【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ:音楽( 346 )

2カ月くらい前だったかにネットで見つけたコンサート。
演奏曲目が
 冬木透:交響詩「ウルトラセブン」より 第1楽章 "ウルトラセブン登場!"
 伊福部昭:SF交響ファンタジー第1番
 宮川泰:組曲「宇宙戦艦ヤマト」
 レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
 レスピーギ:交響詩「ローマの松」
ということでチェックしてました。
会場がすみだトリフォニーホールの大ホール、チケットが¥2,000というのも大きな魅力。
で、いそいそと錦糸町へ。

e0033570_18005171.jpg全席自由ということもあるのか、開場の30分ほど前に着いた時は既に数十人の列。係員のアナウンスによると、いつもより来客数が多い様子。さすが「ヤマト」だなあとか思っていたんですが、よく映画館やコンサート会場でお見かけする顔は見当たらず。年配の方が多いので、客層としてはいつもと変わらなそうです。アマチュアコンサートならではの楽団員の家族・友人ら関係者や親企業繋がり、取引先の方、地元のクラシック好きといったところがメインでしょうかね。指揮は曽我大介。

前半は「交響詩ウルトラセブン」、「SF交響ファンタジー第1番」、「組曲宇宙戦艦ヤマト」(「序曲」、「宇宙戦艦ヤマト」、「出撃」、「大いなる愛」の4曲からなる小組曲)を一気に演奏。
これらの楽曲ってテンポは様々に変化するし、金管は鳴りっぱなしだし、演奏の難易度はかなり高いと思うのですが、それらを難なくクリア。指揮者の緩急のつけ方には原曲と違った癖が所々見受けられましたが、アマチュア演奏家の集団でこの”音”は立派です。あっという間に終わり、もっともっと聴いていたいと思いました。

後半はレスピーギの<ローマ三部作>から「交響詩ローマの噴水」と「交響詩ローマの松」、コンサートの構成上こちらがメインのプログラムです。
こちらも素晴らしかったですね。素晴らしすぎて途中で一瞬記憶が…(あれ?)

アンコールはマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲」。
随分と地味だなあと思っていたら、2曲めはなんと!「宇宙戦艦ヤマト」! しかも指揮者が自らマイクを握り、歌う?!

――これは正直言ってズルです。反則です。生オケをバックに熱唱するのはアリですか?
思えば指揮者の曽我さん、1曲目だけセブンTシャツにセブンのお面(お祭りなんかで売ってるアレ)で演奏するというなかなかのお茶目さん。こっちも手拍子しながら一緒に歌いましたよ、もう…!




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by odin2099 | 2018-11-18 18:02 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
昨日は半年も前に取ったチケットで2年ぶりのミューザ川崎へ行ってきました。
ちょっと遠いのが玉に瑕ですが、お気に入りのホールです。
今回の出演は指揮:大友直人、ヴァイオリン:大谷康子、ピアノ:横山幸雄、ヴォカリーズ:小林沙羅、そして管弦楽は東京交響楽団(コンサートマスター:グレブ・ニキティン)。
東京交響楽団のコンサートそのものを聴くのは3年ぶりかな。

e0033570_20315154.jpgコンサート1曲目は東京交響楽団の委嘱作品である「萩森英明:おとづれわたる秋風を」、今回が初演とのこと。8分ほどの小品ですが、印象に残るメロディはないものの耳に心地好い作品でした。
演奏後、客席から作曲者本人が登壇し、客席からの拍手に応えていました。

続いては「モーツァルト:交響曲 第41番 ハ長調 K.551『ジュピター』」
普通ならコンサートのメインディッシュになり得る大曲ですが、今回のコンサートでは前半に組み込まれるという贅沢さ。あまりの音色の美しさに忍び寄る睡魔…。

20分の休憩をはさみ、後半は今コンサートのメインプログラム、「羽田健太郎(テーマモチーフ:宮川泰):交響曲『宇宙戦艦ヤマト』」

いや~、第1楽章から素晴らしい演奏でした。メインテーマと対を成す「イスカンダル」の主題も染み渡ってきます。第3楽章、第4楽章の前にはチューニングを繰り返すなど、指揮者のこだわりも凄いものがありました。
第3楽章はヴォカリーズで「無限に広がる大宇宙」が流れると思わず涙が…。
そして第4楽章のヴァイオリンとピアノの掛け合いも鳥肌モノ。

演奏前の大友さんの解説によれば、第4楽章のピアノソロ部分は作曲者である羽田健太郎自身が演奏することを想定しているため、細かい部分はスコアに記されていないのだとか。
そこで初演のライヴ録音から、今回のコンサート1曲目の作曲家である萩森英明が耳コピで譜面に落とし、それを更にピアニスト横山幸雄が渾身の演奏で応える、という素晴らしいもので、ある意味で初演を凌駕していると言っても良いかも知れません。

またプログラムに書かれている解説によれば、第4楽章のエンディングが西崎プロデューサーの強い希望により変更が加えられているんだそうですが、今回は羽田健太郎のスコア通り、オリジナルエンディングで演奏するとのこと。なるほど、最後のダメ押し部分がオリジナルにはなかったんですね。
僅かと言えば僅かな違いではありますが、これがあるとないとでは曲の印象が変わってきます。

実のところ、今回の席は若干外れでした。
このホールで演奏聴く回数はもう二桁に乗っているのですが、今までは比較的後方の中央寄りの席ばかりでした。
ところが今回はステージ間近の端、ということで音のバランスがかなり悪かったのです。パーカッションが籠り気味だったり、木管・金管が多少ずれて聞こえてきたり…。
素人でもわかる「どこで聴いても良い音がするホール」というイメージがあったので、非常に残念で口惜しい気持ちで一杯だったのですが、そんな不満を吹っ飛ばしてくれるほどの感動体験を、この「交響曲ヤマト」は与えてくれました。

演奏終了後も鳴りやまない拍手、今回は「ヤマト」ということで普段あまりクラシックのコンサートには縁がないという人も少なくなかったと思うのですが、今回の演奏の素晴らしさはどうやら多くの人と共有出来た気がします。願わくば今回の演奏のCD化と再演を期待したいところです。
また、2009年の東京交響楽団の演奏(東京川崎の2公演)も聴いているのですが、ピアノとソプラノはその後に「宇宙戦艦ヤマト/復活篇」のサントラ扱いで発売された「交響曲ヤマト2009」と同じ顔触れでした。「宇宙戦艦」という冠を排し、純然たる羽田健太郎作曲の交響曲として多くのコンサートで、様々なオーケストラでの演奏が実現することも願ってやみません。

【ひとりごと】
当日会場では何人か知人の顔は見かけましたが、どなたにもご挨拶は出来ませんでした。
Twitterなどを拝見すると面識のある・なしに関わらず、多くのフォロワーさんが足を運ばれていた由。観客の中に「宇宙戦艦ヤマト」のファンが占める割合はどのくらいだったのでしょう?
ちなみに自分の席の周りには面識のある人はいなかったのですが、皆さんの会話の端々に知人の名前が飛び交っていたのは変な感じでしたね(苦笑)。

【ひとこと】
今回アンコールはありませんでしたが、次回の演奏で可能であればアンコールで「宇宙戦艦ヤマト」を演奏して欲しいですね。
第1楽章でこのメロディは流れますけど前半部分だけなので、聴いていてどうしてもフラストレーションが溜まるんです。丸々1コーラス、出来ればフルコーラス聴きたいなあ。



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by odin2099 | 2018-08-26 20:41 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
昨日は午前中で所要を済ませ、午後は予定が空いたので東京芸術劇場コンサートホールへ。
無事に当日券も買え、東京都交響楽団の演奏を聴いてきた。
バーンスタイン生誕100年記念、ガーシュウィン生誕120年記念」と題された今回のコンサートのテーマは「異文化との出会い」だそうで、プログラムは何れもアメリカ、アメリカ人を取り上げたものばかり。

e0033570_06513350.jpg前半はドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95 b.178≪新世界より≫、休憩を挟んでの後半はバーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』より「シンフォニック・ダンス」と、ガーシュウィン:パリのアメリカ人の2曲で、指揮はアラン・ギルバート、コンサートマスターは四方恭子。

「新世界より」は何枚もCDを持っているし、コンサートでも何回か聴いたことのある大好きな曲だが、まるで初めて聴くかのような新鮮さ。というよりも違和感の方が大きかったか。
普段は聴こえないようなフレーズが耳にバンバン飛び込んでくるわ、指揮者のテンポと自分の体内のリズムとが合わないわ、指揮者のアクションを見ながら聴いていて、気分が悪くなったのは初めての体験だ。

「シンフォニック・ダンス」「パリのアメリカ人」は、騒音というか不協和音スレスレの爆音演奏。
元々どちらの曲も自分の好みにはあまり合わないので、こちらも聴いていて辛い部分もあったが、「マンボ!」の掛け声も勇ましく演奏そのものは全体的にノリノリで会場は熱気に包まれた。

それにしても音楽というものは、アレンジを変えずとも指揮者の解釈によってこうまで変化するものなのか。奥深さを改めて痛感させられた。この癖のある指揮者、自分とはとことん合わないか、それとも数をこなしていくとそのうち快感に変わるか、さてどちらだろう?

なお今回のコンサートはフルート奏者の高木綾子が客演するという告知で知ったので聴きに行くことにしたのだが、てっきりゲストとしてソロを披露するのかと思いきや、客演首席奏者ということで他のフルート奏者と一緒。
おかげで最初のうちは彼女の演奏に気付かなかったのだが、素人にもやはり何か光るものがあるなと感じさせる演奏だった。


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by odin2099 | 2018-07-22 06:56 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_18585138.jpg「渡辺宙明特集ヒーローオーケストラ/昭和の子どもたちへ」に続いて二週連続でオーケストラ・トリプティークのコンサートへやってきました。
回を重ねて今回が6回目となる「伊福部昭百年紀」、実行委員長が中野昭慶(怪我のため欠席)、副委員長が樋口真嗣、司会が小林淳――一向に上手くなりませんねえ(苦笑)、手作り感はありますが――(アシスタント:河内春香)。
演奏はもちろんオーケストラ・トリプティークの皆さん、指揮は常任指揮者の水戸博之、会場は北とぴあのさくらホールとなりました。

第一部は「怪獣大戦争」組曲から開幕。
続いて「ゴジラVSモスラ」組曲、ゲストの宝田明指揮による「ゴジラのテーマ」、更に「オマージュ宝田明(Hommage a’ A.T.)」と題した組曲を編み、「緯度ゼロ大作戦」「暗黒街の顔役」「二人の息子」「コタンの口笛」「忠臣蔵」そして「ゴジラよりメインタイトル」をメドレーで演奏。

「怪獣大戦争マーチ」と「メーサーマーチ」は圧巻。こういう曲(だけじゃないですが)を生のオーケストラで聴くと嬉しくなります。
御年84歳になる宝田さんは、相変わらず背筋がピシッと伸びていて格好良いですね。
しかしトークの方はピントがずれていたり、妙な間があったり、それに指揮ぶりも…。
殊にその後に正当な「ゴジラ・タイトル」を演奏するというのは公開処刑に近いような気が……。

e0033570_18593120.jpg第二部は「わんぱく王子の大蛇退治」組曲
珍しい東映動画の長編漫画映画作品で、既に交響組曲も編まれていますが、それとは別にオリジナルスコアを復元したものだそうです。
多種多様な、華麗なる音楽絵巻。オーケストラに皆さんにとっても難易度の高いプログラムだったと思いますが、目の前に日本神話の世界が甦りました。

アンコールは「アメノウズメの踊り」、「メーサーマーチ」、それに「怪獣大戦争マーチ」の3曲。
大迫力でした。

今回は何故か睡魔に襲われ、所々記憶があやふやな箇所もあったりしたのですが、やはり生のオーケストラは良いもんです。
まだ正式発表はないですが、アンケートを見ると今後は冨田勲のコンサートも企画されてる由。これからのオーケストラ・トリプティークのコンサートも益々楽しみです。

追伸、今回も客席に宙明先生のお姿が。
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≪≪過去の「伊福部昭百年紀」コンサート≫

伊福部昭 百年紀 コンサートシリーズVol.1
伊福部昭 百年紀 コンサートシリーズVol.2
伊福部昭 百年紀 コンサートシリーズVol.3
伊福部昭 百年紀 Vol.4/十年祭に寄せて
伊福部昭 百年紀 Vol.5




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by odin2099 | 2018-04-30 19:12 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
昨日は文京シビックホールの大ホールへ。
渡辺宙明先生の楽曲を特集したコンサートでした。

スリーシェルズ主催の宙明先生関連のコンサートは、「渡辺宙明卆寿記念コンサート」、「同 Vol.2」、「同 Vol.3」、「渡辺宙明スペシャルコンサート」に続いて5回目。
演奏はいつものオーケストラ・トリプティークの皆さんですが、歌曲メインの構成なのは珍しいですね。

e0033570_15524260.jpg二部構成の第1部、トップバッターは堀江美都子。「野球狂の詩」、「サザエさんのうた」、「あかるいサザエさん」の3曲を披露です。宙明先生とのコンビでも「ビューナスAのうた」とかにならないあたりがマニアックです。
それにしてもミッチの歌は相変わらず安定感抜群。現役バリバリのオーラがビシビシと伝わってきます。

続いて水木一郎登場。まずは「鋼鉄ジーグのうた」、「ローラーヒーロー・ムテキング」、「時空戦士スピルバン」の3曲を歌ったのですが、「ムテキング」や「スピルバン」はこの一連のコンサートでは初ですね。
そして「おれはグレートマジンガー」と「マジンガーZ」。例によって「ゼ~ット!」とうるさいですし、ラフな歌い方も嫌なんですけど、トーク部分も含めて色々と盛り上げてくれるアニキではありました。

その後は<オーケストラのよるBGM組曲>ということで「マジンガーZ組曲」と「グレートマジンガー組曲」。これは以前の「卆寿記念コンサートVol.1」で演奏したものと同じスコアでしょうか。演奏に入る前に今年公開された「マジンガーZ/INFINITY」の話題も出てましたが、あの映画に欠けてたのはこの音楽だよなあ、ということを改めて痛感しました。

20分間の休憩を挟んで第2部も<オーケストラのよるBGM組曲>「サンバルカン組曲」からスタート。こちらも「Vol.1」の時と同じスコアだったと思われます。

ここでゲストの串田アキラが登場し、「太陽戦隊サンバルカン」、「強さは愛だ」、それに「宇宙刑事シャリバン」、「宇宙刑事シャイダー」、「宇宙刑事ギャバン」の順で披露。
クッシーのパワフルヴォイスは良いんですが、また歌詞、間違えてましたね…。

最後はまた<オーケストラのよるBGM組曲>として「宇宙刑事ギャバン組曲」。これも「Vol.1」と同じものだと思いますが、20分規模の大作で聴き応えは十二分。なんだかんだで歌曲中心といいつつ、しっかりとオーケストラの演奏も愉しめるコンサートになっていました。歌曲より劇伴を聴きたい自分としては、ちょっとしたサプライズといったところです。

プログラムに乗っていた「レーザーブレードメドレー」をアンコール1曲目扱いとして、後は毎回恒例の宙明先生の指揮でみんなで歌おうのコーナーが始まります。今回は「太陽戦隊サンバルカン」、「宇宙刑事ギャバン」、それに「マジンガーZ」! 
以前はプログラムに印刷されていた歌詞カードもなしですが、皆さん勿論ソラで歌えます。しかも今までのコンサートの中で一番ノリが良かったですかね。こちらもついつい思いっきり歌ってしまいました。ああ、カラオケ行きたい。

最後の最後は、これまた恒例の撮影タイム、でお開き。2時間半近くがあっという間でした。
さあ、来週は「伊福部昭百年紀Vol.6」だ~!
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ところで今回も「CD用の録音を行っています」との場内アナウンスが流れましたが(これ、向井さんの影ナレ?)、ライヴ盤出るんでしょうか?
今までのライヴ盤だと歌曲は権利関係の問題でオミットされてたんですが、今回のこの内容で歌曲抜きだと随分とスカスカになってしまう気がするのですが…???

そしてミッチとアニキが出てるのに、なんで「マグネロボ ガ・キーン」や「破邪大星ダンガイオー」がない?!



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by odin2099 | 2018-04-22 15:59 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_23273211.jpg”Merry Christmas!”
…とは言わないようですね、近ごろのアメリカでは。
キリスト教だけじゃなく、ユダヤ教やイスラム教の人もいるから、という理由だそうで、ポリティカル・コレクトネスの観点からこういう言い方が増えてるそうです。

”Happy Holidays!”
――なんか味気ない気がするのは自分だけでしょうか。

それはさておき、思いっきりクリスマスのアルバムを紹介します。題名からして「クリスマス・ファンタジー」です。
これ、去年買ったCDで、とっくに記事にしてるかと思いきやスルーしてました(^^;

収録曲は、というと――

 1. ジングル・ベル
 2. 牧人ひつじを
 3. 「ひいらぎ飾ろう」による演奏会用変奏曲
 4. 天なる神には
 5. 天は栄え
 6. 荒野の果てに
 7. 「もみの木」による演奏会用変奏曲
 8. 世の人忘るな
 9. 飼葉の桶でI
 10. 「神の御子は今宵しも」による演奏会用変奏曲
 11. サンタが街にやってくる
 12. ママがサンタにキスをした
 13. ウィンター・ワンダーランド
 14. アンダーソンの「そりすべり」
 15. ザ・クリスマス・ソング
 16. 赤鼻のトナカイ
 17. 「クリスマスおめでとう」による変奏曲
 18. 「ウェンセスラスはよい王様」による演奏会用変奏曲
 19. ああベツレヘムよ
 20. 我らはきたりぬ
 21. 飼葉の桶でII(「アフトン川の流れ」のメロディによる)
 22. 御使いうたいて(グリーンスリーヴス)
 23. ロンドンデリーの歌
 24. ブラームスの子守歌
 25. 聖しこの夜

全てハープによる演奏です。
ハープのクリスマス・アルバムそのものが珍しいのではないかと思います。

クリスマスらしい明るく楽しい曲もありますけど、ハープによる演奏ということで全体的に大人しめ。
ワイワイと騒ぐパーティーのBGMではなく、のんびりまったり過ごすクリスマス向きですね。

e0033570_23274482.jpgこの人の前作(デビューアルバム)『風と愛/日本のハープ音楽80年』もなかなかユニークな内容で、冒頭から伊福部昭作曲の「ビルマの竪琴組曲」で始まるといういうもの。

他にも冬木透編曲による「赤とんぼ」、「もみじ」、「グリーンスリーブス」や、冬木透オリジナルの「かがりの風と愛/姉と弟」、更には伊福部センセの「モスラ宇宙へ」(「ゴジラVSモスラ」)なんかが収録されているという隠れた名盤、特撮マニア要チェックな仕様になっているのです。

皆さん、知らないんだろうなあ。


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by odin2099 | 2017-12-23 23:31 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_22511498.jpg渡辺宙明、伊福部昭、佐藤勝、渡辺兵夫ときて、今年5本目のスリーシェルズのコンサートへ。
場所はお馴染み、と言い乍ら毎回毎回迷う渋谷区文化総合センター大和田のさくらホール。
指揮は山崎滋、そして演奏は勿論オーケストラ・トリプティークの皆さん。Twitterもフォローしてくださっております。

第一部は「菊池俊輔音楽祭オープニング曲集」からスタートです。
「Dr.スランプ アラレちゃん」から「ワイワイワールド」、「仮面ライダー」から「レッツゴー!!ライダーキック」、「仮面ライダーV3」から「戦え!仮面ライダーV3」、「新造人間キャシャーン」から「たたかえ!キャシャーン」、「UFOロボ グレンダイザー」から「とべ!グレンダイザー」、「宇宙パトロールホッパ」の主題歌、そして「暴れん坊将軍」からオープニングと立ち回りBGM!

「アラレちゃん」だけ2コーラスでしたが、あとは1コーラスのみ。やはり1コーラスだと物足りないですね。
でも「ライダー」や「V3」は後奏?に中江真司の、「キャシャーン」の前奏には納谷悟朗の、「暴れん坊将軍」では若山弦蔵の、それぞれナレーションが聞こえてくるようでした。
演奏する方は大変でしょうけれど、聴く方としてはオープニング曲集だけで1時間くらい欲しいくらい。
「破裏拳ポリマー」とか「電人ザボーガー」とか「仮面ライダーX」とか「タイガーマスク」とか「アイアンキング」とか「氷河戦士ガイスラッガー」とか「ジャンボーグA」とか…って挙げだすとキリがないので、この辺にしておきます。

続いて「ゲッターロボ組曲」。これが今回の個人的な白眉です。
主題歌から始まり、メカザウルスの出現、ゲットマシン発進、戦闘…と続くと、音楽と共に神谷明の絶叫が甦ってきます。これだけで満足でした。
そして第一部の最後は「バビル2世組曲」。
実は「バビル2世」って放送当時も再放送も見てなくて(ビデオなどで2~3本を見た程度)、音楽が全然わかりませーん。
曲としてはユニークでなかなか面白いものが多いという印象を受けましたが、全くといってよいほど馴染みがないと、こういう時はちょっと辛いですね。同じ東映動画作品に流用されたりしたこともあったんでしょうか?

第二部は「ドラえもん組曲」。
主題歌、サブタイトルブリッジ、そして曲を聴いているだけで、あ、スネ夫が出て来た、ジャイアンが出て来た、秘密道具キター!
…となるのが凄いところですね。
ただ「ドラえもん」も初期の頃や劇場版くらいしかきちんと見ていなかったので、全部の曲に聴き覚えが…というわけではありませんでした。
アンコールとしてプログラムにはなかった「青空っていいな」と「ぼくドラえもん」も演奏してくれたのですが、「青空っていいな」が使われてた頃はもう全然見ていないので全く馴染みがありません…。

最後は今回のコンサートの目玉、「ドラゴンボールZ組曲」。「ナメック星編」中心に構成したものとのことで、演奏時間も最長だったのでは?
しかしこれこそ馴染みがないどころか全く見たことも聴いたこともない作品なので、途中で……

アンコールはもう恒例になってますけれど、みんなで歌いましょうのコーナーです。
レッツゴー!!ライダーキック」、「バビル2世」、「ゲッターロボ!」。
勿論歌詞カードなんか見なくても歌えます。やはり燃えます!菊池俊輔メロディー!!

ということで素晴らしい演奏を十分堪能はしたのですが、個人的にはちょっと辛い選曲・構成のコンサートだったかなあ…。
その辺りは次回以降に期待したいと思います。
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「宇宙円盤大戦争」「グレンダイザー」「大空魔竜ガイキング」あたりは組曲でじっくりと聴きたいですし、仮面ライダーシリーズのバトルミュージック・コレクション的なコーナーもあると嬉しいなあ。
「V3」とか「X」とか挿入歌にも燃える曲が多くアクションシーンを盛り上げていましたからねえ。
時代劇では「長七郎天下ご免!」と「若大将天下ご免!」を是非にも!
――などと妄想は果てしなく広がるのでありました。

客席には例によって宙明先生のお姿がありましたが、菊池俊輔先生はいらっしゃらなかったのかな。


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by odin2099 | 2017-11-11 22:55 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
ソロアルバムをリリースすることはなかなかなくなってきているものの、ここ数年CDそのもののリリースは増えてる印象の松井利世子。
今年の春にこんなアルバムが出ていることに最近になって気付いた。
ハープの清水彩華とのデュオ・アルバムで、二人は高校、大学の同級生とのこと。
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収録されているのは――

 1. ロッシーニ:アンダンテと変奏 ヘ長調
 2. モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス
 3. カッチーニ:アヴェ・マリア
 4. トゥルニエ:2つのロマンティックな前奏曲 Ⅰ
 5. トゥルニエ:2つのロマンティックな前奏曲 Ⅱ
 6. クライスラー: テンポ・ディ・メヌエット
 7. サンサーンス:白鳥
 8. ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
 9. マックスウェル:引き潮
 10. シュポア: ヴァイオリンとハープ 変ロ長調のためのソナタ Op.16 第1楽章
 11. シュポア: ヴァイオリンとハープ 変ロ長調のためのソナタ Op.16 第2楽章
 12. シュポア: ヴァイオリンとハープ 変ロ長調のためのソナタ Op.16 第3楽章
 13. マスネ:タイスの瞑想曲

ヴァイオリンとハープという組み合わせをじっくり聴くのはもしかすると初めてかもしれないが、双方が出しゃばって打ち消し合うこともなく、互いに引き立て合って奏でられる演奏は美しい。
ピアノとは違う繊細で優しいハープの音色は、案外バイオリンに合うのだなと認識を新たに。

「ニュー・シネマ・パラダイス」、「白鳥」、「引き潮」、「タイスの瞑想曲」…
初めて聴く曲も多く、そういった意味でも新鮮だったけれど、やはり白眉は「カッチーニのアヴェ・マリア」。
これは泣ける…。


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by odin2099 | 2017-11-10 22:02 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
7年ぶりのオリジナル・アルバムは、ソニー・ミュージック移籍第1弾でもあるとのこと。
3つのパートに分かれていて、いずれも和洋折衷の妙味が楽しめます。
「展覧会の絵」を和楽器で演奏するなんて、なかなか思いつかないだけに新鮮。
何曲かは再演奏版だけれど、既存のアルバム収録Versionnとも一味違ってます。
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【赤の月】
1.月のワルツ
2.赤い月
3.恋のアランフェス ~レッド・ヴァイオリン 「アメノウズメ」編
4.流浪の女
5.大地の歌
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【真白の月】
6.ホワイト・レジェンド「復活」 ~「白鳥の湖」より~
7.時の彼方に
8.展覧会の絵 ~日本の情景~
9.草原の弓
10.さくら
11.宵待の月
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【群青の月】
12.群青の宙
   (BS フジ「小山薫堂 東京会議」特別編エンディングテーマ)
13.ミッドナイト・ロード
   (映画「ミッドナイト・バス」テーマ曲)
14.流星
   (「ジャコメッティ展」テーマ曲)
15.夕顔 ~源氏物語より~ 「平安」編
16.Polo ~7 つのスペイン民謡より~
17.ブルーバード ~尺八ver.~
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それにしてもジャケットの写真、エロすぎるんですけど…(^^;


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by odin2099 | 2017-11-08 18:47 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
こちらは一足早いクリスマス用のコンピレーション・アルバム。
まだ出たばっかの新譜です。

収録曲は
 1.そりすべり
 2.ウインター・ワンダーランド
 3.シンコペーテッド・クロック
 4.ジングル・ベル
 5.行進曲~バレエ組曲≪くるみ割り人形≫より
 6.トレパーク~バレエ組曲≪くるみ割り人形≫より
 7.花のワルツ~バレエ組曲≪くるみ割り人形≫より
 8.クリスマス・キャロル・メドレー:荒野の果てに~諸人こぞりて~牧人ひつじを
 9.おもちゃの兵隊の行進曲
 10.サンタが街にやってくる
 11.ホワイト・クリスマス
 12.主よ、人の望みの喜びよ
 13.高き御空より我は来たれり
 14.目覚めよと呼ぶ声が聞こえ
 15.ブランデンブルグ協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047 第3楽章:Allegro assai
 16.ハレルヤ・コーラス
 17.アヴェ・マリア(バッハ=グノー)
 18.星に願いを
 19.アヴェ・ヴェルム・コルプス
 20.きよしこの夜
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加羽沢美濃さんのピアノがあったり、アキラさん指揮:大阪フィルの演奏があったりが珍しいところ?
しかしあんまりクリスマス・ムードが感じられないのは何故だろう?
選曲(曲というよりも演奏)や構成のせいだろうか。


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by odin2099 | 2017-11-06 20:18 | 音楽 | Trackback | Comments(2)

by Excalibur
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