【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ラ行>( 126 )

e0033570_20003322.jpg人気DVDシリーズ「列車大行進」の初めての劇場版。
といっても既存のDVD作品(「日本列島列車大行進2010」)の再編集版であるらしい。

九州から始まり、中国・四国、近畿・東海、東京、そして最後は北海道と、日本全国を南から北上。
寝台列車、SL、新幹線と各地の様々な列車を、てつどう博士、けん太くん、ミューの掛け合い(ナレーション)で紹介していく約45分間の旅。
随所に盛り込まれる博士の、わかり辛い・寒いダジャレの連発には閉口するが、列車大好きっ子にはたまらないのでは?
途中のクイズにも目を輝かせたりして…?

ただ列車の走る姿を沢山見せてくれるだけでも愉しいのだが、車内の様子や車窓もちょっと、いやかなり気になるところ。
もう少しマニアックな視点で、”大きなお友だち”向けのこういった映画を作ってくれないものかなあ。



by odin2099 | 2019-03-14 20:06 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
そういやもうすぐこの作品の続編も公開されるなーと思い、DVDを引っ張り出して再観賞。
♪すべてはサイコ~!
なーんて歌っているバヤイじゃないですな。
改めて見ると、あれ?こんなにつまんなかったっけ???

e0033570_20075455.jpgガチャガチャいろんなキャラクターが出てくるのも愉しいけど、その殆どが単なる賑やかし要員。
最近はディズニーが「シュガー・ラッシュ/オンライン」で自社キャラ(ルーカス・フィルムやマーベル・スタジオ、ピクサー含む)を大挙してゲスト出演させ、それなりに見せ場を作っていることを考えれば、もはや「ただ出すだけ」じゃ満足できないレベルにまで達してるんだよなあ。
それにこれ、CGアニメじゃなく、実際にレゴブロックを使ってストップモーション(コマ撮り)アニメとして作っていたならもっと凄かったんだろうけどね。

さて、続編にはまたもやバットマンをはじめとするDCコミックのヒーローたちがゲスト出演。
本作ではC-3POをアンソニー・ダニエルズ、ランド・カルリジアンをビリー・ディー・ウィリアムズが演じていたように、そちらではハーレイ・クインをマーゴット・ロビー、アルフレッドをレイフ・ファインズ、アクアマンをジェイソン・モモアが演じてるとのこと。
無駄に豪華なオリジナルキャストの起用は続いてるみたい。

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by odin2099 | 2019-02-19 20:12 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
『れっしゃだいこうしんザ・ムービー/しんかんせんとわくわくでんしゃ大集合』(2014)

e0033570_19384096.jpg
最新型の新幹線やカッコいい電車を紹介するキッズ向けの1時間足らずの映画で、シリーズ第6弾とのこと。

新幹線の出番は案外多くなく、その分「スーパー宗谷」をはじめ「つくばエクスプレス」、「スカイライナー」、「スーパービュー踊り子」、「黒船電車」、「ラピート」といった”カッコいい”電車、「トワイライトエクスプレス」や「北斗星」などの寝台電車、「SLもおか」や「SL人吉」、「伊豆ロムニー鉄道」のようなSL、「旭山動物園号」、「山万こあら号」といった”かわいい電車”、トロッコ列車やモノレール、更には「きかんしゃトーマス」や、くまモン自身が紹介する「くまモンラッピング列車」などの変わり種も。

進行はアニメパートのてつどう博士、けん太くん、さっちゃん、ピコ、タコタコ星人、イカイカ星人といったキャラクターが務め、途中ではクイズコーナーもあるのだけれど、キッズ向けとはいえこういった構成は微妙かも。
キッズじゃない自分は、色々な電車を眺めているだけで楽しかったが。



by odin2099 | 2019-01-25 19:43 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19263659.jpg続編シリーズで初めてタイトルにナンバリングがされない「ロッキー」シリーズの完結編。
もう一つ違うのは、これまでの続編と違って前作のラストに直結しておらず、時間経過が置かれていること。なのでオープニングも、前作のクライマックスであるファイトシーンでは始まらない。
もっとも前作でロッキーはボクサーを引退し、最後もリング上ではなくストリートファイトだったので、これを冒頭に持って来られても盛り上がらないとは思うが。

ロッキーが現役復帰するというストーリーを聞いた時はジョークかと思ったものだが、作品はその予想を覆す出来栄え。
現役復帰を決意する過程が弱いとは思うものの、妻亡き後、疎遠になっている息子との和解を絡め、そして街の人々に支えられてリングに上がるロッキーには素直に快哉を叫びたい。
そしてこれは”大人のおとぎ話”なんだと割り切って、判定に敗れたとはいえ最終ラウンドまで現役チャンピオンと戦い抜いたロッキーの姿に、叶わぬまでもせめてもの”己の見果てぬ夢”を投影したいと思うのだ。

これにてロッキー自身の物語には綺麗に終止符が打たれたが、この世界はまだまだ英雄を必要としているようだ。今度こそ蛇足だと思われたスピンオフ世界に蘇ったロッキーは、また見事な存在感を見せてくれているのだが、それはまた別の話――。

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by odin2099 | 2019-01-15 19:28 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
ランボー」、「ランボー/怒りの脱出」に続くシリーズ第3弾。

ベトナム帰還兵の悲哀を描いた前2作と異なり、今回のランボーはソ連のアフガン支配を打破するべく戦場に赴く。
といってもランボーは勿論自ら進んで15万人のソ連軍を相手にしにいくのではない。そこはソ連軍に拉致されたトラウトマン大佐を救出するため、というエクスキューズが用意されている。

e0033570_20243882.jpgスタローンは演技派ではないだろうが、同じアクションヒーローに分類されるロッキーとランボーとでは、きっちりとキャラクターを演じ分けている。
どちらも圧倒的な強さを持っているのではなく、耐えに耐えて逆転というパターンは踏襲。これはキャラクターに人間味を持たせるためのテクニックの一つだろう。

ロッキーはKO寸前(あるいはKOされた後の再戦)、ランボーは拷問や虐待に耐えての反撃がお約束だが今回のランボーは拷問されるシーンがなく、代わりに痛めつけられるのはトラウトマン。その後の二人の脱出行では、流石にランボーを鍛えた男だけのことはある、という活躍を見せてくれるので、後半は”ワンマンアーミー”の代名詞ランボーには珍しくバディ物の雰囲気が漂う。

そのクライマックスは荒唐無稽を通り越してもはやファンタジー。悪いソ連をぶっ潰せ!強いアメリカ万歳!と叫び、拳を握りしめ画面を凝視するのみ。
ただ公開のタイミングが悪く、現実世界では映画の公開直前にソ連軍が撤退。
そしてソ連崩壊、タリバーンの台頭へと繋がっていく。
もしもう少し早く公開されていたらシリーズ最高成績も望めたかも。



by odin2099 | 2019-01-08 20:29 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
「ロッキー」シリーズ2回目の完結編。
前作同様に今はサブタイトルは省かれるケースが多い。

ロッキーは最初から視力に致命的な弱点を抱えているという設定があったものの、前作ではそのことに全く触れられずに米ソ戦を戦う完全無欠のスーパーヒーローとしてスクリーンに君臨していた。
本作でのロッキーは前作での対ドラゴ戦でパンチドランカーの症状が出始めているということで、再度の引退を決意、結果そのまま一度もリングに上がることがない、という異色作。

e0033570_21152345.jpgそのロッキーの前に若く才能のあるボクサー、トミー・ガンが現れ、ロッキーは自分の夢を託し二人三脚で再び脚光を浴びるが、一方で息子との関係が悪化してしまう。
また勝利を重ねることで謙虚さや従順さを失ったトミーはロッキーの元を去り、そのことでロッキーは改めて息子と向き合うという、二重の「父と息子の物語」となっている。

このトミーの豹変ぶりが実にわかりやすいのだが、クライマックスでロッキーとの師弟対決を期待した観客に肩透かしを食らわせ、ストリートファイトで決着をつけたのは反則だろう。しかしリングに上がらせなかったのは評価したい。といっても次回作でロッキーは再びリングに上がってしまうのだが。

トミー・ガンを演じたトミー・モリソン自身は役柄をなぞる様な境遇の新進気鋭のプロボクサーだったが、その後はHIV検査で陽性反応を示し、更に武器の密輸や薬物等で転落人生を送った挙句に若くして亡くなっている。ストリートファイトに敗れたトミー・ガンの方はどうなったのだろうか。そのまま引退を余儀なくされたのか、それともヒールとしてそこそこの戦績を収めたのか。そちらも二人のトミーが重なって見える。

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by odin2099 | 2019-01-07 21:16 |  映画感想<ラ行> | Trackback(1) | Comments(0)
私事ですが、40年前の大晦日にこの映画、見に行ってます。
SF風味なのに若干の違和感を覚え、中盤でのルパンファミリーの仲違いのあたりで多少だれたりもしましたが、総じて面白かったなという印象でした。
色々と物議を醸したらしい「ルパン音頭」も、自分は結構気に入ってます。

e0033570_16324201.jpgキャラクターデザインが放送中だったTVシリーズとは全然違いますけれど、これはこれで味があって良いと思いますし、TV以上に弾けてる不二子ちゃんはお気に入り。
「カリ城」の不二子はちっとも不二子らしくないですが、この作品では”小悪魔”通り越して”悪女”、正にファムファタールという感じで、ルパンならずとも引き込まれそう。何度か不二子ちゃんがヌードを披露してくれる場面が用意されていますが、今は制約もあってここまでやれないかなあ。

山田康雄、増山江威子、小林清志、井上真樹夫、納谷悟朗と全盛期のキャスト陣は実に生き生きとしており、やはりルパンはこうじゃなければなあと改めて感じさせてくれます。
ゲストで本職でない人も出てきますが、経験者の西村晃は全く問題ないですし、三波春夫は流石の貫録を見せてくれます。まあ問題ありなのは赤塚不二夫と梶原一騎の二人ですが、それぞれ米国大統領とソ連書記長という役どころで、その素人っぽさが逆にリアルに感じられる…ということないですね、やっぱり。

ところで五ェ門の決め台詞「またつまらぬ物を斬ってしまった」は、この作品が初登場なんだそうで。
へー、知りませんでした。

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by odin2099 | 2018-12-31 16:36 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(2)
新作「クリード/炎の宿敵」は勿論「クリード/チャンプを継ぐ男」の続編だが、同時にこの作品の続編といっても良いだろう。

e0033570_18423944.jpg前作ではミッキー、本作ではアポロと、ロッキーの身近な人たちが次々と鬼籍へ。
アポロを葬り去ったドラコへの復讐と米ソの代理戦争という、色々とキナ臭い面を前面に押し出したシリーズの4作目で、エモーショナルな部分は少なく、ひたすらクライマックスの激突へ向けて盛り上げるだけという作風は従来のシリーズとは一線を画す。

作品は大ヒットしたし、スタローンのルックス的にもこの時がピークだったとは思うものの、今まで「ロッキー」シリーズを支えてきた、というより評価してきたファンの何割かは確実に減っただろうなと思う。
最後の東西冷戦終結へ向けての取って付けたような融和ムードも、あざとすぎるせいかメッセージが素直に伝わってこない。言ってることは素晴らしいんだけれどね。

1作目からロッキーに匹敵する存在感を持っていたアポロは、今回でお役御免。
そういや演じたカール・ウェザースって、実はスライよりも二つも年下だったんだなあ。
その役者としてのキャリアも、ほぼ「ロッキー」からスタートしたといっても良いくらいなんだけど、あの太々しいばかりの貫録は大したものだ。

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by odin2099 | 2018-12-30 18:52 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
リターンマッチの結果アポロを倒し、世界チャンピオンの座に就いたロッキー。
その後も防衛戦を勝ち抜き、遂に引退を決意。
しかしそこに新進気鋭のボクサー、クラバーが現れ、ロッキーに挑戦状を叩きつける。
その挑発に乗り引退試合を兼ね挑戦を受けるものの、ハングリー精神を失ったロッキーに勝ち目はなく、またずっと彼を見守ってきたトレーナーのミッキーも帰らぬ人となる。
そんなロッキーに救いの手を差し伸べてきたのは、かつての宿敵アポロだった…!

e0033570_20465870.jpg正に「強敵」と書いて「とも」と読む、という少年漫画の王道を行くような展開で物語の中心人物の座を維持し続けるアポロ・クリード。
6本作られた「ロッキー」シリーズの後を受け、今はアポロの息子を主人公にした「クリード」シリーズが2本作られ、更なる続編を望む声もあることを考えれば、アポロは今なおキーパーソンであり続けているのかも知れない。

前2作でロッキーとアポロは2試合とも最終ラウンドまで戦ったが、この作品でのロッキーとクラバーは初戦は2ラウンドでクラバーのKO勝ちで、再戦では3ラウンドで今度はロッキーのKO勝ち。一本の作品でチャリティーマッチを含めて様々な相手とのファイトシーンが描かれるのも、同じ相手と二回戦うのも初めてのこと。手を変え品を変え、色々と工夫を凝らしている点も評価したい。
そして三部作の完結編としてきちんとオチがついていることも高印象。前回も書いたが、ここで終っていれば”伝説”になったろうと思う。だが個人的にはこれ以降のシリーズ後半も好きだし、続く「クリード」も好きなので今となっては結果オーライだろう。

しかしミッキーの心臓発作は些か唐突なのと、ロッキーの失明の危機が有耶無耶にされてるのが少々残念。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-12-29 20:50 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
新作公開にあわせてのおさらいシリーズ!
――最近そんな記事ばっかりだなあ。来年も年明け早々そうなる予定だし…。

大ヒットした「ロッキー」の続編。

e0033570_22012784.jpg破れたとはいえチャンピオンのアポロ相手に善戦したロッキーは、文字通り一夜明けたら有名人。
彼を金づるだと見る人は寄ってくるし、不器用なロッキーは誘惑にも弱い。
決して裕福とは言えない暮らしをしてきたロッキーが、持ち付けない大金を持ったらどうなるか。
その転落も早い。スタローン自身も前作のヒットで一躍スターダムをのし上がったが、ロッキーの生活ぶりは自虐ネタも含まれているのかも。

判定勝ちしたものの、実は負けていたんじゃないかと言われるアポロもチャンピオンのプライドが許さない。
多くを失い結局は元の立場に戻らざるを得なかったロッキーと、今度こそ圧勝して自分の価値を高めることしか頭にないアポロ。
その再戦への道のりは良く描けていると思う。

今度はロッキーが勝つであろうことは予想出来ても、再び最終ラウンドまでもつれあい、最後は両者ともにダウン。辛うじてロッキーのみが立ち上がるという試合運び、構成も納得いくもので、前作で終っていれば傑作との声もあるだろうが、決して蛇足でも駄作でもない。
しかしその後、ここまで息の長いシリーズになるとは思わなかったが。

<過去記事>



by odin2099 | 2018-12-28 22:06 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
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