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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_18522144.jpg2001年に公開された『ハリー・ポッターと賢者の石』から6年。もっと早いペースで映画化してくれるかと期待していたけれど、これでようやくシリーズも5作目となった。
おかげで出演者も大きく成長。
眼鏡と額の傷がなければ、最早ダニエル・ラドクリフはハリーと認識し辛くなってきているし、美少女過ぎないところが魅力のはずのハーマイオニーも、演じるエマ・ワトソンがすっかり綺麗になってしまったので段々とギャップが・・・。
ネビル役のマシュー・ルイスは既にドジないじめられっ子のイメージは払拭しているし、ロンの妹ジニー役のボニー・ライトは一作毎に確実に美少女と化している。反対に最初は美少年然としていたドラコ・マルフォイのトム・フェルトンは、回を重ねるごとに劣化。それにダドリー役のハリー・メリングなんて、しばらく誰なのかわからなかったぐらいだ。

物語も大きく様変わり。前作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』もそれまでに比べるとかなりダークな展開だったが、今回はそれに輪をかけて暗く重たい。それに終盤にはシリーズ始まって以来の一大アクション・シーンが用意され、全体的にファンタジー映画というよりもアクション映画、アドベンチャー映画としての色が強まっている印象だ。
これは元々の原作がそうなのだが、長大な原作のアレンジぶりはお見事。前々作の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』までは原作との違いがあれこれ気になっていたが、前作で完全に吹っ切れ、今回は純粋に映画版「ハリー・ポッター」として楽しむことが出来た。

一つだけ原作と映画の違いを挙げるとすると、終盤で描かれるヴォルデモード卿とデス・イーターに立ち向かうハリーや不死鳥の騎士団の面々というシーン、ハリーと共に戦うシリウス・ブラックがハリーのことを「ジェームズ!」と父の名前で呼ぶのだが、シリウスはハリーのことを我が子同然に思いつつ、やはり亡き親友の影をハリーに見ていたのだな、と原作に一歩踏み込んだ解釈を施している点だろうか。

e0033570_18524062.jpg今回新たに登場するキャラクターで、キーとなるのは主に三人。
一人は魔法省からホグワーツのお目付け役として派遣されてきたドローレスを演じるイメルダ・ストーントン。原作を読む限りではイメージがやや違うのだが、映画的解釈とすれば嫌味なくらいに怪演してくれているのでこれは「○」。
二人目はハリーの友人となるルーナ役のイバナ・リンチ。その独特の”不思議ちゃん”ぶりは充分に伝わってくるのだが、彼女も原作のイメージからすると可愛すぎるが、これも映画的解釈とすればOK。
残る一人は、次回作での出番を期待したいベラトリックス役のヘレナ・ボナム=カーター。彼女クラスの女優が演じるにしてはあまりに出番が少なくて勿体無いが、考えてみればそもそもこのシリーズは勿体無いことだらけ。流石に今回は出番が多いが、前作ではシリウス役のゲイリー・オールドマンがほんのチョイ役だったことを考えれば致し方ないか。
他にもアラン・リックマン、エマ・トンプソン、マギー・スミス、デイビッド・シューリス、ブレンダン・グリーンソン、ジェイソン・アイザックスら英国演劇界の錚々たる面々が僅かな出番の中で強烈にその存在感を発揮しているし、相変わらずレイフ・ファインズは特殊メイクの下で演技を披露し続けているのだから。

今回、監督は4人目となるデイビッド・イェーツに交代。音楽も一般には無名なものの、イェーツ監督とのコンビの多いらしいニコラス・フーパーに交代。御馴染みジョン・ウィリアムズ作曲の「ヘドウィグのテーマ」は今回も聴くことが出来るものの、イメージは随分と違ってしまっている。
次回作への監督の続投は決定したようだが、音楽担当者も引き続き登板するのだろうか。ウィリアムズの作り上げた「ハリー・ポッター」音楽世界が懐かしい。
by odin2099 | 2007-08-13 06:08 |  映画感想<ハ行> | Trackback(33) | Comments(20)
ニューギニアの奥地から持ち帰ったオパール、実はそれは恐るべき怪獣バルゴンの卵だったのだ!
ということで始まる「ガメラ」シリーズの第2作目。併映は『大魔神』で、これは史上初の新作特撮怪獣映画の2本立て!?

e0033570_18585475.jpg前作のラストでロケットによって宇宙へ打ち上げられたガメラは、開巻早々隕石の衝突によって解放され、地球に舞い戻っている。
となれば物語はこの2大怪獣の激突をメインに据えてくるのかと思いきや然にあらず、宝石を巡っての欲深な人間たちの右往左往が中心。藤山浩二の憎々しい悪役ぶりが2大怪獣以上のインパクトを与えている。罪の意識に苛まれる主人公・本郷功次郎と、彼と共に日本へとやって来てバルゴンに纏わる伝説を伝えるニューギニアの原住民の娘・江波杏子との淡いラブロマンスも描かれるなど、子ども向けではないちょっとしたアダルト・テイストが楽しめる。

バルゴンは水の中では生きられず、皮膚が溶けてしまうという弱点が早々と提示され、またその習性にしたがって理論的に作戦を練って実行していくという展開は新鮮。効果があるのか不明な超兵器で攻撃しまくる「ゴジラ」シリーズとの違いはそこにある(「ダイヤモンド作戦」「バックミラー作戦」などと一々命名するのも可笑しい)。
もっとも理詰めでいくならば、そもそもバルゴンが最初に出現したのは神戸港だったが、なんで海の中で溶けちゃったりしなかったのか?とか、足止めするために人工雨を何度か降らせることに成功しているのだから、いっそのことずーっと降らせ続けりゃ溶けちゃうんじゃないか?とか、大坂城から水の沢山あるところへ誘導するなら、琵琶湖よりも大阪湾の方が近いんじゃないかとか、色々と気になる点は出てくるのだが。
因みに一作目では東京で暴れ、二作目で大阪へやって来るのはゴジラと同じ。

監督は前作の湯浅憲明に代わって田中重雄。湯浅は、二班体制となった特撮班の指揮を取っている。
音楽も前作の山内正に代って木下忠司。
山内正は「ゴジラ」で御馴染み伊福部昭門下なので如何にも怪獣映画らしい雰囲気のメロディーを提供していたが、木下忠司だとまるで時代劇調。その後TVシリーズの『水戸黄門』を担当するだけに、その萌芽が見て取れる。
聴いているとガメラが現れるというよりも、弥七の風車が飛んできそうだ。

ところで水虫の治療に赤外線ってのは効くのかいな?
by odin2099 | 2007-08-12 19:04 |  映画感想<タ行> | Trackback(6) | Comments(6)
トップアイドル神崎ひかる扮する、正義の戦士『鎖鎌戦士ザクザクムーン』。斬られ役専門から苦節30年、遂に念願の主演を得たものの、放送2回で打ち切りが決定してしまった『秒殺仕事人』中村もずくを演じる中条信之助。
この二人の前に、独裁者から自分達の故郷を救うために力を貸して欲しいと、アイドルメダ星からの使者が現れた。中条はそれを新番組のオファーだと勘違いし、ひかるは『ザクザクムーン』の海外ロケだと思い込む。しかしアイドルメダ星人たちは彼らを実際のヒーローだと信じ、<救世主>として崇めていたのだった。

e0033570_19371150.jpg筧利夫と松浦亜弥のW主演によるミュージカルで、音楽はつんく♂
作・劇団鹿殺し(丸尾丸一郎・菜月チョビ)、構成・演出が岡村俊一。
出演は他に北村有起哉、宮川大輔、富岡晃一郎、森山栄治、大口兼悟、時東ぁみ、青谷優衣、三浦涼介、鷲尾昇、篠田光亮、青柳塁斗、Takuya、成清正紀、中川真吾、たくませいこ、ギャル曽根、小堀裕之、川谷修士ら。
結構人気のある人や有名な人もいるらしいけれど、「ギャルル」の二人を除けば知らない人ばっかり

そのせいなのか何なのか、これまでアマチュアに毛の生えたような小規模なものから、豪華なメンバーを揃えた大規模なものまで何十本か舞台を見てきたが、今回ほど楽しめなかったことはなかったかも。休憩時間を含めても2時間10分程度の短さじゃなかったら、途中で集中力を切らせていたかも知れない。
主演二人のテンション高い早口台詞の応酬も辛かったけれど、歌謡曲ネタを含めた笑えないギャグの数々、「必殺シリーズ」や「セーラームーン」の中途半端なパロディもうんざりだし、お話の基本構造は『ギャラクシー・クエスト』ソックリで、下敷きにしているのは宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』だという徹底した借り物振りには呆れてしまった。
妻子に愛想を付かされている中条、母を捨てた父を許せないひかるの、家族再生のしんみりしたドラマ部分や、辛い現実から目を背けるのではなく、それを受け止めてこその幸せがあるのだという説教臭いテーマなど、無理に盛り込む必要はなかったんじゃなかろうか。それがなければ、バカバカしいものの明るく楽しめるミュージカルになったと思うんだけども・・・。

ところで今日の公演は、DVD用の収録が行われるということで客席にも何台かのカメラが設置されていたが、台詞のとちりも何箇所かあり、しかも後半は出演者のマイクトラブルがあって雑音が大きく入ったり、逆に音声を拾えなかったりということがあったのだが、さてどうするんだろう?
そのままリリースしちゃうのか、それとも今日の夜の部の公演(自分が観たのは昼の部)や他の日のものと差し替えたりして対応するんだろうか?
by odin2099 | 2007-08-11 19:37 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
いつの間にか三部作になってしまった『パイレーツ・オブ・カリビアン』の完結篇。もっとも4作目以降の製作も動き始めたという話もあるようなので、まだまだジャック・スパロウに会えるチャンスはあるかも知れないが、とりあえず一連のお話はこれでオシマイ(らしい)。

e0033570_8114749.jpg前作が完全に「次へ続く」という終り方だったのでどうなるかと思っていたが、のっけから「ジャバ宮殿かよ」と思うくらい『スター・ウォーズ』シリーズとのシンクロ度が高まっていた。もっとも途中から独自路線というか、キャラクターが沢山出て、裏切り者が出たり、各人が各人の思惑で勝手に動き回ってしまうから収拾が付かなくなってくる。
鳴り物入りで出てきた海賊サオ・フェン役のチョウ・ユンファなんて「え、これで終わり?」というキャラだし、設定上ジャック・スパロウはなかなか出てこないし、ウィル・ターナーは何を考えてるのか得体の知れないヤツになっちゃってるし、なんだか話に付いて行くのがやっと。
相変わらず上映時間は長いしね。

結局印象に残ってるのは、エリザベスことキーラ・ナイトレイはやっぱり美人だなってことと、あとはバルボッサを演じたジェフリー・ラッシュが、一番の儲け役になってるってことだろうか。

e0033570_23585519.jpgそれにしても今回、今までシリーズを引っ張ってきたレギュラー・キャラクターが案外あっけなく退場してしまう。未見の人もいるだろうから誰のことかは伏せておくけれど、もっと引っ張ればいいのに勿体無いと思う人がチラホラ。最後にどんでん返しがあるかと淡い期待も抱いていたけれど、やっぱりダメだった。

そしてエンディング。自分にとっては到底ハッピー・エンドとは呼べないもので、もっとスッキリした大団円を期待していただけにガッカリ。これならば1作目だけで終っていた方が良かったのかも。
シリーズが継続してもウィルとエリザベスはもう登場しないという噂だが、さもありなん。あの楽しい大冒険は、やっぱり1作目だけのものだったのかなぁ・・・
by odin2099 | 2007-08-11 00:01 |  映画感想<ハ行> | Trackback(32) | Comments(8)
報道部に務めていた新聞記者が芸能部へと異動。それを切っ掛けに歌舞伎の面白さに目覚めていく。素人ならではの疑問を持ち、その素人目線での歌舞伎入門書を、ということで書かれた一冊。

e0033570_21361860.jpg確かに最初の方はそういう構成になっているのだけれども、途中から歌舞伎の解説に託けた思い出話などの比重が大きくなってきているようで、看板に偽りあり?
一風変った歌舞伎の解説本の類を読んでみたいなとこの本を手に取ったのだけれども、これなら普通の初心者向け解説本を選んだ方が良かったのかも。

実際自分は歌舞伎の初心者ではなく、「あぜくら会」の鑑賞教室などを含めて何度か足を運んでいるものの、文楽や狂言を含めて未だにのめり込むには至らないという半端者。
この際、再入門してみようと思っていたのだけれども当てが外れた感じ。むしろ素直に生の舞台を観に行った方が良いのかなぁ・・・。
by odin2099 | 2007-08-10 21:36 | | Trackback | Comments(4)
e0033570_8123838.jpgハスブロ社の変形ロボットオモチャを題材にしたSFアクション映画で、監督はマイケル・ベイ、エグゼクティブ・プロデューサーにはベイの他、スティーブン・スピルバーグら計4人の名前が並んでいる。

このトランスフォーマー、元はといえば日本製で、タカラ(現・タカラトミー)が自社のオリジナルSF玩具「ダイアクロン」や「ミクロマン」を、アメリカで販売するためにハスブロと組んだのが始まり。これにマーベルコミックも加わってのコミック展開とTVアニメ版も作られ大ヒットとなったという経緯がある。
TVアニメ版の方も実製作はこれまた日本の老舗・東映動画(現・東映アニメーション)で、逆輸入される形で『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』と題して日本でも放送され人気を博した。以後、日米合作だったり日本単独製作だったりでアニメ作品が作られ、オモチャも現在まで20年以上にわたって継続してリリースされているというから息が長い。

e0033570_8125021.jpg僕は最初のTVアニメ版をリアルタイムで観ているが、当時は『機動戦士Zガンダム』などでリアルタイプのロボット物が全盛期だっただけに、善(サイバトロン)と悪(デストロン)がキッチリと色分けされた世界観や、ロボット同士がぶつかり合うだけの単純なストーリーがファンには受けていたと記憶している。
もっとも自分は、「ミクロマン」よりは一つ前の「変身サイボーグ」世代なだけに(?)、何となく馴染めないものを感じていて途中でフェードアウトしてしまったのだが。

そんなこんなで「トランスフォーマー」には思い入れもないし、先に観た人の評判を聞いてもあんまり芳しくなかったので、それこそ期待値「0」で観たのだけれども、これがなかなか面白い。
e0033570_813178.jpgといっても上映時間は長いし(2時間25分もある)、キャラクターが沢山いる割りに機能してないし、中途半端なギャグ・シーンはなかなか笑えないし、という具合に上手く出来てる映画じゃ決してないと思うのだけれども、全体的なノリというか、クライマックスへ向けての気持ちの高め方はお見事。なかなかバカにしたもんじゃない。かなり好戦的でアメリカ万歳な内容なのには眉をひそめる人も少なくないんだろうけれど。

ところで正義側のトランスフォーマー、オートボット(サイバトロン)のリーダーであるオプティマス・プライム(コンボイ司令官)の声は、オリジナルのアニメ版同様にピーター・カレンという人が担当しているのだそうだけど、僕が観た吹替版でも何とオリジナルの玄田哲章!これは嬉しい配慮だ。
by odin2099 | 2007-08-10 06:23 |  映画感想<タ行> | Trackback(51) | Comments(14)
これまでも結構色々なシリーズを集めてますけれど、また新しいものが出てるんですね。
みゆみゆさんのブログで教えて頂きました。
今回は「47都道府県 うまいは甘い。 生茶パンダマスコット」だそうで、全48種。
ん?数が合わないような・・・?
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ま、さすがにコンプリートは無理だと諦めてますけど、どこまで集められるかな~?
今のところは8種類。
7「福島 喜多方ラーメン」、9「栃木 いちご」、22「静岡 桜海老」、
32「島根 和菓子」、33「岡山 マスカット」、34「広島 お好み焼き」、
37「香川 かまたま」、
そして48「東京 生茶」。これが番外編ですな。
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脱力系のキャラだと思うんだけど、毎回なんか惹かれてます。
by odin2099 | 2007-08-09 21:35 | 雑感 | Trackback(1) | Comments(2)
平凡なサラリーマンのマットは、地下鉄で知り合ったジェニーという女性と恋に堕ちるが、実は彼女はスーパーパワーを持った正義の味方Gガールだった! 最初は驚き喜んでいたマットだったが、やがて性欲旺盛で嫉妬深いジェニーに恐れをなし、同僚のハンナへと気持ちが傾いてゆく。そんなマットを許せないジェニーは、そのスーパーパワーで彼や彼の周辺に嫌がらせを始めるのだった。一方、Gガールの天敵と自称する超悪玉のベッドラム教授は、彼女のスーパーパワーを奪うべくマットに接近を図ってゆく・・・。

e0033570_22154445.jpgユマ・サーマンがスーパーマンのパロディ的ヒロインに扮したラブコメディで、彼女が惚れる相手はルーク・ウィルソン。その同僚ハンナをアンナ・ファリスが演じ、宿敵ベッドラムはエディ・イザードが怪演。脚本ドン・ペイン、監督はアイヴァン・ライトマン。

どういう訳かこの作品のユマはさっぱり美人に見えない。役柄のせいもあるんだろうが、顔怖すぎ! 
おかげでちっともジェニーに感情移入出来ないので、単なるストーカー女が大暴れしてるとしか思えず、本来ならばカラッと陽性な映画なんだろうけれども、凶暴性を持った勘違い女に惚れられたマットがただただ気の毒だ
対照的に可愛く撮られているのがハンナ役のアンナ・ファリス。ただの脇役にしてはやけに出番が多いなぁ、とか思っていると終盤は大活躍!
実は真のヒロインは彼女の方?

というわけで、ユマのファンなら楽しめるのかも知れないけれど、自分にとってはイマイチ期待はずれ。ラストのちょっと捻ったハッピー・エンドは結構好きだけど。
by odin2099 | 2007-08-08 22:16 |  映画感想<サ行> | Trackback(22) | Comments(4)
『仮面ライダー』や『ドラゴンボール』、『北斗の拳』、『レインボーマン』、『ふしぎの海のナディア』、『デス・ノート』、『バビル2世』、「007」シリーズ等々を引き合いに出しながら、「世界征服」は本当に出来るのか?を大真面目に論じた一冊。
何のために世界征服するのか、世界を征服するとはどういう状況か、世界を征服するとどういう旨みがあるのか、と事細かに論じていくと、結局は歴史の話と政治の話になるわけで、軽~く読める本を探していた人はちょっと当てが外れるかも知れない。
ただ知的好奇心は充分に満たしてくれる一冊なので、題名だけで敬遠せずに一読されることをお勧めする。店頭で未だに平積みされているのは伊達ではない。
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by odin2099 | 2007-08-07 23:21 | | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_8152627.jpg東シナ海の孤島で、謎の科学者ドノヴァンが主催する”デッド・オア・アライブ(DOA)”が開幕。これは世界最強の格闘家を決めるトーナメント大会なのだ。
女子プロレスラーのティナとその父親、女泥棒のクリスティ、その相棒のマックスらが招待され、優勝賞金1000万ドルを争うことになったが、その中には去年の大会に参加したものの行方不明になった兄ハヤテを探す抜け忍のかすみ、彼女を護衛するために参加した忍者ハヤブサ、更には、掟に従い一族を裏切ったかすみを始末するべく派遣されたくノ一のあやねの姿もあった。
しかしその大会の裏には恐るべき陰謀が秘められていたのだ。

美女が水着姿でアクションを披露!
日本製のアニメーションではよく見かけるシチュエーションだけれども、これを実写でやってしまったのが凄い。それだけでもこの映画はOK!映画館へは行きそびれたのが残念。
ジェイミー・プレスリー、ホリー・ヴァランス、サラ・カーター、デヴォン青木、ナターシャ・マルテと揃った美女たちは若干微妙ではあるものの、総体的には『チャーリーズ・エンジェル』よりはレベルが上か? 上映時間が短い(86分)のでそれぞれのキャラクターの描き込みは足りない面もあるけれど、見えそで見えないセクシーさは下品にならないギリギリの線。
彼女達は撮影開始前に3ヶ月間の特訓を受けたということだが、CGとワイヤーワークでそれらしく見えてしまうのだから技術の進歩というものは素晴らしい。勿論、監督のコーリー・ユンがアクションの見せ方を心得ているということもあるのだろうけれども、その反面でケイン・コスギのような本来動ける役者は損をしているとも言える。

e0033570_613153.jpg大ヒットゲームの映画化ということなのだけれども、その存在は知らなかった。ゲーム版のデザインを見ると、何とかそれを実際の役者に引き移そうというスタッフの努力のあとが窺える。このあたりは、同じゲーム原作の『モータル・コンバット』や『バイオ・ハザード』を監督としてヒットさせたプロデューサー、ポール・W・S・アンダーソンの力が大きいのかも知れない。もっともスタッフが声高に主張するほど、元のキャラに似てるとは思えないのだけれども。

ストーリーは取り立てて語るほどのものじゃないし、目の肥えたファンにはアクション・シーンが温いだろうし、例によって原作ファンは不満タラタラのようだけれども、予備知識ナシでセクシーな女の子たちの大暴れを楽しめればそれで良し。悪役はエリック・ロバーツで、身体張ってます!
個人的にはホリー・ヴァランス(一応彼女の本業は歌手だよなぁ)のファンなので、これはこれで満足。続編作ってくれないかな。
by odin2099 | 2007-08-06 06:02 |  映画感想<タ行> | Trackback(19) | Comments(8)
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