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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ハ行>( 310 )

「ヴァチカン美術館/天国への入り口」のスタッフが、サイモン・メレルズ扮するメディチ家当主ロレンツォ・デ・メディチを進行役に、そしてウフィツィ美術館長アントニオ・ナターリをガイドにして作り上げたドキュメンタリー映画。

e0033570_08140759.jpg紹介されているのはウフィツィ美術館の収蔵品だけでなく、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ブランカッチ礼拝堂、シニョーリア広場、国立バルジェッロ博物館ら建築物や、その中にあるレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」、「東方三博士の礼拝」、「アンギアーリの戦い」、ミケランジェロ・ブオナローティの「ダヴィデ像」、「聖家族」、ベノッツォ・ゴッツォリ「東方三博士の行列」、サンドロ・ボッティチェリ「」、「ヴィーナスの誕生」、ベンベヌート・チェッリーニ「メデューサの頭を持つペルセウス」、ラファエロ・サンツィオ「ひわの聖母」、ティツィアーノ・ヴェチェッリオ「ウルビーノのヴィーナス」、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ「メデューサ」、アルテミジア・ジェンティレスキ「ホロフェルネスの首を斬るユディト」、マザッチョ「楽園追放」といった作品。

元々3D映画として製作されているので正面からのショットだけでなく、壁画や彫刻は様々な角度から収められている。
美術品の動く目録・ガイドブックというよりも、美術館のヴァーチャルツアーという方が作品の雰囲気がより伝わりやすいだろうか。

ナレーションは小林薫、声の出演は田中秀幸、佐藤正治。
やや大仰な音楽に彩られ、手軽に美術館探訪が愉しめるのは悪くない。



by odin2099 | 2018-09-23 08:17 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
Blu-rayでは通常の再生と、冒頭に「序曲」を付けての再生と2パターン選べるようになっているが、「序曲」を付けるとちょっと贅沢な気分に浸れるので、お持ちの方はお試しあれ。

「美人じゃない」ハーマイオニーを演じていたエマ・ワトソンが、「村一番の美人」ベルを演じるなんて、と当初は思っていたけれども、見ているうちにそんなことは気にならなくなっていく。
実写版の俳優たちはアニメ版のキャラクターのイメージを割と忠実に再現していて、「これは全然イメージが違う」という人はいないのだが、ベルに関しては例外に当たるかなと考えているのだが、それでも独立した一本の作品として見た場合、このキャスティングも悪くないと思う。

e0033570_19302985.jpgアニメ版は何度見ても冒頭から涙腺緩むのだが、この実写版も冒頭の「あのメロディ」が流れて来るだけでもう駄目。熟アラン・メンケンの魔法の素晴らしさには唸らせられる。
またアニメ版を単に引き写しただけじゃないシチュエーションや設定の追加、新解釈の導入など、きちんと差別化というか独自性を保つ試みもなされているので、どちらか一方を選ぶのではなく共存出来るように作られているのが嬉しい。

多少まどろっこしい面もあるが、ベルと野獣が打ち解けていく様もアニメ版より丁寧に描かれその点も好感が持てるが、ただLGBTに配慮したというか阿ったキャラクターやシチュエーションの追加に関してだけは、何となく釈然としないものを感じている。

【ひとりごと】
ミュージカル映画、ということから吹替キャストもミュージカル畑の人材を多数起用、結果それなりに完成度の高い吹替版が出来上がったが(勿論そういった行為が邪道であるとか冒涜であるという意見も承知している)、その一方でいわゆる吹替ファンには少々物足りないものになってしまってもいる。
もしテレビ放映など機会があれば、フィックス声優(例えばエマ・ワトソンには須藤祐実、ユアン・マグレガーは森川智之など)などを起用しての新しい吹替版の製作もお願いしたいところだ。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-09-19 19:33 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
公開10周年を記念してIMAX用に作られた<ラージ・スクリーン・シネマ特別編集版>、DVDやBlu-rayでは<スペシャル・リミテッド・エディション版>として収録されています。
オリジナル劇場版より一曲多いこちらが決定版、旧ヴァージョンは封印されるかと思いきや両ヴァージョンとも流通させてますね。

とにかく冒頭のメロディを聴いただけで涙腺が緩みます。
昔々――と、王子や城の人たちに呪いがかけられた経緯が語られる「序」の部分、見る度にここでジーンとなってしまいますね。アラン・メンケンの音楽は実に素晴らしいの一語。

e0033570_19550283.jpgメンケンは他のディズニー・アニメの音楽も担当していて、「リトル・マーメイド」や「アラジン」、「ポカホンタス」、「ノートルダムの鐘」、「ヘラクレス」、「塔の上のラプンツェル」なども手掛けていますが、最高傑作はこの「美女と野獣」ではないでしょうか。この音楽あればこその、この作品の高評価だと思います。

というのも、例えばベルは教養もあって自立志向を持った「変わり者」とされていて、ステレオタイプの「護られる女性」像からは一線を画しているはずなのですが、行動的に見えて案外受け身ですし、最終的には「王子様との結婚=幸せ」で満足してしまっています。

野獣が、粗野に見えながら実は優しい心根を持つ若者、というのも目新しさはありませんし、途中で変心していくものの、彼と対局を成す筈の「力こそ正義」タイプのガストンと根本的に差はありません。
観客に対し悲劇的な過去を先に提示しているために同情の目で見られますし、ルミエールやコグスワース、ポット夫人らがフォローに回っているので、劇中で野獣は「好い人」として認識されていますが、冒頭で描かれる魔女に対する傲岸不遜な態度や、モーリスやベルを一方的に閉じ込める様は、何事も「力で解決出来る」とするマッチョな思考の現れです。

そんなベルと野獣が互いに惹かれ合う過程も、些か唐突に感じられる部分です。
野獣はベルの美しさに一目惚れしたのかもしれませんが、ベルが彼に惹かれて行くのは何故でしょう? 
第一印象が最悪だったから、その後に何かがある度にプラス評価に転じて行ったのだとしても、それが「愛」にまで昇華していったとは単純に思えません。それこそ主題歌「美女と野獣」の、音楽の力とでも考えるしかないでしょう。

それでも、アニメ映画史上初のアカデミー賞作品賞ノミネート作品はダテではありませんし、何度でも見直したくなる傑作であることに異論はありません。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-09-17 19:58 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
<マーベル・シネマティック・ユニバース>の18本目だが、13本目の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の続き。
その一件からどのくらい時間が経過してるのだろうか。

e0033570_13561672.jpgというのもティ・チャラと再会するまでナキアが王の死を知らなかったからで、いくら彼女がスパイとして世界各地を飛び回り多忙を極めていたとしても、小なりと雖も一国の王の死、それも世界で注目されているソコヴィア協定絡みで殺害されたとなれば、世界中で報じられて然るべきだと思うからなのだが。
公式なのかどうかはわからないが、一応は「シビル・ウォー」の一週間後という設定はあるようだが、何となく釈然としない。

この作品では「マイティ・ソー」同様に王位簒奪劇が描かれる。
「ソー」では謀略を持って王位を追われるのに対し、こちらは表向きは正当な手続きを経、しかも王者側に簒奪者に対する負い目があって、という立場の違いもあるため焼き直しとは感じさせない。
もちろんティ・チャラとソーのキャラクターの違いもあるが、古典的な(普遍な)物語もアレンジ次第ということか。

前作(17本目)の「マイティ・ソー/バトルロイヤル」は、次回作である「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」への壮大な前フリで終ったが、こちらはそこまでの煽りはなくバッキーの覚醒で終る。
「インフィニティ・ウォー」直前の作品としては盛り上がりに欠けるかもしれないが、作品のテイストを考えるならこれが精一杯かな、とも思う。

<過去記事>




by odin2099 | 2018-09-09 14:02 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22330374.jpg<東映まんがまつり>が<東映アニメフェア>に移行し、締め出された特撮ヒーロー物を集めて企画された<東映スーパーヒーローフェア>で公開された作品で、TVシリーズの第1話と第2話を20分程度にまとめた再編集版。
サブタイトルは「キック・オフ!ニュー・ヒーロー」

前年公開の「特装ロボ ジャンパーソン」も翌年公開の「重甲ビーファイター」も新作映画が作られたが、本作では実現せず。
従来の<メタルヒーロー>とはかなり趣を異にしていることから、製作スケジュールがタイトで劇場版に着手する余裕がなかったのか、あるいは対象年齢を上げたが故に苦戦が伝えられ、幅広く視聴者を獲得すべく敢えてファーストエピソードを持ってきてアピールに努めたのか。

地味なデザイン、ラブバラード風の主題歌、ヒーロー物らしからぬリアルなアクション描写等々、第1話を見た時はとにかく驚かされたが、反面大きな可能性も感じさせた。早すぎた作品だったのか、早々に何度か軌道修正が行われ、それに伴って自分の関心も薄れ、2クール目の途中つまりこの映画が公開された辺りで脱落したはず。

今こうして再編集作品を見ただけでもその異色さは際立っているが、一本の映画としては作品世界の設定やお話は分かりづらく、キャラクターたちを認知させる上でも成功しているとは言い難いものに。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-09-04 22:34 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
マーベル・コミックをディズニーがアニメ映画化した作品。
実写映画の<マーベル・シネマティック・ユニバース>を除くと、マーベルとディズニーとのコラボは今のところこれしかないのはちょっと勿体ない気もするけれど、それは今後に期待かな。

さて、お話的にもスタッフ的にも何の関係もないのだけれども、「アイアン・ジャイアント」「Mr.インクレディブル」を見るとなんとなくこの作品も見たくなってくる。
なんか似た匂いを感じるというか。

e0033570_00004036.jpg個人的に一番繋がりを感じる部分は、女性キャラクターの描き方、存在感。「アイアン・ジャイアント」の紅一点いやヒロインは、主人公ホーガース少年の母親のアニー
「Mr.インクレディブル」のヒロインは娘のヴァイオレットではなく、勿論その母親でありインクレディブル夫人であるところのイラスティガール、ヘレン
そして「ベイマックス」のヒロインはゴー・ゴーでもハニー・レモンでもなく、キャス叔母さん!

いずれも熟女、じゃないな、妙齢の女性が魅力的に描かれているということ。正式な設定は知らないけれど、いずれも推測するに30代半ばから40代前半くらい、かな?

キャス叔母さんは独身みたいだけど、他の二人は人妻(あ、一人は未亡人らしいけど)であっても決してオバサン化はしておらず、若々しくて実にチャーミング。
かといって少女のように描かれているのではなく、適度な色気もあり、きちんと年齢相応に見えるところが素晴らしい。アニメでは一番表現しにくい年齢層だと思うし。

また物語も、子供の視点は忘れてないけれど子供に阿ってもいないし、物わかりの良い大人は出てくるけど頼りっぱなしじゃないし、子供も大人も楽しめる冒険活劇になっているというのもポイント高し。
もし「ベイマックス」の続編を作るなら、今度はブラッド・バード監督で、なんていうのもどうだろう?
ま、アイアン・ジャイアントはワーナーのキャラだから難しいだろうけど、インクレディブル・ファミリーは同じディズニー傘下のピクサー印。”Big Hero 6”と共演する番外編なんかがあっても愉しそうなんだけどなあ。

【ひとりごと】
あ、キャス叔母さん萌えだけど、ゴー・ゴーもなかなかエロカッコ良くて好き。
でもハニー・レモンみたいなタイプはちょっと苦手かな。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-08-11 00:05 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
渡辺淳一のベストセラー小説を根岸吉太郎監督が映画化。
主演は秋吉久美子で、他に沖直美、岩本千春、岸部一徳、池田満寿夫、池部良、木内みどり、そして先ごろ亡くなった津川雅彦らが出演。

e0033570_22585201.jpg去年久しぶりに見直してはいるけれど追悼の意味を込めて再観賞したが、正直なところこの作品の見どころは秋吉久美子の大胆な演技、いや艶技。
儚げでどこか捉えどころのない、和装の似合うしっとりとした美人なのだが、登場シーンの大半で美しいヌードを披露。彼女の肢体だけでも間違いなく鑑賞料金の元は取れる。
更に沖直未、岩本千春と違ったタイプの美女、美少女のヌードも拝めるのは正に眼福で、成人指定映画なのも宜なるかな。

津川雅彦が演じているのは自分勝手で独りよがり、全く共感出来ない主人公。
著名人という設定なだけに今ならマスコミの格好の餌食となってスキャンダル塗れになり、その上パワハラ、セクハラの訴訟も幾つか起こされそう。
そんな彼が自業自得ともいうべき結末を迎えるラストシーンは、憐れというより滑稽でもある。また、これがあるから見ている側は溜飲が下がるのかも知れないが。

ともあれこの作品への出演がターニングポイントになり、津川雅彦は色気のある中年俳優として文芸モノの常連となった。
しかしベッドシーンの大半で喫煙してるのは気になる気になる。

<過去記事>





by odin2099 | 2018-08-08 23:08 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
これまたロジェ・ヴァディム監督の当時の嫁さん自慢映画で、オープニングがいきなりバーバレラ役ジェーン・フォンダの無重力ストリップ。
衣装を一つずつ取る度に中から文字が飛び出し、これがタイトルやスタッフ、キャストのクレジットを構成。
この文字が微妙に揺れ動いて、バーバレラの身体そのものも巧妙に隠すというのはアイディアもの。

この「見えそで見えない」感が良い。
でも実のところ全部は隠しきれてないというか、意図的にずらしてるのだろうけれど、バストトップもヘアもしっかり見えてしまっていて、このオープニングタイトルだけで元は取れたな、と思う。

e0033570_19304787.jpg続けてバーバレラは大統領からの司令通信を受けるのだが、「服を着ます」という彼女に対し、大統領は「そのままでいい、公務だから」とワケわからん返答をするもんだから、ずっと彼女は全裸のまま。
万事がこの調子で、スケスケの服は着させられるわ、服はビリビリに破かれるわ、ガラス(ビニール?)越しのヌードを披露するわ、クライマックスではセックス拷問マシーンにかけられるわ、と散々。

といってもタイトルバックを除けば「見えそで見えない」感は貫かれているし、全体的にポップでお洒落な演出が施されているので下品な感じはない。それもこれもみんなジェーン・フォンダのエロカワな魅力の賜物。
以前にも書いたけれどお話は決して面白いとは言いかねるので、これは間違いなく彼女のファッションショーを愉しむ映画だ。

そういやこの作品のプロデューサーはディノ・デ・ラウレンティス。後の「フラッシュ・ゴードン」に通じるキッチュさがあるな。
何度かリメイクの企画が上がっているものの実現はしていないが、なかなかハードル高そうだね。

<過去記事>




by odin2099 | 2018-08-06 19:37 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
<ハリー・ポッター>の3作目。前2作でメガホンを取ったクリス・コロンバスはプロデュースに回り、新監督にはアルフォンソ・キュアロン。
2作目は1作目が公開される前から製作がスタートしていたが、2作目と3作目の間にはインターバルが。
監督が交代したこともあるし、子役たちが成長したこともあるけれど、前2作とはかなり雰囲気が異なるものに。

比較的小説版に忠実に作られてきたこれまでとは違い、この3作目は原作小説をかなり大胆に刈り込み、「あれがない」「これもない」は今まで以上に増えた。ただその分映画としての独自色が強く出るようになり、以後小説は小説、映画は映画とそれぞれ別の道を歩むことになる。
公開当時は物足りなさや違和感の方が大きく、ぶっちゃけ前2作に比べると不満度も高かったのだが、映画が全8作で完結した今ではこの作品が一番好きかもしれない。

e0033570_20590902.jpgこれまでは根底にどんなに暗く重たいお話があろうとも、表面的には明るく楽しい学園生活を強調してきたが、今回は冒頭から暗鬱なムードに。両親を侮辱されブチ切れるハリーのダークサイドを見せ、凶悪な殺人鬼の脱獄、監視下に置かれるホグワーツ、ともはや日常は安全でも何でもないことが明らかになる。
ただ今回はヴォルデモードは実は直接関わってこない。確かにヴォルデモードに起因する因縁話の上での事件だが、まだハリーたちは外からの直接的な脅威には晒されていないのだ。シリウス・ブラックの脱獄は裏切り者ピーター・ペティグリューへの復讐の為だし、リーマス・ルーピンが暴れることになってしまうのはその習性と性癖の故だ。ヴォルデモードは一切関知しない。ハリーたちが大いなる脅威に脅かされるのは、まだ先の話である。

今まで鬱屈した生活を送ってきたからか、ダーズリー一家に対しハリーは初めて生の怒りの感情をぶつける。ダンブルドアが何故幼いハリーをダーズリー一家に託したかは後の作品で明らかになるが、ハリーの育ち方を見るとそれで本当に良かったのかな、という気がしないでもない(余談だが、生まれてすぐラーズ夫妻に密かに預けられ育てられたルーク・スカイウォーカーとの共通点を感じる)。

リチャード・ハリスが逝去したため、本作からダンブルドアの配役がマイケル・ガンボンに交代。後任候補にはイアン・マッケランも上がっていたが諸事情で実現しなかったが、もしマッケランだったら流石にガンダルフと被ってしまう。ただハリスとガンボンは面差しがまるで違うので、まだマッケランの方がイメージを踏襲できたかもしれない、とは思う。

また配役のことをいえば、ルーピンはユアン・マグレガーに演じて欲しかった。ファンからの要望も多かったようだが、個人的にはデヴィッド・シューリスにはどうも悪役のイメージしかないもので。
同様にシリウスの個人的なイメージキャストはヴィゴ・モーテンセンだったが、こちらはヴィゴがイギリス人ではないので無理な話か。

【ひとこと】
人狼ということでいわれなき迫害を受けてきたルーピン。差別問題が騒がれる昨今、この作品も様々な視点から再評価されるべきかと思う。

【おまけ】
ルーピン」のスペルは”Lupin”、しかし日本ではこの名前、一般的には「ルパン」という表記の方が馴染み深そう。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/10648257/



by odin2099 | 2018-07-31 21:02 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔法使いハウルと火の悪魔」を原作としたジブリの長篇アニメーション映画。
当初は細田守の監督作品として進められていたものの、諸事情で降板した後に宮崎駿監督作品として仕切り直されたのはご存知の通り。
この頃に世代交代に成功していたら、ジブリも今と違っていたかもしれない。

e0033570_20592620.jpgオープニングから流れる久石譲の音楽は素晴らしいが、お話は序盤こそ原作に沿ってはいるものの中盤以降は完全にオリジナル展開。キャラクターもまるで別人で、それでも原作寄り面白くなっているならともかく、更につまらなくしているようにしか感じられない。そしてキャラクターの作画の不統一さも気になる。今回見直すのは公開以来なのだが、その印象は変わらなかった。

倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、我修院達也、神木隆之介、加藤治子…というキャストでも、合格点を上げられるのはせいぜい我修院達也と神木隆之介くらい。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズは元々ジブリのファンだったそうで、この映画も好意的に受け止めていたようだが、果たしてそれは本心だったのだろうか。

この作品以降、ジブリとジブリフォロワーによる英米児童文学のアニメ化は続いていく…

【ひとこと】
「ハウルの動く城」ってそういう意味で「動く」んじゃないんじゃないの?
まるで機械仕掛けのでっかい虫で気持ちが悪い。

<過去記事>




by odin2099 | 2018-07-29 21:09 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
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