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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<カ行>( 571 )

e0033570_19315809.jpg「死にたい」が口癖の少女・鹿野なな(桜井日奈子)と「殺すぞ」が口癖の少年・小坂れい(間宮祥太朗)。居場所の見つからない同士の二人が出会い、少しずつ互いの中に自分の居場所を見出していく不器用なラブストーリー。
それに、自分が可愛いく常にチヤホヤされていたいきゃぴ子(堀田真由)とその親友の地味子(恒松祐里)の話と、地味子の弟・八千代(ゆうたろう)と八千代のこと以外が目に入らず「好き!」と告白し続ける撫子(箭内夢菜)の話とが絡み合うラブコメディ…なんだと思ってたら、うわっ、重っ!
「いま”最も泣ける四コマ”」ってそういう意味か。

いじらしかったり、もどかしかったりの三組の人間模様。
それがラストが近付くにつれハッピーエンドへ向けて収斂していくのかと思いきや、まさかのどん底へ。
でもそれを乗り切った先に、それぞれの”選択”を経た上での未来がある、という点ではハッピーエンドなんだろうけれど、ちょっとキツかった。

この三組の話は同じ学校を舞台に同時並行で語られていくが、実は時系列は意図的にぼかされている。
最後にそれが明らかになると「ああ、そういうことか」と頷けるのだが(といっても幾つかわからない部分があり、それはパンフレットを読んで氷解した)、かなり細かい小物も使っての伏線が張られていたりで、綿密に組み立てられていたんだなと感心しきり。

ただ厳密には三つのエピソードの比重がアンバランスで、収まりが悪いなと感じる時もあったのだが、それもそのはず、原作では全く無関係のバラバラな話を組み合わせたものなのだそうな。
それぞれ独立した短編で作った方が、見る側の感情はキープ出来たような気もする。
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”岡山の奇蹟”桜井日奈子はやっぱり可愛いけど、最近よく見かける堀田真由は今回もガラッと変わった印象。前にも感じたけど、化けるな、彼女は。



by odin2099 | 2019-11-18 19:33 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<スーパー戦隊>シリーズと<宇宙刑事>シリーズがコラボするなんて、この当時は考えもしませんでしたね。
しかものっけからゴーカイジャーとギャバンは派手に激突し、しかもギャバンが圧倒します。
変身前のアクションを演じた大葉健二の凄さ、色褪せない洗練されたデザイン、それに渡辺宙明メロディ、どれをとっても現役感が半端なく、この作品のギャバンの格好良さは筆舌に尽くしがたいものがあります。

e0033570_19381627.jpgまたラストには「3人の宇宙刑事スペシャル」のパロディもあり、ギャバン=一乗寺烈だけでなく、バトルケニア=曙四郎、デンジブルー=青梅大五郎の三役で変身するという快挙も見せてくれています。

迎える側のゴーカイジャーたちも、この頃は撮影が始まって10ヵ月くらい経っているでしょうか。皆いい顔をするようになってきましたね。
この中では山田裕貴と池田純矢がブレイクしたのはちょっと意外ではありましたが、声優のM・A・Oとしてもキャリアを重ねてる市道真央ら、今でも活躍しているメンバーが多いのも喜ばしいことです。

この作品の反響を見てでしょうが、後に<宇宙刑事>は本格的に復活するのですが、実は最初のこのコラボ作品がもっとも当時の<宇宙刑事>の雰囲気を伝えているように感じられるのが惜しいですね。変に足したり引いたりせず、そのまんま作ってくれれば今でも<宇宙刑事>は十二分に魅力的なコンテンツな筈ですが、商売上の問題もあったりでなかなか難しいのでしょうね。

それらの作品でも大葉健二は年齢を感じさせない迫力あるスタントを見せてくれていましたが、昨年から病気療養中ということで表舞台からは姿を消しています。
リハビリ中だということ以外その後の経過もあまり聞こえてこないので心配ではありますが、一日でも早い復帰を願っております。

<過去記事>




by odin2099 | 2019-11-06 19:41 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
第二章は17話から20話までの編集版。

e0033570_19071634.jpg自由惑星同盟領で次々と武力反乱が勃発し、ヤンに全ての鎮圧が命じられた。
だが出撃より前に首都ハイネセンでクーデターが勃発、そのことは予期していたヤンだったが、その首謀者は思いもよらないフレデリカの父グリーンヒルだった。
ハイネセンを解放せんと出撃するヤン艦隊は、まず辺境の惑星の一つを制圧する。
そこへハイネセンを脱出したという情報部のバグダッシュが、ヤンに接触を図ってきた。

一方の銀河帝国では、帝都を脱出した貴族連合がガイエスブルク要塞に立て籠もっていた。
”賊軍”を討伐するべくラインハルトも艦隊を率いて出撃し、ここに「リップシュタット戦役」の幕が開く。
貴族連合を率いるメルカッツは要塞で迎え撃つことを進言するが、功を焦り連携の取れない貴族連合は勝手に艦隊を動かし、ラインハルトに易々と攻略されていく。

物語も佳境へ。
今回も多くのキャラクターたちが登場しては消え、登場しては消え…。
新顔はテロップ入りで紹介してくれるものの、メイン格ともなればそれもないので確認作業が一々面倒臭い。

正直言うと帝国側だとラインハルト、キルヒアイス、ミッターマイヤー、ロイエンタール、オーベルシュタイン以外はまだきちんと認識出来ていないし、同盟側もヤン、ユリアン、フレデリカ、キャゼルヌ、ムライ、シェーンコップ以外はやはり怪しい。アッテンボローでさえピンとこないもんなあ。

さて、残る第三章の公開は一カ月後。
「さらば、遠き日」…
キター!




by odin2099 | 2019-10-31 19:09 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_07445937.jpg将来を嘱望されたエリートたちが集う学園で、トップに君臨するのは頭脳明晰の生徒会長・白銀御行と、文武両道で財閥の令嬢である副会長・四宮かぐや。
二人は互いに惹かれ合っていたが、プライドの高さが邪魔をして「恋愛は自分から告白した方が負け」という強迫観念にかられ、如何にして「相手から告白させるか」に鎬を削るバトルへと発展していった。

赤坂アカの人気漫画を実写映画化。
出演は平野紫耀、橋本環奈、佐野勇斗、池間夏海、浅川梨奈、ゆうたろう、堀田真由、髙嶋政宏、佐藤二朗、監督は河合勇人。

原作も、先行するTVアニメ版も知らなかったのだが、これは面白い。
御行もかぐやも、相手のことが好きだという自分の気持ちは認めないものの、相手が自分に気があることには確信を持っており、常にマウントを取ろうとあの手この手の頭脳戦を繰り広げている。

e0033570_07453581.jpgしかし計算しつくした自分の言動も、それに対する相手のリアクションも必ずしも予想通りとは行かずにアタフタ。この際に内面を吐露するのだが、これが堂々たるモノローグ。それにプラスして、幽体離脱(?)した自分のアクション。
思い切って漫画に徹した描写も良い。

平野紫耀も橋本環奈もバカバカしいほどのオーバーアクトに果敢に挑んで難なくクリア。
周囲を固めるキャラクターも立っていて、なかでも浅川梨奈の振り切った演技は一見の価値あり。
なんでも彼女、声のトーンや台詞の喋り方をかなりアニメ版に寄せてきているそうで、アニメファンからも高評価だと聞く。ついでに無駄に(?)ビキニ姿を披露するというサービスも。

原作はまだまだ続いてるようだし、このメンバーで続きを見たいな。

【ひとこと】
堀田真由が可愛かった。要チェック。




by odin2099 | 2019-10-27 07:49 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
演説の最中に聴衆からの投石を受けて昏倒、そして目覚めた時、”史上最悪の総理大臣”と呼ばれた男は記憶を失っていた、という三谷幸喜が脚本・監督を務めたコメディ映画。
このことは数名の側近のみのトップシークレットと扱いとし、秘書官たちの助けを借りながら難局を乗り切ろうとするのだが、家族や閣僚たちの名前も顔も思い出せない有様。
それにあろうことか、暴言を吐きまくりの嫌われ総理とは真逆の性格になってしまっていたのだ。

e0033570_18262076.jpg三谷監督作品はこれが8作目。その中で自分が見ているのはこれを含めて5本。
自分にとっては割と当たり外れのある監督なのだが、これは当たりの方だ。

中井貴一、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、小池栄子、斉藤由貴、吉田羊、寺島進、濱田龍臣、梶原善、藤本隆宏、迫田孝也、木村佳乃、山口崇、草刈正雄、佐藤浩市と芸達者な個性派を集めてのドタバタ劇は十二分に愉しめた(有働由美子やROLLYや川平慈英なんて、言われなきゃどこに出てたんだかわからないくらい)。

記憶を失ったことで自ら勉強し、またスタッフにも援けられクリーンな政治家へと転身。政界に新風を吹き込み、バラバラだった家族の信頼を取り戻し、政敵を追放し…と良いことづくめだが(しかし国民からの支持率はそう簡単に回復せず)、本来の記憶を取り戻した途端にサイアクの総理に逆戻り、という展開を迎えるかと思いきや、実は途中で記憶が戻ったものの記憶を喪失を装い、本当に心を入れ替えていた、というのは甘々だけれどもハッピーな結末。

見終ってふと思い出したのが、ケヴィン・クラインとシガニー・ウィーバーが共演した「デーヴ」
あれは記憶喪失ではなく、急病の大統領の影武者になったソックリさんがイメージを一新して国民の支持を得、そして腹心の陰謀を暴くという内容だったっけ。



by odin2099 | 2019-10-23 06:15 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「新たなる戦いの序曲」を見たら、こっちも見たくなっちゃった~。
一年ぐらい前にも見てるんだけどねえ。

e0033570_21140145.jpgこの作品、よく「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」を引き合いに出されます。
実際「ヤマト」と「ガンダム」が好きな人で「銀英伝」好きは決して少なくないように思いますが、じゃあ「ヤマト」と「銀英伝」が似てるか?とか、「ガンダム」と「銀英伝」が似てるか?と問われたら答えに窮しそう。

そもそも「ヤマト」と「ガンダム」が似てるか?という質問だったら、ハッキリ「No!」を突きつけると思いますが、でも「ヤマト」の延長線上に「ガンダム」があるのは間違いなさそうですし(似てるという意味ではなく)、そしてその線の行く先にどうやら「銀英伝」の影がチラつくのも確かなよう。
同じSFアニメとして支持をされていても、「マクロス」や「エヴァ」を「銀英伝」と比較してる人は見かけないような???
――なんてバカなことを考えながらボーっと見ていたんですが、やっぱり途中でグイグイ引き込まれます。

最後、ヤンに人質に取られた形のラインハルトは大失態ではないのかな、と愚考する次第ですが、新たな歴史の1ページが今始まった、というワクワクさせる終わり方に水を差してはいけませんね(^^;

<過去記事>




by odin2099 | 2019-10-11 06:18 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
ここのところ「銀河英雄伝説 Die Neue These」をずっと見ていたが、どうしても旧作を思い出して比較してしまう。
なので思い切って旧作の劇場版第二弾を見直すことに。
もっとも第二弾といっても、最初から劇場用に作られたのはこの一本だけ、なのだが。

e0033570_21133547.jpg物語は<第四次ティアマト会戦>終了後から<アスターテ会戦>まで。旧作、新作ともに第1話と第2話で描かれている部分で、旧作シリーズのリメイクということに。
リメイクということもあってオリジナルのエピソードを追加し、メインキャラクターを膨らませ、掘り下げているが、その結果、ヤンとジェシカ、ラップの三角関係は一層切ないものに。これ見る限り、ジェシカはラップよりもヤンに惹かれていて、しかもラップもそのことに気付いているし。

それはさておき、若手から中堅、ベテランまで実力派を揃え、きちんと描き分けられたキャラクターたちは皆魅力的だ。一声二声の出演者も少なくないが、その数少ない台詞を聴いただけでもどのキャラクターかわかる。これは新作にはない大きなポイントだ。
自分が不勉強なせいもあるが、新作は絵を見ても声を聴いてもすぐに誰それだ、と判別できない。

また若手からベテランまでと幅広い人材が揃ってるのも大事で、例えば旧作でラインハルトを演じた堀川りょうとヤンを演じた富山敬は20歳差。一方新作でのラインハルト宮野真守とヤンの鈴村健一は9歳違い。
ラインハルトとヤンを対比して描く上で、この年齢、経験の差はかなり大きいと思うのだ。
そしてぶっちゃけ旧作の方が面白い。
この新作「Die Neue These」は現在展開中の第2シーズンまで(キルヒアイスの死?)で一区切りだそうで、それ以降はこの第2シーズンの反響次第らしいが、はたして旧作越えを果たせるか、どうか。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-10-10 21:15 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
第2シーズン開幕。
冒頭に第1シーズンのダイジェストがつくものの、第1シーズンの最終話が物語の途中で終わっているため、この第2シーズンもいきなり物語の途中から始まる。
この第一章は第13話から第16話までの4話分を一気に見せる。

e0033570_21311667.jpgアムリッツア星域会戦、皇帝崩御、ヤンのイゼルローン駐留、捕虜交換、皇帝の後継者を巡っての門閥貴族の諍い、そして同盟側にはクーデターの兆し、という具合に物語は一気に動く。
それに合わせて登場人物も一挙に増加。
これまで台詞らしい台詞のなかったミッターマイヤーやロイエンタール、アッテンボローといったメインキャラたちにもようやく出番が与えられた。

ただそれでも名前がテロップで表示されるものの、ろくに出番も見せ場もないままに退場する数多のキャラクターたちに、ファン以外の観客は付いて行けるのだろうか。
おまけにそれなりに人気声優を揃えているのだろうが、デザイン共々個性に乏しく、オールドファンとしては”見て聴いて”キャラクターを認識するのは至難の業だと思うのだが、これは余計なお世話というものだろう。

第二章は更に登場人物入り乱れて…となりそうだが、展開が目まぐるしいので退屈はしない。第三章まで一気呵成にお付き合いするとしよう。



by odin2099 | 2019-10-04 06:05 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
月光仮面」、「月光仮面/絶海の死斗」、「月光仮面/魔人の爪」に続く東映の劇場版「月光仮面」シリーズの4作目。
日本の十大頭脳と呼ばれる人物を殺害し、日本の政治・経済を停止させ大混乱に陥れようとする国際暗殺団と月光仮面の死闘を描く。

e0033570_21460627.jpgテレビシリーズの「マンモス・コング」編では巨大なゴリラが暴れまわったようだが、こちらのコングは”怪獣”と称してはいるものの等身大。それにゴリラではなく、原子酵素体?なる新薬で凶暴化した”ジキルとハイド”の如き怪人である。

その不死身の怪力にはさしもの月光仮面も(そして私立探偵の祝十郎も)大ピンチだが、もちろん既の所で危機を脱し、神出鬼没の活躍を見せる。
コングの方も変幻自在だし、祝十郎も月光仮面も目まぐるしく姿を変えるので、これってお互いに複数いないと成り立たないよなあとこれまで以上に感じた。

お話もアクションも、今日の目で見るとのんびりムードでモタモタしているのはいつも通り。
それでも当時の子どもたちは熱狂したんだろうなあ。
その割に中盤ではトルコ風呂(この頃は必ずしも性風俗店を意味しなかったのだろうが)が舞台になったりするのだが…?



by odin2099 | 2019-10-02 21:48 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
<TOEI V CINEXT>の新作で「仮面ライダービルド」最終回のその後を描く「ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ」に続く第二弾。
今回で一応「ビルド」はオシマイ、次の<V CINEXT>は来年早々に公開される「仮面ライダージオウ」だそうだ。

e0033570_20032127.jpg今回の主役は仮面ライダーグリスこと猿渡一海と”みーたん”こと石動美空。
なかなかハードでシリアスなお話ではあるのだが、全編を貫くラブコメディ色がそれを中和。
門外漢でも何やらニヤニヤしながら愉しめた。

まず本編上映前に流れるのが短編映画の「ドルヲタ、推しと付き合うってよ」
これ”同時上映”と断り書きが入っているんだけど、二本立てのつもりなのかな?
実質プロローグ編なので独立して扱うのもどうかと思うし、劇中劇みたいなもんかなあと思うのだけど、これがまた「なんじゃこりゃ?」というドタバタ劇で結構効いてる。

そして最強の敵と戦える唯一の仮面ライダーとして孤軍奮闘するグリス、だが相手を倒すためには仲間たちの犠牲が必要。その苦悩と葛藤を乗り越え、最後には仲間たちのサポートもあって勝利を掴む!というヒーロー物王道の展開が待っているというバランス感覚。

そしてそして本編のラストがこれまたコメディとして綺麗にまとまり、「ドルヲタ、推しと付き合うってよ」のオチがちゃんとついているので尚更全体が「明るく楽しい映画」という気分で終れてるのも良い。
ちょっと「ビルド」というドラマ全体にも興味が出て来たぞ。



by odin2099 | 2019-09-11 20:09 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
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