【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

e0033570_19463482.jpgリメイクとかリブートと呼ぶにはあまりにもかけ離れた感がありますが、「仮面ライダーアマゾンズ」が劇場にかかっているこのタイミングで、オリジナルの「仮面ライダーアマゾン」の劇場版をば。
TVシリーズ第16話「ガランダーの東京火の海作戦!!」を短縮再編集した<東映まんがまつり>上映作品です。

カット版なのでお話は若干わかりにくいですが、ゲスト悪役の安藤三男が強烈なインパクトを残しているし、ヒロインの松岡まり子は可愛いし、で<まんがまつり>の一本としてはまずまずの一篇だと思います。

諸事情で短命に終わっちゃったこともありますし、流石に「仮面ライダー」ブームにも陰りが見えてきた時期とはいえ、シリーズ中でも異色の作品として根強いファンも多いだけにだけに劇場用の新作映画が実現しなかったのは残念です。

<過去記事>
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# by odin2099 | 2018-05-25 19:51 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_23073671.jpg「仮面ライダーアマゾンズ」の完結編。
ネット配信されたシーズン1、シーズン2を受けての物語だが、作品の冒頭には親切な「これまでのあらすじ」の類は一切ない。
通常のTVシリーズベースの夏興業や、年末年始のMOVIE大戦と違い、初心者へのハードルは相当高い。というより「一見さんお断り」な作りと言ってもいい。
Season1 覚醒」、「Season2 輪廻」と2本の総集編映画を見ておいて良かった。

お話はシーズン2よりも時を経ているようで、アマゾンは悠と仁を除けば殆ど淘汰されてる状況らしい。
一方でアマゾンを巡っては新たな陰謀が巡らされ、今度は食肉用に畜産アマゾンを養殖するという、ゲゲゲな展開へ。

正に「食うか食われるか」の熾烈な争いだが、これ「仮面ライダー」である必要ある?
満員の劇場には”大きなお友だち”しかいなかったけど、これは子供には見せられんだろうなあ。
直接的なグロ描写は押さえられてるとはいえ、想像するとかなりウゲゲ…。

物語としては悠と仁、二人のアマゾンにどういう決着をつけるか、に絞られてる筈なんだけど、色々と脇筋を膨らませているので本筋が見えにくくなってしまった印象が。
「完結編」という触れ込みで一応はまとまってはいるものの、本当の元凶はまだ健在だし、主人公だって生き残ってるから、これじゃまだまだ続編作れそう。個人的には「もういいや」だけど。




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# by odin2099 | 2018-05-24 23:09 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
** ネタバレあり **

三部作として作られるアニゴジの第二作。
前作「GODZILLA/怪獣惑星」はかなり絶望的な状況で終ったが、今度は主人公たちが反撃開始!
遺棄されたメカゴジラが2万年の時を経て進化。都市スケールに増殖し、メカゴジラ・シティと呼ぶべきものに。
ここを拠点にゴジラを倒そうというのだが…。

e0033570_22103128.jpg結局メカゴジラは名前だけで姿を見せないし、協力関係にあるはずの地球人とビルサルド、エクシフも一枚岩ではなく、各種族の思惑が交差。その結果、一時はゴジラを追い詰めるものの、その同盟関係は事実上崩壊してしまう。
その一方で人類の後継種族と思しきフツワ族の存在が、今後のストーリーの鍵を握るであろうが、これがモロにインファント島と小美人。とくれば次回作でモスラの登場は必然?

またエクシフの母星を滅ぼした禍々しき存在の名前は「ギドラ」…。
アニメでやるということで新機軸を打ち出したものの、結局は過去のキャラクターに頼ったお話作りしか出来ないのかと思うとガッカリ。

肝心のゴジラが出てくるのも全体の三分の二が過ぎたあたりからだし、相変わらず生物感が感じられないし、メインキャラは続々退場していくし、後味の悪い展開といい、観客がゴジラに求めてるのはこういうんじゃないんじゃないのかなあ。

三部作完結編「GODZILLA/星を喰う者」は11月公開。
アニメということで既に継子扱いされてる感がある最新の「ゴジラ」だが、数年後には公式からも番外編扱いされ、更に「なかったこと」にされなきゃいいけれど。
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# by odin2099 | 2018-05-23 06:25 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「ダンガードA」の劇場版第二弾は、完全新作だった前作「ダンガードA対昆虫ロボット軍団」とは違い、TVシリーズ44話「希望の星!プロメテを見た」と45話「ジャスダム全開直進」の短縮再編集版。
ただし新作カットも多いとのことなので、一応は新作映画扱いということで良いのかな。
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TV版の再編集なので当然ストーリーはその展開に準じたもの。思いっきり番外編だった前作とは違い、イベント性に乏しくこじんまりとしたお話なのは、<まんがまつり>としては些か淋しい。
そして数々のサプライズを用意して<まんがまつり>を牽引してきた、「マジンガーZ」以来の東映動画ロボットアニメの劇場版もこれで打ち止めとなってしまった。

神谷明と古川登志夫の主人公コンビ、ヒロインに吉田理保子、ライバルに山田俊司(現・キートン山田)、脇に冨田耕世、八奈見乗児、大竹宏、そして菊池俊輔メロディー。
例えお話が地味でも、往時のロボットアニメの持つパワーは計り知れないものがある。

ちなみに前作でも流用BGMのオンパレードだったが、本作でも「ゲッターロボ」や「UFOロボ グレンダイザー」、「大空魔竜ガイキング」等から数々の名曲がセレクトされて使われている。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/3741247/
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# by odin2099 | 2018-05-22 22:07 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)
<東映まんがまつり>で上映された実写ヒーロー物の劇場用新作としては、「仮面ライダー対ショッカー」、「仮面ライダー対じごく大使」に続く3作目。
2本の「仮面ライダー」映画よりも長尺で、しかもパート3Dで製作されたあたりに当時の「キカイダー」人気の高さが窺える。

e0033570_21380986.jpg東京、大阪、名古屋、横浜、札幌の五大都市を攻撃するのが今回のダークの作戦だが、四国と九州は除かれているので逃げるならそこがオススメ。
但しキカイダーとダークロボットとの戦いは、今は亡き横浜ドリームランドと鳥取砂丘がメインなので、除外されてはいても山陰・山陽地方は避けた方が無難。

当時のジローは憧れのヒーローだったけど、今見るとミツコさんのキュートさにメロメロ。
安藤三男の怪演、そして渡辺宙明メロディーの素晴らしさ。
出来得れば一度は大画面で見たい作品だ。
立体映画という制約から、なかなか実現へのハードルは高いだろうけれど。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/3196514/
https://odin2099.exblog.jp/22099463/
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# by odin2099 | 2018-05-22 21:45 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21461214.jpg遺伝子実験の失敗によって、ゴリラ、狼、ワニが巨大化、軍の攻撃をものともせず、シカゴの街で大暴れ!
――という、理屈なんかどうでも良いと言わんばかりの豪快な怪獣映画。

その怪獣に立ち向かうのがドウェイン・ジョンソン!
彼は霊長類学者にして元特殊部隊員という、かつてのスティーブン・セーガルもかくやというなんでもあり超人。
実は巨大化しちゃったゴリラは手話でコミュニケーションを取る程のオトモダチ。途中で何とか正気に返らせると、あとは変則タッグマッチのゴングが鳴る!

巨大なゴリラと巨大なワニが戦う様は、おお!「ゴジラVSキングギドラ」を先取り?!
てっきりレジェンダリーの作品かと思いきや、全然関係なかった…。

e0033570_21462226.jpg元々「ランペイジ」というゲームがあり、それの映画化だそうだが、邦題に「巨獣大乱闘」と副題を付けた宣伝担当者のセンスは大いに買う。
また「クズはクズ同士助け合う」とか「カウボーイは仲間を見捨てない」とか痺れる台詞も連発(しかも吹替版だとこれが若本規夫ヴォイスで聴ける)。
そして全ての元凶、トンデモ実験をやらせていた悪者にはしっかりと天罰が下る。

…まあこれがやり過ぎだ、という声もないでもないらしいけれど。

予想外?の大ヒットに続編の話も出てきたようだけど、偏差値の低い映画のまんまでいて欲しいものだ。


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# by odin2099 | 2018-05-21 21:50 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
<X-MEN>三部作が完結した後、ウルヴァリンとマグニートーをそれぞれ主人公にしたスピンオフを作る、という話があり、前者は「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」として実現し、後者が形を変えたのがこちらなのだろう。どちらかというとマグニートーことエリック・レーンシャーよりも、後のプロフェッサーX、チャールズ・エグゼビアの方が主人公っぽいけれど。
また製作サイドとしてはこの作品を新たな三部作の1本目とも位置付けていたようで、そうなるとミスティークことレイブン・ダークホルムこそ、真の主人公なのかもしれない。

e0033570_20020378.jpg時系列的には「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」よりも後になるが、あちらは他のメンバーとは絡まない番外編色が強いので、<X-MEN>の物語のスタートはこの作品からという感じ。
抑圧されたエリック、結構ナンパでチャラいチャールズ、どちらも三部作で良く知る二人のイメージとは遠く、演じているジェームズ・マカヴォイとパトリック・スチュワート、マイケル・ファスベンダーとイアン・マッケランもそれぞれ同一人物に見えない。

後の作品で歴史改変が行われ、二人とも三部作で描かれたのとは違う人生を歩むことになるが、実はこの作品の時点で矛盾点がありストレートには繋がらない(チャールズが歩けなくなる時期など)。
既に次回作の構想があったのか、それとも細かいことに拘らないスタッフだったのか。他の作品群を見ても、実は後者の可能性は捨てきれないのだが。

ともあれ、作品のムードが大きく変わったこともあって、個人的には5本目にしてやっと素直に愉しめる<X-MEN>作品だった。
自分にとっても<X-MEN>との付き合いは、この作品から始まったようなものだ。

【ひとりごと】
冒頭にエリックの過去話が出てくるが、同じシーンが1作目の「X-MEN」にもある。
これは使いまわし?それとも新規撮影?

そして本作のヴィラン、ケヴィン・ベーコンが演じるクラウス・シュミットの別名はセバスチャン・ショウだが、「セバスチャン・ショウ」って「スター・ウォーズ/ジェダイの帰還」でマスクを脱いだダース・ベイダー、かつてのアナキン・スカイウォーカーを演じた俳優と同じ名前だよな。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/15014373/



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# by odin2099 | 2018-05-21 21:44 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21233037.jpg先ごろ今秋からのテレビ放送が発表されたが、概ね予想通り。
半年間の放送だから、今週末に公開される第五章に続き、第六章が9月か10月、そして完結編となる第七章が1月か2月というスケジュールだろうか。
おしまいが決まったことで「2199」みたいにスケジュールが逼迫しないことを祈るのみ。

今回からオープニングがオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラの演奏版から、ささきいさおが歌う新録版に変更。しかも使用されてるのは2番というのが細かい。
今後シリーズが続くとしたら、幻の3番4番が日の目を見ることがあるだろうか。

さて本題。
「2199」の時もガミラス人の設定が原典から色々と変えられていたが、「2202」のガトランティス人はもはや別物。流れて来るお馴染み「白色彗星」や「都市帝国」のメロディが段々と似合わなくなってきた。
おまけに「星巡る方舟」の時に作られた「蛮族襲来」のテーマですから違和感あるのだから何をか況や。
ズウォーダーもサーベラーも(ついでに桂木透子も)ミルも一体何者? 
渦中にあって冷静に周囲を分析してるデスラーがえらくまともに見える。

今一つ目的が見えないデスラーも、どうやらテレサに呼ばれた一人。ヤマトと、古代と共闘する未来はあるのか。そして「2199」終盤からの復権なるか。
後半戦に突入した「2202」、かなり自分の望まない方向へ舵を切ってるようにも受け取れるが、今しばらくは共に航海を続けよう。

<過去記事>


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# by odin2099 | 2018-05-20 21:32 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
ピーターと妹たちは、いつもマクレガーをからかい、その畑から野菜を盗んで暮らしていた。その隣には画家のビアという若い女性が住んでいて、ピーターたちの味方をしてくれていた。
ある日マクレガーは突然心臓発作で亡くなってしまう。これで好き勝手やり放題だと喜んだピーターたちだったが、それもつかの間、ロンドンからマクレガーの甥トーマスが遺産を相続してやってくる。潔癖症で神経質なトーマスはピーター達を追い出し、動物たちが入って来れないように頑丈な柵を設けてしまう。

e0033570_18290521.jpg最初はギクシャクしていたビアとトーマスもいつの間にか急接近。そのことも面白くないピーターは、あの手この手でトーマスに嫌がらせをし、トーマスも害獣駆除の罠を仕掛け、その攻防はどんどんエスカレート。そしてトーマスがピーター達の巣穴を爆破しようと仕掛けたダイナマイトのスイッチをピーターが押してしまい、巣穴のあった木が倒れてビアのアトリエをメチャクチャにしてしまう。
ビアとトーマスは破局、失意のトーマスはロンドンへと帰ってしまい、ビアも引っ越すことに。責任を感じたピーターは、トーマスを呼び戻すべくロンドンへと向かう。

キャラクターは知っていたものの、こんな殺伐としたお話だとは夢にも思わなかった。もっとほのぼのとした内容なのかと思いきや、悪ふざけというレベルを越えた殺るか殺られるかの壮絶なバトル!

元々マクレガーがピーターの父親を捕まえパイにして食べちゃった、という因縁があるとはいえ、最初の攻防戦もなかなか凄まじいし(その最中にマクレガーは死亡するが、当初はピーターがやっつけたと思われていた)、その後を継いだトーマスとのやり取りも、高圧電流で感電させようとしたり、ブラックベリーにアレルギーを持つトーマスにそれを食べさせようとしたりで、お互いいつ死んでもおかしくない有様。もちろんギャクとして描かれてはいるのだが、これを単にブラックジョークとかブラックユーモアで片付けていいものか。

なーんていう批判の声があんまり聞こえてこないようなのがちょっと不思議だけれど、それはこういった毒のある内容ながらも、最後には感動的にまとめることに成功してるからだろう。
実際、既にキャスト続投で続編の製作が決定してるとか。ローズ・バーンもドーナル・グリーソンも美男美女すぎないのが好印象(サム・ニールなんてどこに出てるか、言われなきゃわからなかったけど)。

今回は吹替版で鑑賞したけど、千葉雄大クンは”タレント枠”としては合格点。
やっぱり一年間、<スーパー戦隊>シリーズの現場でアフレコをみっちりと鍛えられてる人は違うね。


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# by odin2099 | 2018-05-20 18:34 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
「宇宙からのメッセージ」を見直す度に、続編TVシリーズを見たいなあと思いつつ、今日に至る。
レンタルDVDとかあると嬉しいんだけど、いきなりDVD買うのも、その為にわざわざネット配信などに課金するのもちょっと抵抗があるもんで…。
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というワケで、続編TVシリーズ「銀河大戦」、その<東映まんがまつり>用劇場版を再観賞。
時代設定は「宇宙歴70年」となっているけど、これは最初の映画から何年ぐらい経っているのやら。
その頃の人類もアンドロメダ星雲あたりまで進出していたけれど、この時代は更に多くの植民地惑星を抱えているらしい。

e0033570_22133815.jpgその結果、ガバナス帝国と再激突する羽目になったのか、それともガバナスは復讐だかなんだかの為に当初から地球を目の敵にしてたのかはわからないけれど一大戦争が勃発し、主人公たちはレジスタンスとしてガバナスと戦う、というのが基本設定らしい。それを忍者モチーフで描いてるというから、色々と気になるんだけどね。

この劇場版はあくまでTV見てる人が前提っぽいので、基本設定の説明も登場人物の紹介も何もなく、いきなりアクションアクションなので、かなーり不親切な作りなのが玉に瑕。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/2776825/
https://odin2099.exblog.jp/23296261/



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# by odin2099 | 2018-05-19 22:15 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
スピルバーグは続編嫌いらしく、「JAWSジョーズ」の続編企画は早々に断りましたが、インディアナ・ジョーンズ教授の冒険譚には興味を示し、2作目3作目4作目を撮り、今も5作目を準備中です。
同じくシリーズ化に意欲を見せたのが「ジュラシック・パーク」で、この2作目を監督した後に、プロデュースに回って3作目4作目を送り出し、今夏には5作目の公開を控えています。

e0033570_22060586.jpgしかし「インディ」の続編もそうなんですが、この映画も1作目に比べるととんと面白くないんですよね。
才人スピルバーグといえども、続編には向かない人なんでしょうか。一回やると飽きちゃうタイプの人なんですかね。
うーん…。

前作は一応ヒーロー、ヒロインっぽい役回りとしてアラン・グラントとエリー・サトラーがいて、斜に構えたイアン・マルコムがいて、物語上の悪役ポジションというか”元凶”の位置にジョン・ハモンドがいる、という構図でした(直接的な悪役はデニス・ネドリーですが)。
中心に”常識人”のグラントがいることで、物語はスムーズに転がっていったわけですが、今回は我の強い面々ばかり。

マルコムの恋人サラ・ハーディングも、マルコムの娘ケリーも自己中。
ハモンドの甥ピーター・ルドロー(今回の悪役ポジション)も、恐竜ハンターのリーダー、ローランド・テンポも私利私欲に走るだけ。
皮肉屋のマルコムが一番の常識人に見えちゃうくらいなので、正直みんな恐竜に食われちまえ!ってなものです。

クライマックスも、「キングコング」をやりたかったんですかね。
T-REXをアメリカ本土へ上陸させ、街はパニック状態に。
何とか島へ送り返してメデタシメデタシというのも物語内世界にとっては大甘な解決方法で、これで良いのかなあ、なんて思ってしまいます。
まあこれで良いわけないので更なる続編が作られてるわけですが、実は3作目4作目はこの作品の続きではないので、このマルコムらの判断が正しかったのかどうかはわからないのですが……。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/8915775/
https://odin2099.exblog.jp/23120033/




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# by odin2099 | 2018-05-18 22:11 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
<X-MEN>のスピンオフ第1弾。
今となってはどっからどこまでがスピンオフなのか判然としませんが、とりあえずサブタイトルに「X-MEN ZERO」(原題では”X-Men Origins: Wolverine”)とあるように、これまでの三部作よりも時代を遡り、ウルヴァリンことローガン(ことジェームズ・ハウレット)の誕生秘話を描いております。

ヒュー・ジャックマンは格好良いと思うんですが、ぶっちゃけウルヴァリンのキャラってそれほど好きじゃないので、この映画もなかなか「面白いなあ」とは残念ながら思えません。
ハリー・グレッグソン=ウィリアムズの音楽は好きなんですが。

e0033570_06331400.jpgもう一人の主人公と呼ぶべきなのが、ウルヴァリンの兄ビクター・クリード、通称セイバートゥース。かなーりヤバイ奴ですが、更にヤバイのが既にこの人、最初の「X-MEN」に出ているということ。同一人物という設定らしいですが、お互いに兄弟だってことは忘れちゃってるみたいなので、ウルヴァリン同様にどっかで記憶を失ったのかもしれません。

ウルヴァリンの恋人となるケイラ(シルバーフォックス)の妹としてエマ・フロストという女の子が出てきます。結構可愛い子です(吹替だと声が元・少女隊のレイコだったりしますが、殆どセリフないですし、あの頃とは全然違う声なので、当時のファンでも気付かないでしょうね)。
彼女は後の作品でも出てくるのですが、年齢も違うというか辻褄が会わない、これまた明らかな別人。
…と考えるしかないんでしょうね。

「X-MEN」で初対面だったウルヴァリンとサイクロップス。しかしこの作品では顔合せてますよね。
自己紹介するようなシチュエーションではなかったですが、記憶を消されたウルヴァリンは兎も角として、サイクロップスが覚えてないとは思えないんですけどねえ。よっぽど思い出したくなかったのか、気に食わなかったから知らん顔してたんでしょうか。

そのサイクロップスたちを最後に迎えに来るのがチャールズ・エグゼビア=プロフェッサーX。
歩いてます。普通に歩いてます。
「X-MEN/ファイナルデシジョン」の回想シーンで描かれるジーンを迎えに行くシーンでも、プロフェッサーは普通に歩いてます。この頃はまだ歩けた?――とすると、これまた後の作品群との矛盾点が出てきちゃいますけど、もういいですか? ウィリアム・ストライカーのことといい。

ウルヴァリンたちの傭兵仲間として登場するウェイド・ウィルソン、デッドプール
ファンからはえらく不評だったようですが、その後は同じライアン・ゴズリング演じる、ファンが望む形に近い単独主演作が作られたのはめでたいめでたい(ついでに吹替キャストも同じく加瀬康之です)。しかも好評につきまもなく続編も公開されます。

そして同じくガンビット
テイラー・キッチュからチャニング・テイタムに配役を変え、単独主演作のアナウンスがかなり前からなされてますが、こちらは「デッドプール」と違ってなかなか実現しませんねえ…。
20世紀FOXがディズニーに買収されたことによって、今後の<X-MENユニバース>がどうなるのか、色々と気になるところであります。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/12287790/
https://odin2099.exblog.jp/24033983/



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# by odin2099 | 2018-05-17 20:10 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
TVシリーズ第6話「赤い謎!スパイルートを海に追え」を短縮再編集した<東映まんがまつり>用の劇場公開版。
<スーパー戦隊>シリーズの映画としてはこれが一本目となる。

e0033570_19233762.jpgイーグルの機密を収めたマイクロフィルムが黒十字軍に盗まれ、それをゴレンジャーが何とか奪還しようとする、スパイアクション物を意識したようなお話になっている。最初から全員出動ではなく、先行してアカとミド、そして終盤になって勢揃いというのは、例えて言えば「スパイ大作戦(ミッション:インポッシブル)」のよう。
作戦の都度それに相応しいエキスパートをピックアップし、チームでミッションをクリアするという「ゴレンジャー」の基本パターンは、案外この作品辺りが元になっているのかも。

これ、実は今後の<スーパー戦隊>シリーズの一つの形として一考に値するのではないかと密かに愚考してることでもある。
メンバーを固定せずに状況に応じて入れ替え、必ずしもクライマックスで全員勢揃いにしない。既に追加戦士とされているメンバーは、レギュラー入りしても毎回出番があるとは限らないので(例えば「獣電戦隊キョウリュウジャー」の7人目以降の戦士たち)、こういうのもアリだとは思うのだが。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/3393864/
https://odin2099.exblog.jp/23750718/
https://odin2099.exblog.jp/25927434/



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# by odin2099 | 2018-05-17 19:38 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
第3巻は第7話から第10話まで。
「宇宙戦艦ヤマト2」をなぞってはいますが、宇宙ボタルの一件などかなり趣の違うものになっています。
空間騎兵隊とヤマトクルーの衝突も「ヤマト2」ほどではなく、比較的穏やかな艦内かと思いきや、ガミラス人のキーマン、それに謎の女・桂木透子の暗躍が不穏な空気を持ち込んでいますが、正直こういう展開は望んでいないんですけどねえ。

e0033570_19464090.jpg「さらば宇宙戦艦ヤマト」や「ヤマト2」では、宇宙の危機を訴えるテレサのメッセージ、時を同じく出現した謎の白色彗星、この二つを強引に結びつけ(「ヤマト2」ではガトランティスの尖兵とヤマトが遭遇する描写がありますが)、反逆者の汚名を浴びせられながら旧ヤマト乗組員が旅立つというお話でした。
これが違和感ないのは、冒頭のナレーションで白色彗星=ガトランティスの暴挙が説明されているからですが、そんなことを知る由もないヤマト乗組員の行動は些か短絡的と言わざるを得ません。

この「2202」ではテレサのメッセージはピンポイントでヤマトクルーに届きます。これは旧作ほど古代が熱い男ではないので、漠然としたメッセージを受け取っただけで反逆罪を覚悟で行動するだろうか、というスタッフ側の疑問点から生じた改変のようです。
直接行動を促すメッセージを送られたために、古代はヤマトを動かす決意をする、という方がより自然だろうと考えられたのでしょう。実際にはキーマンやバレル大使ら地球駐在のガミラス人たちに唆されたようにも見えてしまいますが。

対するガトランティスですが、既に「2199」に登場し「星巡る方舟」ではヤマトとも直接戦火を交えていますから、強大な未知の敵のイメージは乏しく、謎に包まれてはいるものの既知の敵という扱いですし、白色彗星との関連もそれほど重要視されてはいません。
それにガトランティス側の描写も多く、しかも今回収録のエピソードでは早々にズォーダー大帝と古代が直接言葉を交わしてしまいますので、威圧感もありません。このあたりも自分の望んでいる展開ではないのですが。

テレサのメッセージは、それぞれ既に亡くなった親しかった身近な人物の姿を借りて届けられました。古代には沖田艦長、真田には古代守、斉藤は…桐生隊長でしょうか。
そんな中でヤマトクルーでただ一人メッセージを受け取らなかったのが森雪。記憶を失っているという「2199」からの設定を上手く活かし、メッセージを受け取らなかったにも関わらず、古代を信じて付いて行こうという雪の健気さを強調していますが、今度こそ雪の記憶喪失の謎、明かされるのでしょうか。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/26114771/



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# by odin2099 | 2018-05-16 19:52 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
最新の「仮面ライダー」映画に対して、これが最古の「仮面ライダー」映画。
「仮面ライダー」第13話「トカゲロンと怪人大軍団」の改題再編集版で、新作映画以外では<東映まんがまつり>上映作品の中でちびっ子たちから異例の支持を集めたんだとか。

e0033570_18315123.jpgスケールの大きなショッカーの作戦、一度はライダーを倒すほどの強力な新怪人、かつて敗れた怪人たちが大挙して復活、特訓によるライダーの新必殺技の登場、と確かに他の新作映画群にひけを取らないイベント要素は満載だし、これらが後の<まんがまつり>におけるヒーロー映画の定番になったことを考えれば頷ける話ではある。

新怪人トカゲロンに改造されるプロサッカー選手を演じたゲスト俳優は堀田真三
ワイルドな風貌に低く野太い声、太々しいその存在感。かの三船敏郎に匹敵すると言ったら言い過ぎだろうか。

<過去記事>
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# by odin2099 | 2018-05-16 18:43 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_10572761.jpgあれから5年、実験体の殆どは駆除されたが、今度は「溶原性細胞」が蔓延し、一般人がアマゾン化するという事態が発生していた――というところから始まるSeason2の総集編。

Season1の登場人物たちは一旦は退場し新たな主人公で新しい物語が始まるが、実は彼らもSeason1の登場人物たちと密接な関わりがあり、中盤からはその因縁も含めてよりドラマティックというか、凄惨なドラマが繰り広げられる。

前作のキャラクター、新登場のキャラクターが右往左往しているので、前作以上に物語がわかりづらい。
画面も暗く、また時間経過や場所の移動も(おそらく途中のエピソードが削られている所為で)判然としないので、今画面に映っているのが誰で、そして何故この場所に居てこういう事態になっているのか、理解が追いつかない。

それでも物語の中心を成していたであろう少年と少女の純愛ドラマ、これは泣かせるものがある。
そしてその後に訪れる後味の悪さ、これが「仮面ライダーアマゾンズ」という作品なのだろうな。



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# by odin2099 | 2018-05-15 22:13 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(2)
今年は「マジンガーZ」の新作、しかも続編映画が公開されたが、最初に劇場にかかったのがこの第5話「ゴーストマジンガー出現」のブローアップ版。
序盤乍ら早くも偽マジンガーを登場させ、兜甲児や光子力研究所を貶めるというのは展開が早い。
もっとも、これにまんまと乗せられて甲児を非難したボスだったが、最後には誤解が解けて交友が始まるという流れだから、決して早すぎるということもないか。

わざわざマジンガーの偽物を作ったりせず(劇中ではあしゅら男爵が、「裏切った甲児が提供したデータを元にドクターヘルが作った」、と説明して混乱させているけれど)、機械獣をヴァーチャル映像によってマジンガーに偽装させるという方法を取っているが、これも意外に新しい発想ではなかろうか。
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そういえばこのエピソードでは、光子力研究所から自宅に帰る途中に兜甲児・シロー兄弟はあしゅら男爵率いる鉄仮面軍団に襲われている。
甲児たちが研究所に越してくるのはシリーズの後半だが、これは切り離すことで色々なドラマが生み出されるという考えからくる、当初から作劇上で必要とされた設定だったのだろうか。
安易にマジンガーを出動させない枷なのかなとも思うが、どうにもまどろっこしくも感じてしまうのだが…。

<過去記事>
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# by odin2099 | 2018-05-15 22:00 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
前番組「天装戦隊ゴセイジャー」との対戦が前倒しで行われたために、変則的に実現したドリームマッチ。その出来栄えは<スーパー戦隊VSシリーズ>の中でも上位に来るほど。
またシリーズ外の作品との共演も初めてのことだ。

e0033570_21010607.jpgとにかく宇宙刑事ギャバンの現役感がハンパない。
ゴーカイガレオンとドルギランの空中戦から始まり、ゴーカイジャー5人を手玉にとるギャバンの圧倒的な強さ。そしてギャバン=一乗寺烈を演じた大葉健二の生身のアクションシーンにおける説得力。
そしてそれを支える宙明節。

30年も経ってるのに装備がそのまんま、というのはどうなのかなと思わないでもないものの、変に現代風のアレンジを施したりせず、音楽も含めて当時のまんまで尚且つ強く格好良い、というのはつくづく時代を先取りしていたニューヒーローだったんだなあと改めて感じさせてくれた。

この作品以降、曲がりなりにも代替わりを重ねながら「宇宙刑事」の新作が作られているのは喜ばしい限り。
しかしそろそろ代替わりだけでなく、完全な新宇宙刑事の登場を、しかもTVシリーズで実現させて欲しいところだ。

<過去記事>
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# by odin2099 | 2018-05-14 21:04 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
東映の「宇宙からのメッセージ」と並ぶ和製「スター・ウォーズ」便乗映画の雄で、タイトルの「惑星大戦争」は当初「スター・ウォーズ」の邦題として準備されていたものの流用、というのは有名な話。

「宇宙からのメッセージ」の項でも書いたが、研究の後は窺えるものの、実はそれほど「スター・ウォーズ」に似てるとは思わないのだが、こちらの方はもっと影響が少ない。強いて上げれば宇宙猿人の登場くらいか。

e0033570_19392816.jpgおそらく「スター・ウォーズ」そのものというより「SFブーム」にあやかろうとしたのだろうということと、準備期間の不足から研究どころではなかったのではないかと推測できる。
あるいは「海底軍艦」の轟天号を宇宙へ飛ばそう!というのがそもそもの発端だったそうなので、最初から「スター・ウォーズ」なんか眼中になかったか。
結果的に「スター・ウォーズ」というよりも「宇宙戦艦ヤマト」の実写リメイクのような仕上がりになっている。

主人公は森田健作、そのライバルで親友は沖雅也、それに宮内洋が並んだ姿は東宝映画っぽくないし(モリケンは松竹所属だし、宮内洋は”東映ヒーロー東の横綱”なんて呼ばれるくらいだ)、池部良や平田昭彦はともかく、大滝秀治もあまり特撮モノのイメージはないし、特撮モノに所縁があるキリヤマ隊長こと中山昭二も東宝映画っぽくはない。
まあそれも多国籍軍というか、色々な枠を越えたドリームチームと言えなくもないが。

戦いの激烈さを表現する為かメイン格のキャラクターでも容赦なく殺されてしまうし、最後は「さらば宇宙戦艦ヤマト」を先取りしたかのような特攻劇で幕を下ろすなど全体的に暗いお話ではあるが、低予算で時間のない中でありながら、精一杯の見せ場を用意したスタッフには拍手を送りたい。
津島利章の軽快なマーチも良い。

DVDに収録されているオーディオ・コメンタリーはヨミ惑星人の司令官ヘルを演じた睦五郎だが、この作品へ出演した当時のことは殆ど記憶にないとのこと。円谷プロの「ファイヤーマン」撮影時のことは共演者のことなど色々語ってくれるのだが、同時期の「ゴジラ対メカゴジラ」、「メカゴジラの逆襲」出演時のことも覚えておらず、辛うじて「エスパイ」については語ってくれたが、インタビュアー泣かせの内容に。

スペース・アドベンチャー コブラ」や「少女コマンドーIZUMI」、「電脳警察サイバーコップ」の話題も振られたものの、どうやら作品名すら記憶してない様子。子供番組や特撮映画をバカにしているわけでもなく、おそらく現場から現場へと多忙を極めていたことや、”仕事”として割り切って”職人”に徹していたからかな、とは思うが、なんだか淋しい。

ちなみに轟天号の出番は、オリジナルの「海底軍艦」より長いんじゃなかろうか。
そしてこの「惑星大戦争」、それに「宇宙からのメッセージ」の両方に唯一出演してるのがウィリアム・ロスなんだと。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/12711006/




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# by odin2099 | 2018-05-13 19:47 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)
第3話「衝撃・コスモリバースの遺産」、第4話「未知への発進!」、第5話「激突!ヤマト対アンドロメダ」、第6話「死闘・第十一番惑星」の4話分を収録。

「宇宙戦艦ヤマト2」であれば、第3話「地球の危機に起てヤマト!」、第4話「未知への発進!」、第5話「主砲全開! 目標ヤマト!!」、第6話「激戦! 空間騎兵隊」に対応する部分で、大筋はなぞっているものの独自設定の数々が旧作とは一味も二味も違ったものにしている。

その最たるものが「時間断層」の設定。
コスモリバース装置の”弊害”と言って良いのかわからないが、時間の流れが他とは異なる空間が生じてしまう、というのが今回のオリジナル設定。その空間での1日は、他の通常空間では10日分にあたるということで、急速な地球の復興へのエクスキューズとなっている。

e0033570_18330288.jpg旧作のパート1は2199年から2200年にかけての物語で、パート2はその一年後の2201年となっていた。
このリメイクシリーズではパート1(「2199」)は2199年中に物語が幕を閉じ、本作はタイトル通り2202年に幕を開けるが、それでも地球復興には早すぎる。
ところがこの特異空間を作り出したことで、空白の3年間は30年にも匹敵するのでより説得力を増した、という訳だ。

ただ今後もシリーズを続けて行くには、この空間は期間限定でしか生じないか、あるいは何らかの理由で閉ざされて二度と使えない、というような枷を設けないと地球が強大な軍事国家化してしまうという懸念は残るが。

そしてヤマト出撃の必然性と、そこに至るまでの古代をはじめとする旧ヤマトクルーたちの決断に至るまでの過程。それに関しては次の記事に譲ろう。

ともあれ、ヤマト発進。
反逆罪の汚名、アンドロメダとの激突、ガミラスの介入を経て、艦長代理となった古代の指揮のもと、ヤマトは新たなる旅へ。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/25869703/




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# by odin2099 | 2018-05-13 18:36 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
<X-MEN>とりあえずの完結編。
なんか知らんがドロドロの恋愛模様を描く昼メロみたいな作品になっている。

とりあえず、というのは三部作の締めくくりとしてチャールズ、スコット、ジーンらを退場させ、エリックとレイブンをミュータントから只の人に変え、「本伝はこれでオシマイ。今後はスピンオフ作品を作ります」宣言を製作サイドがしたからだが、その一方でチャールズの再生とエリックの復活を匂わせ(というより堂々と描写してるが)、続編への布石を着々と打ってるのが未練がましいというか、商魂たくましいというか、ファンサービス?というか…。

e0033570_22341825.jpgその頃の説明を鵜呑みにすれば、その後の<X-MEN>シリーズは全部本伝ではなく外伝、スピンオフということになるのだが、どう考えても続編やリブートと呼んだ方がいい作品の方が多いんだけどなあ。

ちなみにレギュラーメンバーでありながら、ロクに活躍もせずに序盤で姿を消すサイクロップスことスコットだが、これは演じているジェームズ・マーズデンが同時期に製作されていた「スーパーマン・リターンズ」に出演のため(という説明)。

前2作を監督していたブライアン・シンガーはこの3作目を降板し、代わりに「スーパーマン・リターンズ」の監督を選びその際にマーズデンを連れてったワケだが……。
あっちもたいして出番が多くないし、良い役でもないんだよな。なんだかチグハグ。

で、この三部作、なんだかんだで”主役”はマグニートーことエリックということでOK?
一番芯がブレてないし、渋くて格好良いのは認めざるを得ない。

イアン・マッケランはこのシリーズと並行して「ロード・オブ・ザ・リング」にはガンダルフ役で出演し、単純な善悪を越えた、そうでありながらも人間臭い”超人”を好演しているので、すっかりジャンルスターに。その後の作品でもマグニートーもガンダルフも演じてくれていて、今なおキャラクターの続投に意欲的なのは嬉しい。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/9789591/
https://odin2099.exblog.jp/23906920/




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# by odin2099 | 2018-05-09 22:46 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
ルウム戦役、艦隊戦力において圧倒的に優勢とみられていた連邦軍だったが、ジオン軍が投入したモビルスーツ部隊の威力は目覚ましくドズルは艦隊戦を制し、敵将レビルを人質とする。
デギン公王はこの機に乗じて優位な条件で早期講和を望むが、ギレン総帥はこれを一笑に付し、国民に対して連邦への反抗意識を焚きつけていった。

デギンは密かにレビルと交渉、更にキシリアに望みを託すが、表向きデギンの意を組んだかのような行動をとったものの、実のところ彼女は連邦との戦争継続を望んでいた。だがその行き着く先はギレンとは違う。ジオン側の全権大使となったマ・クベにだけキシリアは本意を告げるのだった。

e0033570_22342167.jpg連邦とジオンとの間で休戦協定が結ばれようとしている最中、捕虜となっていたレビルが脱走し帰還。ジオンに対して徹底抗戦を呼びかけ、これを聞いたデギンを激高させるのだった。
その頃ドズルは、シャアに連邦のモビルスーツ開発計画=「V作戦」を探る任務を与える。時を同じくしてホワイトベースがサイド7へ入港しようとしていた。

ルウム会戦の働きでシャアは「赤い彗星」という異名を取り、南極条約、レビル将軍による「ジオンに兵なし」の演説…と続くとあたかも歴史ドラマを見ているかのよう。架空とはいえ40年近く慣れ親しんできた「機動戦士ガンダム」という作品の、本編では直接語られない背景(バックボーン)が遂に映像化されるとうことは、ある意味歴史ドラマを見ているのと同じようなものだろう。

100年、500年、1000年前の歴史の教科書に書かれている事象と、高々数十年前に作られたフィクション、それも”漫画”世界の作りごとを同列に扱うのは歴史に対する冒涜行為だと非難されそうだが、若い人にとって見ればどちらも自分にとって生まれる前のことであれば、さして抵抗のない考え方ではないだろうか。

ラストシーンに「And,now Gundam begins」とメッセージが流れ、このOVA版「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 」はひとまず完結。
機運が高まれば更なる続編製作の可能性も皆無ではないようだが、最後までガンダムが登場しない「ガンダム」物語、その稀有なプロジェクトの完走を先ずは喜びたい。




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# by odin2099 | 2018-05-07 22:38 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(2)
予備知識なしで挑戦してみたものの、うーん、よくわからなかった…。

元々は予備知識なしで「仮面ライダーアマゾンズ」の完結編となる劇場版を見にいくつもりだったんだけど(平成以降のライダー映画は制覇してるという義務感から)、流石にそれは無謀だなと思っていた矢先にシリーズ版の総集編が上映されるということで渡りに船、と乗り込んだのだったが…。

e0033570_10572761.jpg製薬会社が秘密裏に人工生命体アマゾンの研究を行っていたが、不慮の事故により4000体にも及ぶ実験体が街に解き放たれることに。
普段は人間として生活しているが覚醒すると怪物に変貌し、食人行為を行う性質を有している。そこで害虫駆除会社を隠れ蓑として密かにアマゾンを”駆除”する特殊チームを編成していた。

水澤悠は製薬会社の役員の息子で、彼がある日突然アマゾンへ変貌するところから始まり、自らの出生の秘密や自分は人間なのかアマゾンなのかという葛藤を抱え、駆除班の一員として活動していくようになる。
だが、自分もアマゾンでありながら全てのアマゾンを狩ると宣言する鷹山仁との出会いが、悠の運命を大きく変えていくことに――ということで良いのかな?

主人公のデザインに面影が残るくらいで、原典となった「仮面ライダーアマゾン」との共通項は皆無に近いリブート版で、ネット配信ドラマとして全13話で構成されたものの総集編。周りの観客の反応からすると、配信版からはかなりバッサバッサと切り捨てられてるらしく、お話も人物関係もサッパリ。

確かにニチアサでは放送出来そうもないグロテスクな描写や、ニチアサキッズにはトラウマになりそうなシーンもあるけれど、これを「仮面ライダー」を冠した作品でやる必要はあったのかなあという気もする。
まあ最早「仮面ライダー」はシリーズ作品のタイトルではなく、ジャンル作品の名称・総称だと考えれば合点がいくが。なかなか新ヒーロー物の企画が通らない中、「仮面ライダー」と付けさえすればOKという風潮があるとかないとかいう都市伝説?も聞くことだし。

とりあえず乗り掛かった舟なので「Season2」、「完結編」と付き合って行く予定ではあるが、何れはオリジナルの配信版も見なければならないかな。



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# by odin2099 | 2018-05-06 11:03 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(2)
** ネタバレ注意!! **

<マーベル・シネマティック・ユニバース>の19作目で、これまでの作品群の集大成となる、実質前後編の前編。

e0033570_09130280.jpg「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でオーディンはこの世を去り、ヘラによってウォーリアス・スリーは瞬殺されてアスガルドは崩壊し、ソー自身もムジョルニアと右目を失ったが、最後にはヘラを倒してアスガルドの王座に就き、残った民を率いて弟ロキや女戦士ヴァルキリー、それにハルクことブルース・バナーを伴い、苦しいながらも希望の見出せる新たな旅に出た筈だったが、そのポストクレジットシーンではサノスの宇宙船との遭遇シーンが用意され、何やら不穏な空気を漂わせてはいた。

この作品のアバンタイトル部分はそれを受け、僅かな希望を悉く打ち砕いていく。
ソーは既にパワー・ストーンを手に入れていたサノスの前に倒れ、ハルクも圧倒され戦意を失う。ヘイムダルは最後の力を振り絞ってハルクを地球へと送り届けるがサノスに止めを刺され、サノスを欺き反撃のチャンスを窺っていたロキも、それを見抜いていたサノスによって命を落とし、ロキが密かにアスガルドから持ち出していたスペース・ストーンもサノスの手に亘ってしまう。ここまで絶望的なオープニングはこれまでの<MCU>にはなかったものだ。

ロキに関しては大方のファンが、これまでの作品同様に死を偽装しているのだろうという予想を立てているが、製作サイドのコメントによれば今回の”死”は本物とのこと。勿論他の方法で復活することがないとは言えないが、ひとまず現時点ではヘイムダル共々サノスの犠牲になったと考えておいた方が良さそうだ。

場面は変わって地球。ドクター・スティーヴン・ストレンジの屋敷に突如ハルクが落下。未曽有の危機を察知したストレンジはトニー・スタークとコンタクトを取る。
バナーからサノスのことを聞き、恐れていたことが現実になったと語るスタークだが、マインド・ストーンを持つヴィジョンとの連絡が途絶えていること、その居場所を突き止められるのはおそらくスティーブ・ロジャースだけだが、アベンジャーズは解散しロジャースとは確執があることも告げるのだった。

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のラストでロジャースからスタークに送られた携帯電話。スタークは大事に持っていたようだが、結局一度も使われず仕舞いで二年が経過してしまったようだ。
バナーの説得で渋々ながらロジャースと連絡を取ろうとした矢先にサノスの尖兵が現れる。仮に「シビル・ウォー」の事件が起こらずアベンジャーズがそのまま健在だったとしたら、サノスの目的は達成できただろうかと考えると、<MCU>の伏線の張り方、先を見据えたストーリー構成の妙に唸らざるを得ない。
また短い出番乍らペッパー・ポッツの存在が効いている(「スパイダーマン/ホームカミング」を受け二人は結婚を発表したようだ)。

サノスの手下エボニー・マウとカル・オブシディアンの目的はストレンジの持つタイム・ストーンを奪うこと。
ドクター・ストレンジ、ウォン、それにアイアンマン・スーツに身を包んだスタークは立ち向かうが、彼らに加勢しようとしたバナーはハルクから変身を拒否されてしまう。サノスに叩きのめされたハルクは恐怖を覚えていたのだ。
スパイダーセンスで危機を察したスパイダーマンことピーター・パーカーも駆けつけるが、ストレンジは拉致され、それを追ったアイアンマンとスパイダーマンは敵の宇宙船へと消える。ウォンはサンクタムを護る任務に就き、バナーは残されたスタークの携帯電話を手に取るのだった。

絶望的なオープニングで始まり全体的に重苦しいトーンに包まれた本作だが、随所にユーモアを盛り込むことも忘れない。スタークとストレンジのオレ様対決や、無駄口叩きまくるパーカーの存在がこの状況を少しでも軽くしようとしてくれてるようだ。新しい出会いに旧友との再会、キャラクター同士の化学反応は実に面白いし、色々と考えられているなと感心させられる。

一方の宇宙、救難信号をキャッチして現場に向かったガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々が見たのはアスガルド人の宇宙船の残骸、そして宇宙を漂流していたソーだった。スター・ロードことピーター・クイルはソーに対抗意識を燃やすが、他の面々はすぐにソーと打ち解け、共通の敵サノスを倒すべく協力し合うことになる。
ソーは惑星ニダベリアで新たな武器を手に入れるべくロケット、グルートと共に出発し、残ったクイル、ガモーラ、ドラッグス、マンティスはリアリティ・ストーンを持つコレクターのいる惑星ノーウェアへ向かうことになる。「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のポストクレジットシーンで、コレクターはヴォルスタッグとシフからそれを託されていたのだ。

同じ<MCU>の住人でありながら、これまでは間接的な関わりしかなかったアベンジャーズとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが遂に合流。その橋渡し役がソーで、場所が宇宙というのも納得のシチュエーション。なんだかんだでソーは誰からも好かれるキャラクターだからだ。
そのソーに張り合うクイルが可笑しい。この場面、吹替版だとクイル役の山寺宏一はソー役の三宅健太の物真似を披露してるのだが、原語でもクリス・プラットはクリス・ヘムズワースの物真似をしているのだろうか。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のラストでパワー・ストーンを保管することになったザンダー星のノバ軍だが、サノスによって滅ぼされていたことがソーの口から語られる。サノスが最初に手に入れたのがパワー・ストーンだっただけに察してはいたものの、その運命がさらっと語られる恐ろしさは何とも言えないものがあり、弥が上にもサノスの強敵ムードは高められる。
それにしてもソーは何故かロケットを終始「ウサギ」呼ばわりしているが、アライグマと勘違いしている…ワケではないだろうな。

その頃ヴィジョンはスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフと共に逃避行を重ねていた。その二人をサノス配下のコーヴァス・グレイヴとプロキシマ・ミッドナイトが襲う。あわやという時に駆け付けたのはキャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャース、ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフ、ファルコン=サム・ウィルソンだった。

ここでようやくキャプテン登場。この時に流れるのは「アベンジャーズ」でヘリキャリアのテーマとして使われたメロディだ。
お馴染みのコスチュームも楯もなく、顔は髭に覆われてはいるものの、紛れもないキャプテンの帰還である。ロマノフも髪型だけでなく髪の色を金に変え、イメージを一新。一方で変わらないウィルソンに安堵もする。

辛うじてサノスの魔手から逃れた彼らはアベンジャーズ基地へ。ロス長官は指名手配犯であるロジャースたちの逮捕を命じるが、ウォーマシンことジェームズ・ローズ(ローディ)は彼らを温かく迎え、一足先に基地へ着いていたバナーから改めてサノスの脅威について聞かされる。
ヴィジョンからストーンを取り出して破壊する、その為にロジャースはワカンダへ向かうことを決意する。
「シビル・ウォー」ラストで半身不随になってしまったローディだが、スタークの技術もあり元気に登場で一安心。

そのワカンダでは既にブラックパンサーことティ・チャラが巨大な敵を迎え撃つ準備を進めていた。そして今ではホワイトウルフの名前で呼ばれているウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズに新たな義手を装着する。
この場面転換シーンには前作「ブラックパンサー」のテーマ曲が流れ、抜群の効果を上げている。作品ごとに音楽担当者が異なり、「アベンジャーズのテーマ」以外は基本的に流用がない<MCU>作品の中では画期的なことだ。

宇宙船の中で拷問を受けているストレンジ。アイアンマンはスパイダーマンを正式なアベンジャーズのメンバーとして認め、協力して彼を救い出す。この宇宙船は自動操縦でサノスの故郷タイタンへと向かっていた。
地球へ戻れるかと尋ねるストレンジに対し、スタークはこのまま奇襲をかけることを提案。いがみ合う二人はここで初めて手を結ぶ。スタークとパーカーの命とストーン、どれか一つしか守れない場合は迷わずストーンを優先するというストレンジの条件を飲む形で。

ここまでで各キャラクターの配置がほぼ完了。
製作当初に噂されていた「エージェント・オブ・シールド」などのTVドラマシリーズや、「デアデビル」、「ジェシカ・ジョーンズ」、「ルーク・ケイジ」、「アイアン・フィスト」、「ディフェンダーズ」といったNetflix配信ドラマの登場人物の参加は見送られ、そしてアベンジャーズのメンバーの中でもホークアイことクリント・バートン、アントマンことスコット・ラングの二人も名前だけの登場に終わっている。

バートンとラングは家族の為にソコヴィア協定に署名し、今は軟禁状態に置かれていることがロマノフの口から語られるが、予告編に姿がなかった二人を心配したファンからの質問に対し、「二人は出る」とスタッフは明言していたかと思うが、結局は1カットも姿を見せなかったのはどういうことだろうか(姿を見せないといえばヴァルキリーもだが、こちらは監督自身のコメントにより生存が確認されている)。

サノスによってインフィニティ・ストーンを収めるガントレットを作らされていたニダベリアのドワーフたちは、ガントレット完成後にエイトリ一人だけを残して皆殺しにされ、ノーウェアでは既にサノスはリアリティ・ストーンを入手済み。そしてクイルたちの眼前でガモーラを何処へかと連れ去ってしまう。

所在が不明だった最後のストーンであるソウル・ストーン、意外にもその在りかを知っていたのはガモーラだった。拷問を受けているネヴュラを見るに見かねて、彼女はそれが惑星ヴォーミアにあることをサノスに教えてしまう。ただこの展開、これまで散々引っ張っておきながら案外あっけないというか少々アンフェアな気もする。

しかし驚くべきはヴォーミアでサノスとガモーラの目の前に現れたのが、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」のラストで消えたと思われたレッドスカル。演じているのはヒューゴ・ウィーヴィングではないそうだが、かねてより<MCU>内での再登場は噂されてはいたものの、まさかこの場面で出て来るとは。思いがけない再会だった。

思いがけないといえば、ソウル・ストーンは犠牲を欲する、愛する者を犠牲にしなければ手に入らないと聞いて勝ち誇るガモーラだったが、サノスは本当にガモーラを愛してたこと、そしてそのガモーラを自らの手にかけることでソウル・ストーンを手に入れることが出来た、という流れだ。
サノスの元を辛うじて脱したネヴュラはマンティスに連絡を取り、タイタンへ急ぐように告げる。

タイタンでアイアンマンとドクター・ストレンジ、スパイダーマンは、クイル、ドラックス、マンティスと邂逅。最初は敵対するが、誤解が解けてからは共同でサノスを倒す作戦を練ることに。
この時ストレンジはタイム・ストーンの能力を使い14,000,605通りの未来を見るが、その中でサノスに勝ったのはたった一つだけだとスタークに告げるのだった。

ワカンダでティ・チャラやバッキーと再会したロジャース、バナー、ロマノフ、ローディ、ワンダ、ヴィジョンはティ・チャラの妹シュリによってヴィジョンからストーンを取り出し破壊する方法を実行に移す。
しかし早くもプロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイヴが率いるブラックオーダーの大軍勢がワカンダを襲撃。ハルクに変身できないバナーはハルクバスターを装着、ここにワカンダ史上最大の戦いが始まった。

予告編ではこのシーンにキャップやブラックパンサーと並んでハルクの姿も確認できるが、結局この作品では最後までバナーはハルクになれない。ストーリーの改変があって未使用となったカットなのか、予告用にミスリードを狙ったものなのか、それとも次回作で描かれるシーンだったのか、はてさて…?

タイタンではサノスとの戦いが始まっていた。アイアンマン、スパイダーマン、ストレンジ、クイル、ドラックス、マンティス、そして途中から合流したネヴュラがサノスの腕からガントレットを奪い取ろうとする。そしてそれは成功しかけたかに見えたが、「ガモーラを殺した」とのサノスの言葉に激高したクイルの行動により連携が乱れ、形勢は逆転されてしまう。サノスの一撃がアイアンマン=スタークを貫いた時、ストレンジはスタークの助命と引き換えにストーンを渡してしまう。

戦いの前、スタークの命よりストーンを優先すると語っていたストレンジの突然の変心。これはおそらく彼が数多くの未来の時間軸の中で見たただ一つの勝利の可能性、それがスタークを生き残らせることだったのか、あるいは一時的にサノスにストーンを渡すことだったのか、それともその両方だったのか、なのだろう。これによりサノスは六つの内、五つのストーンを手にしてしまう。

ワカンダでの戦いは激しさを増していた。その劣勢の中、新たな武器=ストームブレイカーと呼ばれる斧を手にしたソーが、ロケットとグルートと共に参戦する。その圧倒的なパワーはブラックオーダーを蹴散らしてゆく。

このソーの登場シーンは無類の格好良さ。そして高らかに鳴り響く「アベンジャーズのテーマ」。「髪切ったのか?」「俺の真似か?」と互いの容姿について軽口を叩くロジャースとソーの頼もしさ。そして「俺の友人の”小枝”だ」「俺はグルート!」「僕はスティーブ・ロジャース」と生真面目に挨拶するキャップも「らしさ」全開(ソーはグルートの話す言葉を学んだことがあるらしく、初対面から言葉を理解していた)。本来ならばこういったやりとり、勝利へのフラグの筈なのだが……。

遂にサノスが地球へ。ヒーローたちが次々と倒れて行く。ワンダは葛藤を乗り越え、ヴィジョンの持つストーンを破壊するものの、タイム・ストーンを使って時間を巻き戻したサノスは破壊される前のストーンを手に入れ、ヴィジョンを殺害。とうとう六つのストーン全てを手に入れてしまった。
一瞬の隙を突きサノスの胸にストームブレイカーを突き立てるソーだったが、サノスは頭部を攻撃しなかったことをあざ笑い、指を鳴らした…。

全てのインフィニティ・ストーンを手に入れたサノスは、指を鳴らすだけで宇宙の半分を消滅させられると序盤で語られているが、それが現実のものに。
バッキーが、ワンダが、ウィルソンが、グルートが、ティ・チャラが、そしてタイタンでもマンティス、ドラックス、クイル、それにパーカーとストレンジもチリとなって消えていった。
後に残された者たちの胸には絶望しかない。
劇場でこの作品を二度見ているが、どちらも観客は声もなくこのラストシーンを見つめており、普通ならエンドロールを待たず、あるいは途中で足早に立ち去る者もいるところだが、誰一人として座席から立ち上がらなかった。それだけ衝撃的な結末だったということだろう。
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<MCU>恒例のポストクレジットシーンに登場するのはニック・フューリーとマリア・ヒル。依然スタークと連絡が取れず、ワカンダが戦場になっていることを確認していると、その眼前で人々が次々と消えて行った。ヒルも消え、フューリーは急いで誰かに連絡を取ろうとするが、やがて自身の姿も消えてゆく。
残された通信装置の画面に浮かび上がったのは謎のマークだった。

これで物語の続き、「アベンジャーズ4」が公開されるのは来年のGW頃の予定。あと一年このままの状態で待たされるのは非常に辛い。
だが幸いなことに、それまでには二本の<MCU>作品の公開が予定されている。
一本目は今夏公開の「アントマン&ワスプ」。「アントマン」の続編で、時系列的には「シビル・ウォー」以降が描かれるようで、今回の作品にラングたちが参戦していない理由も明らかになるのだろう。
予告編を見る限りコミカルテイストは健在のようで、この「アベンジャーズ3」と「4」の間の箸休め的な位置付けであることが期待される。

もう一本は来春公開の「キャプテン・マーベル」。今回の作品のラストでフューリーが連絡を取ろうつぃたのは彼女であろう。
こちらは90年代が舞台で、フューリーが初めて出会ったスーパーヒーローで、若かりし頃のフィル・コールソンも登場するとのこと。「アベンジャーズ」で表舞台から消えた彼の久々の銀幕復帰作となる。

彼女の存在がこれまでの<MCU>作品で語られなかった、その”不在”の理由は今のところ謎だが、サノス攻略の切り札的存在になるであろうことは想像に難くない。また彼女が活躍した”過去”と、サノスと対峙している”現在”との架け橋にコールソンがなってくれれば嬉しいのだが。

そして来たるべく「アベンジャーズ4」。
漏れ伝わる撮影現場の様子からすると、過去作品でのコスチュームに身を包んだヒーローたちが目撃されていたりすることで、何らかの過去回想シーンがあるか、もしくは歴史改変された世界が描かれるかが予想され、そこにストレンジがタイム・ストーンを手放した真の理由もありそうなのだが、ファンの安易な予想を覆すだけのサプライズを製作サイドは用意しているのだろう。
多くのキャスト陣が<MCU>作品からの卒業を口にする中、どのようなドラマが用意され、このフェイズ3が締めくくられるか、心して待ちたい。





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# by odin2099 | 2018-05-05 09:36 |  映画感想<ア行> | Trackback(6) | Comments(6)
e0033570_21353355.jpg2050年、地球はキルギス星人の侵略を受け、人類は絶滅の危機に瀕していた。春日兄妹の次男・光二、次女・はるか、三男・光三の三人は長男・光一、長女・ひとみによって過去へと送られる。
2018年、ボクサーの紅健は突如現れたチグリス星人に殺されそうになるが、春日兄妹に助けられる。彼らは2013年の世界へとタイムスリップし、ロボット工学の権威である紅健一郎と接触。地球侵略を食い止めるべく巨大ロボットの建造を依頼していたのだ。その健一郎が巨大ロボット”レッドバロン”の操縦者に選んだのが弟・健だったのである。
だがそこへも侵略者の魔の手が。光二はシルバースーツを身に纏い時間を稼ぎ、健ははるか、光三と共にレッドバロンで脱出するが、健一郎は敵の手に落ちてしまう…。

二、三年前から宣弘社製作のヒーロー「シルバー仮面」「アイアンキング」「レッドバロン」をまとめたリメイク作品の企画があるとの情報が流れていたが、結局「アイアンキング」はオミットし「シルバー仮面」と「レッドバロン」に絞って組み立てられたのがこの作品。
脚本・監督・プロデューサーは岡部淳也、出演は大東駿介(春日光二)、渡部秀(紅健)、山本千尋(春日はるか)、タモト清嵐(春日光三)、春日光一(春日光一)、壇蜜(春日ひとみ)、松崎悠希(ボーグ)、藤田富(シュウ)、泉谷しげる(トレーナー)、寺脇康文(静弦太郎)、吉沢悠(紅健一郎)ら。

「パシフィック・リム」や「トランスフォーマー」に比べれば明らかに低予算ではあるが、ヒーローロボットと敵ロボットのバトルにおける巨大感や外連味の表現は、やはり日本に一日の長あり。ハリウッド製のロボット物にはなかなか満足出来なかったものがこの作品にはある。

勿論ストーリーの組み立てやキャラクターの設計、あるいは「オリジナルに十分にリスペクトした」と言いながらも魅力を損ねている新デザインなど、トータルで満足したとはお世辞にも言えないが、ともあれこういった作品が作られ続ける環境の整備が急務。そういった意味では是非とも劇場で見たかったのだが、4DXという自分にとって望ましからざる上映形態だったり、上映スケジュールが合わなかったりで見逃してしまったのは残念だった。

ラストに突然光一とひとみの元に現れ、「シラヌイが攻めてきた」と語る静弦太郎。外に出た三人が見たのは赤い巨大ヒーローの後ろ姿。そして「To Be Continued」の文字。これは続編を期待するなと言っても無理だろう。現時点では何も決まってはいないようだが。
勿論この赤いヒーロー、脚本には「アイアンキング」と明記されているのだ。



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# by odin2099 | 2018-05-04 21:40 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(2)
第二部の<ルウム編>に突入。
一年戦争が開戦し、「ファーストガンダム」冒頭で描かれる”前章”の部分がじっくりと描かれることに。
我々の知る「ガンダム」本編開始まであと僅か、というところまで来ている。

e0033570_19470760.jpgしかしこの作品が公開された頃には、第七弾以降の製作、つまり外伝が終わりいよいよ本伝、実質的な「ファーストガンダム」のリメイクにも踏み込むという話が伝えられていたが、あれから半年以上経った現在では今回公開される第六弾でもって「ガンダム THE ORIGIN」は完結とのこと。思ったような支持が得られなかったのか、スケジュール面などでフォローし切れなかったのか、期待させただけに残念である。

上映時間は63分、58分、68分、68分ときて本作は84分と、既にOVAのイベント上映の枠を越え、作画も音響も堂々とした劇場作品のクオリティ。これを維持しながら本伝も製作して行くというのは至難の業故の勇気ある撤退ということなのかもしれない。
実際に作るとしたら何本ぐらいでまとめ、それを何年かけて作るのかというのが大きな問題になるだろうし。

さて今回のお浚いは、どうせならと「オーディオコメンタリー」付きで見ていたのだが、そのメンバーというのが
 I:田中真弓・池田秀一・潘めぐみ(前半) 安彦良和・西村博之・鈴木卓也・谷口理(後半)
 II:安彦良和・池田秀一・潘めぐみ・関俊彦
 III:池田秀一・柿原徹也・潘めぐみ(前半) 安彦良和・藤野貞義・西村睦弘(後半)
 IV:安彦良和・隈沢克之・池田秀一・早見沙織
   喜山茂雄・一条和矢・松田健一郎・土屋トシヒデ・谷口理
 V:安彦良和・藤野貞義・古谷徹・銀河万丈・古川登志夫
   三宅健太・喜山茂雄・一条和矢・松田健一郎・土屋トシヒデ・谷口理
という面々。
「I」と「III」は前半と後半でメンバーが入れ替わり、「IV」と「V」は2種類が収められている。

安彦総監督の裏話ネタは興味深く、またランバ・ラルや黒い三連星ら濃いメンツの時や、古谷・古川・銀河らレジェンド勢揃いの時は非常に盛り上がるのだが、その反面で池田秀一や田中真弓らはオーディオコメンタリー向きではなく、何れも潘めぐみが孤軍奮闘しているのが気の毒だな、という印象しかない。
また前後半でメンバーが入れ替わるのは消化不良と欲求不満が溜まるので望ましい形式とは思えない。
さて、最後の「VI」は誰が登板するのやら。向き不向きがあるので人選は慎重に。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/26021109/




「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は完結だが、今度は思いがけず「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の続編が製作決定。福井晴敏もガンダム→ヤマト→ガンダムと忙しいことだ。間にキャプテンハーロックも手掛けていることを考えると節操がないというか。
更に「閃光のハサウェイ」のアニメ化も企画されてるのは嬉しい。この勢いで「クロスボーン・ガンダム」「ガイア・ギア」も是非。それにそろそろ「Gセイバー」も正史に加えたら如何なものか。




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# by odin2099 | 2018-05-04 19:57 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「スター・ウォーズ」フォロワーの代表格と言える作品の一つだろう。
個人的には格別「スター・ウォーズ」に似てるとは思わないが、ルーカスフィルムと20世紀FOXはこの作品を作ったユニバーサル映画を、剽窃作品だとして訴える騒ぎにも発展。といってもその裏にはルーカスフィルムとユニバーサルの関係が悪化していたり、「スター・ウォーズ」の特撮監督でもあるジョン・ダイクストラがスタッフをそのまま引き連れ「ギャラクティカ」に参加していたり、と複雑な事情も絡んでいるらしい。

e0033570_18484023.jpgTVシリーズとしては破格の予算をかけ、その出来栄えはこのパイロット版を手直しして劇場公開出来るほどだったものの、結局はこの訴訟問題が尾を引いたのか、爆発的人気は得られなかった模様。しかし小規模ながら続編シリーズが製作されたり、後にリメイク版TVシリーズがヒットしたりと根強い人気は持っている。
「レディ・プレイヤー1」にはリメイク版の方ではなく、このオリジナル版のギャラクティカや、搭載されている宇宙戦闘機などが登場。やはりわかる人にはわかるのだな。

今回は吹替版で鑑賞。
「ギャラクティカ」(というか「ギャラクチカ」だな)の吹替と言えば、ささきいさお+富山敬コンビ、なのだけれども、Blu-rayに搭載されているのは井上和彦+松本保典の新録版。まあ悪くはないけれど、なんか雰囲気が違うのは仕方ない。

それに改めて見直すと、人類が絶滅寸前という最悪の状況なのに、登場人物たちは至って呑気。
ギャラクティカは難民を収容しているので、乗組員は軍人だけじゃなく政治家や民間人も多いということもあるのだろうが、危機感がないというか自分のことしか考えてないというか。サイロンに何度騙されりゃ学ぶんだろうか。戦闘シーンも意外に少なく、その分ディスカッションやら陰謀劇やらの比重が大きい。

そういや主人公と恋仲になるヒロインがシングルマザー(バツイチではなく多分未亡人なんだろう)というのは、最初に見た当時は???だったけれども、今となってはさほど珍しい設定でもないか。
その子供を演じていたノア・ハザウェイって…そうか、アトレイユの彼か!

ところでこの世界ってアルファベットが普通に使われてるんだな。
当初は宇宙の難民となった彼らギャラクティカの乗組員たちが、我々地球人類の先祖という設定があったから不自然だとは誰も考えなかったのかもしれないが…。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/2898871/




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# by odin2099 | 2018-05-04 18:53 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
<シャア・セイラ編>の完結となる第四弾。
といってもセイラは登場しない。また安彦総監督の裡では二作目までが<シャア・セイラ編>という扱いだそうで、この四作目も当初の副題は「誕生 赤い彗星」だったとか。この副題は今度上映される六作目で使われている。

e0033570_15074685.jpg今回のポイントの一つはシャアとララァとの出会いだが、むしろ物語上での比重の大きさからいえば、共和国から公国へ転じ開戦に至るジオンの国情と、ジオン・地球連邦双方のモビルスーツ開発秘話。
ミノフスキー博士のジオンから連邦への亡命劇と、それに絡むテム・レイの葛藤、そして”もう一人の主人公”であるアムロ・レイや、後に彼と共にホワイトベースのクルーになるメンバーの出会いが丹念に描写されている。
序盤と終盤に出番が集中してしまい中盤では殆ど見せ場のないシャアは、主人公でありながらやや割を食ってしまった感がある。

いよいよ一年戦争の幕開け。
そしてこれまではガンダムの出てこない「ガンダム」物語だったが、遂に最後に登場。もっともまだ設計図の段階だが。

史上初のモビルスーツ戦に挑むジオンのパイロットは、シャア、ランバ・ラル、そして黒い三連星。後のトップエースの共演、オールスター勢揃いのドリームチームだが、個性が強すぎるので本来の意味での”チーム”としては機能していない。

【ひとりごと】
既存作品の”前史”を新たに語る場合、後のシリーズ作品やスピンオフ作品の要素を取り入れるケースもあるが、それを考えた場合にこの「THE ORIGIN」に、ジョニー・ライデンやアナベル・ガトーらをチラとでも登場させてみるのも一興だったかも知れない。
勿論熱心なファンは嫌がるだろうが。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/24955006/




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# by odin2099 | 2018-05-03 15:11 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
1作目の邦題は「Xーメン」だったが、この2作目から「X-MEN」に統一。並べてみると1本だけカタカナ表記なのが少々間抜けに見えてしまう。
また音楽担当者もマイケル・ケイメンからジョン・オットマンに交代。この作品で作られたタイトルテーマ曲が以後のシリーズを彩ることに。

e0033570_09100713.jpg前作がスマッシュヒットとなったが、本作はそれ以上の大ヒットと高評価を得、先行した「ブレイド」や後続の「スパイダーマン」と共にマーベル作品の映画化ブームの原動力となった。
ただ会社を立て直す必要があったとはいえ、この時に各作品の映画化権をバラ売りしたのが良かったのかどうかは後世の批評家・評論家の判断を待ちたい。

しかし大ヒット、高評価にも関わらず自分はこの作品が、このシリーズが苦手。
その理由は自分でもよくわからないのだが、主役不在というか物語の主軸が誰なのか、多数のキャラクターにスポットを当てたが故に焦点がぼやけ、加えて誰もが見せ場不十分というところにあるような。
単純な善悪二元論ではない複雑な構成は悪くないと思うのだが、見ていてどうにもカタルシスが得られない。例えばこの作品でもジーンの自己犠牲は必要だったのだろうか?という疑問符が付く。物語を盛り上げるためだけの仕掛けではないのかと。

以前にも再三書いているのだが、ようやくX-MENシリーズが愉しめるようになったのは、リブートというか過去改変されてから。あちらはチャールズとエリック、それにミスティークの物語に絞られ、ウルヴァリンも基本は脇役扱い。なのですんなりと見られるのだ。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/8499909/
https://odin2099.exblog.jp/23702291/



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# by odin2099 | 2018-05-03 09:19 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
「レディ・プレイヤー1」には、なんと伊福部メロディをアレンジしたBGMに乗ってメカゴジラが登場しますが、原作小説「ゲームウォーズ」では映画に出てきたメカゴジラモドキではなく、”機龍”と明記されてるそうで。
というわけで<ミレニアム・シリーズ>第4弾を再見。メカゴジラはシリーズに何体か登場しますが、”機龍”の二つ名を持つのはこの作品に登場するメカゴジラのみ!
ちなみにこの作品、平成以降に製作された作品群の中では珍しく、伊福部メロディの引用はありません。ちょっと皮肉な感じになっちゃいましたけれど…。

e0033570_21500528.jpg一度は挫折した女性主人公が、再起してゴジラに立ち向かうというプロットは「ゴジラ×メガギラス/G消滅作戦」と類似。監督の趣味なんでしょうか。
もっとも「×メガギラス」のヒロイン辻森桐子は、自力で何とかそれを克服した成熟した大人の女性、として描写されていたのに対し、本作の家城茜はまだまだ未熟なキャラクターとして扱われています。

凄く二次元的なというか、平たく言ってしまえばアニメでよく見られる美少女戦士の実写版といった趣きで、彼女が操縦する”三式機龍(=メカゴジラ)”もヒーローロボット風の演出が目立ち、これは邦画史上初のロボットアニメの実写化と言えるのかも知れません。

お話はディティールの甘さがあったりもしますが、時間経過の表現も上手くて飽きさせませんし、とにかく格好良い”画”は満載。大島ミチルの音楽もそれを盛り立てます。
そして何といっても釈由美子の格好良さ。
リアリティもへったくれもないキャラではありますが、彼女はひたすらロボットアニメの美少女戦士に徹していて、これが見事にハマっているのです。これは本人の資質に依るところ大なんでしょうね。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/14652828/




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# by odin2099 | 2018-05-01 20:37 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
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