【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ラ行>( 108 )

e0033570_22020254.jpg別々の温泉地で、二件続けて硫化水素のガス中毒による死亡事故が発生した。
担当の中岡刑事は自殺ではなく殺人事件ではないかと考え、現場に来ていた地球科学を専門とする青江教授に相談するが、屋外でガス中毒による殺人を遂行するのは不可能だと断言されてしまう。

なおも中岡は二人の接点を追い、そこに一人の男が浮かび上がる。
その男――映画監督の甘粕才生は硫化水素による悲惨な事故で妻と娘を失っていたのだ。息子も一時は意識不明の重体となるが、脳外科医の羽原による手術によって奇跡的に復活したものの、記憶喪失状態になっていた。

一方、青江の前には円華という不思議な少女が現れていた。大切な友だちを探すために事故現場へ連れて行って欲しいというのだ。
君は何者なのかと問いかける青江に、彼女は呟く。「ラプラスの魔女」と…。

東野圭吾のベストセラー小説を、三池崇史が映画化。
出演は櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰、豊川悦司、玉木宏、志田未来、佐藤江梨子、TAO、高嶋政伸、リリー・フランキー、檀れい、ほか。

原作小説は未読なのだが、どの程度原作に沿っているのだろう?
櫻井翔演じる青江が主人公扱いになっているが、「殺人は不可能」と断言したもののあっさり覆されたり、広瀬すずが演じている円華に振り回されてるだけで驚くほど何もしていない。
むしろ物語を引っ張っているのは、担当刑事の中岡役の玉木宏の方で、こちらはそれなりに格好良く描写されてるが、青江にはいいところがまるでない。

映画そのものもいいところなし。
豊川悦司やリリー・フランキーの怪演も、作品全体のトーンの中では浮いてるし、志田未来や佐藤江梨子、高嶋政伸あたりも実に勿体ない使い方。
ミスリードを誘う仕掛けもあるにはあるがこれも底が浅く、例えていうなら同じ東野圭吾原作で、やはり学者センセイが探偵役で登場する「ガリレオ」シリーズの劣化コピーみたいなものになってしまっている。

ところで劇中では最終的に「硫化水素による殺人は可能」という結論になったようだが、その方法やら理由は明かされずじまい。これ、結局はどういうこと?


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by odin2099 | 2018-05-26 22:06 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21461214.jpg遺伝子実験の失敗によって、ゴリラ、狼、ワニが巨大化、軍の攻撃をものともせず、シカゴの街で大暴れ!
――という、理屈なんかどうでも良いと言わんばかりの豪快な怪獣映画。

その怪獣に立ち向かうのがドウェイン・ジョンソン!
彼は霊長類学者にして元特殊部隊員という、かつてのスティーブン・セーガルもかくやというなんでもあり超人。
実は巨大化しちゃったゴリラは手話でコミュニケーションを取る程のオトモダチ。途中で何とか正気に返らせると、あとは変則タッグマッチのゴングが鳴る!

巨大なゴリラと巨大なワニが戦う様は、おお!「ゴジラVSキングギドラ」を先取り?!
てっきりレジェンダリーの作品かと思いきや、全然関係なかった…。

e0033570_21462226.jpg元々「ランペイジ」というゲームがあり、それの映画化だそうだが、邦題に「巨獣大乱闘」と副題を付けた宣伝担当者のセンスは大いに買う。
また「クズはクズ同士助け合う」とか「カウボーイは仲間を見捨てない」とか痺れる台詞も連発(しかも吹替版だとこれが若本規夫ヴォイスで聴ける)。
そして全ての元凶、トンデモ実験をやらせていた悪者にはしっかりと天罰が下る。

…まあこれがやり過ぎだ、という声もないでもないらしいけれど。

予想外?の大ヒットに続編の話も出てきたようだけど、偏差値の低い映画のまんまでいて欲しいものだ。


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by odin2099 | 2018-05-21 21:50 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_22285200.jpg荒廃した街に住み、夢や希望のない未来世界、人々はヴァーチャル・リアリティ空間<オアシス>の中でアバターを作り、理想的な暮らしを享受していた。
その創設者で世界有数の億万長者ハリデーは亡くなる前にある遺言を残した。<オアシス>に隠した3つの謎を最初に解き明かした者に、その巨額な財産と<オアシス>を権利を譲るというものだった。人々は色めき立ち、イースターエッグ探しは過熱する。
”パーシヴァル”というアバター名を持つウェイドもその一人。彼は友人たちと協力し、遂に最初の謎を解く。
だが巨大企業IOI社も巨大な利権を生む<オアシス>を完全管理しようと陰謀をめぐらすのだった。

アーネスト・クライン「ゲームウォーズ」をスティーブン・スピルバーグが監督して映画化。
出演はタイ・シェリダン、オリビア・クック、ベン・メンデルスゾーン、リナ・ウェイス、サイモン・ペッグ、マーク・ライアンス、フィリップ・チャオ、森崎ウィン、ハナ・ジョン=カーメンら。
音楽は名コンビのジョン・ウィリアムズに代わって、アラン・シルベストリが担当。

e0033570_22290254.jpg少年が仲間と協力し、友情や恋が芽生え、遂には栄光を手にするという筋立てそのものに目新しさは特にないが、作品中に引用されている主に80年代のカルチャーには目を見張らされる。
バットマンやキティちゃんは闊歩してるわ、レースには「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアン、「AKIRA」のバイクが参加してるわ、主人公の服装は「バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー」のものだし、キングコングは暴れるわ、「宇宙空母ギャラクティカ」やら「エイリアン」やらのガジェットは出て来るわ、チャッキーは襲ってくるわ、「シャイニング」(スティーブン・キング原作/スタンリー・キューブリック監督)は引用されるわ、アイアンジャイアントは活躍するわ、そしてクライマックスはRX-78ガンダムとメカゴジラの激突!

これ、円盤が出たら静止画とスロー再生を駆使しなければその殆どが見つけられないだろうし、そもそもの元ネタがわかるかどうか。またそちらに夢中になっているとストーリーの流れを見失う可能性も大。
でもこれだけのキャラクターの使用許諾を得ながらチラ見せに終始したということは、スピルバーグも根っからのヲタクというわけではなさそうだ。真正のヲタクならば小ネタに拘るあまり、本筋を見誤る愚を犯しそうだからだ。
ともあれ、新しいタイプのパーティ・ムービーと言えるかもしれない。





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by odin2099 | 2018-04-23 22:35 |  映画感想<ラ行> | Trackback(6) | Comments(0)
美しいニュージーランド、もとい”中つ国”の風景から始まる第二部。
必要最小限の「これまでのあらすじ」に、初見のお客さん(どのくらいいたんだろう?)はおそらくチンプンカンプンだろうけれど、”超”有名作が原作で第一部も大ヒットしたのだから「わかるヤツだけ付いて来い」という強気の姿勢だったのだろうか。それとも単に尺の問題? 
それともそれとも監督は自分がどっぷりと作品世界に嵌っているので、そもそもそんなお客さんの存在に思い至らなかった、という可能性も?

e0033570_19510615.jpgともあれここで取り上げられたのは、前作のラストシーンではなく、モリアでのバルログとの戦い。
ここでガンダルフは裂け目に落ちて死んだかのように見え、フロドやアラゴルン、ガラドリエルたちもそのように考えているのだが、流用シーンにプラスした新たなるシーンではガンダルフの生存を思わせる描写があり、実際に灰色から白の魔法使いとして中盤から復活してくる。

前作ラストで旅の仲間が離散してしまったので、本作ではパラレル展開。
フロド&サム、アラゴルン&レゴラス&ギムリ、ピピン&メリーの3組に分かれ、フロド&サムにはゴラムが同行、それにボロミアの弟ファラミアが絡み、アラゴルンたちにはガンダルフが合流。更にローハン国のセオデン、エオメル、エオウィンらとの関係が生まれる。ピピンとメリーはエントの”木の髭”と親しくなるなどメイン格のキャラクターが大きく増えるが、例え短い出番であってもキャラクターが埋没することがないのはお見事。

アラゴルンが不死身超人すぎる嫌いはあるものの、物語を大きく展開させ、スケールをアップさせたという点では高評価。
「水戸黄門」「聖火ランナー」「スケボー」…って当時はネット上でも盛り上がっていた?けれど、最近の人たちには何のことかわからんじゃろうな。

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/3203671/
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by odin2099 | 2018-04-16 19:55 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
久々に関根勤の「いまじねぇ~しょぉーん!」を聞いた。

この作品も、もう4年も前になるんですねえ、しみじみ。
最近は志尊淳クンもすっかり主演級の若手俳優となり、横浜流星くんもブレイクの兆しを見せているのは、なんか部活の後輩や親戚の子どもの成長を見ているよう…?

e0033570_22532761.jpgこの映画に関してはゲスト主役のまいんちゃん、福原遥がツンデレでひたすら可愛かったり、トッキュウジャーの梨里杏改め小島梨里杏と森高愛も負けじと可愛いのがポイントですが、お話そのものもわかりやすいし、空に鉄道が走ってる図というのはやはりいいもんです。
それにしても次の劇場版で、福原遥が再びゲスト参加してくれるとは思いませんでした。

TVシリーズの「トッキュウジャー」は最終回を目前にして、3クールを越えて4クール目に突入した後でリタイヤしちゃったんですが、やっぱり最後まできちんと見ておけば良かったかなあ。
今からでも完走、遅くはない?

<過去記事>
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by odin2099 | 2018-04-04 23:03 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19274805.jpg怪我でバレリーナになる夢を失ったドミニカは、ロシア情報庁の幹部である叔父により、病気の母親の治療費を工面する代わりにスパイとなることを承知させられる。
彼女の任務は、ロシア情報庁の上層部にいるアメリカへの内通者を突き止めること。早速CIA捜査官ネイトと接触し、内通者の名前を聞き出そうとするドミニカだったが、二人は互いに惹かれ合うようになる。
ネイトはドミニカを自分の側へ引き込もうとし、危険な駆け引きが続く中、米露双方から追われるようになったドミニカが下した決断とは――?

ちょっとエロティックなスパイアクション物程度の認識でいたら、想像以上に重たいストーリーだった。
アクションらしいアクションシーンは殆どなく、ハニートラップを仕掛け、仕掛けられ、後は尋問や拷問のシーンばかりという印象で、直接的な描写こそ控えめながら凄惨なシーンが続く。
主演のジェニファー・ローレンスはしっかりと脱いではいるが、その時間はごく僅かなので、もし彼女のヌードだけを期待して見に行くと、かなり辛い時間を過ごす羽目になるだろう。

誰が自分を偽り、誰が本音をさらけ出しているか。特にドミニカの心の動きが読み辛いので、最後まで緊張感を維持したまま愉しむことが出来た。
権謀術数渦巻く海を、今回は辛うじて泳ぎ切った彼女だが、この先にどんなドラマが待ち受けているのか。元CIAという経歴を持つジェイソン・マシューズが物した原作小説は三部作だそうなので、シリーズ化も望みたい。






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by odin2099 | 2018-04-02 19:35 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_17033044.jpgギターの天才少年ミゲルの夢は、伝説のスター、デラクルスのようなミュージシャンになること。しかし彼の家族は、過去に起った悲しい出来事ゆえに音楽を禁じていた。
年に一度先祖を迎える”死者の日”、音楽への情熱を断ち切れないミゲルは、家族に反発して家を飛び出すが、なんと<死者の国>に彷徨いこんでしまい、そこで自分の先祖たちと出会う。
生きている人間は夜明けまでに<生者の国>へ戻れないと、永遠に家族に忘れられてしまう。帰るためには先祖からの許しが必要なのだが、高祖母のイメルダは許しを与える代わりに、ミゲルに音楽を諦めるようにとの条件を付けた。家族に掟を定めたのは彼女だったのだ。
憧れのデラクルスが自分の先祖であると確信したミゲルは、今度は彼の許しを得ようと、途中で知り合ったデラクルスの知り合いだという陽気なガイコツ、ヘクターと一緒に彼を探すことになるのだが…。

しつこいくらいに予告編を見させられたけれど、キャラクターの絵柄は好みじゃないし、ガイコツはキモいし、と最初は全く見るつもりはなかったのだけれど、そのうち主題歌「リメンバー・ミー」が脳内でリピート再生されるようになり、同時上映の短編「アナと雪の女王/家族の思い出」も気になり…と結局劇場へ足を運ぶことに…。

<死者の国>を訪れた少年の大冒険! 
それとも家族の絆を描いたお涙ちょうだいモノ?

――そのどちらでもありませんでした。

いや、どちらの要素もあるんだけれど、結局のところは、うーん、ミステリー・サスペンス物?

ミゲルの一家に音楽禁止の掟が出来た理由はオープニングで早々と語られますが、その原因を作った人物が誰か、そして何故そういうことになってしまったのか、その種明かしが全編を通して語られていくので、別にミゲル少年が積極的に謎解きに挑むわけじゃないけれど、結果的に少年探偵モノっぽく見えなくもないってことに。

e0033570_17034350.jpgで、その謎解きだけれど、自分は違う展開を予想していたのでちょっと意外に思えたけれど、勘のいい人なら早い段階で気付くのかな?
後で振り返れば、伏線はきちんと貼ってあるのでアンフェアではないのだけれど、ミスリードの罠にまんまと引っ掛かった感じでちょっと口惜しい。

ただねえ、子供向けのわかりやすさとか、観客のカタルシスを意識してのことなんだろうけれど、こういう物語に、無理して”悪役”を設定して、それをやっつけてメデタシメデタシの展開にしなくても良いんじゃなかろうか。

勿論そこに至る過程で、ミゲルとイメルダをはじめとするご先祖様の心が通じ合い、和解が成立する、という筋書きは納得出来るのだけれども、それもパターンといえばパターンだし、安直といえば安直。もう一工夫欲しかったというのは贅沢な望みだろうか。

ともあれ、「リメンバー・ミー」は良い曲だった。
邦題にこれを持ってきたのも正解だろう(原題のまんまじゃ何の映画か全く理解されないだろうし)。
全編通してミュージカル仕立てで、ゴキゲンなメロディーが流れるのも嬉しい。
でも、やっぱりガイコツはキモい。

【追伸】
吹替版しかやってなかったのでそっちを見たけど、なかなか悪くない。
しかし劇中の看板やら何やらも、全部日本語に置き換えられてるのはあんまりいい気持がしないね。親切だけど。




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by odin2099 | 2018-03-18 17:11 |  映画感想<ラ行> | Trackback(1) | Comments(2)
e0033570_22522396.jpg一時期はかなりハイペースで見直していた「LOTR」ですが、プロローグと位置付けられた?「ホビット」が完結してからはちょっとご無沙汰。「ハリー・ポッター」は完結後も新シリーズが始まりましたが、こちらは関連作が作られるのは望み薄ですからね。
あ、Amazonが前日譚のテレビシリーズ化を発表してますが、こちらは別物で映画版とはリンクしないでしょうからねえ。せいぜいイアン・マッケランがガンダルフ役に立候補しているので再び演じる可能性があるくらい?

ご無沙汰なのは他にも理由があって、ぶっちゃけ上映時間が長い。
それにストーリーにも若干食傷気味。見直し過ぎ?
それにこの1作目はまだ良いんですけど、2作目3作目とドンドン重苦しくなり、見ているのが辛くなるから、というのもあります。

正直言うと、アラゴルンとレゴラス以外のキャラがどうも苦手。
フロドとサム、それにゴラムのパートはモヤモヤするし、メリーとピピンのコンビはイライラするし、これにデネソールとフォラミア親子だとか蛇の舌グリマとかが加わってくると、もうひたすら早送りしたくなる~!

3作目は辛うじて大団円があるから何とか耐えられる、と言えなくもないですが、昔のように三部作イッキミとかは当分出来そうもありません。
何年か経って内容を忘れかけた頃なら、またイッキミとかしたくなるかもしれませんが。

さて、この1作目はドラマの展開が比較的ゆったり目なので、中つ国の美しい風景を十二分に楽しむ余裕もあります。ニュージーランド、美しいですねえ。
ビルボの誕生祝いから、フロドが旅立つに至る経緯もゆっくり描かれますし、アラゴルンが加わってもホビットたちの旅の道中は結構呑気なもの。だからこそ景色を堪能することも出来るわけですが、逆にもっと刈り込んでも良かったのかな、と今になって思います。
当時は端折り過ぎだと文句タラタラだったワケですが、どうも年々堪えどころがなくなってきて、長いというだけで敬遠したくなってきてしまっているのが困りものです。

それにしても1作目では大した活躍も見せないガンダルフ。パワーバランスもこの時点では「サルマン>ガンダルフ」ですし、呪文がわからなかったり、道に迷ったり、油断して転落するし、で良いとこなしですなあ。
そういや「踊る仔馬亭」にアラゴルンがいた理由ですが、元々そこで合流する予定だったのか、それとも万が一自分が行けない場合を考えていたのか、それともたまたま逗留していただけなのか、どうなんでしょう?

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/4718398/
https://odin2099.exblog.jp/19298458/
https://odin2099.exblog.jp/23123734/




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by odin2099 | 2018-03-11 18:55 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
専門家へのインタビューや再現ドラマを織り交ぜながら、レオナルド・ダ・ヴィンチの偉業や人物像に迫るというドキュメンタリー映画。

e0033570_06004411.jpg数々の作品が収蔵されているルーブル美術館、生まれ故郷であるトスカーナのヴィンチ村、才能を開花させたフィレンツェ、円熟期を過ごしたミラノといったレオナルド所縁の地にもロケーションを敢行。
そして代表作である「最後の晩餐」、「モナ・リザ」、「岩窟の聖母」、「ウィトルウィウス的人体図」、「白貂を抱く貴婦人」といった絵画も高画質で撮影しスクリーンに再現といった具合で、「目で見るレオナルド・ダ・ヴィンチ入門」といった按配の作品になっている。

絵画や美術に関する専門知識のない門外漢でも、見ているだけで心が広がっていくような気分にさせられていく。
ナレーションや専門家の解説、ドラマの台詞が日本語吹替で、いちいち字幕を追いかけなくて済むのも有難い。
その分スクリーンにしっかりと集中出来るからだ。




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by odin2099 | 2018-01-19 06:01 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21595410.jpg創立125周年を記念し、1年で50公演を行うという世界一周ワールドツアーに密着した、RCO初の公式記録ドキュメンタリー映画。

普段は見ることの出来ないリハーサル風景や楽団員の素顔、訪れた地域で出会った人々のインタビューなど貴重な映像の数々…なのだけれども、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、世界最高峰と言われるオーケストラの魅力を掬い取っているとはとても言えない。

オーケストラを掘り下げたいのか、旅景色を収めたいのか、一本の映画としてのコンセプトが不明確で、ツアーに密着したのならその土地土地の観客の反応などを盛り込んでほしいし、オーケストラの魅力を伝えたいなら、ツアーではなく普段の公演の裏側や、その歴史について触れた方が良いだろう。





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by odin2099 | 2018-01-12 22:00 |  映画感想<ラ行> | Trackback(1) | Comments(0)

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