【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<マ行>( 150 )

<東映まんがまつり>上映の「マジンガーZ」第3弾。

実はTV版第57話「Dr.ヘル日本占領」の改題・ブローアップ版ですが、当時の自分はそのことを知らずいそいそと劇場へ足を運んだものでした。
ちなみにこれが<東映まんがまつり>初体験。
上映が始まってしばらく経って「あれ?このお話見たことある」と気付いたものの、後の祭り。
ただ不思議と「騙された」というマイナスの感情はあまりなく、「マジンガーZ」の映画を見た、という満足感の方が勝っていたような…。
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まあそれだけ元のお話がイベント性が高く、スケールも大きくて面白かったということですが、このタイトル、今年公開された新作映画「マジンガーZ/INFINITY」にこそ相応しかったなあ。
なんだかんだでTV版の続編として作られたあの映画、タイトルも往年の<まんがまつり>風に「マジンガーZ対○○」だったら、より当時のファンにアピールしたろうに。

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by odin2099 | 2018-10-14 17:06 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
74年夏の<東映まんがまつり>で上映されたのは、第1話「すてきな魔女がやってきた」

e0033570_22393126.jpg人間世界へとやってきたメグと、これから生活を共にする神崎一家との出会い。
”家族”というものを理解できないメグと、一家とのぶつかり。
しかし魔法で疑似的に築かれた”家族”ながらも、その絆は本物だった。
のっけから重たいテーマを内包しつつも、表面的には明るく元気なメグの魅力で突っ走る、シリーズの開幕としては文句なし。

サービス精神も旺盛で(?)、パンチラだけじゃなくスケスケのネグリジェ姿、ランジェリー姿を惜しげもなく披露。
それが過度に嫌らしくならないのは、上品で流麗な荒木伸吾の絵、プラス吉田理保子の声あってのこと。
男女問わずに人気だったメグちゃんの魅力は、今日でも十分に通用すると実感。
しかし今ではなかなかこういう作品は作れないだろうなあ…。

今回見直してちょっと意外だったこと。
メグとノンは、人間界に来て初めて出会ったんだね。
魔法界にいる時からのライバルだと思ってた。
それとも途中で設定が変わった?

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by odin2099 | 2018-09-04 22:43 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_17242243.jpg母ドナとの夢だったホテルを遂に完成させたソフィはオープニングパーティの準備に大忙し。しかしNYでホテルビジネスを学んでいる夫スカイとは考え方の違いから隙間風が吹いていた。
ドナの親友ロージーとターニャもお祝いに駆け付けるものの、3人の父親の内ハリーとビルは仕事で出席出来ず、また最悪のタイミングで島を嵐が襲い取材陣や来客が来られなくなるという大ピンチ。
そしてソフィの妊娠が発覚。自分を身籠った時に母は何を考えていたのか。ソフィは自分と若き日の母を重ね合わせていくのだった。

10年経って作られた「マンマ・ミーア!」の続編。
アマンダ・セイフライド(ソフィ)、ピアース・ブロスナン(サム)、ステラン・スカルスガルド(ビル)、コリン・ファース(ハリー)、ジュリー・ウォルターズ(ロージー)、クリスティーン・バランスキー(ターニャ)、ドミニク・クーパー(スカイ)、そしてメリル・ストリープ(ドナ)と前作のメインキャストが勢揃い。
劇中では前作の数年後ということらしいがそれ以上の時間経過を感じさせ、アマンダ・セイフライドはもはや少女とか若妻とは呼べなくなっているが、それでも皆が元気な姿を見せてくれるのは嬉しい。

そして新キャストとしてリリー・ジェームズ(若きドナ)、ジェレミー・アーヴァイン(若きサム)、ジョシュ・ディラン(若きビル)、ヒュー・スキナー(若きハリー)、アレクサ・デイヴィーズ(若きロージー)、ジェシカ・キーナン・ウィン(若きターニャ)、アンディ・ガルシア(ホテル支配人)、シェール(ソフィの祖母ルビー)が参加。
過去パートに出演しているメンバーはイメージ通りの人(ターニャとロージー)もいれば、ちょっと離れすぎだろう(3人の父親)という人もいるものの、総じて好演で盛り上げてくれる。
シェール→メリル・ストリープ&リリー・ジェームズ→アマンダ・セイフライドの親子孫三代は濃すぎる気もするけれど。

e0033570_17243670.jpgこの現代のパートと過去のパートの移行は、特に説明もなく行われるのでちょっと気を抜くと混乱してしまうし、一見すると似てない母娘のドナとソフィの人生を意図的にシンクロさせているので、その混乱に更に拍車をかけてしまっているが、前日譚と後日譚を同居させる試みは嫌いじゃないし、ドナと3人の父親たちとの出会いと別れや、他のキャラたちの結びつきもちょっとやり過ぎな感もあって(ルビーのエピソードはちょっと浮いてる)、お話全体としてはかなり諄くなっているのは気になるが、随所に泣けるシーンもあって悪くはない。
前作にもあったが、最後のカーテンコールでは皆揃って歌い踊るシーンが見られるのでハッピーな気分になれる。

しかし驚かされたのが、ドナが一年前に既に亡くなっているという設定。
そのためメリル・ストリープの出番は終盤のみの特別出演に近い。しかしリリー・ジェームズが演じる若きドナが存在感タップリで、また現代パートではドナの不在を上手く物語に活かして他のキャラクターを立て、その結果ドナの存在を浮き立たせるという構造になっているので喪失感は薄く、またクライマックスの感動に繋げているのは上手い方法だ。
鑑賞前は「なんで続編なんか作るんだろう」というのが正直なところだったし、実際前作との多少の矛盾点や蛇足に感じる点もないではないが、これはこれでアリだなと今は思う。



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by odin2099 | 2018-09-02 17:29 |  映画感想<マ行> | Trackback(1) | Comments(0)
Blu-rayソフトが出たので改めて観賞。
「好き(許せる)」部分と「嫌い(許せない)」部分が同居し、愛憎半ばという個人的には複雑な作品だ。

「許せない」部分は、まずはモールドの入った現代的にリファインされたマジンガーZのデザイン。
なまじ回想シーンでは往年のTVシリーズそのまんまのZやグレートが出て来るだけに、なおさら違和感が。
最後の出撃にあたって再改造、パワーアップを施した、という設定ならば…いや、それでも許せないな。これはマジンガーだけの話じゃなく、新光子力研究所のデザイン含め世界観そのものへの不満でもあるが。

e0033570_08455910.jpg二つ目は声。
兜甲児の森久保祥太郎、剣鉄也の関俊彦、どちらも気取った癖のある喋り方。
甲児も鉄也も王道を行くロボットアニメのヒーローなのだから、そんなキャラクター造形は不要だ。それにオリジナル版の声優である石丸博也、野田圭一との声質の違いも気になる。
「あれから10年後」の世界なら最低限イメージは踏襲し、更に「10年後」の歳月の重みをプラスすべきだが、それとは真逆な結果になっている。特に鉄也に関しては完全なミスキャストと言わざるを得ない。

三つめは音楽。
主題歌「マジンガーZ」と挿入歌「Zのテーマ」のメロディは使われているものの、マジンガーと宙明サウンドは切っても切り離せない関係。近年度々開催されている「渡辺宙明コンサート」へ足を運んでも、今なお色褪せない現役感に圧倒されるばかり。
渡辺俊幸の音楽が悪いという訳ではないが、そこは譲れないところだ。

他にもマジンガーインフィニティの存在、ドクターヘル復活の経緯、ミケーネ文明とリサの関係など「許せない」を上げて行けばキリがないのだが、その一方でそれらを凌駕するほどの「許せる」も存在する。

”声”は気に入らなくても、甲児、さやか、鉄也、ジュン、シロー、ボス、ヌケ、ムチャらは大事に描かれ、旧友との再会気分は十二分に味わえた。
そしてマジンガーZ出撃プロセスからのマジンガー無双。それで全てが「許せる」とはならないものの、作品そのものは「全肯定」したい。

先ごろ本作でドクターヘルを演じた石塚運昇の訃報が伝えられた。
かつてのドクターヘルとは趣を異にするヘル像には違和感を禁じ得なかったが、巨悪としての圧倒的な存在感を見せつけられた。
現在進行中の作品も数多く、得難い役者がまた一人鬼籍に入られたのは真に残念である。

【ひとこと】
ぼすらーめんの客に黒鷲のドンがいるな。

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by odin2099 | 2018-08-25 08:51 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
** ネタバレ注意 **

IMFの凄腕エージェント、イーサン・ハント役で自ら危険なスタントをこなすトム・クルーズが、撮影中に大怪我を負ったということが、あえって宣伝効果を生んでしまったシリーズ第6弾。

e0033570_19355753.jpgこれまでは一作一作が独立したお話だったが、今回は前作「ローグ・ネイション」の続編。
監督のクリストファー・マッカリーをはじめ、ヒロインのイルサ・ファウスト(演:レベッカ・ファーガソン)に悪役のソロモン・レーン(演:ショーン・ハリス)が続投。
更に「ゴースト・プロトコル」以来となるイーサンの元妻ジュリア(演:ミシェル・モナハン)も再登場する。

イーサンのチームはトム演じるイーサン以外では唯一のシリーズ皆勤賞のルーサー(演:ヴィング・レイムス)に、ベンジー(演:サイモン・ペッグ)、それにCIAからイーサンのお目付け役として派遣されたオーガスト・ウォーカー(演:ヘンリー・カヴィル)。
今回ブラントの登場はないが、これは演じるジェレミー・レナーが「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と撮影が被ったためとのこと。次回作(あるのか?)では復帰なるか? 
またアレック・ボールドウィンが演じるハンリー長官も続投だが、残念ながら本作中に命を落とす。IMFは相変わらず落ち着かない。

この作品に関しては「アクションすげー!」とか書いても仕方ないので(まだシリーズ続ける気なら、いつか撮影中に死ぬぞ、トム)ストーリーについて語ろうとしたけれど、今まで以上に人間関係が入り組んでいて、誰が敵で誰が味方やら、うかうかしてると付いていけない。
基本イーサンとベンジー、ルーサー、それにジュリア以外はみんな裏の顔を持ってると思った方がいい。

e0033570_19360562.jpg前作で壊滅したと思われたシンジケートの残党に接触する、”ジョン・ラーク”なる謎の男。
「組織内部に裏切り者が?!」パターンのキャラで、状況証拠はその正体がイーサン自身だと告げているのだが…って流石にそれはない。
となるとイーサンの傍に居て協力してるような邪魔してるようなウォーカーが怪しいのだけれど、やっぱりそうだった。怪しさを装ってるだけなのかと思ってたけど。

そしてウォーカーの上司、アンジェラ・バセット扮するCIAの長官エリカ・スローンも同じ穴の狢?黒幕か?と思わせて、実は……。
いや、もしかすると土壇場で計画狂ったから開き直って表替えったふりしてるだけにも思えてくるけど、次回作があるなら彼女がイーサンたちに指令を下す立場かなあ。

そのラークへの手掛かりとなるはずだったホワイト・ウィドウ(演:ヴァネッサ・カービー)は、一作目に登場した武器商人マックスの娘という意外な繋がりが。
単にイーサンを翻弄する謎めいた美女という役回りに留まらず、この人も裏であちらこちらと繋がっていて、行動が読めない。

更に前作のヒロインであるイルサも、イーサンを助けたり、その行動を邪魔したりと謎めいた行動をとるのだが、スパイの世界は表向きの対立、横での繋がり、裏にある真の顔、となかなか大変だな。
ところで劇中でルーサーが彼女に「イーサンが愛した女は二人いた」、「一人は妻のジュリアでもう一人が」君なんだと暗に仄めかすシーンがあるのだけれど、うーん、イーサンが心を動かされた女性は三人いると思うよ。一人目は一作目のヒロイン、エマニュアル・ベアールが演じたジムの妻クレアに間違いないと思う。

なんだかんだでギリギリ、本当にギリギリのところで世界は救われるのだが、2時間半の上映時間中、緩急なんてものはほぼない。従来なら緊迫したシーンにも盛り込まれていたユーモアも皆無に近い。登場人物だけじゃなく、観客にも上映中の全力疾走が求められるのだ。
面白い映画であることは認めるが、心地良いどころかどっしりとした疲労感。少しは息抜きさせて欲しい。

【ひとこと】
何度も書いてるけど、素人に吹替させるのはいい加減やめろ!



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by odin2099 | 2018-08-20 19:41 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
トム・クルーズがIMFのエージェント、イーサン・ハントを演じるシリーズ第5弾。
ラスボスが死なず、逮捕で終るのはシリーズ初。

イーサンのチームは今回は前作からルーサー、ブラント、そしてベンジーがスライドしているが、今回はベンジーとのバディ物の雰囲気が強い。
回を重ねる毎にベンジーの比重が大きくなっていくが、シリーズ随一の愛されキャラだし、トムもお気に入りなのだろう。
ブラントは一見すると終始イーサンと対立している嫌味なキャラに見えるが、その実もっとも信頼されているのかも知れない。
皆勤賞のルーサーはイーサンの親友ポジに徹していて、今一つ存在感に乏しい。

e0033570_10001658.jpg敵か味方か謎の美女イルサが今回のヒロイン。英国諜報部のエージェントで、その実力はイーサンに拮抗。
演じるレベッカ・ファーガソンは、初見の時は微妙だなと思ったのだが、改めて見るとなかなか佳い女。黒ビキニや身体にフィットしたライダースーツ姿もなかなかセクシーで、次回作へ連投と異例の抜擢を受ける。ちなみに彼女とトムの年齢差は20以上あるのだけれども…見えない。

IMFサイドではハリス長官という新キャラが出てくるが、毎回組織がガタガタになるIMFにあって、彼も次回作へ続投してる模様。上層部が入れ替わってばかりなのでそろそろIMFも落ち着いて欲しいものだ。
演じてるのはアレック・ボールドウィンで、若かりし頃は”第二のトム・クルーズ”的な売り出し方をされていた記憶があるが、実際にはトムより4つ上。しかしもっと歳が離れてるようにも見えてしまう。

それもこれもトムが年齢を感じさせないバケモノだからで、予告編で度肝を抜いた飛行機でのスタントが、実は本編のクライマックスどころかアバンタイトル部分に過ぎなかった、というあたりから実に狂った映画だ(褒めてます)。
トムが自らこなすスタントは一体どこまで行くのだろう?

今回の監督はクリストファー・マッカリーで、「アウトロー」で監督・脚本を務めて以来、「ワルキューレ」や「オール・ユー・ニード・イズ・キル」や「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」の脚本を担当し、この続編でも脚本・監督を担当と、すっかりトムの御用達。
しかし本来この人の次回作はハリウッド版「宇宙戦艦ヤマト」の監督だったはず。この分だといつになったら着手出来るのやら…? それとも「ヤマト」にもトムを出す気かな。

【ひとこと】
ハーマイオニー・コーフィールドちゃんはやっぱり可愛い!

<過去記事>


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by odin2099 | 2018-08-12 10:04 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
兜甲児はマジンガーZではなくダブルスペイザーに搭乗。その為にグレンダイザーのオマケみたいな扱いになっているけれど、「マジンガーZ」、「グレートマジンガー」、「UFOロボ グレンダイザー」、「ゲッターロボ(&ゲッターロボG)」の主役たちが一堂に会した永井豪ロボットアニメの集大成。

甲児だけじゃなく、剣鉄也、宇門大介(デューク・フリード)、ゲッターチームの流竜馬、神隼人、車弁慶と6人の主役を立てるだけじゃなく、ボス・ヌケ・ムチャの3人組に弓さやか、炎ジュン、早乙女ミチル、そして弓教授、早乙女博士、宇門博士とほぼレギュラー総登場の豪華版。そのキャラクターの見せ場の割り振り方にまず敬服する。
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石丸博也、野田圭一、富山敬、神谷明らによる武器名、必殺技名の連呼も耳に心地よい。
「ゲッタービーム!」「アトミックパンチ!」「サイクロンビーム!」「サンダーブレイク!」「スペースサンダー!」「ブレストバーン!」「シャインスパーク!」各人各様の絶叫の競演。
そして耳に心地よいといえば音楽。
数々の名場面、名勝負を彩った渡辺宙明(「マジンガーZ」「グレートマジンガー」)&菊池俊輔(「ゲッターロボ」「グレンダイザー」)の豪華コラボ。
音だけでも楽しめるとはなんと贅沢な…。

お話の方は少々”でっちあげ”感があって残念な部分も。
共闘ありきで用意されたドラゴノザウルスはあまりにハイスペックすぎるし、その誕生の原因が垂れ流しにされた石油というのは逆にスケールが小さい。原水爆実験とか核廃棄物の影響ぐらいハッタリをかましておかないと。
また複数の巨大ロボットが普通に共存してる世界で、宇門博士や弓教授、早乙女博士を集めておき乍ら、改めてロボット軍団を編成するというのは今更な感が強い(当然それ以前に何度も共同作戦をとってきただろうし)。初めからそれが目的だったとしか思えないのだから。

またゲッターチームは序盤に単独行動をとる関係上、中盤以降は出番が少ないし(シャインスパークでトドメは刺すが)、甲児はギャーギャー騒ぎ立てるだけで実は活躍らしい活躍がない。実質的な主人公といえるのは鉄也だが、ストーリー全体の中では出しゃばり過ぎだし、メンバーのまとめ役に徹したデューク・フリードは終始影が薄い。各人に過不足なく見せ場を用意するのは至難の業なのだ。

だがそんな中でも、リョウ・ハヤト・ベンケイらゲッターチームの関係性、ボスを巡っての甲児と鉄也のやりとりや、ボスとさやか、ジュンの短い会話、さやかの危機に反応する甲児等々随所に「らしい」言動が盛り込まれているので、キャラクター同士の会話は自然に入って来る。
重ねて言うが、脚本家や演出家による交通整理ぶりは本当に敬服に値する。
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先に<永井豪ワールド>の集大成を目指した作品だと書いたが、企画段階では更に「デビルマン」「鋼鉄ジーグ」「キューティーハニー」の参戦も予定されていたようだ。
劇場版マジンガーの栄えある1作目は「マジンガーZ対デビルマン」だったので、不動明と甲児が久々に再会するシーンは見てみたいし、ジーグは一度はグレンダイザーとの共演映画が企画されたものの没になっただけに、是非そのリベンジを果たしてもらいたかったし、はて、ハニーはどうやってストーリーに絡ませるのやら。
しかし最後だけに実現して欲しかったものだ。

それにしても「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」とこの「決戦!大海獣」を続けて見ると、祭りの後のどうしようもない淋しさがこみあげて来る。
一つの時代は間違いなく終わったのだなあ。

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-08-07 06:21 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
14年ぶりに作られた「Mr.インクレディブル」の続編。

e0033570_19183581.jpg前作ラストで見事に人々を救ったかに見えたパー一家だったが、ビルを壊し街をメチャメチャにしたことで警察から事情聴取を受け、政府からの保護も打ち切られてしまう。
そんな時、スーパーヒーローの大ファンを自認する、通信会社デブテックを経営する富豪のディヴァー兄妹から、ヒーロー復権を目指すミッションの依頼が舞い込む。その申し出に張り切ったボブだったが、指名されたのはイラスティガールことヘレンだった。
ヘレンがヒーロー活動に勤しんでいる間、難しい年ごろのヴァイオレットやダッシュの相手や、慣れない育児に悪戦苦闘のボブ。一方ヘレンの前にもスクリーンスレイヴァーと名乗る謎の存在が立ちはだかり、やがてその陰謀の魔の手はヘレンだけではなく、パー一家全体にも及んでいく…!

ということで、14年ぶりではあるものの前作ラストに直結してスタート。
なので出来れば前作を見ておいた方が良いのだけれども、もし見ていなくてもそれほど支障はないかな。
レギュラーメンバーもそのままで、赤ちゃんのジャック・ジャックが今回いよいよ能力開眼!
あれ?って思ったけれど、前作では家族の見てる前では能力使ってなかったっけ?

e0033570_19184612.jpg今回はイラスティガールが単独で活躍するシーンも多く、実質的にヘレンが主役。
といってもボブが目立たないわけではなく、見せ場がきちんと割り振られている。そして最後は家族が一致団結して難局を乗り越えるという王道展開。
2時間近い上映時間は相変わらずやや長いかなと思わないでもないけれど、ヘレン萌えの自分としては満足。イラスティガールに二度惚れした。

強敵(?)アンダーマイナーとの決着はまだついていないので、次回作があると嬉しいし、それとは別に若い頃のイラスティガールを主人公にしたスピンオフも見てみたい。
まあその暁にはタレント吹替は排して欲しいけれどね。

この作品、ピクサーの長篇映画としては20本目になるらしい。
そのうち自分が見てるのは……7本だった。多いのかな、少ないのかな?



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by odin2099 | 2018-08-06 19:22 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(2)
トム・クルーズ主演、IMFの凄腕スパイ、イーサン・ハントが活躍するシリーズ第4弾。
今回の監督は「アイアン・ジャイアント」「Mr.インクレディブル」ブラッド・バードで、実写映画の監督はこれが初めてながら、大抜擢に見事応える仕事ぶりを披露した。

イーサンのチームはまたメンバー一新。前作から登場したベンジーが晴れて現場要員に昇格し、正式にメンバー入り。他には紅一点のエージェント・カーター、それに成り行きで(?)行動を共にすることになったIMF分析官のブラント、という顔触れ。
皆勤賞のルーサーが遂に降板かと思いきや、ラストにノンクレジットでカメオ出演。スケジュールの関係か?

e0033570_08265636.jpg前作でジュリアと結婚したイーサンだったが、本作では表向きは離婚したことになっているが、実は死別。その彼女の護衛の任務に就いていたのがブラントで、その責任を取って現場を離れ分析官に転じた、となかなか複雑な設定になっている。
しかしこの役をジェレミー・レナーが演じてるので、どうしてもホークアイの影がチラついてしまう(この作品は「アベンジャーズ」より先に公開されているが)。

ところがこれまたラストに、ジュリア役のミシェル・モナハンがノンクレジットのカメオ出演。
彼女の身を案じたイーサンがその死を偽装して匿い、それと引き換えに新たなミッションに従事していたということが明らかになる。ジェームズ・ボンドは愛妻を亡くし次回作の冒頭では復讐鬼と化していたが、イーサンはそうはならず本作の謎解きに深みを与えた。まあお話は更にややこしくなったが。

毎回女性キャラが微妙なこのシリーズ、一応のヒロインはIMFのエージェントであるジェーン・カーター(演:ポーラ・パットン)。
優秀だが序盤の事件で仲間(恋人?)のエージェント・ハナウェイ(演じてるジョシュ・ホロウェイはなかなかのイケメン。もっとブレイクしても良さそうだが)を殺され、半ば私怨交じりで任務にあたってるという点で危うさがあるが、アクションシーンは決まってるし、ドレス姿もセクシーだ(その後の車内での着替えシーンも)。

ただ暗殺者サビーヌ・モローの方が、短い出番ながらも印象に残る。冒頭の化粧っ気のない無表情のまま平然と人を殺すシーンもいいが、取引の場にドレス姿で現れ、胸の谷間全開で艶然と微笑むなど観客を悩殺するシーンも捨てがたい。
演じたのは若手注目株だったレア・セドゥで、以後の活躍は周知の通り。最新作のボンド・ガール(ではなくボンド・アクトレスと呼ぶべきか)でもある。

回を重ねる毎にエスカレートするトム・クルーズのアクションだが、今回の目玉はドバイの超高層ビルの壁面を移動する決死のスタント。高所恐怖症の人は正視できないだろう。いつかスタント中に死ぬぞ、トムクル。

だが、シリーズはまだまだ続く――。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/18121924/


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by odin2099 | 2018-07-26 08:39 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
今夏公開の映画で実は一番楽しみなのが「インクレディブル・ファミリー」
しかもどうやら前作直結の続編らしいので、やっぱり前作見ておかないと。

しかし前作が2004年で、直結の続編が2018年って何気にハードル高いよね。
新作公開に合わせての前作のテレビ放送はあるみたいだけど、公開が始まるとやっぱりみんなレンタル店に走るのかなあ。

e0033570_23410900.jpg見直すのは劇場公開以来。
当時は吹替版での鑑賞なんか考えられなかったけれど、その後はコロッと宗旨替え。
今回はせっかくだからと吹替版を選んだけれど、Mr. インクレディブルに三浦友和、イラスティガールに黒木瞳、シンドロームは宮迫博之、そしてヴァイオレットには綾瀬はるかと見事にタレント吹替で、正直言ってこれはキツイなあ。中には上手い人もいるけれど。

それはさておき、映画そのものは十二分に愉しめた。
上映時間2時間弱はちょっと長いので、ホントは90分から100分位に刈り込んだ方が、と思わないでもないけれど、何気ない日常描写も結構気に入ってるのでこれくらいで丁度良いのかな。

そしてこれは何度も書いてるけど、一家のお母さんのヘレン=イラスティガールがとってもチャーミング。
なんといっても彼女が正ヒロインだし、娘のヴァイオレットが見た目も性格もアレなんで、どうしたってヘレン推し。
人妻萌え~なのはマズいと思うけど、こればっかりは仕方ない。

ブラッド・バード監督の前作「アイアン・ジャイアント」でも、主人公ホーガース少年の母親アニーが一番魅力的だったんだよなあ(この作品には他にメイン格の女性キャラは出てこないが)。
あちらは人妻じゃなくてシングルマザーというか若き未亡人(という設定らしい)だけど、ともに母親キャラが中心なのは偶然ではなさそう。

ところでワーナーで「アイアン・ジャイアント」を作ったブラッド・バード監督が、なんで2作目をピクサーに移って作ったのかなと思っていたら、実はワーナーのアニメ部門が凍結され製作が宙ぶらりんになってしまったところを旧友のジョン・ラセターに拾われた、という経緯があるそうな。
そのままワーナーで作っていたら、DCコミックのヒーローたちのパロディ要素が増えたのか、それとも逆に一切なくなっていたりしたのかな。

<過去記事>



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by odin2099 | 2018-07-23 00:04 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)

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