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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ハ行>( 317 )

e0033570_10235368.jpg角川書店の”長いCM”で思い出し、引っ張り出してきた。
これ見るの、公開時に劇場へ行って以来かなあ。

その時の感想メモが出て来たんだけど、これが我ながら結構辛辣。
「映画を見る必要がまるでなし。原作漫画を読んでれば十分」
「原作以上の何かがあるワケじゃなし。概ね原作通りに展開し、しかも端折ってるのだから尚更」
「ソープやヴュラードの正体バラシなどわかりやすくする工夫はあるけれど、どのみち初見じゃわからない」等々。

これは同時上映だった「宇宙皇子」についても同様で
「ストーリーがプロローグで終っていて、しかも説明不足」
「映画ならでは、アニメならではの工夫や見せ場がない」とバッサリ。

「どっちもそれなりの出来」ではあるものの、その面白さは「原作に起因してる」
ので、結局は「本を売りたいだけの”長いCM”」と結論づけている。

あれから30年以上、未だに原作となる「ファイブスター物語」は完結していないようだが、この映画の元になっている第1巻も久しく読み返していないし、そもそも原作漫画ってどこまで付き合ったんだろう?
5巻か6巻くらいまで買ったような気もするが、記憶にあるのは3巻くらいまでのお話だ(何度か読み返したからだろう、「FOOL for THE CITY」共々)。

今回の感想だけど、やっぱりこの作品だけ見て「どんな世界」で「どんなお話」なのかを理解しろというのは厳しいだろうなあと改めて思った。

幾つかの国があり、群雄割拠してるのか表向き平和なのかはわからないが、それらは中世風のものであり、そして馬と騎士の代わりに巨大ロボットと操縦者がいて、というのはわかるものの、そもそも”ファティマ”って何? なんでその存在が問題になるの? そして主人公は何がしたいの?という部分はサッパリだからなあ。
ストーリーの展開とか、意外に覚えてたけど、映画を見直したというより「漫画を読み直した」という感じでございました。

【ひとこと】
若本規夫の暴走演技はこの辺からか?



by odin2099 | 2019-10-13 10:29 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
DC映画最新作「ジョーカー」公開に合わせて「金曜ロードSHOW!」 で放送というので、リアルタイムではないけれど恐る恐る視聴。

なんで「恐る恐る」かというと、その放送時間。
21:00~23:09の129分枠なのだが、本編時間は152分!放送時間の方がずーっと短い。
オマケにCMが入るのだから正味は…100分か110分くらい?
っつーことは40分以上カット?!

e0033570_21495759.jpgところがこれが意外にイケる。
序盤のロイス・レーンの入浴シーンが丸ごとじゃないけどかなりカットされちゃったり、アクアマンやフラッシュ、サイボーグらワンダーウーマン以外のメタヒューマンに関する件がバッサリ削られちゃったりとか色々あったものの、本筋は大きく損なってはいない。
これ、「アベンジャーズ」初放送並みの”神編集”なんじゃない?!

……ま、如何にこの作品がダラダラモタモタしてるシーンが多いかってことでもあるんだけど。

それにしても「ジョーカー」の前人気を煽るための作品が、なんでジョーカーの出てこないこの作品なんだか。
ヒース・レジャーがジョーカーを熱演した「ダークナイト」はフジテレビに取られちゃったし、ジャック・ニコルソンが怪演した「バットマン」じゃ古すぎるというのもあったのかな?

ならば「スーサイド・スクワッド」でも良かったんじゃない?――と思ったけど、来春には「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒/Birds of Prey」が公開されるから、そのために温存したかったのかなあ。

【ひとりごと】
ベン・アフレックのブルース・ウェイン、結構気に入っていたので降板は返す返すも残念。
そして意外に悪役顔のヘンリー・カビルもスーパーマン役から退くという話もあり、DC作品の先行きは相変わらず不安がいっぱいだ。

<過去記事>




by odin2099 | 2019-10-06 08:07 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20164483.jpg株取引の世界はミリ秒単位で莫大な損得が発生する世界。ヴィンセントと従兄弟のアントンはカンザス州にあるデータセンターと、ニューヨーク証券取引所のサーバーまで直線に光ファイバーケーブルを敷くことを思いつく。17ミリ秒かかっている現在のアクセス時間を16ミリ秒に縮め、最短のアクセスを売りにすることで莫大な利益が見込めるのだ。
ヴィンセントの持ち前のセールストーク(「タイムマシンで未来へ行き、当選番号を知ってから宝くじを買うようなもの」)で出資者を見つけ、会社を辞めた二人は工事のプロを雇い、土地の所有者からの買収も着々と進め、計画は軌道に乗ったと思われた。だが突然会社を辞めたことに怒り心頭の元上司エヴァは、二人の計画を知るとそれを上回るべく独自のプロジェクトを進めると共に、二人の計画の邪魔を始める。
そんな時、ヴィンセントが病に倒れる。

「マネー・ボール/奇跡のチームをつくった男」を原作にした「マネーボール」、「世紀の空売り/世界経済の破綻に賭けた男たち」を原作にした「マネー・ショート/華麗なる大逆転」同様にマイケル・ルイスのノンフィクション「フラッシュ・ボーイズ/10億分の1秒の男たち」を原作とした作品。

……だと思っていたのだが、どうやら違うようで映画にマイケル・ルイスの名前はクレジットされていない。
また一部で「実話の映画化」と宣伝されていたようだが、直線に掘削してケーブルを埋め込むプロジェクト自体は存在したものの、登場人物もドラマもフィクションのよう。
ルイスの著書も”参考書”程度の扱いなのだろう(盗作問題を避けるために映画化権は押さえているのかもしれないが)。

予告などを見る限りでは面白そうだなと思ったのだが、実際はかなり期待外れ。
ヴィンセントとアントン、あるいはライバルのエヴァが取り組むプロジェクトが情熱を傾けるだけの魅力的なものに思えないし、その進捗状態や決着のつけ方も不明確。
ヴィンセントが癌に冒される件にしても、これが実話に基づいているなら納得もしようが如何にも取って付けたように思える。

これが実話ベースならばエンドロールなどでこのプロジェクト全体の顛末やら、登場人物たちのその後をテロップなどで明示し終わるところだが、フィクションなのでそれもなし。端からフィクションにするなら、もっと映画的にまとめるということも出来たと思うのだが(決して映画的に”盛れ”という意味ではない)。

ジェシー・アイゼンバーグ、アレクサンダー・スカルスガルド、サルマ・ハエックといった演技陣が魅力的なので最後まで見ていられるが、脚本と演出にもっと工夫が欲しかったところだ。




by odin2099 | 2019-10-03 20:21 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19334783.jpg「フリーソロ」というのは、ロープや安全装置を使うことなく、体一つで数百メートルの断崖絶壁をよじ登るシンプルな方法。
もちろん一歩間違えば死に直結するという危険度MAXなものだ。

これはそんな危険に挑んだアレックス・オノルドに密着したドキュメンタリー映画で、今回の彼のターゲットはヨセミテ国立公園にあるエル・キャピタン、約975メートルのルート。
まずは2016年春、現地でのトレーニングを開始。ロープを使っての登攀で攻略法を探ってゆく。

夏、秋とトレーニングを続けるが、その最中に難所から落下したアレックスは足首を捻挫してしまうのだが、驚異的な回復力を見せた彼はフリーソロを実行に移す。
ところがチャレンジは呆気なく幕を閉じた。
怪我の影響か精神的なものか、彼は序盤で引き返してしまったのだ。

そして2017年春、再チャレンジに向けてアレックスは黙々とトレーニングを続け、遂にまた山へ入っていく。

高所恐怖症じゃないけれど、この映像はヤバい。
これ見ちゃうとCG満載の山岳アクションなんて見ていられない。
彼を支えるクライマーの仲間たち、恋人、それに十年来の付き合いになるという気心の知れた撮影クルーたち。合間には同じようにチャレンジして散っていった他のクライマーたちの映像も挿入される。

当然アレックスにも苦悩や葛藤はあるし、それは撮影クルーたちも同じ。撮影がプレッシャーを与えてるんじゃないか、もしかしたら友人の死の瞬間を捉えることになるんじゃないか。
そして彼の傍らにある恋人の姿が実に健気で可愛らしい。
第三者視点ではなく、当事者目線というか仲間視点でのドキュメンタリーというのも新鮮で、自分もパーティに参加してる気分になってくる。

聞けば、同じナショナル・ジオグラフィック製作の山岳ドキュメンタリー映画「MERU/メルー」を手掛けた監督コンビの作品ということで納得。
あれも良い作品だったなあ。

最後は歴史的偉業を成し遂げてハッピーエンドでほっと一安心。
でもまた世界のどこかで次なるチャレンジを続けているんだろうなあ。




by odin2099 | 2019-09-10 19:38 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(2)
e0033570_19133212.jpg姫路藩主・松平直矩は突然豊後国日田へ国替えを命じられた。
しかも石高は15万石から7万石へと半分以下の減封!
このお家最大のピンチに”引っ越し奉行”の大役を命じられたのは、コミュ障で本の虫である片桐春之介。
突然の大役に怖気づく春之介だったが、幼馴染で剣の達人の鷹村源右衛門や、前任の引っ越し奉行の娘・於蘭の助けを借り、何とか準備を進めていく。
だが此度の国替えの裏には、幕閣の陰謀が潜んでいた。

超高速!参勤交代」、「超高速!参勤交代リターンズ」で知られる土橋章宏の小説「引っ越し大名三千里」の映画化作品で、土橋章宏自身が書いた脚本を犬童一心が監督。
出演は星野源、高橋一生、高畑充希、小澤征悦、濱田岳、西村まさ彦、松重豊、及川光博ら。

e0033570_19134071.jpg星野源の時代劇らしからぬ”緩い”演技、腕は立つが酒と女にはだらしないキャラを演じる高橋一生の意外性、そして可愛らしさと強かさを併せ持つ懐の深い芝居を見せてくれた高畑充希、とメインキャストは適材適所。
脇を見渡しても味のある個性派が揃っている。

特にこれまで「可愛いな」とは思っていたものの、初めて「綺麗だな」と感じさせてくれた高畑充希は出色である。

この物語そのものはフィクションだろうが、実在の松平直矩も生涯七度の国替えをさせられ「引っ越し大名」と綽名されたとのこと。
実際の家中もこのような、いやこれ以上の大騒動が持ち上がっていたのかも知れない。

全編ほのぼのとした上質のコメディ、いやホームドラマか。



by odin2099 | 2019-09-03 19:18 |  映画感想<ハ行> | Trackback(4) | Comments(2)
前作「レッド・オクトーバーを追え!」で、米ソ一触即発の危機を回避させたジャック・ライアン。
今度はたまたま英国王室の一員ホームズ卿をIRAのテロリストから救ったばかりに、そのメンバーから逆恨みされるというお話で、世界の危機から個人的な危機へとスケールの落差が実に激しい。

e0033570_21460949.jpgジャック・ライアン役がアレック・ボールドウィンからハリソン・フォードに交代し、前作から続投しているのはライアンの上司役のジェームズ・アール・ジョーンズのみ。しかも前作のライアンの活躍について言及されるシーンもないので、シリーズ物だと気付いてない人もいそうだ。

クライマックスも大掛りな潜水艦の戦闘シーンを描いた前作と違い、ライアンとテロリストの一対一の対決。
弟をライアンに殺され個人的な復讐に燃えるテロリストにはもはやIRAという組織は眼中になく、一方のライアンも家族を守るためとはいえCIAを私的に利用するという、二人共に組織に所属しながら組織をはみ出しての対決となるのである。

トム・クランシーの原作だけにハイテクが見せ場になっているが、凄いなと感心したのは衛星からの画像だけで様々な展開を見せていく件。
例えばテロリストが潜伏していそうな地域の衛星写真を拡大していくと、そこに写っていたのは女テロリスト役ポリー・ウォーカーのおっぱい。これだけで彼女が探している手掛かりだと判断しちゃうライアンは凄い。

そして結果的に米軍はこれを決め手として特殊部隊をこの地域に送り込むのだが、そのシーンも衛星からのサーモグラフィーのライヴ映像のみで表現。これだけ現実感のないアクションシーン、そして人の生き死にというのはこれまでになかった表現手段かもしれない。

ライアンの妻にアン・アーチャー、IRA側の人物としてショーン・ビーン、パトリック・バーギン、リチャード・ハリス、ライアンの友人としてサミュエル・L・ジャクソン、ホームズ卿にジェームズ・フォックスらが出演。
ショーン・ビーンやサミュエル・ジャクソンはまだブレイク前だが、早くもハリソン・フォードは食われ気味…。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-08-31 07:17 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
父親から性的虐待を受け続けている女子高生の美以那は、自暴自棄になって見知らぬ男を誘って殺そうとするが、力及ばず逆にレイプされそうになっていたところを謎の美女に助けられる。
翌日学校から指定されたカウンセリング先へ向かった美以那を出迎えたのは、あの謎の女性だった。
苓と名乗った彼女は自らを”ヘマトフィリア(血液耽溺者)”と称し、彼女が許せないと感じる極悪非道な男だけを殺し、その血を啜って生きてきたのだ。苓は美以那を導き、そして美以那は苓に惹かれてゆく。
そんな折、無差別に人が襲われ生き血が吸われるという事件が連続して発生していた。警察は過去にも類似の事件があったことから、苓に疑いの目を向ける。

e0033570_23120874.jpg<夏のホラー秘宝まつり2019>上映作品の一本。

原作・脚本:小中千昭、監督:小中和哉、の小中兄弟作品で、出演は中丸シオン、高橋真悠、田中真琴、渡邊翔、俊藤光利、加藤厚成、松沢蓮、早坂季花、北岡龍貴、木之元亮、石田信之、大浦龍宇一、堀内正美と円谷プロ所縁の顔が並んでいる。
なお「ミラーマン」鏡京太郎役で知られる石田信之は、惜しくも本作が遺作となった。

タイトルの「VAMP」は勿論ヴァンパイア(吸血鬼)のことだが、物語序盤でヒロインがこれを否定。定期的に血を欲する身体ではあるものの、自分は吸血鬼ではないと説明する。
だが中盤から苓の出生に絡む”秘密”が明らかになると、一転してヴァンパイア物へと変貌。血しぶきは飛び交うもののさほどの残酷描写はなく、特に終盤は更にアクション物と化すのでホラーが苦手な自分でも大丈夫だった。

またヴァンパイア物といえば、直接間接問わずエロティシズムを醸し出している作品が少なくないが、むしろ本作の売りはこちらにある。ヘアこそ見えないものの、中丸シオンと高橋真悠の全裸の絡みは美しく、見ていて陶酔してしまう。

ただ物語上、二人が肉体的に結びつくシーンが必要だったのかはやや疑問。幼い頃に母親を亡くし、以来父親から虐待を受け続けた少女が男性恐怖症になり、結果同性の庇護者に安らぎを見出すに至った、という解釈で良いのだろうか。

ラストは少女から大人への脱皮、そして自立を描いているのだろうと思うが、大きな世界に放り出すだけでなくもう少しだけ”希望”を持たせられる展開があればなあとは感じた。
また父親の問題がまだ解決していないだけに、まだ彼女の行く手は険しい筈だ。



by odin2099 | 2019-08-24 23:13 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
MCUMarvel Cinematic Universe)>ではなく、マーベル・スタジオが参加しないソニー・ピクチャーズ独自の、そしてスパイダーマン抜きで語られる「スパイダーマン世界」を舞台にした<SUMCSony’s Universe of Marvel Characters)>の第一弾。
ヴェノムはヴィランになったりヒーローになったりという「スパイダーマン」の人気キャラクターで、かつて「スパイダーマン3」でスクリーンデビューしている。

グロいシーンは多いし、エディもロクな奴じゃないし、凡そ自分の趣味じゃないんだけれど、中盤以降にエディとヴェノムがパートナーになり、アンがヒロインの座に復帰する辺りから俄然ヒーロー物としてのエンジンがかかり始める。
見終ると、なかなか異色のヒーローアクション物だったなあとそれなりに愉しんだ自分を発見したし、作品そのものも大ヒット。

e0033570_22480866.jpg「アメイジング・スパイダーマン2」の不振から<MCU>頼みでスパイダーマンをリブートする決断をしたソニーとしても、このスマッシュヒットは嬉しい誤算じゃなかろうか。
当然のように続編の噂は早くから出ていたが、先ごろプロデューサーがエディ役のトム・ハーディの続投を明言するなど、どうやら正式に動き出した模様。

またそれとは別に<SUMC>の第2弾としては、現在ジェレッド・レト主演の「モービウス」が製作中で、こちらは来年夏の公開予定。それ以降も第3弾、第4弾の企画が持ち上がっている。

こうなるとソニーとしてはスパイダーマンとの共演も実現させたいところだが、今のところ<MCU>と<SUMC>は別世界。しかしここへきて「ホームカミング」、それにまもなく公開される「ファー・フロム・ホーム」に続く<MCU>版「スパイダーマン」の3作目でヴェノムとの共演がある、という実しやかな噂が流れてきた。

実は「スパイダーマン」3作目に関しては、ディズニーによる20世紀FOXの買収に伴って<MCU>入りが可能になったデッドプールとの共演作だとの噂も同時期に流れているので、いずれも多分にファンの希望的観測が強い、無責任な信憑性に欠けるものじゃないかという気がするのだが、一方で「火のないところに煙は立たず」という諺もある。

しかも「アベンジャーズ/エンドゲーム」を経ての「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」ではいよいよマルチバースが取り上げられ、事実上なんでもありの世界になっているので別世界との融合も可能。トム・ホランドとトビー・マグワイヤ、アンドリュー・ガーフィールドの3人のスパイダーマンが共演する、なんて噂もあるくらいだから、もしかすると水面下で本当に何かが動いているかも知れず、実際のところは何が起るかわからない。
まあ当分は嘘か真かわからない”情報”に踊らされる、楽しい日々が続きそうだ。

【ひとりごと】
このBlu-ray、「音声」で「日本語」を選択すると、劇場公開時に<日本語吹替版>に付け加えられた日本独自の”主題歌”とやらがエンドロールに流れる余計な機能がついている。そんなもん、いらんのに。
またエンドロールといえば、これまた劇場公開時と同じようにアニメ作品「スパイダーマン:スパイダーバース」の予告が付いてるので、ムチャクチャ長く感じられるという欠点が…。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-06-27 22:56 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
ちょっと久しぶりに「ロード・オブ・ザ・リング」を見直したのが昨年の春。
それから「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」と続けて見て、三部作が完結した後は今度は「ホビット/思いがけない冒険」と「ホビット/竜に奪われた王国」を見たのですが、そこでストップ。
年が明け、かなり間が空いちゃいましたが、ようやくこちらも完結編まで辿り着きました。

e0033570_19412049.jpg原作をかなり刈り込んだ<ロード・オブ・ザ・リング>三部作と違い、この<ホビット>三部作は逆にかなり膨らませています。
そしてどこか牧歌的で長閑な雰囲気もあった原作のムードは影を潜め、<ロード・オブ・ザ・リング>三部作にトーンを合わせているので、全体的に重苦しいムードに包まれ殺伐とした雰囲気を漂わせています。
その辺りが<ロード・オブ・ザ・リング>ほどの支持を得られなかった原因でしょうか。

雨後の筍の如くファンタジー映画が量産され、その中にはシリーズ化を期待された作品も少なくなかったのですが、軒並み討ち死にしファンタジー映画に対して観客が食傷気味になっていたこともあるでしょう。
それに<ロード・オブ・ザ・リング>完結から<ホビット>開幕まで十年近く開いてしまい、旬を逃したということもあるかもしれません。

しかし結果的に堂々たる六部作、映画史に残る一大叙事詩が完成したことは喜ばしいことです。
これに匹敵するシリーズ物というと、他には<スター・ウォーズ>くらいでしょうか。

さて、中つ国の物語の映像化はこれで終わりかと思いきや、今はAmazonプライムビデオで新たなドラマの製作が始まっています。

詳細は未だ不明ですが、どうやら中つ国の第二紀が舞台になる由。
となるとサウロンやガラドリエルの奥方、エルロンドなど映画でもお馴染みとなったキャラクターが出てくる可能性もあります。
これらを映画と同じキャストが演じるのでは?という希望的観測もあれば、どうやら製作にピーター・ジャクソンが一枚噛んでいるらしいという大変気になる情報がある一方で、いやいやPJは一切関わりを持っていない、完全な別物だ云々、様々な噂だけが先行している段階ですが、公開は2021年の予定。
それまでは小出しにされる情報に一喜一憂しながら、公開される日を楽しみに待ちたいと思います。

【ひとりごと】
今作には、物語の終盤に「旅の仲間」のメロディと「指輪のテーマ」のメロディがそれぞれ流れるシーンがありますが、<ロード・オブ・ザ・リング>三部作との連続性を嫌でも感じさせてくれるので、ワクワクしますねえ。

<過去記事>





by odin2099 | 2019-06-14 19:48 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
元になっているアニメ版は1991年の公開。
先日書いたように、「生まれる前の作品ですぅ」という人ももうアラサーなワケで、今さらながら歳月の流れる速さよ!という感じですが、実は本作の主演であるエマ・ワトソンは1990年生まれ。
ほぼアニメ版と同い年で、それでいて堂々たるベルを演じているのですから、考えれば考えるほどオソロシイですねえ。

e0033570_22380856.jpgで、今回このブログの過去記事をちょこちょこ読み返してみたのですが、お恥ずかしいことに結構記憶違いが…。
まあそれに関しては敢えてどこがどうのと申しませんが、平にご容赦を、ということで。

で、アニメ版は既に古典と化している(と勝手に思っていますが)のですが、この実写版も負けず劣らずの力作。
あの「くるみ割り人形と秘密の王国」も、この作品並みとはいかなくても次の次くらいのポジションは狙っていたんだろうなあと想像するのですが、返す返すもワースト3の一本になってしまったのが残念です。

このシリーズ(?)も「ふしぎの国のアリス」、「眠れる森の美女」、「シンデレラ」、「ジャングル・ブック」、「くまのプーさん」、「ダンボ」ときて、この後に「アラジン」、「ライオン・キング」と続き、更に「ムーラン」、「リトル・マーメイド」、「ピーター・パン」、「101匹わんちゃん」、「白雪姫」などが控えているようで、今後もディズニーアニメの実写化ラッシュは当分留まるところを知らないようですが、ただ安易な企画だけはカンベンです。
e0033570_22385239.png
ところでこの作品、<プレミアム吹替版>ということで台詞だけじゃなく歌も吹替。
そのため本職よりは歌える人優先のキャスティングになっていますが、出来れば馴染みのあるキャスト版も作って見比べたいですね。
エマ・ワトソンなら須藤祐実、ルーク・エヴァンスなら東地宏樹、ユアン・マグレガーは森川智之、エマ・トンプソンは高島雅羅か塩田朋子か、それとも幸田直子か…と妄想は膨らんでいきます。

<過去記事>



by odin2099 | 2019-06-04 22:50 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
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