしているが。

さて、十年後の今でもそのまま”殿”として十分に通用するルックスをキープしている松坂桃李だが、この二本の作品を比べると顕著なのが表情の豊かさ。
「シンケンジャー」はデビュー作だから固さもあったろうし、また役柄の上でも仏頂面が求められていただろうが、流石に今は余裕というか穏やかさが感じられる。むしろ当時よりもあどけなさを感じる場面も。

なので尚更のこと、円熟味を増した「志葉の殿」の姿をもう一度見たいものだが、実現までのハードルは相当高いのだろうな。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-10-28 19:46 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19290740.jpg母の死をきっかけにピアノを捨てたかつての天才少女・栄伝亜夜。
年齢制限ギリギリで妻や子供の声援を背に、最後の挑戦をするサラリーマンの高島明石。
名門のジュリアード音楽院に在籍中で、完璧な演奏技術を持つマサル・C・レビ=アナトール。
そして専門教育は受けていないものの、先ごろ亡くなったピアノの大家ホフマンに見出された少年・風間塵。
注目の国際ピアノコンクールに集った4人の男女の苦悩と葛藤を描いたドラマ。

原作は直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の小説で、石川慶が脚本と監督を務め、松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士、臼田あさ美、ブルゾンちえみ、福島リラ、眞島秀和、片桐はいり、光石研、平田満、アンジェイ・ヒラ、斉藤由貴、鹿賀丈史らを配し映画化した。

初めは多くのピアニストがいるものの、予選が進むにつれ一人、また一人と脱落していく。
その中でこの4人は、ライバル意識は当然持っていたであろうに、それ以上に互いに刺激を与えあい、切磋琢磨する中で成長していく。

e0033570_19291541.jpg残念ながらこの中では、明石のみ本選には残れなかったが、それでも他の3人とは大きな絆で結ばれた彼は、最後まで会場で見届ける。
そしてラスト、コンクールの最終結果はエンドロール直前にテロップで表示されるだけ。
大事なのは勝ち負けではなく、何かに真摯に向き合い、そして続けていく勇気なのだと告げているようだ。

原作小説は文庫本で上下巻の長編。
映画はそれを2時間でまとめているため、おそらく主人公たちのバックボーンなど多くが掬い取られないままになっていることだろう。
多くを観客の想像に委ねるかたちにはしているものの、やはり物足りない部分は多い。
今度は小説をじっくり読んでみようと思う。



by odin2099 | 2019-10-28 19:31 |  映画感想<マ行> | Trackback(3) | Comments(0)
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