【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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お金をかけ、キャストも揃え、話題作のパロディをメインにバカバカしいギャグのオンパレード!
e0033570_11142131.jpg・・・というパターンの先駆者は、この作品の脚本・監督を担当したZAZトリオ(デヴィッド・ザッカー、ジム・エイブラハムズ、ジェリー・ザッカー)だろう。『ケンタッキー・フライド・ムービー』もそうだし、『裸の銃を持つ男』や『ホット・ショット』両シリーズなんかその最たるもの。今回も主演二人はパッとしないが、脇をピーター・グレイブス、レスリー・ニールセン、ロイド・ブリッジス、ロバート・スタックら渋い面々が固め、大真面目な顔でギャグを演じているのが良い。

メインは『大空港』『エアポート’75』ら航空機パニック映画をネタにしたパロディだが、こういうものは得てして時代に即していないと笑えないもの。ところがあまりにストレートなバカバカしさだけに、今日でも十分に面白かったのは新たな発見だった。むしろ、以前より楽しめたかも。
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by odin2099 | 2006-06-22 23:08 |  映画感想<ハ行> | Trackback(2) | Comments(4)
映画公開の直前(一週間前)になってリリースされた、映画『小さな勇者たち/GAMERA』のメイキング・ビデオです。

e0033570_1444383.jpg撮影風景あり、出演者やスタッフ、監督のインタビューあり、見所の紹介あり、予告編の収録あり、過去の「ガメラ」シリーズ全12作の紹介あり、の50分弱。
おまけに、ヒロイン役の夏帆の写真集メイキングまでも収録。いやぁ、彼女は可愛いですね。

というわけで、映画本編を観る前の予習用には良い内容ですね。
もう公開が終ってしまった今となっては、来るべき本編のビデオ&DVDリリースに合せて観ておいても損はないでしょう。

もっともこの程度の内容ならば、TV特番で済ませて欲しいなぁという気持ちもあります(苦笑)。
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by odin2099 | 2006-06-22 05:50 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
脱獄犯のチャップリンが、テキサスで新任の牧師と間違えられたことから始まるドタバタ。
かつての囚人仲間が、チャップリンの下宿先へ押しかけ盗みを働くが、チャップリンは見事にそれを取り返す。しかし戻ってきたチャップリンは保安官に逮捕されてしまう。
ところがメキシコとの国境で、保安官は彼を見逃してくれる。さて自由だ!と喜んだのもつかの間、メキシコではガンマンたちが銃の撃ち合い。
テキサスへ戻ればお尋ね者。進むに進めず、退くに退けないチャップリンは、国境線上を跨いで去ってゆく、という一篇。

チャップリンが脚本・監督を担当した中編映画としては、最後期の作品らしい。
短編で見られる、自分勝手で独りよがりなチャップリンのキャラクターはどうしても好きになれないが、こういった作品は悪くない。
それにしても今回初めて観たつもりでいたのだが、実は10年以上前に一度観ていた。全く記憶にないのが情けない・・・。
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by odin2099 | 2006-06-21 22:57 |  映画感想<ナ行> | Trackback | Comments(0)
V9時代の巨人を手本にチーム作りを進め、その巨人への対抗心でここまでやってきたが、然るに今の巨人は・・・という具合に、結局は思い出話と愚痴に終始してしまっている面はありますが、現在は東北楽天ゴールデンイーグルスの指揮を執る野村監督が、長年敵対してきた立場から巨人軍を語る、という趣向のもので、角川書店の”oneテーマ21”という新書シリーズの一冊です。著者が著者ですし、この副題からビジネス書の棚に並べられそうではありますが、純粋に野球の書として読むべきなんじゃないのかなぁ、と思いました。
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ファンの端くれとしては、野村監督に同情される今の巨人は哀れ以外の何者でもないですね。もっと野村監督にグチグチ言われ、ぼやかれるような、そんな強い巨人になって欲しいものです。
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by odin2099 | 2006-06-20 06:53 | | Trackback | Comments(0)
『サイレント・メビウス』と2本立てで公開された、”角川書店の長いCM”の一本。「これ観て気に入ったら、本を買ってくれよ」という訳だ。
・・・と当時は思っていたのですがね(苦笑)。15年も経ってから観直すと、なかなか新鮮であります。
(他にも色々ありましたね、『宇宙皇子』とか『風の大陸』とか『ファイブスター物語』とか、中途半端な映画化=”長いCM”が)
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元々作画は綺麗だし、音楽も良く、原作にも忠実で非常に良く出来た作品ではあるなぁと思っていたのですが、如何せん原作小説の一巻目だけを切り取って「ハイ、おしまい」では、あまりに失礼だと感じていたのですよ、原作ファンとしては。面白いお話だし見応えも充分ですが、それはあくまで原作の良さだろうと。

結果的にヒットして続編が作られたから良かったようなものの、普通ならOVA用の企画でしょう。最初からシリーズ全部の映像化を目指し、そのプロモーションの一環として映画を作ったという、同じ田中芳樹原作の『銀河英雄伝説』とは立ち位置が違うのです。

e0033570_11163082.jpgでもシリーズが長いお休みに入っているうちに、出版社は変わっちゃうわ、映画のパート2の後でOVAで続きが作られたものの、クオリティがドンドン低下して行ってるわ、とあっては、この一作目がとてつもない傑作として懐かしく思い起こされるワケです。
原作は再開されましたが、もうアニメとしての続編も望めないでしょうなぁ。他にカセットブック(CD化もされていたっけ)も出てましたが、あれも結局途中で終っちゃったし。
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by odin2099 | 2006-06-19 06:04 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(4)
この人の本は好きで結構読んでますけれど、「世界最高の」とは随分ご大層な題名。ただ内容は至極真っ当な(?)クラシックCDの名盤紹介になっていて、作曲家や演奏家ではなく指揮者にスポットを当てたセレクトになっていて、「この指揮者のこの演奏が凄い!」ということに終始しております。
e0033570_23252838.jpgコンセプトは「興味はあるけれど、あまり知識や経験を持っていない人を、いきなり銀座の有名すし店に連れて行く」というものだそうで、それはそれでありでしょう。ただそういう人は、こういった本を果たして読むでしょうかねぇ(苦笑)。廉価版のCDとして発売されていれば、手にとって買うかもしれませんけれど。

ただ割と癖のある文章を書く人ではありますが、コンセプトがコンセプトなせいか、比較的平易な読みやすいものになっているのは、初心者向けの配慮なのかも知れません。
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by odin2099 | 2006-06-18 17:37 | | Trackback | Comments(0)
都知事が5年前に訪米した際に、公費から払った宿泊料は約80万円
ところが都の条例で認められる額は約20万円
増額する際には事前に都人事委員会と協議する必要があったが、都知事はしていなかった。

そこで都内在住の男性が都を相手取り、返還請求を求めていた訴訟の判決が一昨日東京地裁であり、違法であるとして同行した秘書一名分を含めて約98万円の返還命令が出された
しかしながら請求額は、都知事の妻を含めた四人分で約460万円。一部勝訴ではあっても、その隔たりは大きい。

しかも都知事のコメントがケッサクだ。
「都人事委員会に申請するのが遅れた。事務手続き上のミス」
あの~、遅れたって仰いますけど、何年遅れたんですかい?
それに規定は「事前に」となってるんでしょ?

さらに
「宿泊料規定のレベルが低すぎるので、いつもプラスアルファのところで泊まっている
ときたもんだ。
そのことが問題だってことがわかってないんですかね、このお方は?!
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by odin2099 | 2006-06-18 08:26 | ニュース | Trackback | Comments(2)
実験の際に特殊な放射線を浴びてしまったため、特殊な力を持ってしまった4人の男女が、同じく超能力を得た野心家の大富豪の野望を阻止しようと戦うSFアクション。
マーベル・コミックスの代表的ヒーローで、グループ・ヒーロー物の魁。
これまでにも何度か企画は立てられていたようだが、今回が初の本格的映画化。日本では30年近く前に、当時のTVアニメ版が『宇宙忍者ゴームズ』という題名で放送されていた。

e0033570_11174754.jpgヨアン・グリフィズやジェシカ・アルバなど、マニア向けではあっても一般的に知名度の低い主演陣や、この作品のいわばパロディーとも言えるディズニー=ピクサーの『Mr.インクレディブル』が大ヒットし、それと比較して見劣りすると判断され手直しを施されたという話を聞くにつけ、期待度は著しく低下していたのだが、意外や意外、充分に楽しめる出来になっていた。

4人の能力がビジュアル的に今ひとつ伝わりにくい面もあるものの、そのキャラクターの描き分けはしっかりと出来ているし、特別な力を得てしまった彼らの苦悩も、娯楽映画の邪魔にならない程度にきちんと盛り込まれ、これならスマッシュ・ヒットも頷ける。
ラスト・シーンも続編を示唆したものだが、どうやら製作にゴー・サインが出た模様。

ただ、パート2となるとお話作りは苦労しそうである。単純にDr.ドゥームの復活では芸がないし、新たな敵といっても4人の能力を上手く活かせる、見せ場を作れる敵役となるとなかなか難しそうだ。
いっそ他のマーベル・キャラクター、例えば同じ20世紀フォックスが権利を持つ『デアデビル』や『X-メン』とのコラボレーションもありかも・・・?
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by odin2099 | 2006-06-18 01:05 |  映画感想<ハ行> | Trackback(24) | Comments(15)
やっと一歳になったタッチュンことタツオは、赤んぼことばの名人で、機械や動物と話をすることが出来る。
ある日、神さまが管理していたキョウリュウのたましいが紛失。パワーショベルにとりついてしまう、という事件が発生。タッチュンと仲良しのめざまし時計を通じて、とけい組合からタッチュンへ協力の依頼が。この近所でパワーショベルと話が出来て、おそらくキョウリュウとも話が出来るのはタッチュンしかいない! というわけでタッチュンは、とけい組合が作った、それを着ると空も飛べるという「モモンガ服」を身に着け、モモンガ=モンザエモンをパートナーにいざ現場へ!

・・・というのが「海へいった赤んぼ大将」というお話の粗筋で、「栞をはさんで・・・」から転載しました。
小さい頃大好きで何度も読み返していましたし、数年前に久しぶりに引っ張り出して読み直したときも夢中になりましたし、今回もまたまた夢中になれました。多感な時期に大きな大きな影響を受けた、自分にとって大切な作品です。

この作品には「赤んぼ大将山へいく」という続編もありまして、今度は戦争中に投下された不発弾が突然動き出し、それを止めるためにタッチュンが出動するというお話です。ところが爆弾は結局爆発してしまい、その影響でタッチュンが過去へタイムスリップしてしまうという、SF仕立ての民話風味という、クロスオーヴァーな作品になっています。

「海へいった~」は昭和43年、「~山へいく」は昭和45年にそれぞれあかね書房から出たのが初版だそうですから、おそらく「~山へいく」が出てそんなに経っていない頃に、2冊続けて読んだのでしょうね。
現在僕が持っているのは昭和51年発売の講談社文庫版で、これには2作品とも収められています。おそらく今では入手が難しくなっているとは思いますが、他にも色々な版が出ているようですので、興味をお持ちの方はお子さんに、あるいはご自身で愉しまれては如何でしょう?

e0033570_23261715.jpgそういえば10年ほど前に、シリーズの3作目が出ていたことを最近知りました。現実世界とほぼ同じ、25歳になったタッチュンが再び赤んぼ大将として活躍する完結編のようで、これは近いうちに是非読んでみたいですね。
また村上勉の挿絵をそのままに、アニメーション化しても面白いと思います。ある意味『ドラえもん』というか、藤子・F・不二雄作品に通じる雰囲気もありますので、きっと子ども受けすると思うのですが。

ところで佐藤さとるというと、一般的には「コロボックル」シリーズの方が有名なんじゃないかと思いますが、何故か読んだことがありませんね。こちらは以前TVアニメ化されていますが、そちらも残念ながら見たことがありません。
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by odin2099 | 2006-06-17 19:17 | | Trackback | Comments(6)
『秘密戦隊ゴレンジャー』、『ジャッカー電撃隊』の流れを汲み、<スーパー戦隊>として再スタートを切ったシリーズの第2弾である『デンジマン』は、今日まで続くシリーズの礎を築いたエポックメーキングな作品です。

e0033570_01242100.jpgこの劇場版はTV放映も中盤に差し掛かった頃に、『8人ライダーVS銀河王』に続いて作られた、<東映まんがまつり>としては予算規模の大きい中編。遠い昔、ベーダー一族に滅ぼされたデンジ星から逃れたデンジ姫と、地球人と同化して暮らしているデンジ星人の子孫たちの因縁を描いた、スケールも大きなものになっています。

ただ『8人ライダー~』や、この作品に続く『仮面ライダースーパー1』の劇場版に比べると、TVシリーズからの流用シーンも多いため、やや見劣りする面も。リアルタイムでは観ておらず、かなり後になってビデオで観たのが最初でしたが、ガッカリした覚えもあります。もっとも今になって観ると、何もかも懐かしいという気分にもなってくるのですが。

e0033570_23441662.jpgそれにしても、ヘドリアン女王を演じた曽我町子の存在感は別格ですね。改めてその死が惜しまれます。
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by odin2099 | 2006-06-17 14:53 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

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