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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ: 映画感想<ワ行>( 37 )

「ワンダーウーマン」の続編で、今度の舞台は1984年。

『ワンダーウーマン1984』(2020)_e0033570_21023721.jpg代償と引き換えになんでも願い事を叶える魔法の石が出現。
その石に触れたことでダイアナは最愛の人の復活を願い、ダイアナの同僚バーバラはダイアナのようにありたいと願ってしまう。
またTVで全米に顔を売っている投資会社社長のマックスは、その勢いとは裏腹に会社の経営は立ち行かず困窮しており、その石を盗み出し自らがその力を持つことを欲した。

世界中の人々の欲望を飲み込み、更に強大な力を得てゆくマックス。
世界は混沌とし、大いなる災厄の闇に飲み込まれようとしていた。
これを防ぐには人々が願いを捨て、石を葬り去ること。
だがマックスはもちろんのこと、バーバラもその力を手放すつもりはなく、強大なヴィラン、チーターとなってダイアナを襲う。
この危機にダイアナは、そして蘇ったスティーブはどんな決断を下すのか?!

公開予定が二転三転し、もう年内の公開は諦めかけていたところでの英断。
他国では配信中心のリリースになるのかもしれないが、これは大スクリーンで見るべき作品だ。
ひとまずわが国では劇場で見ることのできたことを素直に喜びたい。
そしてこれ、前作よりも好きかも。

前作で死亡したはずのダイアナの最愛の人スティーブの復活。

謎に包まれた復活の経緯だけれども、爆発の際に時空の歪に落ちたかなんかで、死なずに1984年の世界へ飛ばされたんじゃ?
――などと考えていたのだけれども、なるほどね、スティーブであってスティーブではない存在。
魔法の力でスティーブに似た別人(全然似てない)に乗り移る形での復活と相成った。

似てないのだけれども、ダイアナの眼にはスティーブその人に見えるということで、ダイアナの前にいるときだけクリス・パインが出てくる(それ以外の場面ではクリストファー・ポラーハという俳優さんが、いわば二人一役で演じている。どちらかというとクリス・パインよりハンサムだ)。
最後に二人が選ぶ苦渋の決断。
しかしそれがあるからこそ、彼女=ワンダーウーマンの今の強さがあるのだろう。

ただちょっと気になるのは、「ワンダーウーマン」の続きとしての本作はいいのだけれど、この作品の後に「ジャスティス・リーグ」があるということ。
なんか上手く繋がってないんじゃないかな、これ。

そして今、本来の監督だったザック・スナイダーの手で「ジャスティス・リーグ」の別ヴァージョンが作られているけれど、その「ジャスティス・リーグ<スナイダー・カット版>」が世に出た暁には、劇場公開版の「ジャスティス・リーグ」が公式扱いされなくなるんじゃないかとの不安もある。
そもそもこの<DCユニバース>そのものが、今後存続していくのかどうかさえ不透明な部分はあるのだが。

それにしても「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」で初めて見た時はちっとも良さがわからなかったガル・ガドットだけど、その後の作品でダイアナを演じる度にどんどん魅力的に見えてくる。
嗚呼、自分の眼は節穴だったのかなあ。

【ひとこと】
オマケシーンでのカメオスターの出演。
伝説の戦士の役にレジェンド俳優の起用とは憎い配役だ。


by odin2099 | 2020-12-19 21:07 |  映画感想<ワ行> | Trackback(6) | Comments(2)
あらすじを読んでもさっぱり理解できない映画というのはあるもんだ。

最初に見た時は「精神異常者と精神感応能力者とのサイコロジカル・ラブストーリー(なんじゃそりゃ?)」なのかなと思っていたのだけれども、どうも違うようだ。

『私の夜はあなたの昼より美しい』(1989)_e0033570_20193208.jpg男はコンピューターの新言語を開発した学者だが、絶え間なく単語を口にしている。
これが幼少期に両親を失ったトラウマから来ているのか、奇病に脳を侵されたことから言葉を忘れてしまうという恐怖に突き動かされてのことか今一つハッキリしない。
またこれも明示されはしないが、どうやらそう長くは生きられないようでもある。

女は他人の過去や未来、裡に秘めた欲望が”視えて”しまう能力を持っているが、これまた幼い頃の家庭内暴力によるトラウマに起因するものらしい。
そしてその能力を使ってショーで成功を収めている。

二人の周囲には一見するとよき理解者、よき協力者に思える人物もいるのだが、その実は自分の都合や利益しか考えない者たちで溢れかえっている。
人一倍繊細な彼・彼女はそのことで疲弊していたのだろう。

そんなタイミングで二人は出会い、一瞬にして惹かれ合う。
互いの内に自分にはないもの、そして自分と共通するものを見出したのだろう。
破滅的な愛の物語がここに始まる。
そして夢とも現実ともつかない幻想的な世界も描き出される。

最後は二人して海へ向かうのだが、これは安らぎを求めてのことなのか、それとも新たなる旅路への出立を意味しているのか。
結局何一つ理解出来ないまま映画の幕は下りてしまった。

出演はソフィー・マルソー、ジャック・デュトロン、バレリー・ラグランジュ、ミリアム・ムジエール、ロール・キリング、フランソワ・ショメット。
脚本・監督はこれがソフィー・マルソーとは二度目のタッグであり、後に私生活上のパートナーとなるアンジェイ・ズラウスキー

人妻役のソフィー・マルソーがとっても愛らしい。
脱ぎっぷりも申し分なし。

by odin2099 | 2020-11-05 20:21 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)
天地黎明」「天地大乱」に続き、黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)を主人公とした<ワンチャイ>シリーズ3作目。
製作・脚本・監督はツイ・ハーク
出演はジェット・リー、ロザムンド・クワン、マックス・モク、ホン・ヤンヤン、ラウ・シュンら。

富国強兵の一環として最強の獅子を決める大会を提唱する総督・李鴻章。
これを受けて西太后は盛大な獅王争覇戦の開催を宣言する。
王者になるべく各武術道場は争いをはじめ、黄飛鴻もこの騒動に巻き込まれていく。
一方総督暗殺を目論むロシア外交官たちは、この大会を利用することを思いつく。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇』(1992)_e0033570_22574002.jpg――という表のプロットはあるものの、<ワンチャイ>的にはいよいよフェイフォンと叔母のイーサン(十三姨)が結婚を決意するというのがメイン。
今回フェイフォンは実家の最新式製薬工場の見学と、イーサンとの結婚の許しを得るために北京の父の元を訪れ、事件に遭遇するのだ。

まずイーの留学中の友人であるロシア人外交官を登場させ、三角関係のラブコメ的要素を追加。
これによって二人の仲は一気に加速する。
このロシア人はもちろん単なる恋敵ではなく、総督暗殺の陰謀劇に大きく関わる存在だ。

そして父である黄麒英の登場。
さんざん気を持たせた息子の結婚相手が誰かを知り、義理の妹が嫁になり、息子が義理の弟になって…と混乱する姿が可笑しい。

アクション面でも新機軸を導入、強烈な足技を使う鬼脚七というキャラクターが登場する。
正に超人的な動きを見せフェイフォン親子を窮地に追い込むものの、武器である足を怪我して厄介払いされたところをフェイフォンに救われ、フェイフォンの頼りになる仲間になるという展開も熱い。

そして勇壮絢爛な獅子舞対決。
史実でもフェイフォンは獅子舞の名手なのだそうだが、これまでのシリーズとはちょっと違った見せ場だ。
ただ獅子同士が激しくぶつかり合い、また勝者の証である金札を取り合う団体戦の中ではフェイフォンや鬼脚七の個人技がやや埋没してしまっている感があるのは残念。

シリーズ三作中ではあまり評判が良いとはいえないが、キャラクターがのびのびとしていてギャグとシリアスのバランスも良好
。個人的には一番気張らずに愉しめた。
久しぶりに見直しても、ロザムンド・クワンの可愛らしさは不変。

ただツイ・ハークとのゴタゴタから、リー・リンチェイ(ジェット・リー)はこの作品を最後に降板してしまう(のちに復帰はするが)。



by odin2099 | 2020-11-04 23:02 |  映画感想<ワ行> | Trackback(1) | Comments(2)
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱』(1992)_e0033570_15561244.jpg叔母のイー(十三姨)と弟子のフー(梁寛)を伴い広州を訪れた黄飛鴻(ウォン・フェイホン)。だがそこでは貧民救済と外国排斥を謳う白蓮教が勢力を伸ばしていた。
飛鴻はそこで革命を志す孫文と出会い意気投合する。しかし両者を危険視する警察のラン提督の思惑も絡み、三つ巴の抗争の中に飛鴻たちも巻き込まれていくのだった。

「天地黎明」に続く「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズの二作目で、この作品のみ「ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱」のタイトルで日本で劇場公開されていた。
予備知識なしで二本立ての併映作品として見て、主人公が医者にして武術の達人、そして実在の人物だと知って驚いた記憶がある。

この映画の見どころはなんといってもフェイホンを演じるリー・リン・チェイ(ジェット・リー)とラン提督役ドニー・イエンとの死闘で、これはアクション映画史に残る至高の対決シーンだろう。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱』(1992)_e0033570_15565384.jpgまたフェイホンとイーのバカップルぶりと、フェイホンとフーの師弟漫才もまた楽しい。
ロザムンド・クワンは本当に綺麗だし、あれ?フー役は前作のユン・ピョウからモク・シウチンに代わってる。いやー、別人に見えるな。

実際に黄飛鴻と孫文に交流があったのかどうかは知らないが、二人の年齢差は二十くらいあるので、少なくてもこういう出会い方はなかっただろう。

【ひとこと】
シリーズでずっと使われている主題歌「男兒當自強」だが、この作品ではジャッキー・チェンが歌っているのは何故だろう。
ちなみにこの映画のために作られたものではなく、古くから広東に伝わる曲だそうだ。


by odin2099 | 2020-05-05 16:38 |  映画感想<ワ行> | Trackback(1) | Comments(2)
原作はサタミシュウの「SM青春小説」シリーズの第一作。
角川映画の<R18+のセクシー路線シリーズ>の一本として映画化された「私の奴隷になりなさい」に約15分のフッテージを追加したロングバージョンで、実は劇場公開版はR15指定だったのだが、こちらは正真正銘(?)R18+指定となった。

『私の奴隷になりなさい<ディレクターズ・カット>』(2012)_e0033570_18494795.jpg劇場公開版よりもヒロインである香奈が心情を吐露するシーンが増えているので、わかりやすくなっているのかなと思ったのだが、同時に性描写も増えているため(むしろそちらの方がウリか?)、板尾創路演じる”先生”の胡散臭さはより際立つ結果になった。
また香奈と”先生”に振り回される主人公”僕”の情けなさも強調され、一層憐れさを感じる。
そして香奈はミステリアスな雰囲気が増しているようだ。

お話は全く理解も共感も出来ないので、ひたすら壇蜜を愛でる映画。
筋肉質ではないけれど引き締まり、スリムなだけじゃなく出るところは出てる美しいボディで、清楚にして艶やか、かつ儚げ。

登場場面の大半がヌードシーンで、ぼかしが入ったり、終盤では黒塗りされるショットも増えてくるのだが、SEXシーンやSMの調教シーン、緊縛シーン、自慰シーン、剃毛シーンと、これでもかこれでもかという具合に「これ、本当にやっているだろう」と思わせるシーンのオンパレードなのだが、彼女が演じると不思議と下品さは感じない。
『私の奴隷になりなさい<ディレクターズ・カット>』(2012)_e0033570_23154144.png
【ひとりごと】
壇蜜も良いけれど、”僕”の恋人を演じた西条美咲も良い。
特別出演となっている杉本彩は…いらなかったかな。


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by odin2099 | 2020-05-02 18:56 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)
TVシリーズ2話分を短縮・再編集し新作カットも加えた劇場用作品だけれども、作画がかなり乱れ気味。
この頃の東映動画作品では中盤で絵が荒れるのは珍しくはないことだけれども、それが即席(?)とはいえ劇場用となると残念な話。
『惑星ロボ ダンガードA/宇宙大海戦』 _e0033570_19362493.jpg
残念といえばお話もで、もう少し盛り上がるエピソードはなかったものかな。
タクマと秀人以外に、リサやハーケンにもタマガーやミヨちゃんにもそれなりに見せ場は用意されているのだけれども。

となると幻に終わった「宇宙海賊キャプテンハーロック」とのコラボ企画が俄然気になるところだが、その一方で激しく違和感覚えそうなので、やっぱり実現しなくて良かったのかな、とも思う。

<過去記事>




by odin2099 | 2020-04-14 19:40 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)
<DCFU>の第4弾で、この作品でDCの新しいタイトルロゴが作られた。
<MCU>に対抗するかのようにスーパーヒーローが総登場するもので、今後の展開を考えるとワクワクするのだが、今のところその期待は叶えられていない。

「マン・オブ・スティール」「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」もヒーロー映画としては捻りが加えられ、続く「スーサイド・スクワッド」に至ってはヒーロー物でさえないが、この作品はようやく作られた王道のヒーロー映画。その分安心して見ていられるし、評判も上々。

『ワンダーウーマン』_e0033570_20323723.jpg以前北欧神話に材を採った「マイティ・ソー」や、第二次世界大戦を舞台にした「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」との類似性を指摘し、こちらはギリシャ神話が元で第一次大戦中のお話だと書いたけれども、あくまでも似た雰囲気があるというだけでストーリーに似た要素はない。

また映画の初めと終わりが現在で、本編は過去の時代という構成も「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」に似ているが、甦った伝説の戦士のオリジン・ストーリーを描こうとすれば同じようになるのは致し方ない。これまでの<DCFU>3作品には今一つノレなかった人でもこの「ワンダーウーマン」は愉しめると思う。

今年は今度は舞台を80年代を移した続編が公開されるが、気になるのはそこに死んだ筈のスティーブ・トレバーが再登場すること。
何故生きているのかとか、何故歳を取っていないのかとか、そういうのも確かに気にはかかるのだが、本作に続く「ジャスティス・リーグ」を含めてダイアナは一別以来スティーブとは(当然ながら)会ってないようだ。

となるとこのスティーブははたして本物なのだろうか。
偽者や幻影という可能性もあるし、回想シーンでの登場も考えられる。また平行世界、多元宇宙の住人(”もう一つの世界”のスティーブ)との邂逅というのもありがちだ。
または爆発の際に次元の歪に落ち、生とも死とも言えない状態で彷徨い続けていたとか、時空の歪みに巻き込まれて時間を超越したとか色々と考えられる。
少なくても他の<DCFU>作品とは矛盾しない形で出てきて欲しいものである。

<過去記事>



by odin2099 | 2020-03-11 20:37 |  映画感想<ワ行> | Trackback(1) | Comments(0)
「気分はマジンガー」継続中ですが、ちょっと浮気して「ダンガードA」。
まあスタッフ、キャストの流れからして、原作者が永井豪→松本零士と変われど「マジンガー番外編」みたいなものですからね、「ダンガードA」って。
主役が神谷明で音楽が菊池俊輔というのも「ゲッターロボ」からの繋がりだし。

その音楽も、再三書いてますけど他作品からの流用が大半を占めてます。
前番組「UFOロボ グレンダイザー」からは当然(?)として、そのプロトタイプともいうべき「宇宙円盤大戦争」や前述の「ゲッターロボ」、それに「ゲッター」の後番組「大空魔竜ガイキング」と充実してますし、菊池メロディに神谷節は合います。
『惑星ロボ ダンガードA対昆虫ロボット軍団』_e0033570_22142604.jpg
お話の方は「マジンガー」のような映画ならでは、というか「”まんが”の”まつり”」に相応しいようなイベント性はないですが、それでもテレビとはかけ離れた昆虫型宇宙人との対決など趣向を凝らしているのはわかりますし、これはこれでアリですね。
実は相手は「昆虫ロボット軍団」ではないっていうのはどうなのかなあという気もしますが。
「昆虫ロボット」というのは出てこないし、「軍団」と呼べるのは昆虫型宇宙人が乗ってる「円盤群」でしょうし、こいつらが合体した巨大ロボは出ますけど一体だけだし、うーん、語呂の問題かな。

”原作者”の問題をスルーするならば、マジンガーとの共演とか、他の東映動画ロボットのガイキングやガ・キーン、バラタックなどとの共演なんていうのも「スーパーロボット大戦」やら「ロボットガールズ」やらを経た今なら考えちゃうけれど、当時としては”あり得ない”選択だったろうなあ。

逆に”原作者”問題をクリアしたダンガードAと「宇宙海賊キャプテンハーロック」、それに「SF西遊記スタージンガー」とのコラボ作品が企画されながらボツ。
これ、今ならボツで当然と思うのだけれども、当時ならOKだったかなあとも思う。
実現していればマジンガー並みのおまつり映画になっていたかもしれないので、これはこれで見たかったかも。

<過去記事>



by odin2099 | 2020-02-26 22:19 |  映画感想<ワ行> | Trackback | Comments(0)
『ヲタクに恋は難しい』(2020)_e0033570_18224872.jpg隠れ腐女子のOL成海は、転職先の会社で幼馴染の宏嵩と再会。彼は重度のゲーヲタだった。
ヲタク同士で付き合えば楽じゃないか、ということで二人は交際をスタートさせるが、その前には数々の試練と困難が…!

「これはヲタクの『ラ・ラ・ランド』だ」という宣伝文句があり、なんのこっちゃ?と思って見たのだが、なんと全編ミュージカル! 
高畑充希が歌って踊る怪作に仕上がっていた。

アニメイトやビッグサイトでロケを敢行し、コミケのシーンでは人気のコスプレイヤーさんが何人も出演。
『ヲタクに恋は難しい』(2020)_e0033570_18230916.jpg内田真礼は本人役で出てくるし、山﨑賢人、菜々緒、賀来賢人、今田美桜、若月佑美、ムロツヨシ、斎藤工…と癖のある面々も嬉々として怪演してる。

あ、ただし佐藤二朗の過剰な芝居だけはいつ見てもイライラしてくるので今回もダメだった。

まあとにかく高畑充希が全編に亘って可愛いし、歌も上手いし、芝居も上手い。
本人はこの手のことには疎いそうだけど、かなりリサーチして役作りに挑んだんだろうなということが窺われる。多分にデフォルメされすぎではあるものの、説得力は十分あり。

彼女見てるだけでなんとなくハッピーな気分になれる映画ではあるけれど、全体としては過度に作り込み過ぎ。
ヲタクをバカにしてはいないけれど、さりとてヲタに対する愛情も感じられないかなあ。原作漫画やアニメ版はそのあたりをどう描いているんだろうか。




by odin2099 | 2020-02-08 18:30 |  映画感想<ワ行> | Trackback(3) | Comments(2)
アマゾネスの末裔ルシアが、予言に導かれて日本へ。
そこでようやく探し当てた同族の男と合体し、正義のエージェント「エロス1」となってゲルド魔人と戦う、というお話。

『SEXアドベンチャー ワンダー・エロス』(2018)_e0033570_19265134.jpgパッケージのデザインを見た時は「ワンダーウーマン」のエロパロかと思っていたが、いざふたを開けてみると、まさかまさかの「超人バロム1」!
この元ネタわかるヤツ、どれくらいいるんだろう?

ルシア役の並木杏梨は均整の取れたボディーだけど、役柄のせいとはいえ終始仏頂面なのが勿体ないし(せめて最後くらい笑顔を見せて)、変身後のエロス1を演じる真木今日子はクールビューティどころかちょっとコワイので、ドルゲ魔人のエージェントとして日本の政界を牛耳ろうとする桜木優希音が可愛さと妖艶さを兼ね備えて儲け役になっている。

特撮はあってないようなものだし、ロクなアクションもないので、見せ場は三者三様のヌードシーン。
といっても並木杏梨はエロス1として戦ってる(変身してる)間はずーっとパートナーとSEXしっぱなしで、桜木優希音は首相を篭絡するシーンで女の武器を全開にするものの、エロス1には意外にも凌辱シーンのようないわゆる”ヒロピン(ヒロインピンチ)”が殆どないので、出番が均等なわけではないので注意。

他の出演は長与純大、山科薫、永川聖二、折笠慎也、池田薫、小滝正大、リリーで、脚本が髙橋祐太、そして監督は国沢実。続編を匂わせる結末だが、シリーズ化を目論んでいたりするのかな。



by odin2099 | 2020-01-27 19:31 |  映画感想<ワ行> | Trackback(1) | Comments(4)
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