カテゴリ:ヒーロー( 39 )

ダン(森次晃嗣)×アンヌ(ひし美ゆり子)対談や満田監督のインタビューなど、一般誌でこれだけ力を入れているのは珍しいんじゃないでしょうか。
改めて「ウルトラセブン」45周年の重み、そして時代を超えて愛され続けているクオリティーの高さに脱帽ですね。

「セブン」だけではなく、40周年の「ウルトラマンA」、15周年の「ウルトラマンダイナ」も合わせてフューチャー。たかがスポーツ新聞の特集記事(をまとめたもの)と侮るなかれ、TAC隊員大集合の座談会などなど、他ではなかなかお目にかかれない、専門誌も真っ青のかなり捻った(?)記事も掲載されています。
発売から丁度一週間経ったので、そろそろコンビニなどでは入手しにくくなってるかと思いますが(幸い自分は発売日にGET!)、¥300はかなり安いのでは?
「スポーツ報知」は昨年も「ウルトラマン45周年特別号」や「仮面ライダー40周年特別号」を出してファンやマニアを唸らせましたが、今後も期待出来るかなあ。
再来年だと「ゴジラ」60周年、「宇宙戦艦ヤマト」40周年、「機動戦士ガンダム」35周年なんですが。

お台場のガンダムもそうですが、やはりリアルスケールは迫力満点。しかも対象が非実在、架空のキャラクターなだけに余計興奮します。
またどっかでやってくれないかな。
元々フォーゼのデザインが発表された時から、キョーダインのスカイゼルにソックリだという声が上がってましたが、今度は堂々と本家との共演。もう何と共演しても驚かなくなってきましたな。

物語は「宇宙鉄人」の地球襲撃を阻止するべく、宇宙の平和を守る組織「オスト・レガシー」がフォーゼに協力を求めるというものだそうで、キョーダインは敵役(ライバル?)として登場するみたいです。他に真の敵がいて、最後は共闘するというパターンかな。
監督は坂本浩一、ゲスト出演として「オスト・レガシー」の本部長に岡田浩暉、秘書に木下あゆ美・・・って、監督、どこまでジャスミン好きなんだ?
オリジナルのキョーダインは兄スカイゼル、弟グランゼルでしたが、今度のリニューアル版は兄グランダイン、妹スカイダイン。35年前の着ぐるみが残ってないから現代的にアレンジした、って、おい!そんなワケねーだろ? 残ってたって撮影には使えないでしょうが。

併映の『特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!』は、東京スカイツリーならぬ東京タワーが舞台。初めて展望台でアクション撮影を行っているんだとか。
こちらは柴崎貴行監督で、ノッポンも登場・・・そうか、東京タワーにもゆるキャラがいたのかあ。
しかし円谷プロはウルトラシリーズに「ミラーマン」、「ファイヤーマン」、「ジャンボーグA」らを収斂しようとしているのに対し、東映は日本版の「アベンジャーズ」を目指しているんでしょうか。
そういえば他社作品では「シルバー仮面」、「アイアンキング」、「レッドバロン」が中国で復活するとか言う噂ですし、何やら「スペクトルマン」がごにょごにょとか言われてまして、ヒーローが集団で復活してくる兆しがありますね。気分は70年代だなあ。
それにしてもこの手のニュース、「スポニチ」は早いですね。
小説版として刊行予定だった『完結編』で、唯一石ノ森章太郎が生前に書き残していたのがこの「002」のエピソード。小説を読んでいると今一つイメージしにくい部分もあるのですが、早瀬マサトの手によって石ノ森タッチで再現されると、「ああ、本当に009の新作を読んでいるんだなあ」という気分にさせてくれます。
配信は7/12まで、第3話更新は6/12の予定。
月一更新でこの分量だと、完結するまで1年半か2年ぐらいはかかるんでしょうかね。物語の時代設定である”2012年”中の完結は無理そうですが、一方で少しでも長く「009」に付き合いたいという気持ちもあり・・・。
一方、神山健治監督作品の『009/RE:CYBORG』の公開は10/27に決定。
「こんなの009じゃないやい!」という気持ちには少しも変わりはないんですが、最近は少しずつ興味が出てきました。別物として楽しめれば良いかな。
ところでこの映画、T-JOY系列でしか公開しないのかしらん。

しかし石ノ森タッチの”動く「009」”が見たい!
というのがやはり本音です。
紺野直幸作画で『完結編』をきちんとアニメ化してくれないかなあ???

第1話「プロローグ サイボーグ001~天使の羽音~」は病床の石ノ森章太郎を、未来から本物のギルモア博士が訪れるところから始まります。物語は小説として発売されている『サイボーグ009完結編』と同じものですが、”絵”として表現されるとやはり違いますね。

掲載期間は4/13から6/14まで。
第2話「サイボーグ002~摩天楼の底(前編)~」は5/11からの配信です。
それにしても「完結編」の時代設定は2012年。
本来は未来の物語として構想されていたはずですが、既に「現代」になってしまっていますね。はたして「リアル」とどう折り合いをつけるのか、楽しみに待ちましょう。
ところで今秋には新作映画『009/RE:CYBORG』という作品が公開になりますが、やはりこれは別物として見るべきでしょうね。

<追記>
小説版は今秋最終巻刊行だそうです。2、3巻が続けて出るらしい?!
まだ5人のノリに付いて行けない部分があるし、最初は期待していたのに実際に動いてる姿を見るとイマイチ可愛く見えない女の子二人に「アレレ」だったりするものの、なかなか興味を持たせてくれます。
中学生にレンジャーキーを奪われちゃうマーベラスのマヌケ具合から、逆に”熱い”ドラマを導きだしたりする意外性(?)も悪くはないかも。
またゴーカイジャーの戦い方が、結構えげつないのも海賊っぽい。
コンビネーションプレイもなかなかだし、これなら歴代戦士にチェンジしなくても、いやしない方が格好良かったりするんじゃないの?
とはいえマジレッド&ゴセイレッドの魔法系戦士と、ガオレッド&ゲキレッドの格闘系戦士のコラボ攻撃の後、シンケンレッドで止めを刺すというコンボも悪くなかったり。
しかも何気に少年クンの仇討ち(?)にもなってるし、やるなキャプテン。
そしてマーベラスの回想シーンに「赤い戦士」登場!
正面からハッキリ映るカットはないけれど、声は古谷徹だし、これはもうアカレッドでしょうね。
Vシネ『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』以来5年ぶりの再登場!
歴代の赤戦士に変身出来るというアカレッドが、ゴーカイジャーのゴーカイチェンジのネタふりだったとは・・・?!

そして最後にチラっと顔を見せる黒マントの青年は、オリジナル・マジレッドこと小津魁役の橋本淳だそうで、第1話声の出演の誠直也(アカレンジャー)に続いてのオリジナル・キャスト登場。『ディケイド』の時とは違うなあ。
のっけからド派手な”レジェンド大戦”シーンで度肝を抜きましたな。

スーツは補修したり新造したり、スーツアクターはJAE総動員でも足りないので全国のアトラクで活躍している人たちにも声をかけて200名近く揃えたということなので、序盤の数分で終わってしまうのが実に勿体無い。
歴代ヒーローのアクションシーンも、例えばカクレンジャーとハリケンジャーが並んで戦っていたり(「忍者戦隊」と「忍風戦隊」ですな)、ダイレンジャーとゲキレンジャー(拳法繋がり)、ターボレンジャーとカーレンジャー(車繋がり)とのコラボ、空中戦を仕掛けるジェットマンとか、短いショットにも小ネタが満載。
全戦隊のリーダーシップを取るのはアカレンジャーで、台詞二言(だよね)の為にわざわざオリジナルキャストの誠直也を呼んでくる徹底ぶり。
そういやアカレッドがリーダーって噂はなんだったんだ? 番宣予告だけは、アカレッドの古谷徹だったし。
ともあれ、『仮面ライダーディケイド』冒頭の”ライダー大戦”は超えてますね。
あの時はライダー同士がつぶし合いをしていたけど、こちらは協力して巨大な敵と戦うのだから、シチュエーションの”燃え”度が違います。
肝心のゴーカイジャーも、俺様だったりツンデレだったり、なかなか個性的ですが、これはちょいと仮面ライダーディケイド=門矢士を彷彿とさせますが、ま、仕方ないのかな。
ゴーカイチェンジでは、ゴレンジャー→シンケンジャー→マジレンジャーと変身を繰り返しますが、「シンケン」「マジ」と続くのは洒落?
ゴレンジャーハリケーンまで披露してくれるのは、こりゃ現役視聴者にはわからないかな。
わからないといえば、ゴーカイジャーの面々がカレーを食べに入るのが「スナックサファリ」というお店なのだが、これはわかんないんじゃないかなあ。サンバルカンの秘密基地の仮の姿なんだけど、元祖ゴレンジャーの「スナックゴン」じゃないあたりもこだわり、かなあ???
ともあれ、次回以降は「マジレンジャー」や「デカレンジャー」のオリジナルキャスト参戦も噂され、また劇場版では宮内洋(アオレンジャー?ビッグワン?それとも三浦参謀長???)も出演するらしいこのシリーズ、しばらくは楽しめそうで良かった良かった。
昨日、お亡くなりになられたようです。68歳、ですか。
『帰ってきたウルトラマン』の南隊員、主人公の郷秀樹よりも好きでした。
『キカイダー01』ことイチロー、弟のジロー=キカイダーとは好対照なヒーロー像に憧れました。
『緊急指令10-4・10-10』、『プロレスの星アステカイザー』、『シルバー仮面』・・・
ご冥福をお祈り致します。
『W』も、面白いとは思ってますが、どっちがワクワクするかというと・・・『ディケイド』かな。
ということで、録画していたものを引っ張り出してきて観直しちゃいました。
『侍戦隊シンケンジャー』の第二十幕「海老折神変化」と二十一幕「親子熊」、『仮面ライダーディケイド』の第24話「見参侍戦隊」と25話「外道ライダー、参る!」、例のコラボ編です。
最初に観た時は、もっと其々のキャラクターが絡んで欲しかったなぁとか、番外編なんだから徹底的にイベントに徹して欲しかったなぁなんて思わないでもなかったんですが、観直せば観直すほど良く出来てます。
キャラの絡みとしては門矢士と志葉丈瑠、そして光栄次郎と日下部彦馬ぐらいしかありませんが、それをちょっと離れた視点で見ている光夏海が効いています。
それに番外編なんてとんでもない、きちんと『ディケイド』の1エピソードとして確立されているのだから大したもの。一方の『シンケンジャー』にとっても、本筋ではないものの、キャラの幅を広げる効果が得られているので大成功。ある意味、奇跡のコラボレーションと呼んでも差し支えないのではないかと思います。

ただ『シンケンジャー』も慣れるまで1クールはかかったし、半年も経ったら『ゴセイジャー』大好き!と言ってるかもしれません。
『W』も、お笑いパートとシリアスパートとのギャップが楽しいし、日曜の朝のお子様番組でいいの?というくらい妖しさ満点のシーンがあったりで、なかなか侮れませんねー。