【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ハ行>( 259 )

アル・ゴア元アメリカ副大統領が2006年に製作したドキュメンタリー映画「不都合な真実」の続編。
あの映画によって世界的なエコブームが起ったものの、あれから10年が経ち、地球はかつてない危機に瀕している。

e0033570_22062614.jpg続編は前作に対する反響の数々の紹介から始まる。といってもそれは映画の内容やアル・ゴアの主張に対する批判的なものばかり。誇張されすぎているとか、「地球温暖化は嘘だ」といった声まで。

そんな中でアル・ゴアはアメリカ国内のみならず、世界各地に飛ぶ。
実際に異常気象による災害に見舞われた地域に足を運び、また各地で積極的に講演を行い、次の世界を担うべき人々に語りかける。

そのハイライトは2016年のパリ協定。
元政治家らしい駆け引きを交えながら、遂には採択に漕ぎつける。大いなる前進だ。

しかし映画はそこで終わらない。
新たに大統領に就任したドナルド・トランプがパリ協定離脱を宣言したのだ。
政治家が、国のリーダーが動かないのであれば、人々が立ち上がるしかない。
一人一人が地球の未来の為に、どう考えどう行動すべきか。
それを観客に投げかけ、映画は静かに終わる。



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by odin2099 | 2018-04-17 22:08 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(2)
** ネタバレ注意! **

紆余曲折あってようやく実現した「パシフィック・リム」の続編で、あの戦いから10年後が舞台。

e0033570_14185371.jpg主人公のジェイクは脱走したストームトゥルーパー、じゃないペントコスト司令官の息子。色々あってドロップアウトしていた関係で前作時は不在。前作のヒロイン森マコがジェイクの”姉”として出てくるものの、この家族関係、唐突な感は否めない。
ジェイクの相棒としてスコット・イーストウッドが演じるネイトというキャラが出てくるけど、これが前作の主人公ローリーだったらもうちょっと流れが自然だったんだろうけど、ローリー役のチャーリー・ハナムがスケジュールの都合で降板したから、これまた無理矢理接ぎ木した感がありあり。
しかも森マコはあっさりと殺されちゃうし、ノベライズによると既にローリーも病死してる設定なんだとか。

前作からは他にニュートン・ガイズラーとハーマン・ゴットリーブの二人も再登場してくるし、結構出番も多くてある意味では大活躍するものの、ニュートンに関してはまさかまさかの闇落ち!ラスボス!
新体制になり、物語上も世代交代を狙ったんだろうけど、なんか前作キャラに対して冷たい印象が残る。

一応の新ヒロインは、ジャンクパーツを盗んで自前のイェーガーを組み立てちゃう15歳の少女アマーラ。演じてるケイリー・スピーニーは実年齢は20歳だけど、ティーンエイジャー役に違和感なし。
彼女とジェイクの、いわばアウトローコンビが最終的に大活躍というパターンも王道展開と言えるだろう。

e0033570_14190458.jpgしかしKAIJU映画と言いつつ、実はなかなか怪獣が登場しない。
無人機イェーガーの導入、配備と謎のイェーガーの出現、更には無人機イェーガーの暴走は、怪獣映画よりもロボットアニメからの影響が大。「パトレイバー」か「エヴェンゲリオン」か、はたまたブラックオックスか?
そういやクライマックスバトルの舞台となる、言われてもよくわからない東京の風景の中にはしっかりとユニコーンガンダムの立像が。ちゃんとサンライズの許可は得てるようだけど、そこまでして出したかったのかねえ。

その中国人ばっかり逃げ惑ってるような気がする東京からは富士山がでっかく見え、怪獣たちの目的地はどうやら富士山らしい。しかも割と短時間で行ける距離らしい。…おいおい。

その最終決戦で大活躍して、美味しいところを持って行っちゃうのが無人機イェーガーを開発した大企業のオーナー、リーウェン・シャオ。演じてるのは「グレートウォール」「キングコング/髑髏島の巨神」でレジェンダリー・ピクチャーズ御用達女優となったジン・ティエン。作劇上は悪役ポジションにいた筈なのに、最後はちゃっかり”正義の味方”。美人は得だよなあ。
彼女にはレジェンダリーの大株主である中国系企業のお偉いさんの愛人で、ゴリ押しのキャスティングとかいう噂もあるけれどねえ。

前作に比べると軽いノリで愉しめる娯楽作といったところだけど、色々な面で雑。設定やシチュエーション、キャラクター配置その他もろもろ。
新田真剣佑が出てるってことで日本じゃ大きく扱われているイェーガーのパイロット候補生たちも、結局は各人の色が出せず誰だ誰やら。最終決戦ではお約束通り員数集めで駆り出されるものの、誰がどの機体に乗り、誰が生き残って誰が死んだのかも判然としない有様。いがみ合いの中から友情が育まれていく過程がしっかりと描かれていれば燃える展開もあろうに。

ラストは「今度はこっちから乗り込んでいくぞ」と地球人サイドからの宣戦布告。
第三弾の構想や、その先にゴジラやキングコングらの<モンスターバース>との融合も視野に入れてるようだけど、はたして実現なるか。
監督の怪獣愛、ロボットアニメ愛は伝わっては来るものの、もうちょっと映画としての体裁には拘って欲しかったかな。


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by odin2099 | 2018-04-15 14:24 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
こっちが本物の「パシフィック・リム」です!
いやー、やっぱ本物は金の掛け方が違うわ~。

e0033570_00553094.jpgこの作品のロボットがユニークなのはその操縦方法。
主人公がメカと一体化する、操縦者の動きをトレースして動かす、というのはロボットアニメを見慣れてる我々にとっちゃ珍しくもなんともないですが(古くはアストロガンガーとかジャンボーグAとかライディーンとかetcetc)、2人(3人乗りもある)が同調しないと動かせないというのは結構キツイ。互いの記憶を共有って、プライバシーもへったくれもないもんなあ。
親子兄弟夫婦でも厳しいところだろうが、特に恋人でもない知り合ったばかりの男女というのはねえ。
その分かなーりエッチな設定でもあるけれど、流石にファミリーピクチャーだけあってそこは踏み込んでないですが(男女が一体化する「マグネロボ ガ・キーン」も、子ども心にヤバいと感じましたが)。

そして対する怪獣は東宝怪獣というより大映怪獣っぽいです。ゴジラよりもガメラの対戦相手に相応しそう。
それに怪獣出現の理屈付けや、怪獣と人間との攻防の歴史を冒頭で見せるという手法は、レジェンダリー版「GODZILLA」や、最近のアニメ版「ゴジラ」にも受け継がれてる要素とも言えそうです。
また怪獣出現ポイントを限定してるのも巧いやり方だなと感じました。
これでストーリーの運びがスムーズかつ、舞台を限定できます。世界中のどこに出現するか皆目わからないとなれば、とっちらかった展開になっていたかもしれません。
また「モンスターマスター、レイ・ハリーハウゼン本多猪四郎に捧」げていますが、この作品は早くも「次」へのスタンダートになっているようです。

とはいうものの、お話には実はそれほど満足してるわけではなく、特に上映時間131分は些か長すぎじゃないの?と思ってます。
例えばロン・パールマン扮する香港マフィア?との件とか、あの辺をもう少し整理すれば90分とは言いませんが、120分を切る作品にはなったんじゃないかと思いますし、あるいは主人公ペアとライバルキャラの関係ももうちょっと掘り下げることも出来たかなあ、と。何となくイヤな奴のまんま消えて行きますもんね。

最後は怪獣たちの世界と我々の世界とをつなぐ通路を封鎖してメデタシメデタシで終るのですが、さて続編はどうするんでしょう? 
再び通路が開いちゃうのか、実は塞がれてないのか、それとも別の場所に別の通路が出来ちゃうのか。
三部作構想という話ですけど、大風呂敷を広げたまんまにならないことを祈ります。

今後の構想としては同じレジェンダリーの<モンスターバース>との合流、なんていうのもあるようですが、キングコングやゴジラが以前より生息していた<モンスターバース>と、どうやら物語の開始以前には怪獣が存在しなかったらしい「パシフィック・リム」の世界を繋ぐのは、意外にハードルが高そうですね。
それよりも万里の長城を襲うヤツをどっちかの世界観に組み込む方が楽そうなんですけど。
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<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/20914662/




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by odin2099 | 2018-04-08 01:01 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
さて、「パシフィック・リム」の続編が公開されるから、前作をお浚いするぞ。

えーと、原題が「アトランティック・リム」
太平洋じゃなくて、大西洋…?

わー、これアサイラムの便乗作品の方じゃないか~!(棒)

はい、こちらも見直しました(^^;

意外にもお話は本家とはあんまり似てないんですよね。
海から怪獣が出現し、主人公たちがロボットに乗って戦う、というフォーマットだけ。

e0033570_21400696.jpg怪獣の存在に理由付けをし、その為の世界観を構築してる本家と違い、こちらは怪獣の出撃に特別な意味はないみたいですし、主役ロボも対怪獣兵器ということでもありません。
それにこのロボット、3機も出てくるんですがヒーロー性が希薄、というより皆無!
もうちょっとオモチャ買いたくなるくらいカッコ良いデザインにすればいいのに…(オモチャ出ないでしょうが)。

本家に比べると低予算で画面もしょぼいのは仕方ないですが、一番の問題点はお話が面白くないこと。
いや、面白くなりそうなんですけど、未消化のキャラクター設定やら余計な脇筋やらが多いのが難点。
テキトーにお茶を濁すんじゃなく、本気で本家に勝ってやろう、と考えるプロデューサーなり監督なり脚本家なりがいたらなあ、と思ったのですが、そこがやっぱりアサイラムなんでしょうね。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/21565951/




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by odin2099 | 2018-04-07 21:42 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
西暦2740年、連邦捜査官のヴァレリアンと相棒のローレリーヌは、極秘のミッションを遂行し宇宙ステーション”アルファ”へと向かった。
”千の惑星の都市”と呼ばれるそこはあらゆる種族が共存する場所だったが、彼らはその内部で進行している邪悪な陰謀と、ある秘密の存在を知ることになる。

e0033570_23464893.jpg50年ほど前にスタートしたフランスの人気漫画(バンド・デシネ)を、長年ファンだったリュック・ベッソンが映画化。
優秀だが女ったらしで常に相棒を口説いてるヴァレリアンをデイン・ハーン、そのクールビューティーな相棒ローレリーヌにカーラ・デルヴィーニュ、他にクライヴ・オーウェン、ジョン・グッドマン、ルドガー・ハウアー、イーサン・ホーク、ハービー・ハンコック、クリス・ウー、リアーナら個性的かつ豪華な面々が揃っている。

「スター・ウォーズ」に多大な影響を与えたという宣伝文句が使われていたが、「スター・ウォーズ」というよりは「バーバレラ」や「フラッシュ・ゴードン」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、それに「アバター」に近いテイスト。上映時間が思いの外長く、やや冗漫でスローモーな印象も受けるが、まずは上出来な娯楽作品だろう。
是非ともシリーズ化を望みたいところだが、興行的には振るわず大赤字だと伝えられているのが残念だ。

とにかく最初から最後までローレリーヌ役のカーラ・デルヴィーニュが良い。
「スーサイド・スクワッド」では古の魔女エンチャントレスを演じていたが、特殊メイクの下にこんなに魅力的な美貌が隠されていたとは。
また映画の前半ではキュートなビキニ姿も。美貌のみならず美ボディも披露してくれているので見逃せない。




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by odin2099 | 2018-04-05 00:10 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22123283.jpgニューヨーク・タイムズ紙が、ベトナム戦争に関する国防総省の報告書の存在をスクープした。
これによれば、トルーマン、アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソンの4人の大統領はベトナム戦争について嘘を重ね、マクナマラ国防長官も既に戦争には勝てないことを知っていたというのだ。事態の収束を図るため、ニクソン大統領は即座に記事の差し止め命令を出す。
地方紙に過ぎなかったワシントン・ポスト紙もこの文書を入手。
編集主幹のベン・ブラッドリーは報道の自由を守るためにも記事にすべしと主張するが、株式公開を控え社の存続を第一に考える役員たちは掲載に反対する。
父、そして夫から会社を受け継いできたキャサリン・グラハムは、社主として難しい決断を迫られることに。

「ペンタゴン・ペーパーズ」と呼ばれる文書やそれにまつわる一連の事件については全く知らなかったが、巨悪に立ち向かい不正を暴くジャーナリストというテーマは大好物なので、人物関係などで多少わかりづらい面もあったものの、鑑賞後の爽快感も手伝い、2時間弱でコンパクトにまとめられた物語を大いに楽しんだ。
何れはもう少し予備知識を仕入れ、吹替版でじっくりと見直したい。

キャサリンにメリル・ストリープ、ベンにトム・ハンクスを起用したスティーブン・スピルバーグの監督作で、この手の作品はラストで登場人物たちの「その後」「近況」が語られるパターンが多いが、本作には一切それがない。
興味があれば、自分で調べろと言うことだろうか。

そしてラストシーンは民主党本部ビルに何者かが侵入した場面で終わり、一連のウォーターゲート事件の前哨戦であったことが明示される。
こちらの事件はワシントン・ポスト紙の記者がスクープしている。

翻って我が国の政治は――
どのような不正が行われようと、それに断固として立ち向かうジャーナリストや、それを題材にした骨太の映画が作られる可能性の低さは嘆かわしいことだ。



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by odin2099 | 2018-03-31 22:15 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
<DCフィルム・ユニバース>の第二弾。
前作「マン・オブ・スティール」のクライマックスバトルに新撮シーンを加え、それを導入部に。
あのシーンのどこかにブルース・ウェインがいたと考えると実に面白いし、編集も巧みで違和感はない。
といっても、それじゃあ「マン・オブ・スティール」の方にこれらのシーンを追加しても大丈夫かと問われると、それはノー。ブルース視点なので、それでは焦点がぼやけてしまう。

e0033570_19575954.jpgこの作品世界ではバットマンの方がスーパーマンよりもヒーローとしては先輩。ピエロ姿の異常者に悩まされたという台詞があるし、相棒ロビンをジョーカーに殺された過去があるらしいことも示唆されている。
更に後の「ジャスティス・リーグ」では、アルフレッドに「ペンギンを追いかけていた頃が懐かしいですな」なんて言わせてるところをみると、かつてのティム・バートン監督作に始まる「バットマン」四部作とはパラレル設定なのかも知れない。
クリストファー・ノーランの<ダークサイド・トリロジー>とは繋がらないだろうけど。

その割にバットマンは知名度もあまり高くないようだし、当然ヒーローとしても認知されてないので、せっかくのバットマンVSスーパーマンが世紀の一戦には見えないのが残念。
レックス・ルーサーも、わざわざバットマンの力を利用せずとも単独でスーパーマンを何とか出来たんじゃ?なんて思えてくる。

お話の展開はまだるっこしいし(例えばクリプトナイトを括りつけた槍を捨て、それをもう一回拾う、というシーンなんか必要?)、ストーリーは重苦しいし、上映時間は長いし、と娯楽大作としてはアピールポイントが低すぎるのがこの作品の難点で、これを二時間枠の地上波で放送するようなことになれば、どんだけテンポ良く刈り込んだものが見られることやら、とちょっと期待してしまうのだけど、そういった楽しみ方は邪道だよなあ。

それでもかなりだれてきた終盤に、颯爽とワンダーウーマン登場!
的に追い詰められても笑顔で再度立ち向かう姿は惚れ惚れする。この映画の一番の見どころと言っても良いだろう。ちなみに二番目は、序盤に出てくる見えそうで見えないロイス・レーンの入浴シーンだけど。

最後はスーパーマン/クラーク・ケントの葬儀シーン。
ブルースがダイアナ・プリンスと一緒にメタヒューマンたちを集めてチームを結成しようとする切っ掛けになるとはいえ、この映画は本当にスーパーマンの死で終わらせる必要があったのかな?というのもちょいと疑問。
またその復活も、彼自身の生命力のなせる業かと思いきや、ブルースたちの意思とクリプトンの超科学力によるものだというシーンが「ジャスティス・リーグ」で描かれるが、それじゃあ棺にかけられた土が舞い上がるシーンは何の意味があったんだか。

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-03-13 20:06 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
もうじき「ハリー・ポッターの映画が始まったのは生まれる前です」なんていう新成人が出てくるんだろうなあ、おおイヤだイヤだ。
それだけ前の作品なのに現役感があるのは、スタートはかなり前でも完結したのが比較的最近なことと、今でもスピンオフなどで新作が発表され続けてるからでしょうな。でなければUSJのイベントなども成立しなかったでしょうし。

というわけで今年はスピンオフ映画シリーズの2作目が公開される予定になっているので、またシリーズのおさらいをはじめようかと思っております。
まあ流石に1作目は飽きてきてもいますがね。もう何回見直してるんだろう???

e0033570_18465887.jpg後の展開を踏まえて見直してみると、色々思うところがありますね。
例えばハリーとロンがハーマイオニーと初めて会うシーン。ハーマイオニー、いけ好かないですねえ。ここだけ見ると彼女がヒロインになるなんて想像しづらいですし、将来的にロンとくっつくなんて考えも出来ません。
ところが三人が仲良くなっていく過程が割と細かく描かれていくので、見ているうちはアレレ…?と感じることもありません。

対するドラコ・マルフォイ。ドラコとハリーの初対面も雰囲気悪いですけど、ハーマイオニーとの時に比べて格別に酷い、というほどでもありません。ドラコがそれほど高圧的な態度をとらず、かつロンの悪口さえ言わなければ案外ハリーとドラコの関係も、あそこまで険悪なものにならなかったのかもなあ、なんて思えてきました。

またハリーはスリザリン寮へ入る可能性だってありました。
後になって、組み分け帽子がハリーをスリザリンへ入れなかった理由が、ハリーがスリザリンを拒絶したからだということが明らかにされますが、ハリーが嫌がった理由はその直前にロンからスリザリンに関する良くない噂を吹き込まれていたからなので、単純に帽子に「偉大な魔法使いになれるぞ」とだけ言われたならばスリザリンに入っていたのかも。
となるとハリーとドラコの関係も随分と変わっていたでしょうね。

ところでのこの帽子、一人一人の個性や特色を元に各寮へ組み分けてるんでしょうけど、人数配分は考えてるんでしょうか?
例えば適正重視の結果、今年はレイブンクローに相応しい新入生が一人もいなかったとか、あるいは本当はグリフィンドールが良いんだけど、もう定員一杯だからハッフルパフだとか、そういうことは起きないんでしょうかねえ???

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-03-11 18:54 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の18作目。
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でデビューした、若きワカンダの国王にしてヒーローのブラックパンサー、ティ・チャラを主人公に据えた作品。

e0033570_20503098.jpg前半は武器商人ユリシーズ・クロウを追っての「007」の如きスパイ・アクション物のテイスト、そして後半はその背後に見え隠れしていた存在――かつてティ・チャラの父である先王ティ・チャカによって裏切り者として殺された、その実弟ウンジョブの息子エリック・キルモンガー(ティ・チャラにとっては従兄弟にあたる)――による「ライオンキング」のような王位簒奪劇、と作風がガラッと変わる贅沢な作品。

ただ、昨今の国際情勢を反映していると評された作品ではあるものの、今日のアフリカや現在のアメリカの社会について不勉強、不案内故に全てファンタジーに思えてしまい、ピンと響くものがなかった。
また出演者の殆どが黒人俳優ということも、身近に捉えるにあたってバイアスがかかってしまった遠因であろう。勿論小難しいこと抜きに、単純に愉しめる娯楽作としては一級品ではあるのだが。

e0033570_20504283.jpg<MCU>的に注目したいのはCIA捜査官のエヴェレット・ロス。
「シビル・ウォー」に続いての登場となるが、その時はどちらかというと悪役ポジション、嫌味な官僚といったキャラクターだったが、今回は義理堅く頼りがいのある存在として描かれ大きく復権。今後の再登場が楽しみになってきた。
といっても次回も今回のような「いい人」として出て来るかは不透明で、その振幅の大きさが彼の魅力となりそうではあるが。

次回作はいよいよ「アベンジャーズ/インフォニティ・ウォー」。
この10年の集大成となる作品、期待するなという方が間違っている。







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by odin2099 | 2018-03-08 20:55 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(2)
ロンドンの生活にも慣れたパディントン。ブラウン一家や近所の人たちとも仲良くし、すっかり溶け込んでいます。
そんなある日、骨とう品やで素敵な飛び出す絵本を見つけたパディントンは、ペルーおばさんの誕生日プレゼントに相応しいと、これを買うためにせっせとバイトに励むのですが、実はこの絵本には隠された秘密があり、それを知ったある人物がこれを盗もうと骨とう品屋へ忍び込みます。
これを偶然見かけたパディントンは泥棒を追いかけますが寸でのところで逃がしてしまい、逆に犯人として逮捕されてしまうのです。
はたしてパディントンは無実であることを証明し、真犯人を捕まえることが出来るでしょうか。

e0033570_19510716.jpg前作「パディントン」から3年経ってることもあり、子ども2人が急成長。ちょっと見にはかなり違和感ありますけど、これは子役使ってるシリーズ物の宿命ですね。
3作目の製作も決まってるようなので、これ以上イメージ変わらないうちに早く撮影して欲しいとこです。

パディントンは今回もドジばっかり。それもかなり古典的なコテコテなギャグを伴って描写されます。
それでもその失敗が必ずしもマイナスの方向にしか作用しないわけではないのがパディントンのいいところ、運の強いところ。
その小さな積み重ねが後々の展開への伏線になっていたりで、よく組み立てられています。これ、パディントンの描写に限らず、他でもちょっとしたネタかと思いきやクライマックスでそれが活きてくるとか神懸かり的ですなあ。ブラウン家のお父さんお母さんのちょっとした近況報告とか。

前回の悪役ニコール・キッドマンは、なまじっかクールビューティーなだけに冷酷さだけが強調される嫌いがありましたが、今回のヒュー・グラントは持ち前のチャーミングさを発揮し、憎めない悪役像を確立。こういうお芝居を見せられると、やっぱり「ハリー・ポッターと秘密の部屋」のギルデロイ・ロックハートの役はケネス・ブラナーじゃなくヒュー・グラントだったよなあ、と残念な気持ちになります。

パディントンのモフモフぶりも健在。
今回も吹替版で見ましたが、総じてレベルの高い、安心して愉しめるものになっています。




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by odin2099 | 2018-01-29 19:52 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(4)

by Excalibur
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