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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2019年 11月 07日 ( 2 )

イオン・プロ製作の<ジェームズ・ボンド>シリーズの第5弾で、今度の舞台は日本。
メインキャストにも若林映子、丹波哲郎、浜美枝ら日本人スターの名前が並び、国を挙げて撮影クルーを歓迎し、国宝姫路城や蔵前国技館、銀座の大通り、地下鉄丸ノ内線構内、ホテルニューオータニなど普段なら撮影許可が下りそうもない場所でもロケを敢行したものの、出来上がってみればトンデモ日本の観光映画になっちゃった、という曰く付き。
おまけに撮影中に姫路城を傷つけちゃったりしたもんだから、以後ここでの撮影には制約が課せられるようになってしまったんだそうで。

e0033570_20175725.jpgしかしなんでボンドが日本人に変装して潜入捜査をしなきゃならないのかとか、そういった無駄な部分が多いことを除けばお話としては決してつまらなくない。
脚本のロアルド・ダールは「チョコレート工場の秘密」や「おばけ桃の冒険」、「マチルダはちいさな大天才」、「魔女がいっぱい」などで知られる著名な小説家でもある。

若林映子のボンドガールも、日本人の贔屓目もあるだろけど決して他の女優に劣っているとは思えないし、浜美枝だって悪くはない。もっとも物語上ではボンドガールは二人もいらなかったね。一人に絞った方が流れはスッキリする。

特に浜美枝の出番は実質最後の30分だけだし、ロクに台詞もない。
これは浜美枝の英語力では演じきれないと若林映子とは当初の配役を入れ替え、更に浜美枝の台詞を削り若林映子の出番を増やした結果らしい。
ちなみに海女役の浜美枝は泳ぎにも難があったそうで、こちらは当時のショーン・コネリーの妻ダイアン・シレントの吹き替え。水中のシーンをよく見るとまるで別人なのがわかる。

ともあれ作品はヒットしシリーズの続行も決まったが、「ドクター・ノオ」「ロシアより愛をこめて」「ゴールドフィンガー」「サンダーボール作戦」と続いて007を演じて来たコネリーは嫌気がさし、本作を以てボンド役との決別を宣言してしまう。

【ひとりごと】
「ボンド、ジェームズ・ボンド」というお馴染みの名乗りがないのは本作が初らしい。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-11-07 20:24 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
ウルトラの星を目指すウルトラマンのカットから始まり、ウルトラの星でのファミリー総登場の新撮シーンはじめ、しっかりと劇場用としてお色直しはされている「ウルトラマン」の総集編映画の第2弾。

e0033570_20121605.jpg他にも戦いに疲れたウルトラマンを励ます兄弟たち(何故かレオとアストラがいなくてジョーがいる)や、本編未使用だったが苦戦するマンを応援するファミリーたち(予告編用のカット?)、原版では空中戦のみだった初代バルタン星人とマンとの地上戦などの新撮シーンを盛り込み、一本の映画としての満足度は(当時としては)高い。
2本目だから前作とは同じことが出来ないな、という意識が働いたのだろう。

ただ人気怪獣が登場するエピソードばかり集めてるので、見飽きたシーンばかりで閉口した、というのは再三書いてきた通り。
原版に簡単に触れることの出来る今では、逆に適度に手を入れたこのヴァージョンが、その違いを愉しむという意味でも新鮮だったりするのだが。
公開当時より今の方が、明らかにこの作品に対する個人的評価は高くなっている。

地球に危機が迫り、集められたファミリーたちは長老であるウルトラマンキングの前でデモンストレーションを敢行。
その結果ウルトラマンが選ばれ地球へ派遣されるというのが本作の発端だが、そのパターンを使えばまだまだ第3弾、第4弾…と”続編”を作ることは可能。
流石に本作公開時が<第三次ウルトラブーム>のピークだったろうが、今少しブームが長続きしていたら、今度はウルトラセブンやエースらを地球へ派遣するヴァージョンを作っても面白かったかも。

ウルトラセブン」や「帰ってきたウルトラマン」、「ウルトラマンタロウ」なんかの総集編がどんな作品になったのか、かなーり興味があるのだが。

【ひとりごと】
キングがウルトラマンを指名するシーン、その前に並んでいたアストラが一瞬反応するんだけど、お前が地球に行くつもりだったんか?

<過去記事>


by odin2099 | 2019-11-07 20:12 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
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