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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

カテゴリ:音楽( 356 )

『高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニストコンサートツアー2019/女神たちの饗宴~Favorite Classic Melody~』

e0033570_20562755.jpg12人のヴィオリニストのコンサートも久しぶり。いそいそとサントリーホールへ出かけて来た。
本来は翌日に予定されていたものの、SOLDOUTになったための追加公演とのこと。相変わらずの人気っぷりだ。

ちなみに今のメンバーはというと
赤星鮎美、岩本梨々愛、鎌田亜美、小泉茉耶、小泉奈美、小谷泉、里永莉果子、芹田碧、橘ひとみ、但馬有紀美、中島知恵、福田ひろみ、藤田花観、盧佳那
の、計14名。うーん、半分はわからない…。
OGだってもう30人くらいはいるはずだ。

オープニングはホルストの「ジュピター」
舞台上はちさ子さんだけで、他のメンバーは客席から登場するのはお約束。
次はちさ子さんのソロでカッチーニの「アヴェ・マリア」、これ、本当に名曲だ。

パッフェルベルの「カノン」から12人のメンバー勢揃い。
お次は「クラシック・メドレー」で、ヴィヴァルディの「春」「ドッペルコンチェルト」「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「メンコン」「弦楽セレナーデ」「新世界」「カルメン」「展覧会の絵」「ボレロ」…抜けてるの、ないかな。

e0033570_20561169.jpgここで恒例のバイオリンの奏法を説明するコーナー。
進行は”アイドル担当”の”なみなみ”こと小泉奈美で、メンバーは新人から小谷泉と鎌田亜美、それに自称”壇蜜”の橘ひとみ。彼女、そういうポジションになったのね。しっかりと笑いを取ってた…。
色々なテクを駆使して「イッツ・ア・スモールワールド」を披露。
そして1部の最後は全員で「モルダウ」「ラ・カンパネラ」

2部は「リベルタンゴ」からスタート。
そしてちさ子さん抜きで2曲。「ウエストサイド・ストーリー・メドレー」「プリンセス・メドレー」
ただ途中で着替えの時間が必要とかで、ここでちさ子さんがソロで「めぐり逢い」を。

「ウエストサイド・ストーリー」は「マリア」「トゥナイト」「アメリカ」、ディズニーの「プリンセス・メドレー」は「美女と野獣」「パート・オブ・ユア・ワールド」「生まれて初めて」それに「ホール・ニュー・ワールド」で、これは殆ど予想通り。

続いてこれまた恒例のバイオリンコーナー。客席から一人ステージに上げていきなり弾いてもらうというヤツですが、MCは”12人で一番優しい”ろかなちゃんと、”二番目に優しい”さとちゃん、それに”一番怖い”ちーたん、という組み合わせ。なんつーキャッチフレーズだろ。
しかも今回はスペシャルゲスト登場。なんと客席に石原良純さんが。
ということでいつもと些か趣きが違うコーナーと相成ったものの、思いの外良純さんがスムーズにこなしたので、滞りなく終了。

その後は専属ピアニスト?の近藤亜紀さんのピアノをメインフューチャー。
ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」とショパンの「ピアノ協奏曲」を。

最後は「チャイコフスキー・メドレー」とエルガーの「威風堂々」
メドレーの方は「くるみ割り人形」の「小序曲」「行進曲」「トレパーク」、「ヴァイオリン協奏曲」、「白鳥の湖」、「アンダンテ・カンタービレ」、「花のワルツ」…で合ってる?

「知らない曲はやらない」「(メドレーなどを除いて)5分以内に収める」というちさ子さんのポリシー通りの演奏会でした。

アンコールは「サリーガーデン」(だったっけ?記憶が曖昧)をソロで披露したあと、全員でお馴染み「フィドル・ファドル」で幕。2時間半の愉しいコンサートでした。

ところで「あとでメンバー紹介」と言いながら、結局最後まで紹介されず仕舞いだったので、今回の選抜メンバー11人が誰だったのか不明。2階席の後ろの方だったので、ステージ上の顔なんか見えないし…。

新人として紹介されていたのが鎌田亜美と小谷泉だったので、おそらく残る二人の福田ひろみと藤田花観は欠席。MCやパフォーマンスで目立っていたのは小泉奈美、橘ひとみ、盧佳那、里永莉果子だったので、残るは5人なんだけどなあ。気になる気になる。



by odin2099 | 2019-09-24 21:14 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
加羽沢美濃(司会・ピアノ)、奥村愛(ヴァイオリン)、新倉瞳(チェロ)、小野弘晴(テノール)、1966カルテット(ピアノ・カルテット)、米津真浩(ピアノ)、日野真奈美(フルート)、山田姉妹(ソプラノ・デュオ)という豪華メンバーによるコンサートへ行ってきました。

正に”俺得”ですが、去年もやっていたとは知らなかったなあ。
来年もあるそうなので、チェックしておこうっと。
開演に先立ち、1966カルテットによるロビーコンサートも実施。
「いとしのレイラ」とか「ラジオスターの悲劇」とかUKロックを4曲。

e0033570_18490874.jpgオープニングは美濃さんのソロ。
いきなりカッチーニの「アヴェ・マリア」「アランフェス協奏曲」
最初から暗い曲でとは本人の弁ですが、まあ普通はオープニングに持ってこないだろうなあ。
「アヴェ・マリア」は久々に聴いた美濃さんアレンジVersion。これ、色々としっくりくるので好きです。

二番手はフルートの日野真奈美、非常に可愛らしい方です。
ドビュッシーの「月の光」をフルートで。
これがまたなかなか合うのでした。

続いての登場は1966カルテット。最近メンバーの交代があったみたいですね。
プレコンサートではUKロックを演奏してましたが、本番でもイギリス音楽を、ということでホルストとエルガーが選ばれています。
「ジュピター」「威風堂々」も、ヴァイオリン×2、チェロ、ピアノという編成乍ら、思いの外”厚み”のある音を聴かせてくれました。

第一部ラストはテノールの小野弘晴で、「オ・ソレ・ミーオ」、「星は光りぬ」「誰も寝てはならぬ」の3曲を披露。
10年前にバリトンからテノールへ転向というのは異色のキャリアだと思うのですが、どうなんでしょう?こういうことってよくあるのかしらん???

e0033570_18481894.jpg第二部はソプラノ・デュオの山田姉妹から開幕。
美濃さんの伴奏で3曲歌いましたが、相変わらずほんわかしてますね。
美濃さんとは同じ事務所ということもあってかよく共演してる印象がありますが、MCの内容からも美濃さんの”推し”であることが窺えます。

次はピアニストの米津真浩
美濃さんが「楽譜が紙じゃない!」と言ってましたが、あれはタブレット端末?時代は進んでます。
速弾きの「熊蜂の飛行」は圧巻でしたが、早すぎてちょっとメロディ追えなかったりして…。

三番手はチェロの新倉瞳
デビューの頃から印象変わりませんねえ。
「白鳥」と「ハンガリー狂詩曲」、聴かせてくれます。

最後のアーティストはヴァイオリニストの奥村愛
一週間ほど前にも美濃さんと北海道で演奏していたとか(確か山田姉妹も一緒だったはず)。
今回も美濃さんと組んでクライスラーの「愛の喜び」「愛の悲しみ」を演奏しましたが、彼女の代名詞ともいうべき(?)エルガーの「愛の挨拶」はなし。一部で1966カルテットが演奏しちゃったからでしょうね。そして最後はモンティの「チャルダーシュ」で締め。

アンコールはピアノ加羽沢美濃、ヴァイオリン奥村愛にチェロ新倉瞳が加わった新ユニット誕生!
で、曲はピアソラの「リベルタンゴ」
それぞれの楽器が自己主張すべきところはし、他の楽器の邪魔はせず、実に格好良い仕上がりになってました。
このドリームチーム、今回だけじゃもったいないので、何か別の機会にでも再結成して欲しいものです。

休憩15分を挟んで約2時間半のコンサート。
音楽そのものもそうでしたし、編成も多岐に亘り、冒頭の美濃さんのMCにあった通りに「飽きてる暇がない」充実した内容で、とても贅沢な気分を味わえました。



by odin2099 | 2019-09-17 18:52 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_20035214.jpgかなーりひさーしぶりの川井郁子さんのコンサートです。
なかなかタイミング合わなかったり、チケット取れなかったりだったんですが、今回は偶然コンサートのスケジュールを見つけ、ダメ元で申し込んだら取れちゃいました。
ということで紀尾井ホールへGO!

今回はソロコンサートといいつつ、ピアノ、ヴァイオリン3人にチェロ、コントラバス、ハープの計7人を従えた編成で、ちょっとしたミニ・オーケストラといったところ。
「12人のヴァイオリニスト」もそうですが、このくらいの人数でもアレンジ次第では厚みのある音楽を聴かせることが出来るんですね。

前半は「慕情」「ある愛の詩」でスタート。
Vol.1はヒロイン中心だったのでVol.2はヒーロー特集、ということで続けて「カサブランカ」「ゴッドファーザー」、それに「007/ロシアより愛をこめて」が演奏されます。
その後は”ロック特集”だそうで、「ボヘミアン・ラプソディ」「アルマゲドン」
「We Will Rock You」は川井さん自身が足でリズムを取り、客席も手拍子で「どんどんぱ!」をやったのですが、なんか雰囲気は「大漁節」みたいに。うーん、客層には明らかにミスマッチでしたね(苦笑)。

e0033570_20142489.jpg続いて「ジョン・ウィリアムズ作品メドレー」。
選ばれたのは「ジョーズ」「シンドラーのリスト」、それに「ダース・ベイダーのテーマ」「スター・ウォーズのテーマ」
「シンドラーのリスト」はクラシック関連のコンサートでは割と取り上げられますが、「ジョーズ」はアレンジ含めてなかなか新鮮でした。

その後は「2001年宇宙の旅」から「美しき青きドナウ」。
川井さんは「映画のオープニングで~」というような解説してたように記憶してますが、それは「ツァラトゥストラはかく語りき」の方では?

ここで宇宙繋がりということで2曲。ゴダイゴの「銀河鉄道999」、そして「宇宙戦艦ヤマト」
自身が出演している「100年の音楽」という番組でも「ヤマト」を取り上げて演奏したことがありますが、川井さんと「ヤマト」は合うんですよね。
「無限に広がる大宇宙」から主題歌へという構成でしたが、あのスキャットのメロディの持つ神秘的な雰囲気、それにスターシャのヴィジュアルイメージと、どちらも川井さんにピッタリ。

それに彼女の場合は母性を感じさせる部分もあるので(実際にお母さんですし)、今度製作される「宇宙戦艦ヤマト2205/新たなる旅立ち」にサーシャ(スターシャの娘)が登場し、あの「サーシャわが愛」を使うシチュエーションがあったとしたならば、故・島倉千代子の歌を誰かがカヴァーするのではなく、川井さんのヴァイオリンで奏でてしまうというのは如何でしょう?

「宇宙戦艦ヤマト2199/星巡る方舟」では主題歌を葉加瀬太郎のヴァイオリンでやりましたから、歌にこだわらなくても良いと思うのですがね。
そういえばこの「星巡る方舟」関連のアルバムには高嶋ちさ子も参加してますが、「ヤマト」はちさ子さんのイメージじゃないんだよなあ。やっぱり川井さんだよなあ…。

閑話休題。
前半のラストは黒澤監督の「生きる」で使われた「ゴンドラの唄」と、自作の「北のカナリアたち」でした。
川井さん作曲のオリジナル曲がこの一曲だけ、というのはコンサートの構成としては珍しい部類に入るんじゃないでしょうか。

さて後半は”ミュージカル特集”からスタート。
「マイ・フェア・レディ」「サウンド・オブ・ミュージック・メドレー」(「前奏曲」と「ドレミの歌」)、「メリー・ポピンズ・メドレー」(「チム・チム・チェリー」と「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」)と演奏され、その次は”アニメ特集”。「ヤマト」も「999」もアニメですが、あちらは”宇宙映画”にカテゴリー上では分類されたようです。

「ジブリ作品メドレー」は「魔女の宅急便」の「海の見える街」、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」の「いつも何度でも」、それに「天空の城ラピュタ」は「君をのせて」ではなく「空から降ってきた少女」の方かな、オープニングっぽいアレンジだったので。
「ディズニー作品メドレー」は「いつか王子様が」「ホール・ニュー・ワールド」でした。実写版の「アラジン」公開されましたからね(じゃ「ライオン・キング」でもいいじゃん?!)。

次は”20世紀の偉大な作曲家”としてレナオード・バーンスタインを紹介。「ウエスト・サイド・ストーリー・メドレー」(「マリア」「トゥナイト」「アメリカ」の3曲)が取り上げられました。
続いてこれまた20世紀を代表する作曲家の「ミシェル・ルグラン作品メドレー」で、こちらは「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」から「キャラバンの到着」の2曲が選ばれております。

プログラム最後はタンゴが2曲。
なんで唐突にタンゴ?と思ったのですが、「ポル・ウナ・カベーサ」は「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」で使用され、「リベルタンゴ」は「タンゴ・レッスン」で使われたとのことです。きちっと”映画音楽”縛りなワケですね。

アンコールはモンティの「チャールダーシュ」、これは特に映画との関連性は触れませんでしたね。純粋に曲の良さで選んだということでしょうか。
そして”最後の曲”として選ばれたのがコール・ポーターの「So in Love」
これはミュージカル「キス・ミーケイト」の曲ですが、川井さんは「日曜洋画劇場」のエンディングテーマとして選んだとのこと。よくこの番組を見ていて、終わると「ああ、明日は月曜日だ」と憂鬱になったそうですが、わかってらっしゃいますねえ。

で、本来はこれで終わりの予定だったようですが、ちょうど台風15号が接近中とあって、「今演奏しないでいつ演奏する」と急遽取り上げたのがヴィヴァルディの「四季」より「夏」。確かに臨場感ありましたね。

これだけの曲目を演奏しながら、コンサートは2時間ちょっと。
川井さんは相変わらず色っぽいし、スタイルが良いし、存在そのものがセクシーで、視覚・聴覚ともに満足したコンサートでした。
ただ一曲一曲が短いのが玉に瑕。目先が変わって愉しいのですが、もっとじっくり聴いていたかったなあとも思います。次はいつ行けるでしょうか。
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by odin2099 | 2019-09-11 20:20 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
遂にアノ三姉妹が再び降臨!

――ということで前回同様お誘い受けて、昨日は竹芝ニューピアホールというところへ行ってきました。

e0033570_07131633.jpg3人揃ってのオープニング、結花・由真・唯それぞれが4曲ずつ披露してのソロコーナー、3人揃ってそれぞれのソロ曲を歌うコーナー、そしてアンコールという流れ。
個人的には前回歌われなかった「ミモザの奇蹟」が選ばれたのが嬉しかったですね。
何曲か知らない曲があったのが悔しいですけれど…。

3人とも当時を彷彿とさせるアイドルチックな衣装に始まり、白で統一したお揃い(?)の衣装の時は各人の色を出し(大西結花は身体のラインを出さないゆったりめの衣装、対して中村由真は美脚全開の超ミニスカなどなど)、アンコールでは今回グッズ販売もしていたオリジナルTシャツに身を包み、と現役感半端なし。
途中で年齢の話も出ていましたが、そうだよなあ、大西結花に至ってはもう50代に突入しちゃってるんだよなあ、としばし自分の年齢を忘れました。

歌の途中で浅香唯のウィッグが外れるハプニングがあったり、3人のトークは相変わらずボケもツッコミもいない暴走状態なのが微笑ましく、また途中で歌った「Remember」は急遽(?)各人のパートを入れ替えることを浅香唯が提案したものの(唯→由真、結花→唯、由真→結花)、自分の歌のパートがどこからどこまでなのかとか、振り付けがわからなくてドタバタしたりと、案の定グダグダの約2時間半。
しかし前回も書きましたが、それが「あの時代」から一気に時を飛び越えさせてくれるんですよね。

中村由真が米国在住ということがネックになり、なかなか「次」の企画が立てにくい状況のようですが、毎年とは言わないので何年かに一度は三姉妹コンサート、実現して欲しいと思います。

【ひとりごと】
今回「Anniversary」は歌いませんでしたね。
それと前回との差別化で「スケバン刑事」関連曲も控えめということでしたので、「次」はまた違った楽曲構成を期待しています。
大西結花には「優しくて哀しくて」、浅香唯には「夏少女」を歌って欲しいゾ。

しかし月ドラ「一休さん」の話題が出るとはなあ…。




by odin2099 | 2019-08-11 07:17 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
2014年から始まり年一回の開催が定着してきたような「伊福部昭百年紀」、今回が7回目。
会場は渋谷区文化総合センター大和田さくらホールに戻り、ゲストに水野久美を迎え、藤岡幸夫指揮の下、お馴染みオーケストラ・トリプティークの皆さんの演奏。
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第一部、まずは伊福部昭ではなく伊福部門下の真鍋理一郎の手になる「ゴジラ対メガロ」の音楽を再構成した「メガロ・ファンタジー」で幕開け。
今後も伊福部昭の薫陶を受けた作曲家の作品を取り上げていくとの由。
ということはVol.8以降の開催も(告知はなかったものの)ほぼ決まり、ということなのだろう。

続いて映画音楽デビュー作となった「銀嶺の果て」、幻の作品とされる「仮面舞踊劇<ファシャン・ジャルボオ>より3つのシーン」、水野久美の出演作から「二人だけの橋」テーマ、「怪獣大戦争マーチ」、そして「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)組曲」、「サンダ対ガイラ組曲」と怒涛の連打。
「怪獣大戦争マーチ」や「L作戦マーチ」はぞくぞくするような迫力がある。

ゲストの水野久美は年齢を感じさせない美しさ。
また奇しくも前日に高島忠夫の訃報が流れたこともあって、皆で黙祷ではなく拍手で送りだすという「高島忠夫追悼」の趣もあり。

e0033570_19135522.jpg第二部は伊福部昭最後の映画音楽である「ゴジラVSデストロイア組曲」から。
第1作の「銀嶺の果て」と最終作「VSデストロイア」を一つのコンサートで聴けるのは感慨深い。

そして圧巻だったのが最後に演奏された、これまた幻の作品だという「ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲より第3楽章アレグロ・バルバロ(野蛮なるアレグロ)」。
これは映像付随音楽ではないが、特にと今回プログラムに組み込まれたものだそうだが、圧倒的迫力!
随所に聞き覚えのあるメロディも顔を出すものの、今までに聞いたことのないタイプの音楽かもしれない。是非次は全楽章を聴きたいものだ。

アンコールは「ゴジラ対メガロ」から「ゴジラとジェットジャガーでパンチ・パンチ・パンチ」を皆で合唱し、オーラスは「怪獣大戦争マーチ」。
やるかなあとは思っていたものの、まさかスタンディングで「ゴジラとジャガーでパンチ・パンチ・パァ~ンチ!」する日が来るとはね。「怪獣大戦争マーチ」は最初っから最後まで手拍子。

トリプティークの演奏は相変わらずパーカッションは凄まじいし、木管も金管もガンガン鳴るし、弦も素晴らしいし、今回特に大活躍だったのはピアノ! 素人でも「超絶技巧なんだろうな」と察することが出来るほど。

またいつもながら団長にしてヴィオラ奏者の伊藤美香、第1フルートの向井理絵のお二方が、Tweetに丁寧にコメント下さるのも好印象。
予定が発表されていないので、次にオーケストラ・トリプティークの演奏を聴くことが出来るのがいつになるかわからないが、また愉しませてくれそうだ。

《これまでの伊福部昭百年紀シリーズ》



by odin2099 | 2019-07-01 19:23 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_09002891.jpgここのところコンサート付いていますが、今回も当日券狙いで東京芸術劇場へ。
S、A、B、Cとチケットは4種類。残席はそれほどなかったので、中途半端に隅っこのSやAよりも、と思ってB席を購入(C席は完売だったのかな?)。
初めて3階席の、しかも最上段に近いところに座りましたが、さすがにステージが遠い遠い。
でも音は綺麗に聞こえてきました。

今回のプログラムは前半が
 プロコフィエフ:交響曲第1番 ニ長調 作品25「古典」
 カサド:チェロ協奏曲 ニ短調
後半が
 ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
で、指揮は首席客演指揮者のコルネリウス・マイスター、チェロは上野通明。

カサドの「チェロ協奏曲」は聴くのが初めてだと思いますし、プロコフィエフの交響曲第1番はCDを持ってるくせにあまり聴きこんでいないので、実のところどちらもあまり馴染みがなかったのですが、どちらも耳に心地好い音色でした。
そしてアンコールで演奏されたカサドの無伴奏チェロ組曲 第2楽章も良かったですね。

で、この日のお目当ては「展覧会の絵」。様々な物語性を感じさせるお気に入りの一曲です。
元はピアノ曲で、人気が出たのはラヴェルが管弦楽用に編曲してから、というのを後で知って驚き、ピアノ版もCD買って聴いたのですが些か迫力不足。先に管弦楽版を聴いてしまうと、ピアノだけでは物足りなく感じてしまいます。

後半はアンコールもなく、2時間程度のコンパクトなコンサート。同一プログラムで本日も東京芸術劇場コンサートホールで演奏されます。



by odin2099 | 2019-04-28 09:02 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
以前別のコンサートで貰ったチラシを持参すると無料!
ということで、今日はすみだトリフォニーホールへ行ってきました。
まあチラシがなくてもチケット¥1,000だから行くつもりではありましたが。

パンフを見ると「渋谷区民の第九」の伴奏オーケストラとして出発したアマチュアオケだそうで、結成が1983年というからかなりの歴史。年に二回の定演と年末の第九の演奏をこなしているとのこと。

e0033570_19534523.jpg演奏プログラムは前半が、チャイコフスキー「バレエ『白鳥の湖』より抜粋」
導入曲、第1幕・情景、第1幕・ワルツ、第2幕・情景、第2幕・4羽の白鳥の踊り、第3幕・ナポリの踊り、第4幕・情景、第4幕・情景終曲、を続けて演奏です。
休憩挟んで後半は、リムスキー=コルサコフ「交響組曲シェヘラザード」、おお凄い!好きな曲ばっかり!

このホールは1800席ぐらいあるのですが、招待客が殆どだろうとはいえ席は大半が埋まってました。
本拠地は渋谷区で会場は墨田区、地元でもなんでもないのですから、この動員は大したものです。30数年の歴史があるので固定客、根強いファンがいるのでしょうね。

演奏は金管がちょっと残念な箇所がありましたが、ハープもパーカッションもオーボエも素晴らしく、ストリングスに安定感があり、総じて厚みのある聴き応えのあるものでした。
北原幸男の指揮は全体的にテンポ早めかなと思いましたが、オケも良く付いて行ってましたし、個人的にもその方が好みだったりします。

アンコールはエルガーの「威風堂々」
これまた”威風堂々”たる演奏で、ちょっと次の演奏会が気になります。



by odin2099 | 2019-04-21 19:54 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
情報誌からピックアップしていた公演に、当日券狙いで行ってきました。

e0033570_20083154.jpg青山シンフォニーオーケストラは青山学院管弦楽団のOB・OGを中心に結成されたアマオケで、30年以上の歴史があるとのこと。
結成当初から指導してきた常任指揮者・汐澤安彦が今回を持って勇退という記念公演のようで、当日券も残り僅かという状況でした。
東京芸術劇場が一杯になるなんて大した集客力です。

コンサートは前半がワーグナーのジークフリート牧歌「タンホイザー」序曲、後半がベートーヴェンの交響曲第5番 ハ短調「運命」というプログラム。
更にアンコールは、ヘンデルの「ラールゴ」とワーグナー歌劇「ローエングリーン」より第三幕への前奏曲で、トータル2時間弱とコンパクト。

音が濁って汚らしく聞こえてしまったり、突出して外れてるように聞こえたり…というのはアマオケでは仕方ないところだと思いますが、全体的には厚みがあって聴き応えのある演奏でした。

次回の演奏会は一年後、ドヴォルザークの「新世界より」を取り上げるようなので気になりますねえ。



by odin2099 | 2019-04-06 20:11 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
昨秋に行ったコンサートで貰ったチラシをふと思い出し、チケットを購入してすみだトリフォニーホールへ。2~3週前に取ったにしてはかなり良席で大満足。

e0033570_21052393.jpgこのオーケストラは「指輪物語」の音楽を演奏するために結成されたアマチュアオーケストラなんだそうです。
2015年にはヨハン・デ・メイの「交響曲第1番 指輪物語」や映画「ロード・オブ・ザ・リング」の音楽を取り上げた演奏会を実施。そこで一旦は解散したものの、この度再結成され今回が二回目のコンサートになったんだそうです。

プログラムは「スター・ウォーズ」にホルストの「惑星」!
これは行かないワケにはいきません。

第1部は「スター・ウォーズ」から。
メインタイトルはエピソード4のもので、演奏会や当時のサントラ盤用のアレンジではなく、昨今のサントラに収録されている劇中使用ヴァージョン。レイア姫の乗った宇宙船をスターデストロイヤーが追跡するシーンで、そのまま終わります。
また頭には「20世紀フォックスファンファーレ」付き。
ディズニーによって買収されちゃった20世紀フォックスですが、今後この有名なメロディが使われる映画は公開されるんでしょうか?

e0033570_21045840.jpg第2部は休憩なしで「スター・ウォーズ」の後半戦。
70名ほどの合唱団(ヒルズ・ロード・コーラスという団体だそうです)もステージ上に陣取って、うわー、人口密度高そう。これだけ窮屈そうな舞台を見るのも珍しいかも。これだけの人数揃った「運命の戦い」「英雄たちの戦い」は圧巻でした。

第3部は「惑星」。
ヤバいかなあと思っていたら案の定睡魔に襲われ、木星を越えて土星に辿り着いたあたりからちょっと記憶が怪しくなってきているのですが、初っ端の「火星」で既に眠りの国に旅立った人に比べりゃマシな方?
しっかりとパイプオルガン入りなのが豪華です。

アンコールはエルガーの「威風堂々」。
この曲が確か「王座の間とエンドタイトル」の元ネタ。それを意図して選曲したのでしょうか。
また合唱付きのこの曲を聴くのは今回が初めてだったかもしれません。「宇宙の旅路」というコンサートタイトルとは何の関係もありませんが、これはこれで盛り上がったので良しとします。
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アマオケですからソロパートで音が外れたり、途中でテンポが「???」となってしまうのは許容範囲。とにかくオケの皆さんが楽しそうに演奏しているのが良かったです。それにメンバーが100名以上いるんですかね、その音のぶ厚さには圧倒されました。
また次なる演奏会の機会がありましたら、チェックしてみたいと思います。




by odin2099 | 2019-04-01 21:15 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_21211146.jpgちょっと久しぶりになりましたが、3月2日にオーケストラ・トリプティークのコンサートへ出かけてきました。
今回は待望の冬木透!
毎回毎回アンケートにリクエストし続けてきましたが、遂に実現です。

場所はお馴染みの渋谷区文化総合センター大和田さくらホール、今回の指揮は高橋奨、コンサートマスターは三宅政弘、それに東久留米児童合唱団「そよかぜ」が加わります。
この児童合唱団、あの「みすず児童合唱団」の流れを汲むものだとか。「ウルトラ」には縁が深い、由緒正しい合唱団ですね。
司会は樋口尚文、満田かずほ監督、中堀正夫撮影監督を迎えてのプレトークからスタートです。

e0033570_21193341.jpgオープニングは「ウルトラセブンの歌」、その後はラジオドラマの音楽や、「セブン」の劇伴を中心にした「クラシカルファンタジー」が続けて演奏されます。
このあたりの楽曲は、作品を離れた独立したクラシックの小品として十分に聴き応えのあるものでした。普通にクラシックのコンサートで演奏しても他の作品に決して引けをとるものではないでしょう。

続いて演奏されたのは「ミラーマン合唱組曲」。
「ミラーマンの唄」、「SGMのテーマ」(歌詞なし。シャバダバダ~のコーラスのみ)、「戦えミラーマン」、「朝日に向ってジャンボフェニックス」をメドレーで演奏したが、「戦えミラーマン」はTVサイズの短縮版だったのがちょっと残念でした。

そして前半最後は「帰ってきたウルトラマン組曲」。
演奏順はともかくとして、聴きたいなあと思っていた楽曲はほぼ網羅されているベスト盤の趣き。やっぱりこのメロディがなきゃ「帰マン」じゃない!というくらいの納得の選曲でした。これらが生のオーケストラで聴けただけでも、このコンサートは満足です。

後半は「ウルトラセブン組曲」、こちらも代表的なメロディは殆どカバーしているんじゃないの?というくらい充実した構成で、「ウルトラセブンの歌パート2」も演奏。
この歌を生で聴く機会って滅多にないというか、初めてかもしれませんね。

ここで、アンヌ隊員ことひし美ゆり子さんと「ウルトラマンA」TACの美川隊員役だった西恵子さんを迎えてのゲストトークが入ります。良い意味でアンヌ隊員のイメージを壊してくれるひし美さん、好きですねえ。
e0033570_21194127.jpg
そして本日のメインイベント、シネマ・コンサート形式による「セブン」最終回――第49話「史上最大の侵略 後編」の上映!
予告編用BGMに続き、メインタイトル、そして主題歌と当たり前のように生演奏。クライマックスはもちろんシューマンのピアノコンチェルトですが、他の「セブン」BGMが流れている中で画面のタイミングに合わせてサッと曲を切り替える、考えてみるととんでもないことです。フィルムのダビング作業なら何度でもやり直すことが出来ますが、こちらは一発勝負ですからね。

「セブン」の最終回はこれまで何度も繰り返し見てきましたが、大きなスクリーンで、しかも生演奏付きの観賞ということもあってか、終盤からは涙腺緩みっぱなしでした。
色々とツッコミどころがなくもないですが(ゴース星人が攻めてきてるのに、なんでラジオで野球中継?とか)、改めて良いドラマだったんだなあと感じました。

この後はアンコールで「ULTRA SEVEN」と「ウルトラ警備隊の歌」があり、冬木透先生が登壇。84歳になられたばかりということでしたが、一歩一歩ゆっくりとステージを歩かれる姿はちょっと痛々しい感じがしました。
その後は先生のタクトで例によって「みんなで歌おう」のコーナーだったのですが、実際には先生は殆ど振っていません。それも余計に痛々しさを感じさせたのですが……アンコールに「ウルトラセブンの歌」は予想通りでしたが、まさかワンダバ歌わされるとは?!

というわけで歌いましたよ、ワンダバダダンダバダダンダバダ…
知りませんでした。最初だけが「ワンダバダ」で、それ以降は「ダンダバダ」の繰り返しだったんですね。
この曲と「セブンの歌」、前列二列目のサイド、マイクの近くの席で歌いましたので、もしかすると拾われてるかもしれませんねえ、自分の歌声。そういや今回は「CD用に録音しております」のアナウンスが流れませんでしたが、ライヴCDは発売されないのかしらん?(それ以前のコンサートの分も溜まってるはずなので早よ)

それにしても今回のコンサート、色々ドタバタが続きました。
当初は14時開演の予定で、自分がチケットを取った時もそのままだったのですが、急遽18時開演に後倒しに。
で、当時は17時半開場予定がリハーサルが長引いたのか遅くなり、プレトークの時間も押し、演奏が始まったのは結局18時15分くらいだったでしょうか。

15分の休憩を挟んだ後の後半もバタバタで、シネマ・コンサートでは映像が出ないトラブルがあり、急遽MCで繋ぐという有様。そのせいか終演20時10分と掲示されていましたが、アンコールとフォトセッションコーナーが終わってお開きになったのは20時50分頃でした。
合唱団の子供たちは最後までステージにいましたけど、労働基準法的にはギリギリ?
他にも演奏中に指揮者のタクトが飛んで行っちゃったりという事件もありましたが、これもまた生ならではの愉しみとも言えるでしょう。

今後のオーケストラ・トリプティークの演奏会の予定を見ますと、6月に「伊福部昭百年紀Vol.7」が。
次に行くのはこれに決まり!ですねー。

会場には飯島敏弘監督もいらしていて紹介されていましたが、例によって渡辺宙明先生のお姿も。
いやあ宙明先生は本当にお元気ですなあ。冬木先生より10歳も上なのに…。自分もかくありたいものです。
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by odin2099 | 2019-03-05 23:06 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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