そんな中で新たな企画が始動。今度俎上に載せられたのは、『スター・ウォーズ』の元ネタとしても知られている『隠し砦の三悪人』だ。
主人公を侍大将から農民(今回の作品では山の民)へシフトし、嵐の松本潤が宮川大輔とコンビを組む。オリジナル版で三船敏郎が演じた侍大将は阿部寛、ヒロインの雪姫には長澤まさみというキャスティング。監督は先に『日本沈没』でリメイク映画経験のある樋口真嗣。
来月クランクイン、公開は来年5月10日。薄っぺらな超大作にならないことを祈ろう。
といっても実は自力ではなく(汗)、「残り一個!」と騒いでおりましたところ、お世話になってる「みゆみゆの徒然日記」のみゆみゆさんから、「ダブってるのでお譲りしましょうか?」とのお優しいお申し出。
それにガバーっと飛びつきまして、先日こちらへ上京されるというスケジュールの合間を縫って、有り難く頂戴したという次第であります。
写真ちっちゃいけど、では全48種類のご紹介♪











47都道府県ですが、東京が2つあるので48種類なんですな。

いやぁ~、ホントにお世話になりまして有難うございました。
ささやかながら、こちらでのお披露目を持ってお礼に代えさせて頂きます。
イギリスとドイツの間で結ばれた「フライジング条約」の条約文を、秘密結社が狙っているとの情報を得たイギリス政府高官マイクロフト・ホームズ。この条約が漏れると、ヨーロッパ各国が大混乱に陥ることは必至だ。ホームズは秘書のパターソン・ガスリーを結社内に送り込み、自らも条約を守るべく敵地へと乗り込んでゆくのだが・・・。

シャーロックの方は存在を匂わせる程度で全く登場せず、原典では「動かない」と表されているマイクロフトがガスリーと一緒に大冒険を繰り広げるのだが、これにはシャーロッキアンならずとも違和感が残るのではなかろうか。目先を変えたつもりなのだろうが、これではキャラクターが別物になりすぎだろう。ガスリーの上司がマイクロフトである必然性が感じられない。
それでも冒険小説としてはなかなか楽しめるのだけれども、肝心の「フライジング条約」がどんなものなのかピンとこないし、結社が何者なのかもわかりづらいのは惜しい。今のところシリーズ化され4巻まで刊行されているらしいので、これ以降の作品ではキャラクターの知名度に頼りすぎていない作品になっていると良いのだが。

○○の伝承がどこそこにある、××は△□で知られている、といった類の情報が盛り込まれていて、ちょっとした地図やオススメ散策コースなんかも紹介されています。
こういう本を読むと、ホントに京都に行きたくなっちゃうんだよなぁ。一週間ぐらいブラブラ過ごしてみたいけど、今の生活続けてる以上ちょっと難しいだろうし、あー、困ったもんだ。
原題は『オクトーバー・スカイ』なのだが、邦題は『遠い空の向こうに』。詩的で良い感じだとは思うものの、やや通俗的で作品内容からは離れている感も無きにしも非ず・・・。

周囲の無理解や父親との対立など様々な困難も、3人の仲間の友情や女性教師の後押しによって乗り越え、遂には町の人々も、そして父親までも変えてゆく・・・。
ここで描かれている親子の対立も、単に頑固者で無理解な父親と反抗的な息子との対立ではなく、自分の炭鉱夫としての仕事へのプライドと、息子への期待と不安を持つ父と、そんな父のことをどこかで理解しつつも、与えられたものではなく自分で見つけた夢を実現させたい子との対比であるため、ラストシーンでの、葛藤を持ちつつもお互いに近づこうとする2人の姿が感動的なのである。『スタンド・バイ・ミー』のような4人の少年たちの友情物語の面を強調して宣伝していたようだが、実は優れた家族ドラマでもあるのだ。ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパー共に好演。
それにしてもアメリカ人にとってのスプートニク・ショックというものは、なかなか理解し辛いものだ。

意識して読み始めたのは高校生ぐらいで、学校の図書館で「世界神話伝説体系」(一体全部で何巻本だったのだろう?)や筑摩書房の「世界の神話」などを片っ端から借りて読んでいた時期もありました。途中で挫折しましたけれども・・・。
で、そういう人間にとって有り難いのは、こういう手軽に色々な国の神話にまとめて触れることが出来る本で、先ずは世界各地の「天地創造神話」と「人類誕生神話」の相似点、相違点をまとめて取り上げ、その後で徐に各地の神話を紹介するという構成も良いと思います。「日本神話」「ギリシャ神話」「北欧神話(ゲルマン神話)」「インド神話」「マヤ・アステカ神話」と代表的な神話を一通り押さえてもいますし。
もうちょっとマイナーな神話について触れてくれても良かったんですが、あくまでも雑学中心の”軽い読み物”というスタンスですから、マニアックにこだわりたい人はもっと専門的な本を読みなさい、ということでしょう。
ちなみにこの本、『ワクワクするほど面白い世界の神話』として出版されたものを、加筆・修正・改題したものだそうです。

『けっこう仮面』は映画やビデオで何度も実写化されているが、こと女優のレベルに関してはこの作品が最も高い。これだけのキャストを揃えられればもっと見映えのする作品が作れたんじゃないかと思うのだが、やはりこれはグラビアだからこそ出来ることなんだろうな。
撮影は宮澤正明で、永井豪が監修。流石に発売から3年以上経っているので、現在では出演した5人のうち3人までは引退しているようだ。
コナン・ドイルが亡くなる三年前に書かれた最後の作品を含む短編集で、ホームズ全集最後の単行本となったのが、この『シャーロック・ホームズの事件簿』だそうです。

ホームズ物といえばワトスンの一人称で語られる物語、というのがお決まりのパターンですが、珍しくホームズの一人称で書かれたものや三人称で書かれた作品もあるので、どことなく従来とは雰囲気が違います。ただホームズ物もこれだけ作品があるのだから、たまには目先を変えるのも悪くはないと思いますが、何となく結末もあっさりとしていて盛り上がりに欠ける印象も残るのは、さて文体のせいでしょうか、それともプロットの問題なのでしょうか。
さて、光文社文庫の<新訳シャーロック・ホームズ全集>もこれで8巻目。いよいよ残すところは長編『恐怖の谷』のみです。刊行予定は来年1月。段々と寂しくなってきましたね。

異色と言えば「摩訶不思議アドベンチャー」、「サザエさん一家」、「スキスキソング」、「ラヴ・スコール」、「キャンディ・キャンディ」、「アタックNo.1の歌」、「キャッツ・アイ」、「妖怪人間ベム」、「ハクション大魔王のうた」等々の選曲センスもかなり異色なんじゃないかな、と思います。
こうやってただCDを聴いていても楽しいことは楽しいですが、やっぱりこういうのは生で見て聴かないと本当の意味では楽しめないんでしょうね。

「駅の非常停止ボタンを押すとどうなる?」とか、
「中央線で起きたトラブルで山手線が停まる理由」、
「0番線、C番線・・・・・・ユニークなホーム番号がある」、
「JR東日本は発電所を持っている」、
「愛知高速交通『リニモ』の生みの親は日本航空だった」ナドナド、
こちとらマニアじゃないもので、この手の本はウンウン感心しながら読んでしまいます。
知っていても何の役にも立たない無駄知識から、鉄道の賢い使い方まで結構幅広く扱ってますので、ちょっとでも鉄道に興味がある人なら飽きずに読めるんじゃないでしょうか。
鉄道ファンには物足りないかも知れませんけど。