
ただちょっと気になるのは、ライナーノーツにあるメンバーの名前と、ジャケット等の写真に写ってるメンバーが何人か違うことですね。全部で15人いる内、コンサートやCD演奏はちさ子さん含めて12人のアンサンブルで構成している、というのがこのグループのコンセプトですけど、実際は何人いるんだろ?やっぱり脱退しちゃったメンバーもいるんだろうなぁ。結成にあたり参考にしたという女子十二楽坊も似たような感じだったけど、それともモーニング娘。の影響?
未だきちんとした言語を持たず、文明の曙の頃の我々のご先祖様と、それよりも時代を遥かに遡った太古の時代に地球上を闊歩したと思しき恐竜さんたちが共存しているという図は、一般的には「ありえねー」の一言で片付けられてしまうだろうけれど、それを示唆するオーパーツも存在することだし、これは”定説”の方が間違ってるんじゃないの? 少なくてもスクリーンの中では、そうじゃなくちゃつまらない。ということで楽しく鑑賞。

実は最初の方は結構だるいのだけれども、映画が始まって三分の一ぐらいが経った頃にラクエル・ウェルチが登場すると一気に目が覚める。
この映画、確かに見せ場はハリーハウゼンの魔法の手によって生き生きと描き出される恐竜さんたちにあることは間違いないのだけれども、全編通して楽しめるのは、半裸で動き回るラクエル・ウェルチのグラマラス・ボディ。”20世紀最高のグラマー”とは良く言ったものだ。前作『ミクロの決死圏』では助演扱いだった彼女も、この作品ではビリング・トップの堂々たる主演女優。出世したもんである。
というわけで、恐竜大好きな良い子のみんなにも、恐竜好きなフリをしてるだけの悪い子のみんなにも、等しくお勧めの一本。
ただ、あまりにも邦題から過剰な期待をしてしまうと、恐竜さんたちはそれほど出番が多くはないのでガッカリしてしまうかも・・・?


自分が立ち寄ったコンビニ数か店では、一度も見かけたことがないし・・・・・・。

また、みゆみゆさんに教えて頂いたところによると、ファミリーマート限定版もあるんだとか。
そちらはサッカー日本代表の応援グッズ(?)で「勝ちパンダマスコット」というものらしいけれど、覗いてみたファミマには限定版どころか、生茶パンダそのものがなかった・・・! 生茶は置いていたけど。
何だか口惜しいなぁ。


ホッキョクグマをはじめ、イッカクやカリブー、ホッキョククジラ、アザラシ、ザトウクジラ等々、一年を通じてそこに暮す生き物たちを捉えたネイチャー・ドキュメンタリー映画で、クマの巣穴の様子など本当にどうやって撮影したのだろうか、と思ってしまうような驚異的な映像が次々と目の前に繰り広げられます。
また雄大な北極圏の景色も堪能できますので、こういったジャンルが好きな人にはたまらない一本でしょうね。
ただそれだけでは終らず、最後には「地球温暖化に対する警鐘」が流れるのですが、こういったメッセージを付け加えるのが当世風なのでしょうか。
ありのままの姿を映し、見る人一人一人の感性に訴えかけるという作りの方が好感が持てるのですが如何でしょう。あまりにも直接的なメッセージは、説教臭くなってかえって逆効果のような気もしますが・・・。
この未曾有の事態に対処すべく、今日あるを予期して各分野のスペシャリストを集めて組織されたプロジェクト・チームが招集される。
主な登場人物は4人の科学者と医師、その助手たち、それに事件の鍵を握る2人の生存者のみ。そして舞台は、地下に建設された秘密の研究施設にほぼ限定された異色のSF映画。
原作はマイクル・クライトンの『アンドロメダ病原体』で、主役4人の名前や性別(1人だけ女性に)、役廻りを微妙に変えながらも、概ね忠実にスクリーンに移し変えた。良し悪しは兎も角、各キャラクターが原作よりも人間くさくなってはいる。

重要な小道具であるコンピューターの描写には時代の流れを感じさせられるが、当時としてはかなり斬新なはず。というよりもクライトンの発想に、ようやく時代が追いついたということなのだろう。
未知の生命体の核心に迫るクライマックスと、作動してしまった研究施設の自爆装置を解除するタイム・サスペンスは映画ならではのもので、小説を読む分には今一つ伝わりきらない緊迫感が正攻法で描写されている。
ただし相対的に知的好奇心(特に理数系の)に訴えかける内容なので、ディティールの積み重ねに対して集中力が持続しない人には辛い映画かも知れない。
オリジナルは130分。これを長いと感じるか、適当と受け取るかで評価は分かれるだろう。
クライトン作品の情報量を消化するにはこれでもまだ足りないくらいなのだが、個人的にはTVの映画枠(正味90分程度)で見たヴァージョンの方が面白く感じられた。これには家弓家正、真木恭介、中西妙子、中田浩二、島宇志夫、勝田久、八奈見乗児、塩見竜介、鈴木弘子ら吹替えメンバーの好演もあってのことだが(DVDに収録されているのは堀勝之祐、中庸助、片岡富枝、小室正幸、品川徹、目黒未奈、藤本譲らが担当した新録版)、文系の自分にとっては字幕を追い続けているのは苦痛だったからという理由もある。
監督はロバート・ワイズ、特撮を担当しているのは『2001年宇宙の旅』や『未知との遭遇』、『スター・トレック』で知られるダグラス・トランブル。
『アウトブレイク』などの作品を例に挙げるまでもなく、未知の病原体を扱った細菌パニック物とでも言うべきジャンルは、充分今日的な題材。現在のテクノロジーでリメイクしてみても面白いかも知れないと思っていたが、先ごろTVのミニ・シリーズとして実現。確か昨日か一昨日あたりに放送されているはず。
プロデューサーがリドリー&トニーのスコット兄弟で、監督はミカエル・ソロモン。おそらく日本でもそのうちBSかCSで放送されるか、DVDがリリースされるだろうが、予告編を観る限り、ストーリーもキャラクターもかなり変更されているようなので不安の方が大きいのだが・・・。
凡そ実現可能とも思えない荒唐無稽なストーリーだが、外科手術が不可能となれば直接乗り込んで何とかして欲しいという気持ちになるのは納得出来るし、宇宙だ、過去だ、未来だ、ということではない新たな冒険世界を開拓したのはアイディア。人間の身体の中という、誰も見たことのない神秘の世界を、タップリとスクリーン上に描き出してくれる。

また真偽の程は不明だが、シュルレアリスムで知られるサルバドール・ダリが美術面で一枚噛んでいるとの噂もある。いずれにせよ人体内の幻想的なセットは”Fantastic Voyage”(原題)に相応しいものだ。
またこの患者が重大な機密を持った東側から西側への亡命者であり、亡命を阻止しようとした東側の襲撃により重傷を負ったこと、潜水艇内でも妨害工作があり、チーム内の誰かが裏切り者の可能性があることなどスパイ映画のムードも持ち、丁度「007」ブームの影響下で作られたことを思い起こさせてくれる。
そして縮小技術自体も未完成であり、60分という時間制限が設けられている点もサスペンスを盛り上げている。
原作として名前が挙がっているのはオットー・クレメントとジェイ・ルイス・ビックスビーの二人だが、元ネタは当時アメリカで放映されていた、手塚治虫原作のTVシリーズ『鉄腕アトム』の1エピソードだとする説があるが、もはや真相は闇の中だろう。
ちなみにノベライズを担当したのは、SF界の巨匠アイザック・アシモフで、後にオリジナルの続編も発表している。監督は職人リチャード・フライシャー。
出演者はスティーヴン・ボイド、ラクエル・ウェルチ、エドモンド・オブライエン、アーサー・ケネディ、アーサー・オコンネル、ドナルド・プレザンスといった目面だが、注目すべきは紅一点のラクエル・ウェルチ。
この作品が実質的なデビュー作だったようで、キャラクターとしては決して大きなものではないのだが、一人だけ身体にピッタリとフィットしたウェットスーツを着用して観客の目を楽しませてくれる重要な役どころ。体内の海での活動中、彼女の身体に細胞組織が絡みつき締め上げるというシークエンスがあるのだが、その後はチーム総出で彼女の身体から細胞をむしりとるというシーンがとってもエロティック。勿論狙っての演出だろうが、どことなく出演者も嬉しそうだ。以前に観たときはこのシーンしか覚えていなかったくらいだ。
SF映画の舞台として新しい世界を開拓したのは良いのだが、手間隙が掛かるのか、それともストーリー作りに制約が大きいのか、ジャンルとしてはあまりヴァリエーションが広がらず、有名どころではジョー・ダンテ監督作品の『インナー・スペース』ぐらいだろうか。
ところがこの作品にも以前からリメイクの話があり、現在はローランド・エメリッヒ監督のプロジェクトとして進められている模様。しかもそのプロデュースを務めるのがジェームズ・キャメロンとあっては、これはかなり気になる気になる。

今度は「生茶パンダのスポーツ祭」、陸上、水泳、テニスにレスリング、アーチェリーやバドミントン、射撃、テコンドー、馬術etcと全24種。オリンピック仕様というわけですね。

しかし今度のやつには見慣れない顔が・・・。

実は小栗旬と綾瀬はるかもデザインに参加してるそうで、それぞれ4種類ずつ、計8種類が新デザインです。
でもねぇ、これって「生茶パンダ」とは別物じゃないの?

日本公開まで一ヶ月を切りましたが、公式ノベライズ本が発売。早速読んじゃいました。
作品の位置付けとしては<インディアナ・ジョーンズ>シリーズの4作目というよりも、第1作『レイダース/失われた≪聖櫃≫』の続編という感じがしますね。ヒロインのマリオンも再登場してきますし。ただ、年齢のことをぼやくのがちょっと淋しいですかね。
設定によればインディは1899年の生まれ。『レイダース』の頃は36~7歳だった彼も、1957年を舞台にした本作では57~8歳。流石に昔のようには行かないということなんでしょうがねぇ。ま、それでも演じてるハリソン・フォード本人(65歳)よりは若いんですが。

これが何人もの脚本家の手を経て、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグ、ハリソン・フォードの3人が納得したというお話なんでしょうかねぇ。中途半端にSF寄りになってるのもどうかなぁと思いますし、これは実際に映画を観てみないことには何ともなぁ。
あとこれはネタバレギリギリなのかも知れませんが、19年ぶりの新作ということもあって、インディとマリオン以外にいわゆる御馴染みさんが出てきません。演じてる役者さんが亡くなったり、他にも色々な事情があるのでしょうが、シリーズ物としてはこれはかなり寂しい事態ですね。相棒とか古くからの友人という名前の新しいキャラクターを出されても、すんなりとは受け止めにくいものがあります。
とはいうものの、インディアナ・ジョーンズ教授の復活そのものは諸手を挙げて歓迎したいものです。
『INDIANA JONES and the KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL』 ORIGINAL MOTION PICTURE SOUDTRACK

国内盤も来週だかに発売されますが、一足早く購入♪
ホントは買うつもりなかったんですが、ショップの店頭に並んでいるのを見たら、ついフラフラと・・・。
”Music Composed and Conducted by JOHN WILLIAMS”というわけで、音楽はもちろんジョン・ウィリアムズ。1曲目から「レイダース・マーチ」が炸裂します。いやぁ、この曲がないとインディが帰ってきたという感じがしませんね。
またサントラ盤では、しっかりと1作目の「マリオンのテーマ」も聴くことが出来ます。実際の映画を観てみないことには何とも言えませんが、どうやら巨匠健在のようで、これは楽しみです。

態度を軟化させようと再三試みるブレアですが、一向に頑なな姿勢を崩そうとはしない女王。しかし国民の不満が募り、遂には王政廃止論まで浮上するに至って、とうとうブレアの助言に耳を傾ける決意を固めるのですが・・・。
あれからもう10年以上になるのですねぇ。衝撃的なニュースでしたが、一方で「いつかはこんなことが・・・」という気がしていたのも事実です。
それにしても、どこまで事実に基づいているのかは知りませんが、ここまで王室や政府の内幕に迫った内容の作品も他にはないのではないかと思います。しかも歴史上の一ページというにはあまりにも最近の出来事で、関係者も健在です。難しい作品作りではなかったかと思うのですが、王室批判でもなく、またブレア首相を必要以上に祀り上げているのでもない微妙な匙加減で、ドラマとして非常に面白く組み立てられていると感じました。