【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ア行>( 502 )

アポロ13号の事故を、当事者(船長)だったジム・ラベルの著した著書に基づき、トム・ハンクスを主演にロン・ハワードが監督したこの映画も、気が付くともう四半世紀近くも前のものに。
でも今そのまま劇場に掛けても他の作品に比べて全く遜色がないくらい良く出来ています。

実際にアポロ宇宙船に乗っているかのような迫力、乗組員たちの息遣いが聞こえてきそうです。
NASAの管制センターは、今にも歓声や怒号が飛び交う喧噪の中に放り込まれそうな臨場感を醸し出しています。

e0033570_22381122.jpg生命の危機に直面したクルーの焦燥感、何とか彼らを救い出そうと奮闘するスタッフたちの緊迫感、誇張されてる部分、省略されている部分、敢えて改変した部分も少なくないとは思いますが、それでもかなりの部分が事実に即しているのだとか。

セットの再現具合やSFXの技術的なクオリティもさることながら、実話の持つ重みなのか、ドラマ部分も実にしっかりと組み立てられています。
そのあまりの出来過ぎなくらいの見事さに、ついついこれがフィクションではなくノンフィクションであることを忘れてしまうくらいです。

そして無事の地球帰還。
結末はわかっていても安堵感と、言いようのない満足感に包まれます。
宇宙開発をテーマに、実話に基づいて作られた作品は何本もありますが、ここまでの完成度の高いものは今のところはなさそうです。
そして二度とこういう事故が起きないよう、宇宙開発は万全を期して行って欲しいと願わずにはいられません。

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by odin2099 | 2019-01-20 22:40 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
<MCU>第6弾。バラバラだったピースがようやく一つの形になった<フェイズ1>の締めくくり。

e0033570_20040525.jpg冒頭から畳みかけるような展開で、事件の勃発、アベンジャーズの各メンバーの紹介と招集、ロキの企み、アベンジャーズの分裂からの再結集へと殆ど無駄のない2時間半だ。
これまでの作品群を見ていない観客も、最低限の情報は与えられるのでそれなりに愉しむことは出来るだろうが、勿論全ての作品に目を通している人なりの特権は与えられている。

毎度のことながらアベンジャーズのメンバーは多種多少、多士済々。北欧神話の雷神ソー、ハイテク武装のアイアンマン、バイオテクノロジーの産物ハルク、強化人間のキャプテン・アメリカ、それにエキスパートのブラック・ウィドウとホークアイという具合に個々の戦力差には相当な開きがあるものの、それを感じさせない演出には感服する。
ドラマとして優れた作品は他にもあるだろうが、こと娯楽作品という観点で見た場合、<MCU>の最高傑作は今のところこの作品かもしれない。

強者集結ムードが漂い、「アベンジャーズ」シリーズの完結編という側面も(この時点では)持っていたが、今では<フェイズ2>以降の映画や「エージェント・オブ・シールド」をはじめとするTVシリーズ、「デアデビル」をはじめとするネット配信ドラマへと続くブリッジの役割をもはたしている。
あくまでも終止符ではなく、句読点だ。

なおこの作品もパラマウントのロゴマークで幕を開けるが、配給はディズニーへ移行。
DVD&Blu-rayソフトも初めてディズニーからの発売となった。

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by odin2099 | 2019-01-16 20:02 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
「宇宙空母ギャラクティカ」に続くシリーズ第2弾。
前作はTVシリーズのパイロット版を劇場用に手直ししたものだったが、今回はシリーズ中の3つのエピソードを再編集。といっても前作に直結してはいないため、これだけ見てもチンプンカンプン。

e0033570_19310446.jpgサイロン軍の追跡を躱し、生き残った人類を乗せた民間船を率いて同胞の住む星・地球を目指すギャラクティカだったが、その燃料は乏しくなっていた。そんな時、ギャラクティカ同様にサイロンの魔手を逃れた空母ペガサスとの邂逅を果たす。自分たち以外にも生き残りがいたことを喜び合う両乗組員たち。

ペガサスを指揮する歴戦の勇者ケイン艦長は、サイロンの基地のある惑星を攻撃し燃料を奪うことを進言するが、民間人を含めたキャラバンを率いる身であるギャラクティカのアダマ司令官はこれを却下し、両艦の乗組員たちの間に緊張が走る。

立場の違いから意見が割れてしまったアダマとケイン。しかも独断専行気味のケインをアダマは持てあますが、結果的には共同作戦が成功し燃料の補給に成功。脱出の際に囮となったペガサスはそのまま行方をくらます、というのがストーリー。

ただ終盤ではペガサスの去就については全く触れられず、瀕死の重傷を負ったアダマが生死の境を彷徨う一方で、サイロンの攻撃を受け大破したギャラクティカを何とかして修理し包囲網から脱出させようというお話がメインとなる。そしてラストに唐突に「ケインはどうなった?」「どこかへ消えました」という会話が挟み込まれて終わり。これはペガサスの登場する前後編とは別のエピソードを組み込んだことによる弊害だろうか。

初めから長編作品として作られていた前作に対し、こちらは無理矢理長編化したものだけに映画の出来は推して知るべし。
ちなみに元になったドラマではペガサスが飛び去ったのか、それともサイロンの攻撃で沈んだのかは明確にされずに終わってるとのことである。



by odin2099 | 2019-01-09 19:36 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
<MCU>の第3作で、前作「アイアンマン」同様にパラマウント・ピクチャーズとマーベル・スタジオのプレゼンツ。DVDとBlu-rayは配給がパラマウントになった関係で前作のソニーではなくパラマウントからリリースされていたが、現在はディズニーから再リリースされている。

e0033570_08223233.jpg物語は前作ラストの記者会見の模様をアントンとイワンのヴァンコ父子が見ているところから始まるが、アバンタイトル後はその6カ月後へと飛ぶ。
メインキャストはジェームズ・”ローディ”・ローズ役が、契約上のトラブルからテレンス・ハワードからドン・チードルへ交替した以外は続投。この二人は以前から友人同士だったそうだが、それが縁で代役に決まった訳ではないだろうが、もう少し似たタイプの役者はいなかったものか。続けて見ていると違和感しかない。

トニーはパラジウムの毒素に身体を蝕まれ余命幾許もなく自暴自棄に陥っているが、その解決策というのが父ハワードの残したヒントと遺品から発見(再発見)した新元素、というのが何度見てもよくわからない。
ハワードは何故スターク・エキスポのジオラマに新元素を隠したのか、そしてそれが何故都合良くトニーの身体を救うことになったのか。

まさか将来トニーがパラジウムで死にかけるなどという事態を想定していたとも思えないが、アーク・リアクターの改良を常に考え続け、自らは成し遂げられなかった夢をトニーに託し、それが結果的にパラジウムを使うことのない新たなアーク・リアクターを誕生させ、パラジウムの影響を受けなくなったからトニーは治癒した、ということなのだろうか。

相変わらずトニーは自ら工具を作り、実験を繰り返してアイアンマン・スーツを改良したが、今回のヴィラン、イワン・ヴァンコことウィップラッシュは、アイアンマン以上にDIY心を刺激してくれる。
ただロバート・ダウニーJr.以上に手先が器用には見えないミッキー・ロークなので、その出来栄えは些か心配…。

前作でトニーをアベンジャーズに勧誘しておきながら、本作では加入に難色を示すフューリー。妥協案としてコンサルタントとして雇用し、その最初(?)の仕事が「インクレディブル・ハルク」ラストでのロス将軍への接触だったということらしいが、トニーの顔、違い過ぎるんだよなあ。

また「ハルク」にはちょっとしたヌードシーンやラブシーンがあり、今回もブラック・ウィドウの着替えシーンなどのお楽しみがあったが、これを境に<MCU>にはお色気シーンがなくなってしまうのはちょっと寂しい。

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by odin2099 | 2019-01-09 19:27 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
<MCU>の2作目で、こちらはユニバーサル・ピクチャーズとマーベル・スタジオのプレゼンツ。
ハルクに関しては今もユニバーサルに権利があるようなので、この作品の続編を含めハルク単独の作品を作るにはハードルが高いらしい。

日本ではこちらの作品が「アイアンマン」より先に同じソニー・ピクチャーズの配給で公開され、ソフトもソニーから出ている。<MCU>のBOXセットが発売出来ないのは、日本では「アイアンマン」共々ソニーが権利を持っているというのが理由。

e0033570_19441700.jpgさて「アイアンマン」が成功したから<マーベル・シネマティック・ユニバース>は「アベンジャーズ」まで辿り着いたのは間違いないところだが、「アイアンマン」に続けて2カ月遅れでこの作品を封切ったのだからある程度勝算はあったはず。
兵器のアップショットでは”スターク・インダストリーズ”という社名をデカデカと映し、オープニングのタイトルバックでチラっと映る書類にニック・フューリーの名前があったり、軍がシールドのデータを活用していたりと「アイアンマン」とのリンクを諸々匂わせ、トドメはラストシーンでのトニー・スタークのカメオ出演。

「アイアンマン」のラストではフューリーがトニーにアベンジャーズのことを持ちかけるが、本作ではトニーがロス将軍に対して似たような役回りを担っている。お話は直接繋がってはいないものの「アイアンマン」と「インクレディブル・ハルク」は同一世界で、更にもっと大きなプロジェクトが待っていることを観客に強く印象付けることに成功した。さり気なく出てくる”スーパー・ソルジャー計画”などという名前も、後々の作品で大きく扱われることになるとはこの段階では予想出来なかったことだ。

片や「科学」、片や「化学」と作品の雰囲気はかなり異なるこの二作品だが、アボミネーションと戦うハルク、アイアンモンガーと戦うアイアンマンというクライマックスの構図は良く似ている。どちらも同じテクノロジーで生み出された兄弟というか分身との対決を余儀なくされているからだ。これは意図したものなのだろうか。

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by odin2099 | 2019-01-08 20:22 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
もう何度 見てる・記事にしてる んだよう、と呆れられそうですが、今年は<マーベル・シネマティック・ユニバース>の一つの締めくくりの年。
しかも今が最新作の公開前に第一作から順番に全部を見る最後のチャンス!
ということで、正月早々<MCU>のお浚いを敢行します。
2008年、全てはこの作品から始まりました。

e0033570_19201829.jpgこの作品はパラマウント・ピクチャーズとマーベル・スタジオのプレゼンツ。ただ日本ではソニー・ピクチャーズの配給でDVD&Blu-rayもソニーからの発売となり、マーベル・スタジオがウォルト・ディズニー傘下になった今でも権利関係はそのままのようで、<MCU>のBlu-rayのBOXセットも日本では販売出来ないらしいです。

しかし流石に10年前の作品ですねえ。ロバート・ダウニーJr.の顔が全然違います。他の作品に比べて髪が長いということもありますけど、若いというか甘い雰囲気があります。今のロバートはこの頃に比べて精悍さを増したようで、歴戦の勇者として成長したトニー・スタークには相応しいように思えます。

そしてこの初期のアイアンマン・スーツは、何とも言えないDIY感が良いですねえ。
今のハイテク、ナノテクのスーツもそれはそれでパワーアップの表現として、またスーパーヒーロー感が強調されていて(宇宙刑事やらスーパー戦隊やら日本のヒーローが一瞬にして変身する姿を彷彿とさせます)良いと思うのですが、この手作り感、ハンドメイド感も捨てがたいものがあります。
まあトニーは素人じゃないですが、ガラクタ集めれば自分でも作れそう?と一瞬錯覚してしまいそうな温かみは感じられます。

ヴィランとしては、トニーの良き協力者に見えたオバディア・ステインが実は黒幕という意外性で押し通してますが(原作コミックのファンには意外でもなんでもないんでしょうかれど)、その目的がスターク・インダストリーズを私しすることにあったというのはあまりに小さいのですが、この時点では現実的な落としどころだったのでしょう。今はもっと大きなスケール感に満ちた世界になっていますけれどね、<MCU>は。

ちなみにエンドロール後に唐突に現れアベンジャーズについて語るニック・フューリーは、今後の作品群へ向けての製作サイドの決意表明とも受け取れますが、まだこの頃はファンサービス的なお遊びシーンの域を出ていなかったとも言われています。しかし同時期に並行して「インクレディブル・ハルク」の製作が進んでいたのですから、ただのファンサービスではなかった、確信犯だったと思うのですが如何でしょう。

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by odin2099 | 2019-01-07 21:03 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
東京地方じゃゴールデンウィークに公開された映画ですが(地方では前倒しで春休みに「実相寺ウルトラマン」と併映)、その後で年末にアンコール上映されたり冬休み時期にテレビ放送されたりで、なんとなく”冬の映画”という印象がありますね。
年末年始に何も考えずにボーっと見る分には良い映画だと思いますが、如何せんBlu-rayどころかDVDも出てないし、ビデオソフトやLDはとっくに廃盤ときてますから、気安く見られる状況じゃないのが残念です。早いとこ「ウルトラセブン」12話共々解禁して欲しいものですが。

e0033570_18095320.jpg平成の世の中になって今は「ウルトラマン」の新作映画もバンバン作られるようになりましたが、昭和期は再編集作品を除けばこれが唯一の劇場作品。昔は斯様に劇場公開のハードルが高かったものです。その点は良い時代になりましたなあ。

で、勇んでこの作品も劇場に見に行ったものですが、新作映画といいつつ「帰ってきたウルトラマン」やら「ミラーマン」やら「ウルトラマンA」「ウルトラマンタロウ」からのシーンの流用や合成素材の使いまわしなど手を抜く部分はしっかりと手を抜いております。
そもそもタイでの公開が前提で、日本で公開される見込みは立ってなかったのですから、色々なフッテージを流用したところでどうせバレない、というのもあったのでしょうかねえ。

そして作品内容も、ウルトラの母やウルトラ6兄弟が出てくるとはいえ、従来のウルトラシリーズの世界観とは大きく異なります。まあ強いて言えば「タロウ」には近い大らかさが感じられますが、それでも日本とタイの価値観、宗教観の違いは大きいですね。
それもこれもひっくるめてのこの作品独自の魅力とも言えますが。

それにしてもこの作品の素人くさい翻訳はなんなんでしょう?
「ウルトラ6人兄弟」はまだしも、「ウルトラマン兄弟」?
そしてちょっとエッチなシチュエーションに台詞回し。対象年齢は幾つなのやら…?

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by odin2099 | 2018-12-29 18:15 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
「ウォレスとグルミット」シリーズの第3弾。

e0033570_22275619.jpg前作はアクション物の快作で、クライマックスは映画史に残る大アクションだったと思うが、今回はウォレスの恋愛模様を絡めたミステリー仕立ての一品。
といっても終盤には前作をも凌ぐアイディア勝負のアクションシークエンスが織り込まれ、空に陸にグルミットが大活躍!

しかしグルミットが冤罪で逮捕されても面会にすらいかないウォレス。
このシリーズでは一貫してグルミットに対して冷たい態度を取るウォレスだが、そのことがグルミットの健気さを強調する仕掛け…ではないのだろうな、おそらく。
グルミットはグルミットで、よくウォレスに愛想を尽かさないと感心する。
あ、前作では家出するシーンがあったっけ。

本作には他にひつじのショーンが初登場。
ここからスピンオフで独立した新シリーズが作られ、そちらも人気作品になったのはご存知の通り。

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by odin2099 | 2018-12-06 21:28 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
「ウォレスとグルミット」シリーズ第2弾。

e0033570_22275619.jpgこのシリーズ、喋るのはゲストキャラを除けば基本的にウォレスだけ。
グルミットは喋らない。
でもグルミットの仕草、表情を見ているだけで、グルミットの感情は手に取るようにわかる。
今回のゲストキャラであるペンギンも喋らないけれど、それでもお話はきちんと伝わる。
考えてみるとこれって凄いことだ。

そして前にも書いたけれど、感心するのはとあるシーンでのスピード感。
クレイアニメでこれを表現するのは並大抵の苦労ではないと思うが、それをやってのけるスタッフが素晴らしい。
だからこそ世界中で息の長い人気を保っているのだな。

そういえば前回、辻村真人の吹替版も見てみたい、と書いたのだけれども、その後に訃報が届いた。
ベテランが次々と鬼籍に入っていくのは、致し方ないこととはいえやはり寂しい。

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by odin2099 | 2018-12-01 09:55 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
1979年春、ということはTVシリーズ放送開始から一年近く経った時期に公開された劇場版。
TVの方はそろそろ大団円へ向けての幕引きを図ろうかという頃だ。

「スタージンガー」そのものは、「マジンガーZ」以来の東映動画製作、フジテレビ日曜夜7時台放送の番組で、「マジンガーZ対デビルマン」以降<東映まんがまつり>の看板を背負ってきたが、原作者が永井豪から松本零士にバトンタッチしてからは主力の座を他作品に譲るようになり、遂にこの作品が打ち止めとなった。

e0033570_21243401.jpg放送枠としてはこの後も「SF西遊記スタージンガーII」、「円卓の騎士物語燃えろアーサー」と続くものの、それも「燃えろアーサー白馬の王子」を最後に消滅してしまう。
この作品には石丸博也、冨田耕世、富山敬、杉山佳寿子といったレギュラーメンバーに加え、ゲストとして神谷明が出演しているが、このように”日曜7時フジ”所縁のキャストが揃っていると、作品内容以上に感傷的な気分になる。

ただ東映動画製作の松本零士原作作品としては、「惑星ロボ ダンガードA」、「宇宙海賊キャプテンハーロック」、「銀河鉄道999」、そしてこの作品と一通り劇場版が製作されているので、<まんがまつり>の歴史にはしっかと爪痕を残している(残念ながら後続の「新竹取物語1000年女王」や「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」では劇場版が作られていないが、単に人気の低下ということではなく<まんがまつり>自体の性格の変化も一因だろう)。

TVアニメとしての企画が先行し、ある意味”雇われ原作者”というスタンスで関わったためか、「ダンガードA」と「スタージンガー」は長らく松本アニメとしては継子扱いされてきたが、近年では「銀河鉄道999」と融合。陰ながら鉄郎とメーテルの護衛を務めるなど、晴れて<松本零士ユニバース>の住人になったようである。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-11-30 21:26 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
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