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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2019年 11月 24日 ( 1 )

『小さい魔女とワルプルギスの夜』(2018)_e0033570_08480874.jpg森の奥の小屋で黒いカラスと暮らしているまだ半人前の”小さな魔女”の夢は、年に一度<ワルプルギスの夜>にブロッケン山で開かれるお祭りで踊ること。しかし一人前の魔女にならないとその宴には招待されず、今年も招待状は来ない。
どうしても夢を諦めきれずこっそりと潜り込んだものの、たちまち”大きい魔女”たちに見つかってしまい、罰を与えられてしまう。
そして”魔法の本”を渡され、その中に書かれてある7,892個の魔法を来年の<ワルプルギスの夜>までに覚え、テストに合格して”良い魔女”になれたら招待してやろうと宿題を出される。
はたして”小さい魔女”は”良い魔女”になって、夢を果たすことが出来るのだろうか。

”小さい魔女”といっても127歳。演じてるカロリーネ・ヘルフルトも撮影当時は32~3歳くらいだと思うから、ドジっ娘ではあってもいわゆる”魔法少女”のイメージはない。
そんな彼女が喋るカラスのアブラクサスを相棒に、失敗しながらも成長していくというお話なのだけれど、見ていて不思議と違和感はない。正直それほど美人という感じではないものの、無邪気で好奇心旺盛な笑顔が雰囲気にピッタリだからだ。

原作はオトフリート・プロイスラーの児童小説。
”良い魔女”ってなんだろう?というところから彼女の葛藤が始まり、理不尽とも言える”大きい魔女”たちの無理難題に対して出した答えとは…。
見ていた人には溜飲が下がるハッピーエンドではあるものの、見ようによってはちょっと残酷。
色々と考えさせられる作品だった。




by odin2099 | 2019-11-24 08:50 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
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