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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ラ行>( 133 )

e0033570_19274805.jpg怪我でバレリーナになる夢を失ったドミニカは、ロシア情報庁の幹部である叔父により、病気の母親の治療費を工面する代わりにスパイとなることを承知させられる。
彼女の任務は、ロシア情報庁の上層部にいるアメリカへの内通者を突き止めること。早速CIA捜査官ネイトと接触し、内通者の名前を聞き出そうとするドミニカだったが、二人は互いに惹かれ合うようになる。
ネイトはドミニカを自分の側へ引き込もうとし、危険な駆け引きが続く中、米露双方から追われるようになったドミニカが下した決断とは――?

ちょっとエロティックなスパイアクション物程度の認識でいたら、想像以上に重たいストーリーだった。
アクションらしいアクションシーンは殆どなく、ハニートラップを仕掛け、仕掛けられ、後は尋問や拷問のシーンばかりという印象で、直接的な描写こそ控えめながら凄惨なシーンが続く。
主演のジェニファー・ローレンスはしっかりと脱いではいるが、その時間はごく僅かなので、もし彼女のヌードだけを期待して見に行くと、かなり辛い時間を過ごす羽目になるだろう。

誰が自分を偽り、誰が本音をさらけ出しているか。特にドミニカの心の動きが読み辛いので、最後まで緊張感を維持したまま愉しむことが出来た。
権謀術数渦巻く海を、今回は辛うじて泳ぎ切った彼女だが、この先にどんなドラマが待ち受けているのか。元CIAという経歴を持つジェイソン・マシューズが物した原作小説は三部作だそうなので、シリーズ化も望みたい。






by odin2099 | 2018-04-02 19:35 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_17033044.jpgギターの天才少年ミゲルの夢は、伝説のスター、デラクルスのようなミュージシャンになること。しかし彼の家族は、過去に起った悲しい出来事ゆえに音楽を禁じていた。
年に一度先祖を迎える”死者の日”、音楽への情熱を断ち切れないミゲルは、家族に反発して家を飛び出すが、なんと<死者の国>に彷徨いこんでしまい、そこで自分の先祖たちと出会う。
生きている人間は夜明けまでに<生者の国>へ戻れないと、永遠に家族に忘れられてしまう。帰るためには先祖からの許しが必要なのだが、高祖母のイメルダは許しを与える代わりに、ミゲルに音楽を諦めるようにとの条件を付けた。家族に掟を定めたのは彼女だったのだ。
憧れのデラクルスが自分の先祖であると確信したミゲルは、今度は彼の許しを得ようと、途中で知り合ったデラクルスの知り合いだという陽気なガイコツ、ヘクターと一緒に彼を探すことになるのだが…。

しつこいくらいに予告編を見させられたけれど、キャラクターの絵柄は好みじゃないし、ガイコツはキモいし、と最初は全く見るつもりはなかったのだけれど、そのうち主題歌「リメンバー・ミー」が脳内でリピート再生されるようになり、同時上映の短編「アナと雪の女王/家族の思い出」も気になり…と結局劇場へ足を運ぶことに…。

<死者の国>を訪れた少年の大冒険! 
それとも家族の絆を描いたお涙ちょうだいモノ?

――そのどちらでもありませんでした。

いや、どちらの要素もあるんだけれど、結局のところは、うーん、ミステリー・サスペンス物?

ミゲルの一家に音楽禁止の掟が出来た理由はオープニングで早々と語られますが、その原因を作った人物が誰か、そして何故そういうことになってしまったのか、その種明かしが全編を通して語られていくので、別にミゲル少年が積極的に謎解きに挑むわけじゃないけれど、結果的に少年探偵モノっぽく見えなくもないってことに。

e0033570_17034350.jpgで、その謎解きだけれど、自分は違う展開を予想していたのでちょっと意外に思えたけれど、勘のいい人なら早い段階で気付くのかな?
後で振り返れば、伏線はきちんと貼ってあるのでアンフェアではないのだけれど、ミスリードの罠にまんまと引っ掛かった感じでちょっと口惜しい。

ただねえ、子供向けのわかりやすさとか、観客のカタルシスを意識してのことなんだろうけれど、こういう物語に、無理して”悪役”を設定して、それをやっつけてメデタシメデタシの展開にしなくても良いんじゃなかろうか。

勿論そこに至る過程で、ミゲルとイメルダをはじめとするご先祖様の心が通じ合い、和解が成立する、という筋書きは納得出来るのだけれども、それもパターンといえばパターンだし、安直といえば安直。もう一工夫欲しかったというのは贅沢な望みだろうか。

ともあれ、「リメンバー・ミー」は良い曲だった。
邦題にこれを持ってきたのも正解だろう(原題のまんまじゃ何の映画か全く理解されないだろうし)。
全編通してミュージカル仕立てで、ゴキゲンなメロディーが流れるのも嬉しい。
でも、やっぱりガイコツはキモい。

【追伸】
吹替版しかやってなかったのでそっちを見たけど、なかなか悪くない。
しかし劇中の看板やら何やらも、全部日本語に置き換えられてるのはあんまりいい気持がしないね。親切だけど。




by odin2099 | 2018-03-18 17:11 |  映画感想<ラ行> | Trackback(1) | Comments(2)
e0033570_22522396.jpg一時期はかなりハイペースで見直していた「LOTR」ですが、プロローグと位置付けられた?「ホビット」が完結してからはちょっとご無沙汰。「ハリー・ポッター」は完結後も新シリーズが始まりましたが、こちらは関連作が作られるのは望み薄ですからね。
あ、Amazonが前日譚のテレビシリーズ化を発表してますが、こちらは別物で映画版とはリンクしないでしょうからねえ。せいぜいイアン・マッケランがガンダルフ役に立候補しているので再び演じる可能性があるくらい?

ご無沙汰なのは他にも理由があって、ぶっちゃけ上映時間が長い。
それにストーリーにも若干食傷気味。見直し過ぎ?
それにこの1作目はまだ良いんですけど、2作目3作目とドンドン重苦しくなり、見ているのが辛くなるから、というのもあります。

正直言うと、アラゴルンとレゴラス以外のキャラがどうも苦手。
フロドとサム、それにゴラムのパートはモヤモヤするし、メリーとピピンのコンビはイライラするし、これにデネソールとフォラミア親子だとか蛇の舌グリマとかが加わってくると、もうひたすら早送りしたくなる~!

3作目は辛うじて大団円があるから何とか耐えられる、と言えなくもないですが、昔のように三部作イッキミとかは当分出来そうもありません。
何年か経って内容を忘れかけた頃なら、またイッキミとかしたくなるかもしれませんが。

さて、この1作目はドラマの展開が比較的ゆったり目なので、中つ国の美しい風景を十二分に楽しむ余裕もあります。ニュージーランド、美しいですねえ。
ビルボの誕生祝いから、フロドが旅立つに至る経緯もゆっくり描かれますし、アラゴルンが加わってもホビットたちの旅の道中は結構呑気なもの。だからこそ景色を堪能することも出来るわけですが、逆にもっと刈り込んでも良かったのかな、と今になって思います。
当時は端折り過ぎだと文句タラタラだったワケですが、どうも年々堪えどころがなくなってきて、長いというだけで敬遠したくなってきてしまっているのが困りものです。

それにしても1作目では大した活躍も見せないガンダルフ。パワーバランスもこの時点では「サルマン>ガンダルフ」ですし、呪文がわからなかったり、道に迷ったり、油断して転落するし、で良いとこなしですなあ。
そういや「踊る仔馬亭」にアラゴルンがいた理由ですが、元々そこで合流する予定だったのか、それとも万が一自分が行けない場合を考えていたのか、それともたまたま逗留していただけなのか、どうなんでしょう?

<過去記事>
https://odin2099.exblog.jp/4718398/
https://odin2099.exblog.jp/19298458/
https://odin2099.exblog.jp/23123734/




by odin2099 | 2018-03-11 18:55 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
専門家へのインタビューや再現ドラマを織り交ぜながら、レオナルド・ダ・ヴィンチの偉業や人物像に迫るというドキュメンタリー映画。

e0033570_06004411.jpg数々の作品が収蔵されているルーブル美術館、生まれ故郷であるトスカーナのヴィンチ村、才能を開花させたフィレンツェ、円熟期を過ごしたミラノといったレオナルド所縁の地にもロケーションを敢行。
そして代表作である「最後の晩餐」、「モナ・リザ」、「岩窟の聖母」、「ウィトルウィウス的人体図」、「白貂を抱く貴婦人」といった絵画も高画質で撮影しスクリーンに再現といった具合で、「目で見るレオナルド・ダ・ヴィンチ入門」といった按配の作品になっている。

絵画や美術に関する専門知識のない門外漢でも、見ているだけで心が広がっていくような気分にさせられていく。
ナレーションや専門家の解説、ドラマの台詞が日本語吹替で、いちいち字幕を追いかけなくて済むのも有難い。
その分スクリーンにしっかりと集中出来るからだ。




by odin2099 | 2018-01-19 06:01 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21595410.jpg創立125周年を記念し、1年で50公演を行うという世界一周ワールドツアーに密着した、RCO初の公式記録ドキュメンタリー映画。

普段は見ることの出来ないリハーサル風景や楽団員の素顔、訪れた地域で出会った人々のインタビューなど貴重な映像の数々…なのだけれども、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、世界最高峰と言われるオーケストラの魅力を掬い取っているとはとても言えない。

オーケストラを掘り下げたいのか、旅景色を収めたいのか、一本の映画としてのコンセプトが不明確で、ツアーに密着したのならその土地土地の観客の反応などを盛り込んでほしいし、オーケストラの魅力を伝えたいなら、ツアーではなく普段の公演の裏側や、その歴史について触れた方が良いだろう。





by odin2099 | 2018-01-12 22:00 |  映画感想<ラ行> | Trackback(1) | Comments(0)
元々は「日本アニメ(ーター)見本市」のために作られた短編作品で、後に長編化されNHKで放送されたものを、音響面をリニューアルして劇場公開。

…ということは知っていたが、ストーリーやシチュエーションに関しては一切予備知識なしで鑑賞。

e0033570_20044454.jpgいきなり第二次大戦か、と思うような戦争シーンが始まり、なんだなんだ?と思ってると龍が現れ、世界観が全く掴めないまま一気に物語世界に。
主人公の少年は一度死んだらしいのだが、龍の力によって転生させられ、敵国の、龍のお世話をする面々の元へ送り込まれる。なんだか富野由悠季の「リーンの翼」みたいだな、と思う間もなく、少年は少女と出会い、ボーイ・ミーツ・ガール、少年少女の冒険物語が始まる。
こういう物語をこそ、スタジオジブリは作るべきだったよなあ。

龍の歯に救う虫歯菌の描写はなんだかジブリっぽいし(「もののけ姫」のタタリ神っぽい)、途中で「ゲド戦記」のクモっぽいキャラクターは出てくるし、それでも龍の描写やら何やらは、スタジオカラー製作だからなのかどことなく「エヴェンゲリオン」っぽいし、極論を言っちゃうと「エヴァ」をジブリっぽく作りましたという感じ。
トミノ、アンノ、ハヤオの良いとこ取り、と評したら安直すぎるかな。

ラストが延々と少年のモノローグで終わっちゃうのはどうなのかと思うし、何となく続編も作れそうだけど、その結果として下手に世界観を掘り下げたら台無しになっちゃうかなあ、なんてことを思いながら帰路に就いた。

ヒロインの声は千眼美子こと清水富美加。やっぱり彼女は達者だな。
脇に山寺宏一、林原めぐみがいるのが「エヴァ」っぽい。
主人公は岡本信彦、他に松尾スズキ、名塚佳織、徳本恭敏、高木渉、櫻井孝宏、津田健次郎ら。
by odin2099 | 2018-01-10 20:06 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
凄腕の殺し屋がマフィアに襲われ、気が付くと性転換手術によって女にされていた!
殺し屋は復讐のため施術を行った女医を探し出そうとするというお話で、女に改造された殺し屋フランク・キッチンにミシェル・ロドリゲス、狂気の女医ジェーンにシガニー・ウィーバー、そして監督はウォルター・ヒル、という布陣。

e0033570_20114971.jpgミシェル・ロドリゲスは性転換前の、つまり男も演じているのだが、股間はぼかされているもののオールヌードのシャワーシーンやベッドシーンがあり、それはどうやって撮影したものか。特殊メイクを施して、と説明しているが、それだけでなくCG合成なども行っているのだろう。それ以外のシーンでは顔は髭で覆い、ラフな服装で誤魔化そうとしてるが、声やちょっとした動作では多少の違和感は拭いされない。
一転して女性になってからもオールヌードを披露してるが、こちらは逆に女性の身体だからこその男性らしい行為、仕草が決まっているので、難役をこなしたことは評価出来る。

バカバカしくも面白くなりそうなシチュエーション、ストーリーが用意されているのだが、映画は今一つ弾けない。
囚われの身となったジェーンが精神鑑定を受けるシーンと、フランク自らが語る回想シーンが交互に出てくるのだが、ぶっちゃけ女医のパートはなくても映画としては成立するし、なまじっかそちらに時間を割いてる関係で、せっかくのミシェル・ロドリゲスの熱演が霞む。存在感という面ではやっぱりシガニー・ウィーバーに分がある。

それにミシェル・ロドリゲスの銃を構える姿などは格好良いものの、思いの外アクションシークエンスは少なく、実に勿体ないなという印象が残った。
余計な要素抜きに、純粋にこのフランク・キッチンのキャラクターだけを取り出して続編を作ったら、案外ユニークなアクションシリーズ物に化けるかも。




by odin2099 | 2018-01-09 20:12 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20230786.jpg「ドリーム」を見る前あるいは見た後には、是非この作品もチェックした方が良いですね。
描いている時期もほぼ同じ。
「ドリーム」が<マーキュリー計画>を支えた女性たちの話ならば、この「ライトスタッフ」は実際に宇宙を飛んだ男たちとその妻たちの物語。
そのハイライトはどちらもジョン・グレンが乗ったフレンドシップ7号による地球周回軌道。それを違った視点で捉えているので、見比べるとより理解が深まるのではないかと思います。

といいつつ、この映画はチャック・イェーガーに始まり、チャック・イェーガーに終わるのですが(厳密に言えばラストはゴードン・クーパーの飛行シーン)、先ごろ亡くなったサム・シャパードの格好良さったらないですね。クーパーが最後に言いかけた「最高のパイロット」とはイェーガーのことだったんでしょうか。
そのイェーガーも、ミスを犯した(と本人は否定するものの世間では思われてる)ガス・グリソムを嘲笑する仲間たちに交じっているようで、実は命がけの危険な任務に就いたグリソムを評価していたり、と懐の大きいところを見せてくれるのが最高です。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/3334639/


by odin2099 | 2017-10-05 20:24 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_06363993.jpg<X-MENユニバース>はまだまだ続くようですし、水面下では<マーベル・シネマティック・ユニバース>とのコラボも噂されてますが、2000年の「Xーメン」以来全作品(!)でウルヴァリンことローガンことジェームズ・ハウレットを演じ続けてきたヒュー・ジャックマンは、本作をもって勇退です。
加えて、同じく1作目からプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを務めて来たパトリック・スチュワートも今回が最後になるとのこと。お疲れさまでした。

今回のお話は、殆どのミュータントが既に死んでしまい、また新たなミュータントが誕生しなくなってしまった近未来が舞台です。
ローガンは治癒能力を失い、チャールズは自分のテレパシー能力をコントロール出来なくなり、ひっそりと世間から隠れて暮らしています。
不死身ではなくなった初老の男と、痴呆症の性で時折暴走してしまう老人、かつての超人兵士の末路としては非常に憐れです。

そこへ一人の少女を連れた女性が現れ、ローガンに救いを求めます。
チャールズは少女の存在を予知していましたが、ローガンは取り入りません。しかし武装した集団が少女=ローラを連れ去ろうとした時、遂にローガンは立ち上がるのです。
謎の武装集団の目的は何か、ローガンと似た能力を持つ少女ローラの正体は何か、ローガンの最後の戦いが始まる、というのが大筋です。

時系列的にはシリーズ中で一番の未来、「X-MEN/フューチャー&パスト」後の世界を描いているのかなと思えるのですが、色々と矛盾点も生じているそうなので、これまでとは別のタイムライン、パラレルな世界だと受け取っていた方が良さそうです。

e0033570_06365337.jpg<X-MEN>シリーズどころかアメコミ映画の最高傑作、という声も聞くのですが、残念ながら自分好みの作品ではありませんでした。
ヒュー・ジャックマンもパトリック・スチュワートも、それからローラを演じた撮影当時11歳のダフネ・キーンも素晴らしいと思いますし、アメコミ映画の枠を超えたジェームズ・マンゴールドの重厚な演出も良いとは思うのですが、ただただ自分には合わなかった、ということですね。
これで<X-MEN>シリーズは9作目(「デッドプール」を含めると10本目)ですが、その中で自分が面白いと思えたのは二、三本。つくづく自分とは相性の悪いシリーズだなあと苦笑するしかありません。

シリーズ自体は来年怒涛の新作ラッシュで、4月に「X-MEN/ニュー・ミュータンツ」、6月に「デッドプール2」、11月に「X-MEN/ダーク・フェニックス」が予定されていますが、チャールズの方は既にジェームズ・マカヴォイにバトンタッチしていますけれど、もし別人が演じるウルヴァリンが出てきたらちょっと嫌ですね。

ただ今回の「ローガン」が、全世界で大ヒットながらも3カ月遅れで公開されたわが国では大苦戦と伝えられているので、順当に公開されますかどうか。
同じマーベル陣営が2月「ブラックパンサー」、5月「アベンジャーズ/インフィニティウォー」、7月
「アントマン・アンド・ザ・ワスプ」とぶつけてきますし、他にも強力なライバルがいそうですし、これまた心配…。

【ひとりごと】
「デッドプール」の新作からお呼びがかかれば、再びチャールズ役で出演する可能性が無きにしも非ずなことを仄めかしたパトリック・スチュワートに対し、ヒュー・ジャックマンは復帰を完全否定。
もっとも、もし「アベンジャーズ」参戦の可能性があったら、一作限定でも良いから戻ってきて欲しいですなあ。


by odin2099 | 2017-06-16 06:38 |  映画感想<ラ行> | Trackback(10) | Comments(0)
e0033570_19465726.jpg2014年に製作された「LEGOムービー」は大ヒットして続編が現在進行中ですが、これはそのスピンオフとして作られたバットマンが主役の映画。
といっても「LEGOムービー」とは関係ないお話だし、舞台となっているのも別世界みたいで、わざわざ「スピンオフ」なんて断らなくても良かったんじゃないの?

それに「LEGO バットマン:ザ・ムービー/ヒーロー大集合」をはじめとしてジャスティスリーグが活躍するシリーズがDVDとかでリリースされているし(そっちとも繋がってないみたい)、なんか今更って感じのする作品でした。

かまってちゃんのバットマンは鬱陶しいし、押しかけ(?)養子のロビンもウザいし、自分の正義を掲げてひたすらまい進するバーバラ・ゴードン新ゴッサム市警本部長もある意味傍迷惑だし、そしてバットマンの宿敵を自認するジョーカーもこじらせ系だし…とやたら賑やかというか、ウルサイ映画になってしまってます。

まあ重たく辛気臭い<DCフィルムズ>もどうかと思うので(実写版のパロディが随所に織り込まれてる)、あちらでもこれぐらい弾けた作品を作っても面白いかなあと思わないでもないけれど、世間の評判の高さとは裏腹に、自分にはちっとも楽しめず、騒々しいだけでしたねえ。

e0033570_19473368.jpgジャスティスリーグ登場か?と思わせておいて、スーパーマンらの出番はほんの少しだし、ジョーカーが率いる悪者軍団のメンバーは「ロード・オブ・ザ・リング」のサウロンに「ハリー・ポッター」のヴォルデモード卿、キングコングに「オズの魔法使い」の西の悪い魔女、「タイタンの戦い」のクラーケン、「マトリックス」のエージェント・スミス、「ジョーズ」のサメ、「ジュラシック・パーク」の恐竜、それにグレムリンと借り物ばかり。
「LEGOムービー」の中でやるならいいけれど、「バットマン」世界でそれをやられても違和感が先に立ってワクワクしません。

また吹替版で見たのですが、起用された芸人が自分の持ちネタをぶち込むなんざ、言語道断!
上手い下手以前の問題です。

おそらく当人のアドリブとかではなく、翻訳台本にあった指示でしょうけれども、いずれにせよそれを企画した者、OKを出した者は許すまじ。
おかげで余計楽しめなくなってしまいました。

その吹替版、何といってもジョーカー役の子安さんが弾けてます。
このキャスティング、「スーサイド・スクワッド」からの継続というのがなんとも…。
キャラは全然別なんですけどね(^^;


by odin2099 | 2017-04-02 19:50 |  映画感想<ラ行> | Trackback(10) | Comments(9)
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