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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<タ行>( 331 )

e0033570_22183835.jpg昭和20年、敗色の濃い日本は霊的指導者・観阿彌光凰の能力を持って英米の指導者を呪殺しようという奇策に打って出ようとしていた。
折しも戦争によって多くの死傷者が生まれ、その怨念があの加藤保憲を蘇らせてしまう。
観阿彌光凰の側近で霊能力を持つ中村雄昴は、その作戦を邪魔しようとする凄まじい霊力を感じ取り、それを追って加藤保憲の姿を見る。
そしてその場で、今は看護婦として働く辰宮雪子と運命的な出会いをするのだった。

「帝都物語」に続くシリーズ第二弾で、出演は加藤雅也、南果歩、嶋田久作、戸垣恵理子、野沢直子、土屋嘉男、中丸忠雄、斎藤洋介、高橋長英、草薙幸二郎、日下武史、丹波哲郎。総監督に藍乃才(ラン・ナイチョイ)を迎え、監督は一瀬隆重が務めている。前作に比べると小粒だが、なかなか通好みのキャスト陣が渋い。

厳密には「帝都物語」の続編ではない。お話は直接繋がらないし、多少の矛盾点もある。
それに重厚なドラマ仕立てだった前作と違い、本作では建物や背景はやたらと爆発し、人がバンバンぶっ飛ぶ。香港映画のスタッフを呼んでワイヤーワークを駆使し、「帝都大戦」の名の通りアクション重視の方向に振り切っているので、あのムードを期待すると裏切られること必定。

e0033570_22184846.jpgとはいっても加藤雅也演じる主人公は、超能力を使う度にゲロ吐いてるし、南果歩演じるヒロインも最後の最後まで戦わないので、全編殆ど加藤保憲が敵対する人物を甚振り、苛み、嬲り殺してるだけ。
その分、一世一代の当たり役となった嶋田久作の加藤保憲がやたらと格好良いのではあるが。

最初は原作未読の状態で見て「つまんないな」と感じたのだが、後日原作小説を読んでから見直したら「案外面白いじゃないの」と宗旨替え。
…と当時のメモに書いてあったのだけれども、改めて見直してみたら、やっぱり詰まらなかった。

中村と雪子、それに加藤の対決に絞れば文字通りのアクション映画になっていたかもしれないが、本筋は実は観阿彌光凰の祈祷の方。演じているのが丹波哲郎なので無駄に存在感が大きく、最後にこの人が全て持って行ってしまうので尚更メインの3人の扱いが霞んでしまう。
製作に際しては色々とゴタゴタがあったようだが、それを収拾できないまま作ってしまった、という感がありありだった。

【ひとこと】
土屋嘉男が扮する胡散臭い科学者の名前が水野博士。
これ、「ガス人間第一号」のオマージュなんだろうけど活かしきれてないなあ。



by odin2099 | 2019-11-22 06:16 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
結構内容忘れてました。
「チャーリーズ・エンジェル」に続く、テレビから映画へ、の第2弾。
見ていて、あれ?この後どうなるんだっけ、と考えながらの再観賞。
「フラッシュダンス」だ、「ピンクパンサー」だ、「ケープ・フィアー」だ、と色々な映画のテーマやポップスのヒット曲がまるでジュークボックスのように流れてくるのも面白いし、エンドロールのNG集を見ても、エンジェル3人が実に楽しそう。
それが見ているこちらにもストレートに伝わってくるのがイイ。

e0033570_22482080.jpg改めて見ると3人とも年齢が…などと考えてしまったけど、撮影時の彼女たちは20代後半から30代前半のはず。まだまだ若かったんだねえ。もう少し上に見えちゃうけど。

ジャクリーン・スミスがテレビシリーズと同じケリー役で出演したことで、この映画はリメイクやリブートではなく続編だったことが確定。50代後半のジャクリーン・スミスの方が、ともすればキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー、デミ・ムーアより若く見えちゃうのは映像マジック?

そういえば先ごろ公開された(日本公開は来年2月の予定)の新作映画も、どうやら”続編”として作られているらしいが、これが「ターミネーター:ニュー・フェイト」に続き撃沈したと伝えられている。
クリステン・スチュワート、ナオミ・スコット、エラ・バリンスカとフレッシュな顔ぶれを揃えたものの、観客の興味は惹かなかった模様。

これがオファーしたものの断られたと噂されていたジェニファー・ローレンス、マーゴット・ロビー、エマ・ストーンの3人組だったらどうだったろう?
もっとも数年前にテレビでリブートされたものの早々に打ち切られたという経緯があったので、今さら求められてなかった、ということかもしれないけれど。

ただ、内容に関してはさほど酷評されてるワケではなさそうなので、ちょっと楽しみにしてるのであった。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-11-19 22:59 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
ジェームズ・キャメロンが製作に復帰した「T2」の正統派続編で、アーノルド・シュワルツェネッガーに加えリンダ・ハミルトンも参戦!

これまでの作品だと、「T2」で”審判の日”を回避したはずが実は先送りにしたに過ぎず、結局は”審判の日”は起ってしまうということでシリーズを続行してきたけれど、今度の作品は”審判の日”を回避したことで生まれた新しい(別の)時間軸の世界から刺客がやってくるというストーリー。
ということで「T3」も「T4」も「T5」もなかったことにされ、新しい「T3」という立ち位置に。

e0033570_19515249.jpgジョン・コナーは「T2」直後の世界であっけなく瞬殺され(出演者にエドワード・ファーロングの名前があるのはそういうことね)、失意のサラ・コナーはターミネーター・ハンターと化している。
そこへ新たなターミネーターのターゲットになった女性ダニーと、彼女を守るために使わされた女性兵士グレース、新型ターミネーターのREV-9が現れることで、サラは再び物語の中心人物へと返り咲く。

ジョン・コナー不在でスカイネットもない世界というのは新たな展開といえば展開だし、でもこれまでのシリーズの焼き直しだと言われればそうだよねと答えざるを得ない微妙なところ。
毎回毎回未来世界から使者が訪れ、果たして歴史を変えることが出来るのかどうか、を繰り返してるのが「T1」以来のパターンなので、多少捻ろうとも行く先はイエスかノーのどちらかしかない。

いや、未来が変わらないのではそこでお話が終わってしまうのだからノーという選択肢はなく、未来に対して何らかの影響を与えて終わるものの、新作が出来る度にその結末を否定するところから始まるのだから、よほど工夫を凝らさないといい加減飽きがくる。
事実「T4」以降は毎回”新たな三部作”の幕開けを謳いながらそれに失敗し、クリエイターを入れ替えての再立ち上げばかりなのがそれを如実に物語っている。

今回はシリーズ活性化の切り札としてキャメロンを持ってきたが、どうやらそれも失敗のようで現段階では大赤字は必至とのこと。しかもどうやら肝心のキャメロンと監督のティム・ミラーの間も良好とは言えなかったらしいという話も漏れ伝わってきているし、どうせなら監督込みでキャメロンに丸投げした方が良かったのかもしれない。
そして”新三部作”の立ち上げどころか、本作をもってシリーズは打ち止めとの噂も。

それにしても最近のアクション物は、老境に入ったスターに無茶をさせる傾向にあるなあ。
当人たちが元気でやる気になってるのは良いことだが、言い換えれば次世代、次々世代のスターが育ってない証拠でもあるし、シリーズ物の場合は旧作の人気キャラクターに頼らなければ魅力的な新たなキャラクターを描けないということで、これはこれで由々しきことだ。




by odin2099 | 2019-11-15 19:56 |  映画感想<タ行> | Trackback(3) | Comments(0)
集金人として旅をしている青年ツァイサンだったが、無一文なので仕方なく蘭若寺という荒れ寺に泊まることにする。ここは魔物が出ると曰く付きの場所であり、途中で出会ったイン道士からも忠告を受けていた。
その夜ツァイサンは琴の音色に導かれてとある家を訪れ、そこで美しい娘スーシンと出会う。

e0033570_06593272.jpg香港映画を色々見ていた頃の作品で、何年振りかで見直したが、スーシンのこの世のものとは思えぬ美しさ(実際に幽霊なのだが)は未だ色褪せない。
清楚にして妖艶、儚げにして強いヒロインはジョイ・ウォン一世一代の当たり役。見えそで見えない、しかも大胆な脱ぎっぷりも実に良い。

一応中国の古典「聊斎志異」を原作にしているようだが、大幅に脚色されているらしい。
もちろんジョイ・ウォンの魅力だけだけじゃなく、貧乏書生を演じたレスリー・チャン(既にアラサーだったよなあ、彼は)も可愛らしいし、何と言っても同士役のウー・マの怪演!
ヒラヒラ舞う布の美しさと、それを引き立てるワイヤーアクションの妙。それにペーソスがある主題歌も良かったなあ。

最後がハッピーエンドか?と思わせておいての悲劇。
それでも暗いまんま終わるのではなく、何となく希望を持たせる締めなのも良い。
数々の亜流作品を生み、またジョイ・ウォンも似たような役を振られるようになっちゃったけど、それも仕方がない。それだけ良く出来た作品だったということなんだから。



by odin2099 | 2019-11-13 07:08 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
昭和期ガメラシリーズの8作目。
といっても完全な新作映画というわけではなく、ガメラと怪獣との激闘シーンは全て過去作からの抜き取り。それに新撮のドラマシーンにはめ込んだ、限りなく新作に近い総集編映画、ということになります。
が、これが意外に良く出来ていて、特に旧作のガメラを知らない人には楽しめたんじゃないかなあと思います。時折なんか無性に見たくなるんだなあ。

ギャオス、ジグラ、バイラス、ジャイガー、ギロン、バルゴンとシリーズの怪獣たちは総登場しますし(え、宇宙ギャオス?なんですか、それ)、”地球を侵略しようとする宇宙海賊(の手下の怪獣たち)”VS”地球を守る正義の宇宙人(によって生み出されたガメラ)”という図式を前面に出しているので、ガメラと怪獣の対決に余計な理屈は不必要。ガメラはスムーズに次から次へと現れる刺客(怪獣)たちと戦い、これをやっつけていきます。

e0033570_07295805.jpgドラマ部分も、カメ大好き少年とペットショップのお姉さん(実は正義の宇宙人)との交流、宇宙海賊の手下の悪いお姉さんとの対決、からの友情の芽生え(?)といった流れもわかりやすく、感情移入もしやすいんじゃないでしょうかね。ガメラや怪獣たちのシーンが再利用だということも、あまり気になりません。
初めて映画館で見たガメラ映画なので思い入れが強いせいもありますが、子供だましにならないギリギリのラインで踏みとどまった子供向け怪獣映画の佳作、といっても良いような…。

正義の宇宙人を演じているのはマッハ文朱と小島八重子と小松蓉子の3人。
マッハ文朱は改めて見ると綺麗だし、やさしい頼れるお姉さん感が子供向け作品にはピッタリ。アクションは勿論のこと、お芝居も卒なくこなしています。
あとの二人も可愛いんですが、小島八重子というのは…えー、「夜霧のハウスマヌカン」を歌った やや なんですか?! 知らなかった~! あの曲がヒットする6~7年前の出演作ってことになりますねえ。

劇中には「宇宙戦艦ヤマト」(「さらば宇宙戦艦ヤマト」か「宇宙戦艦ヤマト2」の映像だと思いますが)と「銀河鉄道999」(こちらは劇場版)のフッテージが流用されガメラと共演を果たしてますが、「999」に至っては劇場公開から半年強、このタイミングでよく使用許可が下りたものです。

<過去記事>





by odin2099 | 2019-11-10 07:39 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
イオン・プロ製作の<ジェームズ・ボンド>シリーズの第5弾で、今度の舞台は日本。
メインキャストにも若林映子、丹波哲郎、浜美枝ら日本人スターの名前が並び、国を挙げて撮影クルーを歓迎し、国宝姫路城や蔵前国技館、銀座の大通り、地下鉄丸ノ内線構内、ホテルニューオータニなど普段なら撮影許可が下りそうもない場所でもロケを敢行したものの、出来上がってみればトンデモ日本の観光映画になっちゃった、という曰く付き。
おまけに撮影中に姫路城を傷つけちゃったりしたもんだから、以後ここでの撮影には制約が課せられるようになってしまったんだそうで。

e0033570_20175725.jpgしかしなんでボンドが日本人に変装して潜入捜査をしなきゃならないのかとか、そういった無駄な部分が多いことを除けばお話としては決してつまらなくない。
脚本のロアルド・ダールは「チョコレート工場の秘密」や「おばけ桃の冒険」、「マチルダはちいさな大天才」、「魔女がいっぱい」などで知られる著名な小説家でもある。

若林映子のボンドガールも、日本人の贔屓目もあるだろけど決して他の女優に劣っているとは思えないし、浜美枝だって悪くはない。もっとも物語上ではボンドガールは二人もいらなかったね。一人に絞った方が流れはスッキリする。

特に浜美枝の出番は実質最後の30分だけだし、ロクに台詞もない。
これは浜美枝の英語力では演じきれないと若林映子とは当初の配役を入れ替え、更に浜美枝の台詞を削り若林映子の出番を増やした結果らしい。
ちなみに海女役の浜美枝は泳ぎにも難があったそうで、こちらは当時のショーン・コネリーの妻ダイアン・シレントの吹き替え。水中のシーンをよく見るとまるで別人なのがわかる。

ともあれ作品はヒットしシリーズの続行も決まったが、「ドクター・ノオ」「ロシアより愛をこめて」「ゴールドフィンガー」「サンダーボール作戦」と続いて007を演じて来たコネリーは嫌気がさし、本作を以てボンド役との決別を宣言してしまう。

【ひとりごと】
「ボンド、ジェームズ・ボンド」というお馴染みの名乗りがないのは本作が初らしい。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-11-07 20:24 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20492258.jpg新宿で川島という男性が急死するという事件が起きた。警察は手掛かりを追って奈良の天河神社へと飛ぶ。
同じ頃ルポライターの浅見光彦は原稿の依頼を受け、取材のためにやはり天河神社へと向かっていた。だが途中で出会った老人が殺されたことで、容疑者として拘留されてしまう。
殺害されたのは能楽の名家・水上流の長老だった。今水上流は兄妹を巡る後継者問題で揺れていた。宗家は長子相続が習いだが兄の和鷹は正妻の子ではなく、妹の秀美を推す声が強かったからだ。
だが宗家の後継者は和鷹に決まりそのお披露目が行われたが、今度はその場で和鷹が毒殺される。その毒は川島の体内から検出されたものと同じだった。

「犬神家」の金田一耕助から15年。天河に浅見光彦、登場。”のコピーで、内田康夫の人気小説を市川崑監督が映画化。
”金田一”の石坂浩二が光彦の兄として出演し、加藤武が<金田一シリーズ>と同様の警部補を演じてお馴染みの「よしっ、わかった!」を披露するなどまるでシリーズ番外編の趣き。というより同窓会映画か。

また「犬神家の一族」だけでなく、「人間の証明」「セーラー服と機関銃」を引き合いに出すなど、角川映画としても並々ならぬ力の入れようだったが、戦後間もない頃を舞台にしていた<金田一シリーズ>と違い、こちらは現代のお話の筈だが基本パターンが同じなので古臭く見えてしまう。

浅見光彦のキャラも金田一耕助ほど立ってないので特出した魅力もなく、キャスティングを見れば犯人が誰かの目ぼしも簡単についてしまうという<金田一シリーズ>の劣化コピーにしか思えなかった。

最後には「浅見光彦・事件簿 ファイル第一号。」とテロップが出て終わるものの、残念ながらシリーズ化はならなかった。



by odin2099 | 2019-11-06 20:54 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
やっと「T5」まできた。
しかしもう時間軸グチャグチャ。

e0033570_19445307.jpgこの世界では”審判の日”は1997年らしいので、「T3」「T4」ではなく「T2」の続きということでいいのかな?
いや違うか、「T2」じゃなく「T1」の延長線上の世界か。
「T3」では”審判の日”は先延ばしされた筈だし、「T4」ではいつだったか明言されてなかったような。
で、ジョンの命を受けてカイルが1984年に飛ぶんだけど、そこはカイルの(ジョンも)知らない世界。
ということで遂に「T1」さえも否定。

しかし毎度思うんだけど、この「T5」冒頭の時間軸上で機械が人類に負けたからといって、過去に戻って”人類の救世主”ジョンを身籠る前のサラを殺したところで、ジョンが生まれなかった別の世界(新しい未来)が出来るだけだから、この世界そのものが変わる訳ではないんだよね。

ある瞬間に突然ジョンが消えちゃうこともないし、例え人類が勝利した後でジョンが死んだって、それで機械が復権するのでもないし、今現在ジョンが存在してるってことは、何があろうとカイルは過去へ行きサラと結ばれるのは確定してるということだから……うーん、タイムトラベル物っていうのはどうもややこしい。

で、過去世界のサラはか弱いウエイトレスなんかじゃなく、逞しく育った女戦士だった、という新解釈。
エミリア・クラーク演じるサラも、リンダ・ハミルトンとは全く違うキャラでこれはこれでアリだ(しかしお約束の転送シーンで全裸になっているのに全然見えないのは許せない!)。
ここから先は裏「T1」「T2」というかシリーズ全体のパロディみたいなお話が繰り広げられ、シリーズを知ってれば知ってるほど「おいおいおい」という気分になっていく。
そしてトドメは何と言ってもラスボスがジョン・コナーという掟破りの禁じ手!

でもねえ、人類が勝利した後のジョンって、物語上ではもう要らない存在ではあるんだよね。
この作品におけるジョンのキャラクター造形には納得できないけど、事を成し遂げた後の英雄の末路の描き方としては興味深いものがあるのも確か。
で、この作品から新三部作を立ち上げるとかTVシリーズを作るとかいう話もあったようだけど、この先にどんな物語を用意していたのかは凄く気になる。結局はこの作品で”新起動”ならず、またまた”再起動(リブート)”ってことになっちゃったけど。

その最新作、どうやらシリーズ続行に暗雲が立ち込めてるくらいヤバいスタートらしい…。

<過去記事>




by odin2099 | 2019-11-05 19:53 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
T1」「T2」「T3」と来ました。
今度は「T4」、しかも初めて見る<ディレクターズ・カット版>です。

<劇場公開版>115分に対して、<ディレクターズ・カット版>は118分と僅か3分ほどの違い。
何やら細かく手が入ってるとのことですが、そのあたりはサッパリ。
ただ一点、ハッキリわかるのは、マーカス・ライトとちょっと好い仲になる女戦士ブレア・ウィリアムズを演じたムーン・ブラッドグッドのヌードシーンが加えられてることですね。

e0033570_19200347.jpgまあヌードといってもおっぱいがチラッと映るだけの、ほんのサービスショット。
これ、なんでカットしたんでしょう?
このシーンが入ると入らないとで、レイティングが大きく変わるとも思えないし、前後の流れからするとあった方が自然なんですが。

ちなみにこのヴァージョン、今のところBlu-rayにしか収録されていません。
DVDを買ったり借りたりしても残念ながらお目にかかれませんので悪しからず。

この「T4」は当初「T3」のジョナサン・モストウ監督の続投並びに、カリフォルニア知事になっていたシュワルツェネッガーも関与する形で企画立案されたそうですが、軌道修正。
その結果「T2」は「T1」の焼き直しで「T3」はその”続き”、その延長線上に位置する「T4」、とはならずに新章のスタート。シリーズに新風を吹き込んだかに思えましたが、前作よりも大きく成績を落とし赤字になってしまったことで、「T4」からの新三部作構想が敢え無く頓挫してしまったのは残念でした。

最後はジョン・コナーが半機械人間になってしまったのかなと思わせますが、このシチュエーションは形を変えて「T5」が受け継ぎます。
その「T5」もまた新三部作の一作目などとアナウンスされてましたが、こちらも失敗。今度の「T6」はどうなっているんでしょうねえ。

【ひとこと】
この物語の時代設定は2018年5月――去年でした。
まだ現実世界はスカイネットによる支配は行われていません。良かった良かった…
いや、実は密かに……?

<過去記事>




by odin2099 | 2019-11-01 19:22 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22312669.jpg初代・小林少年のひ孫である小林芳狼は、幼馴染の兄貴分ワタリや、明智小五郎のひ孫でアイドルとしても活躍している明智小夜らと共に平凡な高校生活を送っていた。
ところがある日、怪人二十面相が10年ぶりに現れた。そして芳狼に「約束の時は近い」と言い残すのだった。
はたして二十面相の目的は何か。そして何故今になって舞い戻ってきたのか。
やがて芳狼は徐々に10年前の記憶を取り戻す。二十面相に纏わる封印された過去を――。

江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズを現代的にリニューアル。
再び出現した怪人二十面相に、明智小五郎や小林少年のひ孫たちが挑む!

――と書きたいとこだが、二十面相の目的はひたすら小林少年。
実は当代の彼は、何故か二十面相とシンクロする能力を持っており、二十面相の考えが手に取るようにわかる。そこで二十面相は何とかして彼=芳狼クンを自分の側に取り込もうとするワケだ。

それを恐れた先代の小林少年(つまりお父さん)は10年前、二十面相に夢中になっていた芳狼クンの身の回りにあった二十面相に関するものを全て処分し、それを見た芳狼クンも自らの記憶を封じ込めていただのだけど、再び二十面相と接触したことでその能力も覚醒しはじめてしまう。
さて、この対決や如何に、というのがこの映画のストーリー。

出演は高杉真宙、佐野岳、堀田真由、長村航希、板垣瑞生、前田旺志郎、神谷浩史、佐藤二朗、丸山智己。
脚本:赤尾でこ/芦塚慎太郎、監督:芦塚慎太郎。
高杉真宙佐野岳「仮面ライダー鎧武」以来の共演。
クライマックスは二十面相配下の戦闘員との対決シーンもあるので、思わず二人で変身しろー!と心の中で叫んでしまった。

そしてこの作品にも最近注目してる堀田真由ちゃんが出ておりますが、「かぐや様は告らせたい/天才たちの恋愛頭脳戦」の時とも「108/海馬五郎の復讐と冒険」の時とも顔が全然違ーう!
それもそのはず、この映画の撮影が行われていたのは2年半近くも前のことなのだ。

ようやく公開されたことはメデタシメデタシなんだけど、映画の出来の方はそう手放しで喜んでばかりもいられない。あわやお蔵入りか?とヤキモキさせた一因は、そこにあったのかもしれないからだ。
お話は完全な序章、テレビドラマの第1話のような終わり方(なんせ副題が「Beginning」だし)だけど、続編は望み薄。




by odin2099 | 2019-10-30 22:41 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
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